Blog. 「ふたたび」「アシタカとサン」歌詞 久石譲 in 武道館 より

Posted on 2013/10/21

2008年に開催された「久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~」この記念すべき一大コンサートは久石譲が手がけた宮崎駿監督全9作品を一挙に演奏することも初の試みであり、その演奏者規模も1200名と歴史的、さらには名作たちの映像スクリーン付きという贅沢なひとときでした。

最近、このDVDや当時会場で買ったパンフレットを見返す日々です。「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」まで、宮崎駿監督が常に新しいことにチャレンジ、新しい世界に挑むと同じように、久石譲の音楽も、どんどん進化していった歴史でもあると思っています。

そしてそのチャレンジや新しいものを生み出すという試みは、こういったコンサート企画でも随所に反映され表現されています。冒頭の説明だけでなく、まだまだたくさんあります。

今までほとんど久石譲のコンサートでは演奏されてこなかった「魔女の宅急便」や、その他おなじみの曲も過去のコンサートの再演というよりも、その演奏形態やアレンジ、すべてが「現在進行中」、今の最高傑作をつくるという意気込みや姿勢が感じられるとても貴重な体験でした。

それらの中に、新しいvocal versionでお披露目された名曲たちがあります。ひとつは「千と千尋の神隠し」でクライマックスへ印象的に流れていた「ふたたび」。ひとつは「もののけ姫」で再生へのラストを感動的に演出していた「アシタカとサン」。

「久石譲 in 武道館」では、このどちらの作品にも大切な存在であったラストを飾る2曲に、歌詞をつけて歌うという新しい試みがされ、とても感動的でした。今となっては「久石譲 in 武道館」のDVD/ブルーレイでしか堪能できない貴重な音源ですが、そのコンサートパンフレットに、楽譜と歌詞が付いていたのも貴重な宝物です。

ほかにも、この「久石譲 in 武道館」のことはたくさん触れていますので、興味のある方はぜひそちらものぞいていだたけるとうれしいです。

こちら ⇒ Blog. 久石譲 「ナウシカ」から「ポニョ」までを語る
こちら ⇒ Disc. 久石譲 『The Best of Cinema Music』
こちら ⇒ Disc. 久石譲 『久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』
こちら ⇒ Blog. スタジオジブリ 宮崎駿監督 x 久石譲 ディスコグラフィー紹介 まとめ

 

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ふたたび vocal version 「千と千尋の神隠し」より
作詞:鈴木麻実子 作曲・編曲:久石譲

ずっとずっと昔に
触れたことのある あのぬくもり

暗い道に迷い込み
一人ぼっちで 泣いてた私

信じて進むと決めたときに
扉が開いた その先に光が
私を照らした

青空に羽ばたこう
つないだその手を 離さないで

あなたが照らしてくれた道を
今一人歩こう まっすぐ前を向いて
立ち止まらず

忘れないでいたなら
いつかまた会える そう信じてる

導いてくれたのは
いつの日もあなた 私の光
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アシタカとサン vocal version 「もののけ姫」より
作詞:麻衣 作曲・編曲:久石譲

はるか彼方に ねむる人よ
瞳とじればひろがる あの日のやさしい声

永遠の光が 土にかえるように
大地の ゆるしが とどくまで

しんじて ともに生きること
そして 生まれるつよさ

みあげて 遠くはなれても
心をひとつにむすぶ愛 希望のそら
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どちらもその作品世界から飛び立ったようなきれいな歌詞です。ちなみにそれぞれ今回のために作詞を担当されたのは、鈴木麻実子さん(鈴木敏夫プロデューサーの娘さん)麻衣さん(久石譲さんの娘さんであり歌手)です。

 

久石譲 in 武道館

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