Info. 2016/夏 「アートメントNAGANO 2016」 久石譲関連&チケット情報 続報!!

長野市から発信する夏の音楽フェスティバル「アートメントNAGANO 2016」 の詳細が発表されました。長野市芸術館の3つのホールをはじめ、善光寺本堂や松代にある真田邸、寺町商家、また、街中のいたるところでお祭りムードを盛り上げるたくさんの企画が用意されています。

今後、夏本番まで、とっても素敵な公演チラシがいろいろな場所で配布されていきます。長野市が全国に向けて発信する我が街の音楽祭に、ぜひご来場ください!!

 

ここでは久石譲コンサート情報のみを抜粋しています。予めご了承ください。フェスティバル全企画詳細は下部ご参照ください。

 

“Info. 2016/夏 「アートメントNAGANO 2016」 久石譲関連&チケット情報 続報!!” の続きを読む

Info. 2016/03/15 [CM] 「ザ・プレミアム・モルツ『マスターズドリーム2016』篇」 オンエア開始

2016年3月15日から、サントリー ザ・プレミアム・モルツ「マスターズドリーム2016篇」CMオンエアがスタートしました。

商品名:ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム
オンエア開始日:2016年3月15日
書:武田双雲
ナレーター:野村萬斎
音楽:久石譲 「Dream More」 ※未CD化作品

 

“Info. 2016/03/15 [CM] 「ザ・プレミアム・モルツ『マスターズドリーム2016』篇」 オンエア開始” の続きを読む

Info. 2016/06/05 「フィリップ・グラス来日公演 THE COMPLETE ETUDE」 久石譲出演決定

パルコ・プロデュース、「THE POET SPEAKS/THE COMPLETE ETUDES フィリップ・グラス&パティ・スミス来日公演」が2016年6月4日(土)、5日(日)に開催予定。

巨匠フィリップ・グラス11年ぶりの来日公演。パティ・スミス、村上春樹らとの豪華コラボレーションが実現。ピアノパフォーマンスの集大成「THE COMPLETE ETUDES」も上演決定。2日間の公演企画のうち、5日(日)に久石譲出演が決定。

 

パルコ・プロデュース
THE POET SPEAKS/THE COMPLETE ETUDES
フィリップ・グラス & パティ・スミス 来日公演 “Info. 2016/06/05 「フィリップ・グラス来日公演 THE COMPLETE ETUDE」 久石譲出演決定” の続きを読む

Info. 2016/03/10 文春ジブリ文庫「ジブリの教科書 12 千と千尋の神隠し」発売

スタジオジブリ作品を多彩な執筆陣が紐解いていく文庫本シリーズの最新刊「ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し」が3月10日に発売。

観客動員歴代No.1作品の秘密に迫る!

興行収入三百億円超。米国アカデミー賞長編アニメ映画賞も受賞した、宮崎駿監督の代表作を、森見登美彦氏らが徹底的に解剖する!

“Info. 2016/03/10 文春ジブリ文庫「ジブリの教科書 12 千と千尋の神隠し」発売” の続きを読む

Disc. 久石譲 『家族はつらいよ オリジナル・サウンドトラック』

2016年3月9日 CD発売 UMCK-1538

 

2016年公開 映画「家族はつらいよ」
監督:山田洋次 音楽:久石譲 出演:橋爪功 吉行和子 他

 

 

国民的映画 『男はつらいよ』から『家族はつらいよ』

「男はつらいよ」シリーズは、1969年から1995年まで計48作品にわたって公開された、国民的シリーズ映画。観客動員数はのべ8000万人以上、時代が変わっても色あせない永遠の喜劇として、現在も多くの人に愛され続けています。本作は、その「男はつらいよ」の生みの親である山田洋次監督が、新たに取り組んだ喜劇作品。日本中に笑顔と感動を届け続けた”寅さん”に通じる家族の物語が、ついに到来します!

 

映画「東京家族」(2013)のキャスト8人が再結集。「この最高のアンサンブルで、今度は現代の家族を”喜劇”で描きたい」という山田洋次監督の強い想いの下に、新たに豪華キャストも加わり、このメンバーでしか紡ぎ出せない最高の喜劇が完成。

 

 

コメント

今までコミカルな場面の音楽を作曲することは多々ありましたが、本格的な喜劇は初めてでした。喜劇映画の音楽は、どうしても伴奏音楽になりがちです。テーマ曲やその他の旋律がしっかりと劇に絡み、単なる伴奏ではなくきちんと映画と融合する音楽を目指しました。ホンキートンク・ピアノ(※)を使ったところ、山田監督も気に入られ、結果、その音が本作の色にもなったのがとても嬉しかったです。喜劇というのは、ある意味、悲劇の裏返しだと思います。ドタバタの中でも人間の哀しみが滲み出るような、俯瞰で見る神のような視点も必要。その点でもうまくいったと思います。

※1930~40年代頃のジャズの前身の頃によく使われ、少しチューニングが狂ったような調子っぱずれの音色を出す。

(コメント ~映画「家族はつらいよ」劇場用パンフレット内 久石譲コメントより)

 

家族はつらいよ パンフレット

(パンフレット)

 

 

山田洋次×久石譲のタッグは、「東京家族」(2013)、「小さいおうち」(2014)に続いての3作目。山田洋次監督の20年ぶりの喜劇に対して、久石譲にとっても本格的な喜劇映画の音楽担当は初となる。

楽器編成のクレジットにもあるとおり、ホンキートンク・ピアノやパーカッションを効果的に使用した、小編成かつ短いモチーフの楽曲構成となっている。

 

 

補足

豪華俳優陣は『東京家族』(2013)と同キャストの再集結であり、久石譲の音楽担当も『東京家族』『小さいおうち』に続いて3作目となる。なお撮影は2014年9月から11月に行われている。また第28回東京国際映画祭(2015年10月開催)にて上映されている。

このことからも久石譲音楽制作は2015年前半もしくは2014年にはすでに完成していることになる。いよいよそれを聴くことができるのが2016年3月ということである。

 

 

家族はつらいよ オリジナル・サウンドトラック 久石譲

1. はじまり はじまり
2. 家族はつらいよ オープニング
3. なんだこれ
4. 憲子さん
5. 八つ当たり
6. ご帰宅
7. ラブ・ストーリー
8. ヒガイシャ
9. 夫婦になりたい
10. 探偵事務所
11. 心配
12. こりゃどうも
13. 哀れな父さん
14. 潜入調査
15. ま・さ・かの再会
16. 級友
17. 本気なのよ
18. やけ酒
19. 家族会議
20. 富子の告白
21. サラリーマン
22. 髪結いの亭主
23. これが目に入らぬか!
24. ためらい
25. もしものとき
26. 孫
27. 「ハーイ」
28. 空っぽの部屋
29. 義父へ
30. 周造の告白
31. 家族はつらいよ

All Music Composed, Arranged and Produced by Joe Hisaishi

Conducted by Joe Hisaishi

Performed by
Flute & Piccolo:Yuna Okubo
Clarinet:Masashi Togame
Bassoon:Mina Higashi
Trumpet:Sho Okumura
Trombone:Kanade Shishiuchi
Percussion:Marie Oishi
Guitar:Akira Okubo
Bass & Contrabass:Jun Saito
Drums:Yuichi Togashiki
Piano & Honky Tonk Piano:Febian Reza Pane
Strings:Manabe Strings

Recorded at Victor Studio
Mixed at Bunkamura Studio

 

Info. 2016/03/09 久石譲「家族はつらいよ オリジナル・サウンドトラック」 発売

2016年3月12日~全国ロードショー公開される山田洋次監督が贈る、待望の喜劇「家族はつらいよ」のオリジナルサウンド・トラック盤。

『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』などの名匠・山田洋次監督によるコメディードラマ。結婚50年を迎えた夫婦に突如として訪れた離婚の危機と、それを機にため込んできた不満が噴き上げる家族たちの姿を描く。

“Info. 2016/03/09 久石譲「家族はつらいよ オリジナル・サウンドトラック」 発売” の続きを読む

Blog. 映画『小さいおうち』(2014) 久石譲インタビュー 劇場用パンフレットより

Posted on 2016/3/6

2014年公開 映画「小さいおうち」
監督:山田洋次 音楽:久石譲 出演:松たか子 他

 

映画公開にあわせて販売された映画公式パンフレットより久石譲インタビューをご紹介します。

 

 

インタビュー
音楽 久石譲

この映画の真の主人公はタキ。
彼女が生き抜いてきた時代や心の中に抱えてきたこと。
タキの”目線”を中心に、音楽全体を構成しました。

-山田洋次監督作品を担当なさるのは、『東京家族』に続いて今回が2度目ですね。

久石:
『東京家族』の時は、初めての山田監督作ということで、こちらも少し緊張していた部分があったと思います。今回は打ち合わせの最初の段階から、とてもスムーズに作曲が進みました。あまりにスムーズなので、逆に心配になったくらいです(笑)。映画音楽全般について(『東京家族』公開後の2013年1月に)山田監督と国立音楽大学で対談させていただいたことも、監督とのコミュニケーションを深めるという点でプラスに働いたのではないかと思います。

 

-今回の『小さいおうち』は、前回にも増して音楽の曲数が多いと思いました。

久石:
単純に、本編の内容から出てくる違いです。『東京家族』は非常にシリアスな内容の作品でしたので、音楽を少なめにした方がよいという判断がありました。それに対し、『小さいおうち』はラブストーリー的な側面が強い作品ですから、音楽も当然増えてきます。山田監督からも「今回は音楽を多くしたい」という要望をいただきました。それと、「非常に甘みのあるメロディが欲しい」という要望も。

 

-物語の時代背景に関しては、いかがでしょう?

久石:
特定の時代色を音楽で表現するというよりは、昭和から平成までを生きる、ひとりの女性の”目線”をクリアに出す方が重要だと考えました。物語の中では、女中のタキよりも、小さいおうちの住人の方が活発に行動していますので、普通ならばおうちの住人を中心に音楽を付けたくなります。しかし、この映画の真の主人公は、倍賞千恵子さんと黒木華さんの二人一役で演じられるタキです。彼女が生き抜いてきた激動の時代。彼女が心の中にずっと抱えてきたこと。そのタキの”目線”を中心に、音楽全体を構成すべきだと。

 

-それが、冒頭の火葬場で流れてくるメインテーマですね。

久石:
本編全体を見てみると、最初はタキの葬儀の場面から始まり、ラストシーンもタキがある重要な役割を果たしています。平成から激動の昭和へ、たとえ物語の時空が自由に飛んだとしても、タキの”目線”だけは変わらない。そのタキの”目線”のテーマ、わかりやすく言えば、タキの”運命のテーマ”です。ただし、そのメインテーマだけだと音楽全体が非常に重くなってしまうので、もう1曲、別のテーマを作曲しました。

 

-アコーディオンで演奏されるワルツのテーマですね。

久石:
こういう作品にワルツが似合うかどうかはともかく、結果的には、ワルツによって”昭和という時代に対する憧れ”や、”小さいおうちの住人に対する憧れ”を表現できたのでは、と思っています。昭和ロマンに憧れるワルツ、という意味では、松たか子さん演ずる”時子のワルツ”と呼んでよいのかもしれません。その”時子のワルツ”と、メインとなるタキの”運命のテーマ”のデモ2曲を最初に作曲したところ、山田監督から早々にOKをいただきました。

 

-スコアの中では、ダルシマーのような民俗楽器が使われていたのが印象的でした。

久石:
演奏に際して”色のある”楽器が欲しいと思ったのです。というのは、山田監督の作品では、台詞が非常に重要な役割を果たしているので、台詞が聞き取りやすくなるよう、音楽もできるだけ(オーケストレーションを)厚くしないで書く必要がある。そのため、ダルシマーのような、音色に特色のある楽器を意図的に使っています。

『小さいおうち』の作曲を通じて強く感じたのは、山田監督自身がこれまでの作風から大きく変わろうとなさっているのではないか、ということです。今までの作品は、どちらかというとヒューマンな家族愛をテーマにされることが多かった。ところが今回は、もっと個人的な愛を表現するような方向に、監督が足を踏み出されているのです。ある意味で”色気”を感じさせる。そうすると、作曲する側もどんどん音楽を入れる余地が生まれてくるのです。

(映画「小さいおうち」劇場用パンフレット より)

 

小さいおうち パンフレット

 

Blog. 映画『東京家族』(2013) 久石譲インタビュー 劇場用パンフレットより

Posted on 2016/3/4

2013年公開 映画「東京家族」 山田洋次監督50周年記念作品
監督:山田洋次 音楽:久石譲

山田洋次監督と初タッグとなった作品です。

 

過去にも雑誌インタビューや山田洋次監督との対談など、さまざまな久石譲インタビュー内容があります。ここでは映画公式パンフレットに掲載された久石譲インタビュー内容をご紹介します。

 

 

インタビュー

音楽が少ないからこそ、そのなかで、効果的な変化をつける。

-これまでの久石さんの映画音楽のアプローチは音と画を拮抗させ、そのぶつかり合いのなかから某かのものを醸し出す方法論が多かったと思いますが、今回は驚くほど奥に引いています。それはある意味、挑戦だったのではないでしょうか?

久石:
そうですね。まず台本を読んだ段階で、今回はあまり音楽を前に出さず、包み込むようなものが良いだろうとは思ったんです。山田監督とお話させていただいた時も「空気のように、劇を邪魔しないものを」という注文がありました。現にラッシュ(撮影済みで未編集のフィルムや映像)を観ても音楽が入る余地が全然ない(笑)。これはもう劇を受け止めるような音楽を書かなければ駄目だなと。

 

-山田監督とは、これが初めてのお仕事ですね。

久石:
ええ。ですので山田監督とは何度もお話させていただいたのですが、そのなかでさりげなく、例えば僕の映画音楽の先生でもあった佐藤勝さんがおやりになった『幸福の黄色いハンカチ』(77)の音楽は良かったですね、とふると「いや、今回は違うんだよ」(笑)。つまり山田監督のなかで音楽プランは明快で、もはや『幸福の黄色いハンカチ』のクライマックスを盛り上げる音楽すらいらないんだと。僕は劇伴(映画音楽の劇中曲を指す業界用語)という言葉が大嫌いなのですが、要は劇の伴奏的に場面を盛り上げる音楽を監督は一切排除されている。だから音楽を入れる場所を探すのに時間はかかりましたけど、監督ご自身にブレが全くなかったので、とてもやりやすかったですね。

 

-冒頭のメインタイトルの後、次の音楽が流れるまで20分ほどかかります。全体の曲数の少なさにしても、久石さんの映画音楽キャリアとして記録的なのでは?

久石:
おっしゃる通りです(笑)。

 

-しかし、少ないながらも入る箇所は的確で、音楽が流れるごとにあの老夫婦の心情と呼応し支え合い、じわじわと相乗効果がもたらされていくのがわかります。

久石:
最終的にはお母さんが亡くなり、お父さんが独り残される。そのことをメインに据えて、そこに至るまでをどう行くかというのが、今回はプランとして非常に大事でした。例えば病院の屋上でお父さんが次男に「母さん、死んだぞ」と言うところまでは、ピアノを一切使ってないんですよ。逆にその後からは、ピアノを自分で弾いています。音楽が少ないからこそ、そのなかで効果的な変化をつけたかったんですね。

 

-エンドタイトルでは一転して音楽がカーテンコールのように高らかに鳴り響くのもいいですね。

久石:
エンドタイトルは山田さんが「今まで抑えてもらっていた分、ここは好きなだけ盛り上げてください」と。もっとも、ここだけそんなに盛り上げるわけにもいかないだろうと思って(笑)、ああいう感じになったんですけどね。

 

-『東京物語』(53)が「人生は無である」と説いた映画だとすれば、『東京家族』は「人生は決して無ではない」と説いている映画だと思います。だからあのお父さんが独りになって終わるラストも、厳しくはあれどこか明るい感触を受けますし、エンドタイトルの高らかな音楽はその後押しとして、観る者まで前向きな気分にさせてくれます。

久石:
そういう風に捉えていただけると嬉しいですね。僕も『東京物語』は大好きな映画なのですが、『東京家族』はそれと同じストーリーラインではありながら、やはり山田監督独自の世界観でしたので、こちらも特に意識することはなかった…と言いますか、先ほど申しましたように意識するどころではないほど大変だったわけです。今回は本当にオーケストラを薄く書いているんですけど、痩せないように書く方法とでもいいますか、その作業も難しかったし、40秒の曲を書くのに普段の3分以上の曲を書くのと同じ労働量を必要としました。でもその代わり、新しい技もいくつか開発しましたので、もう次からは何が来ても怖くない(笑)。何よりも今回は憧れの山田作品に自分の音楽を入れさせていただくことができたわけですから、本当に光栄でした。

(映画「東京家族」劇場用パンフレット より)

 

東京家族 久石譲 山田洋次

 

 

Info. 2016/03/11 [TV] 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2015」 WOWOW再放送

2015年夏8年ぶりの全国ツアーとなった「久石譲&WORLD DREAM ORCHESTRA 2015」。ツアー直後の2015年9月にWOWOWにて放送されたコンサート収録映像。その後再放送があり、2016年3月再び再放送されます。

久石譲 × 新日本フィルハーモニー交響楽団 WORLD DREAM ORCHESTRA 2015
2016年3月11日(金) 10:00- WOWOW ※再放送

同番組は2015年9月23日WOWOWライブ「久石譲 × 新日本フィルハーモニー交響楽団 WORLD DREAM ORCHESTRA 2015」と同内容です。

“Info. 2016/03/11 [TV] 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2015」 WOWOW再放送” の続きを読む

Info. 2016/03/01 [雑誌] 「目の眼 2016年4月号 No.475」 久石譲連載「美の仕事」 発売

骨董や古美術を通して日本の美意識を紹介する月刊誌『目の眼』。2015年8月号からリレー連載「美の仕事」の担当がはじまった久石譲。第2回が3月1日発売「目の眼 2016年4月号 No.475」に掲載されます。

久石譲は1年間で計3回の連載担当を予定していますが、今回はその2回目にあたります。他のリレー執筆陣は脳科学者の茂木健一郎さん、作家の曽野綾子さん、 デザイナーの原研哉さんと個性豊かなラインナップで、毎号「美の仕事」をテーマに連載されています。

 

月刊 目の眼 2016年4月号 No.476

“Info. 2016/03/01 [雑誌] 「目の眼 2016年4月号 No.475」 久石譲連載「美の仕事」 発売” の続きを読む