Info. 2016/03/10 文春ジブリ文庫「ジブリの教科書 12 千と千尋の神隠し」発売

スタジオジブリ作品を多彩な執筆陣が紐解いていく文庫本シリーズの最新刊「ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し」が3月10日に発売。

観客動員歴代No.1作品の秘密に迫る!

興行収入三百億円超。米国アカデミー賞長編アニメ映画賞も受賞した、宮崎駿監督の代表作を、森見登美彦氏らが徹底的に解剖する!

神々の住む異世界に迷い込んだ少女・千尋の成長を描く2001年公開の本作は、日本映画の歴代興行収入記録第1位となり、世界各国でも大ヒットした。ベルリン国際映画祭の金熊賞や、アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞など、国内外で数多く受賞。世界の人々を魅了した作品を、森見登美彦、荒俣宏、姜尚中らが読み解く。

第12弾となる本書では、現在も日本歴代興行収入第1位の座を守り続ける「千と千尋の神隠し」を、監督・宮崎駿やプロデューサー・鈴木敏夫のインタビュー、エッセイなどを通し解説。イメージボードや設定画などが彩りを添える誌面には、新海誠の監督最新作「君の名は。」にも参加する作画監督・安藤雅司のインタビュー、柊瑠美や入野自由、菅原文太らキャスト陣のコメントなども収められている。

小説家の森見登美彦、精神科医で評論家の斎藤環、博物学者の荒俣宏らによるエッセイや評論も収録される本書。また三鷹の森ジブリ美術館で行われた「千と千尋の神隠し」の展覧会を宮崎が振り返るインタビュー、スタジオジブリの海外プロモートを担当する武田美樹子による国外での展開に対する論考なども挿入され、さまざまな角度から同作の魅力に迫る。

 

なお、本著に掲載されている久石譲インタビュー内容は、劇場版パンフレットに掲載されたものと同一となっている。ロマンアルバム・インタビューからではない。

 

【目次】

ジブリの教科書12
『千と千尋の神隠し』

ナビゲーター・森見登美彦 完璧なトンネル、イメージの国

Part1 映画『千と千尋の神隠し』誕生
スタジオジブリ物語
空前のヒット作『千と千尋の神隠し』
鈴木敏夫 この映画をヒットさせていいのか確信が持てなかった
宮崎 駿 不思議の町の千尋――この映画のねらい

Part2 『千と千尋の神隠し』の制作現場
[原作・脚本・監督] 宮崎 駿 この映画が作れて僕は幸せでした
油屋を訪れる神々たち
宮崎 駿 イメージボード・設定画セレクション
[作画監督] 安藤雅司 十歳の少女が持つ心の葛藤を描きたかった
[美術監督] 武重洋二 美術的にもこの不思議の町を楽しんでもらえたら嬉しいです
[デジタル作画] 片塰満則 ラストカットで拡がったCGの新しい可能性
[映像演出] 奥井 敦 『千尋』制作を通じて見えたジブリならではのデジタル映像
[音楽] 久石 譲 千尋の心情が引き立つように全体を構成
[主題歌〔作曲・歌〕] 木村 弓 心の中で心踊る夢を体験することが、現実を変えるエネルギーの元になる
[主題歌〔作詞〕] 覚 和歌子 この曲から世の中が変えられたら
『千尋』に命を吹き込んだ出演者たち
柊 瑠美(荻野千尋)/入野自由(ハク)/夏木マリ(湯婆婆・銭婆)/内藤剛志(お父さん)/沢口靖子(お母さん)/菅原文太(釜爺)

特別収録 宮崎 駿監督インタビュー 「人の描く力」を展示する

[海外プロモート担当] 武田美樹子 『千尋』で築いた海外公開のノウハウ、そして信念

Part3 作品の背景を読み解く
・viewpoint・
斎藤 環 カオナシの心には誰がいるのか?
姜 尚中 「千尋」が「千尋」であるために
阿部智里 千尋だった私たち
from overseas
ディディエ・ペロン プルーストの一ページのような
栗原 康 散って狂って、捨て身で生きろ――千と千尋の労働脱出
荒俣 宏 ヒトと妖怪の混浴風呂
佐伯順子 働け! 少女たち――千尋が得たもの、伝えるもの

出典一覧
宮崎 駿プロフィール
映画クレジット

 

公式サイト:文春ジブリ文庫 | ジブリの教科書 『千と千尋の神隠し』

ジブリの教科書 12 千と千尋の神隠し

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