Info. 2025/07/02 [TV] NHK「午後LIVE ニュースーン」久石譲出演!! 【7/4 update】

Posted on 2025/07/02

NHK「午後LIVE ニュースーン」出演のお知らせ

NHK総合の報道・情報番組「午後LIVE ニュースーン」
7月4日(金)17時台のトークコーナー「トークシュン」に久石譲が登場いたします。

久石が新たに挑戦していること、今年7月〜8月に実施するコンサートについてなど、様々にお話しします。ぜひご覧ください。

NHK総合「午後LIVE ニュースーン」番組の詳細はこちら
https://www.nhk.jp/p/ts/J16986GZ34/

※放送内容は予告なく変更になる場合があります。

(久石譲オフィシャルサイト ニュースより)

 

 

2025.07.04 update

番組内容(約15分コーナー)

♪Ask me why
『君たちはどう生きるか』より
※イントロ

♪人生のメリーゴーランド
『ハウルの動く城』より

スタジオジブリ作品

♪Symphony No.2
作曲:久石譲

クラシック音楽も作曲

世界中からオファー殺到

「まだこの歳になっても何もできていない」

「全然ダメじゃん」

「結局ひと晩中消しゴムで消したりしている」

「夜中3時ぐらいまで勉強して朝また作曲する」

 

世界で活躍する音楽家 久石譲さん(74)

映画音楽の原点「キネマ館」

「小学校に入る前から小学校1~2年ぐらいまで年間300本ぐらい映画を見ていた」

高校の教員だった父の見回りに付いて映画館へ

「やっとテレビが普及しだしたころ」

「家庭にある電気蓄音機はそんなにいい音じゃない」

「映画館のほうが大きい音でしっかりしていた」

「週2回は映画館に夜遊びに行く」

「チャンバラ映画、ちょっと暗い映画、ありとあらゆるもの、西部劇とか来たものをみんな見ている」

 

現代音楽でデビュー

33歳 映画音楽を初制作

『風の谷のナウシカ』(1984)

♪鳥の人
『風の谷のナウシカ』より

「映画館で育ったみたいなもの」

「どうやったら映画音楽が書けるか一切考えたことがない」

「蓄積がいっぱいされたせいなのかあまり気にせずすぐ映画音楽ができた」

 

♪Summer
『菊次郎の夏』より

映画音楽へのこだわり

「それは確かにスイッチ入れちゃう」

「映画って冒頭の1分見たらいい映画か悪い映画かすぐ分かる」

「あまりよくない演出の方と組んでもそれをカバーできるように自分がどこまでやれるか、そういうモードに入っちゃう」

「自分のやってる映画はこのレベルは絶対キープする」

「音楽で補えるところは全部補おう」

海外でも高評価

2017年初めての海外公演

「自分の音楽がどのくらい世界に通用するのか」

「いくつかあるプログラムのひとつが『スタジオジブリ フィルムコンサート』」

ウェンブリースタジアム(ロンドン)

マディソン・スクエア・ガーデン(ニューヨーク)

パリ・ラ・デファンス・アリーナ

「世界中の人が待っていてくれてすごく喜んでいただいた」

「これはすごくありがたい」

 

♪海の見える街
『魔女の宅急便』より

今月16日・17日
『スタジオジブリフィルムコンサート』ツアー最終公演

「最初武道館でやったけどそれ以降は一切やっていなかった」

「そろそろ締めとしてやるといいんじゃないかな」

「もう二度とやらないわけじゃない」

「このツアーのファイナルとして一旦締めます」

「あとはローマのコロッセオだとか月面でやってくれとかなったらもちろんやるかもしれません(笑)」

 

今後の日本公演
7月16日・17日 「スタジオジブリフィルムコンサート」
7月24日・25日 「オーケストラコンサート」
8月23日~27日 「祈りのうた2025コンサート」

5月~9月スケジュール
6か国16カ所でコンサート

 

70歳で新たな挑戦

「作曲家目線でもう一回クラシックを見つめ直す」

「新しくクラシックをクリエート(創造)するつもりでクラシックをやっている」

 

”新”(ニュー)クラシック

(クラシック音楽というとハードルが高い)

(勉強しないと聴きに行けない)

「これは難しい」

「寝るよ 長いもん」

「長いし大変だからある程度接しないとよさが分からない」

「よさが分かりだすと楽しみ方が分かる」

「それまでにはちょっと時間がかかる」

 

♪交響曲第7番(ベートーヴェン)
ミューザ川崎シンフォニーホール

70歳 クラシックの指揮に本格挑戦

英国ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

日本センチュリー交響楽団

 

作曲へのヒント

「作曲をする行為は自分からアウトプットしている」

「勉強しないと入ってこない」

「指揮をするとオーケストラに仕込まないといけない」

「プロ相手に教えるのは大変」

「譜面を勉強して覚えないとオーケストラの指揮はできない」

「こう書いてあるとかこことここはまずいとか」

「『君をのせて』みたいな曲」

「和音とか伴奏系とか別のメロディーがいっぱい入っている」

「自分は作曲家だからほかの人の曲を聴いてもメロディー以外の部分にどれだけ一生懸命書いているか分かる」

「そうするといい意味でインプットできる」

 

8時 起床
午前 作曲
午後 オフィスで仕事か散歩
夕方 作曲
夜 夕食
  仮眠
  クラシックの勉強
3時 就寝

 

「新しいクラシックのアプローチ」

「結局ひと晩中消しゴムで消したりしている」

「また書き直して」

「まだこの歳になっても何もできていない」

「ひとつひとつの仕事がよりよくなりたい」

 

散歩

「家の周りや東京から離れた仕事場を大体1時間~1時間半ぐらい歩く」

(歩いてるとき音楽は)「絶対聴かない」

「少し田舎に行ったら鳥の声やいろいろな音が聞こえる」

「自然の摂理と同じように」

「その音がどうやったら自然に動いていけるか」

「無理くり「自分の曲やで」と書くのではなくそれが生きるようにどう書くか」

「できるだけ自然に近い無理のないかたちで誰もが受け入れられるものを目指す」

「本当に難しい」

「バッハの音楽はそういうところがある」

「自然に変に思いが強くもなく」

「自分にとってそういうのがすごく理想」

「そのためにはもうちょっと実力をつけないといけない」

 

♪The End of The World
作曲:久石譲

(人生の夢は?)

「ハワイにオーケストラがある」

「来年そのオーケストラからやっと誘ってもらって行ける」

「南国の島のオーケストラの指揮者のポストを取って1年の半分はゴルフ、そのまま(クラブで)指揮する、それはないですね(笑)夢ですね」

「短パンでタラタラ行ける」

「それは最高」

 

(番組よりテロップ/インタビュー書き起こし)

 

 

 

 

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