Blog. 「かぐや姫の物語」 わらべ唄 / 天女の歌 / いのちの記憶 歌詞紹介

Posted on 2013/11/28

スタジオジブリ作品 高畑勲監督 最新作「かぐや姫の物語」。主題歌「いのちの記憶」は二階堂和美さんの澄んだ歌声が印象的です。そして映画本編で印象的に使われている「わらべ唄」と「天女の歌」は、なんと高畑勲監督自身の作詞・作曲です。

映画音楽は高畑勲監督と初タッグとなる久石譲によるものですが、この「わらべ唄」と久石譲作曲の琴をはじめとした旋律が見事に融合しています。サウンドトラックは上記すべての劇中音楽/主題歌が収録されていますのでそのあたりもじっくりと聴きどころです。

そしてサウンドトラック・ライナーノーツに、歌曲の歌詞が掲載されていますので「わらべ唄」「天女の歌」「いのちの記憶」 それぞれをご紹介します。

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わらべ唄(原詞)
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲

まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
春 夏 秋 冬 連れてこい
春 夏 秋 冬 連れてこい

まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
咲いて 実って 散ったとて
生まれて 育って 死んだとて
風が吹き 雨が降り 水車まわり
せんぐり いのちが よみがえる
せんぐり いのちが よみがえる

 

天女の歌
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲

まわれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 呼びかえせ
めぐって 心を 呼びかえせ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ

 

いのちの記憶
作詞・作曲・唄:二階堂和美

あなたに触れた よろこびが
深く 深く
このからだの 端々に
しみ込んでゆく

ずっと 遠く
なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが
終わる時が来ても

いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で

あなたがくれた ぬくもりが
深く 深く
今 遥かな時を越え
充ち渡ってく

じっと 心に
灯す情熱の炎も
そっと 傷をさする
悲しみの淵にも

いまのすべては
未来の希望
必ず 憶えてる
懐かしい場所で

いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で

いまのすべては
未来の希望
必ず 憶えてる
いのちの記憶で

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ちなみに、「わらべ唄」の歌詞にある「せんぐり」とは、京ことばで【次々に 順番に 順繰り】という意味だそうです。

「天女の歌」の歌詞にある「まつとしきかば 今かへりこむ」は、百人一首 中納言行平の句にも登場します。映画本編でも台詞としてありました。【本当にあなたが待っていてくれるなら、すぐにでもここへ帰ってきます】と。

どの曲も歌詞にもメロディーにも日本の美しい響きを感じます。

 

《《《 速報 》》》 2015.1.21
Disc. 久石譲・高畑勲 『かぐや姫の物語 ~女声三部合唱のための~』

 

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