Info. 2025/05/09 EXPO大阪2025 「久石譲:ピアノソナタ」世界初演 滑川真希(ピアノ)【5/18 update】

Posted on 2025/05/05

2025年5月9日、大阪・関西万博2025のヨーロッパ・デー開会式に合わせて滑川真希さんによるステージが開催されます。プログラムのなかで久石譲初のピアノソナタが世界初演される予定になっています。

 

EXPO Osaka – World Premiere: Joe Hisaishi “Piano Sonata”

EXPO Osaka, Hall “Ray Garden” / Osaka, Japan
FRI May 9, 2025, 11am & 3:30pm

Europe Day Opening Ceremony

World Premiere : Joe Hisaishi “Piano Sonata”
(composed for Maki Namekawa)

 

May 9th 3.15pm
EU Pavilion

as a project „Pianographique“
real-time visualizations by Cori O‘Lan
Piano four hands works with Dennis Russell Davies

Program:

W.A.Mozart
M.Ravel
Philip Glass
Hania Rani
Joe Hisaishi

公式サイト:EXPO Osaka – World Premiere: Joe Hisaishi “Piano Sonata” – maki namekawa
https://www.makinamekawa.com/expo-osaka-world-premiere-joe-hisaishi-piano-sonata/

 

 

2025.05.18 update

 

from Maki Namekawa Official Instagram

 

 

2025.05.10 update

EU5月9日ナショナルデー『ヨーロッパ・デー』記念イベント大坂・関西万博内で開催

会場には、全EU27ヶ国の代表者が一堂に会しヨーロッパ・デーを祝う。

さらにパフォーマンスショーも開催。まずは、ビジュアルアーティストのコリ・オラン氏、ピアニストの滑川真希氏とオーストリア・リンツ市運営の先端技術、科学等の教育文化機関アルスエレクトロニカによる音楽とデジタルアートを組み合わせたパフォーマンスとなり、滑川氏は『欧州の歌』となるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番の最終楽章をはじめ数曲を披露。その音色にあわせ、ステージ上のモニターに映し出された映像がさまざまに変化していくというテクノロジーと音楽の融合を臨場感たっぷりに魅せた。

出典:EU5月9日ナショナルデー『ヨーロッパ・デー』記念イベント大坂・関西万博内で開催 より抜粋
https://www.edgeline-tokyo.com/society/172832

 

 

【大阪・関西万博】久石譲さん楽曲も初披露!EU創設75周年「ヨーロッパデー」

from 大阪NEWS【テレビ大阪ニュース】公式YouTube

 

 

(up to here, updated on 2025.05.10)

 

 

 

About Joe Hisaishi “Piano Sonata”

2022年5月開催、滑川真希ピアノリサイタル(フィルハーモニー・ド・パリ)にて「Toccata」初演。

2024年7月開催、「久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.11」にて「久石譲:The Chamber Symphony No.3」世界初演。この作品についてプログラムノートより以下引用する。

 

The Chamber Symphony No.3

Ⅰ. Symphonia 8:00′
Ⅱ. Invention for two voices 7:00′
Ⅲ.Toccata 8:00′

2020年にピアニストの滑川真希さん、Philharmonie de Paris、Arts Electronica Festivalからの共同委嘱で作曲を開始したが、Covid-19のためコンサートが2020年に延期されたため楽曲の仕上げも2022年の春となった。

当初Sonatinenと題して3楽章の楽曲として完成したが、作曲が遅かったせいで初演は第3楽章のToccataのみとなった。誠に反省しているのだが、その時の真希さんのパフォーマンスはパリの観客を完全に魅了した。

そして今年Music Future用に書き直せないか?と思いつき、1月より編曲を試みたが、実際原曲自体も修正して全く別の作品に仕上がった。そこでタイトルもChamber Symphony No.3(室内交響曲第3番)とした。

4月には完成したが、元々ピアノのソロという制約もあったので同時に多くの要素を入れることはできなかった。そのため2声部を基本に作曲したので(のちに3声部に変えたため作曲が大幅に遅れた)それを活かせる方法として僕のSingle Track Musicという単旋律を基本としたオーケストレーションを導入した。その説明は省くが、その方法によりピアニスティックなパッセージとうまくマッチして立体的な楽曲に仕上がった。

全3楽章、約22分の作品となった。

 

 

Posted on 2025.05.05

from 久石譲本人公式インスタグラム

 

from 滑川真希公式インスタグラム
https://www.instagram.com/maki.namekawa/?g=5

 

 

 

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