Disc. V.A. 『舞台 希夷之大理』

2012年 CD+DVD発売 輸入盤

 

2011年 中国雲南省大理舞台劇「希夷之大理」テーマ曲 (チェン・カイコー演出)

世界的に有名な中国監督 陳凱歌(チェン・カイコー)が初めて舞台プロデュースに挑戦した大型舞台劇『希夷之大理』のオリジナルサントラ盤『希夷之大理 原声音楽専輯』 CD+DVD 2枚組がニューリリース!

プロデューサー 王兵(ワン・ビン)、日本の人気作曲家 久石譲及び中国の名音楽家 李強、孟可、馬上又などがコラボした今作は、雲南省の少数民族 ペー族(白族)の長い歴史と多彩な文化を音楽で表現した1枚!また、陳凱歌(チェン・カイコー)が舞台劇について紹介する内容を収録したDVDが付属!

(メーカーインフォメーションより)

 

 

久石譲はテーマ曲である「珍愛深深」を担当。どこかノスタルジックで哀愁感のあるメロディー。壮大なフルオーケストラで同作品を盛り上げている。

またこのメインテーマ曲のボーカル・ヴァージョンが、李健 『依然』というCD作品に収録されている。アーティスト:李健による歌曲となっていて、アジアらしい旋律を男性ボーカルが優しく歌っている。(Track6.「珍爱深深」)ピアノ、弦楽器、シンセサイザーやバンドサウンドを巧みにアレンジしてあるが、歌曲版のプロデュースおよび編曲は他者によるものである。(PRODUCED & ARRANGED BY 栾树)

vocal versionは本CD作品には未収録である。

 

 

希夷之大理

CD
01. 序
02. 插秧舞
03. 宣旨官
04. 公主出场
05. 杂技
06. 四目相対
07. 公主猎人相爱
08. 大将军
09. 团扇舞
10. 士兵与公主
11. 公主被囚禁
12. 夜女神
13. 鸽子舞
14. 公主猎人重逢
15. 婚礼
16. 本主神
17. 杀戮
18. 猎人之死
19. 疯狂的哀求
20. 无缘今世
21. 珍爱深深

 

Info. 2011/12/18 麻衣の歌う『坂の上の雲』メインテーマ「Stand Alone」に注目

久石譲 『坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック 3 』

ドラマ『坂の上の雲』のメインテーマ「Stand Alone」が、視聴者から熱い支持を集めているようだ。レコード会社には、サウンドトラック購入者の幅広い世代から「Stand Alone」への感動の声が続々と寄せられているという。

作曲:久石譲/作詞:小山薫堂による「Stand Alone」は、2009年の第1部ではサラ・ブライトマンが、2010年の第2部では森麻季が務め、2011年の第3部メインテーマでは麻衣が担当となった。

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Disc. 久石譲 『二ノ国 白い聖灰の女王』 *Unreleased

久石譲 二ノ国 白き聖灰の女王

2011年11月17日 GAME発売

 

レベルファイブ×スタジオジブリ によるプレイステーション3用ゲームソフト「二ノ国 白い聖灰の女王」。先の2010年12月9日に発売された任天堂DS用ゲームソフト「二ノ国 漆黒の魔導士」からのシリーズ第2弾。単なるソフト移植ではない、新たなストーリー、新キャラクター、新マップの登場、とある。

 

メインテーマは、DS版よりもよりリズミカルなフルオーケストラになっている。あの壮大な冒険心をくすぐる響きに、躍動感がパワーアップした印象。

DS版サウンドトラックの『(14)バトル』も、より打楽器、パーカッション、管楽器が増え、スリリングな仕上がりになっているし、DS版サウンドトラックの『(6)シズク』は、お祭りの音頭を思わせる楽しい佳曲や、リコーダーをメインとした小編成、オルゴール風など、いろんなモチーフで登場する。

新録でいうと、おそらく麻衣であろう女声コーラスをフィーチャーした曲。女王のテーマなのか、妖しい魔法の世界が味わえる。その他、仲間や友情をテーマにしたような壮大なシンフォニー、ミニマルでより弦楽器の重厚な曲など、世界観に広がりと深みがプラスされている。

 

シンセサイザー制作、プログラミングされている曲も随所にあり、それは新曲もあれば、メインテーマのモチーフを編曲したものも登場する。おそらくこのあたりは久石譲ではない、別の方ではないか、と推測する。音楽に近藤嶺さんなど別の方のクレジットもある。

とりわけ、「天外魔境Ⅱ 卍MARU」のテーマを懐かしく思わせる、メインテーマと主題歌をモチーフに組み合わせたシンセサイザーアレンジには心が踊ったけれど。

 

DS版、PS3版とふたつ合わせて完結する作品だけに、音楽としてもサウンドトラックとしても、PS3版が発売されてほしいと熱望するが、久石譲名義の作品という前提からはしょうがないのかもしれない。新録・未発表曲、またその作曲・アレンジ、と複数のプロ職人が携わっていると思われる。

その証拠に、既発DS版サウンドトラック 「二ノ国 漆黒の魔導士 オリジナル・サウンドトラック」にもDS版ゲームで使用された全曲収録されていない。これもある意味では頷ける理由ではある。

なにはともあれ、誰がどんな役割分担であろうと、違和感なく見事に完成している世界観はすごい。もちろん主軸となる久石譲作曲のメインテーマや主要テーマ曲が素晴らしいからこそどんなアレンジが施されても、芯のあるぶれない世界観があるわけだけれども。そういった意味でも、垣根を越えて、この2作品の全曲を聴いてその世界に浸ってみたい。

「ファンタジー・冒険」というキーワードにおいては、ジブリ作品とはひと味違う遊び心やスリリング感、ハリーポッターのようなハリウッド大作にも負けない、音楽世界を堪能することができる。ジブリ作品の新作に触れたような、それであってジブリの枠から自由に飛び出したような、ファンとしてはこの上ないオイシイ思いを味わえる渾身の作品だと思う。

 

 

追記

久石譲名義のフルオーケストラによるサウンドトラック盤『Ni No Kuni: Wrath of the White Witch OST Original Soundtrack』は輸入盤のみで発売されている。DS版からバージョンアップした楽曲や新たに書き下ろした楽曲もほぼすべて収録されている。なお、シンセサイザー音源は収録されていない。いずれにしても、シンセサイザー楽曲は、久石譲のオリジナル版(オーケストラ)をモチーフにしたものが多いので、同サウンドトラックでその世界観は存分に味わうことができる。

 

 

 

久石譲 二ノ国 白き聖灰の女王

 

Info. 2011/11/16 ジブリがいっぱいCOLLECTION 「崖の上のポニョ」 Blu-ray DVD 発売

崖の上のポニョ ブルーレイ

2008年公開 スタジオジブリ作品 映画「崖の上のポニョ」
監督:宮崎駿 音楽:久石譲
ブルーレイによる高画質・高音質にて甦る
大容量を生かした追加された映像特典など話題満載
新パッケージで登場

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Info. 2011/11/16 久石譲さん作曲 富山「ふるさとの歌」

富山県ふるさとの歌づくり実行委員会(会長・遠藤俊郎富山大学長)は、来春の完成を目指している「ふるさとの歌」の作曲者が、音楽家の久石譲さん(60)に決まったと発表した。

久石さんは宮崎駿監督のアニメや、高岡市出身の滝田洋二郎監督の「おくりびと」など多くの映画音楽を手がけている。同委員会は「『幅広い世代に歌い継がれる歌にしたい』との期待に応えてもらえる人」として久石さんを選んだという。

同委員会は今年8月11日〜10月10日に歌詞を公募。469通の応募があり、現在、選考作業を進めている。年内に歌詞を決めた上で、来春までに久石さんに作曲してもらう予定。

(2011年11月16日 読売新聞)

 

Info. 2011/11/13 『坂の上の雲』オリジナル・サウンドトラック、第3弾発売

久石譲 『坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック 3 』

司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」を原作としたスペシャルドラマ『坂の上の雲』の放送に先駆け、11月9日にサウンドトラック第3弾となる『NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」オリジナル・サウンドトラック 3』が発売となった。ドラマ『坂の上の雲』は2009年11~12月に第1部、2010年12月に第2部が放送され、2011年12月4日から、いよいよ完結編となる第3部の放送がスタートとなる。

ドラマの音楽を手掛けるのはもちろん久石譲。サントラ第3弾となる本作は「ドラマ第3部」のために録音された新曲と、「ドラマ第1部・第2部」使用曲より第1弾・第2弾サントラに収録されなかった曲をまとめて収録した豪華な内容となっている。視聴者からの人気も高いメインテーマ「Stand Alone」も新ヴァージョンで収録された。

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Disc. 久石譲 『NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック 3 』

久石譲 『坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック 3 』

2011年11月9日 CD発売 TOCT-28020

 

司馬遼太郎の長編小説を原作とするスペシャルドラマ「坂の上の雲」。日本のテレビ史上これまでにないスケールを目指しNHKが総力を挙げて取り組んできたスペシャルドラマである。音楽を手掛けるのは日本を代表するコンポーザー久石譲。

本作は「ドラマ第3部」のために録音された新曲と「ドラマ第1部・第2部」使用曲より第1弾・第2弾サントラ未収録曲をまとめて一挙収録した豪華盤。視聴者の皆様から人気の高い「Stand Alone」の新ヴァージョンも収録。

壮大なスケール感。希望に満ちた旋律。坂の上の雲に向かってひたすらに歩み続けた明治人の世界が鮮やかによみがえるオリジナル・サウンドトラック。

(メーカーインフォメーションより)

 

 

寄稿

曲が自分を追い越していきました。

身体を通過して、物語を通過して、知らないうちに久石さんの音楽が物語の高揚感とか、もしくは後味みたいなものを先導している形になっていました。

一言でいえば頼もしいというか、守られているというか。ドラマの撮影中「Stand Alone」にそんな不思議な力を感じていました。

本木雅弘

(NHK BS「ザ☆スター」インタビューより談話抜粋・一部加筆修正)

(CDライナーノーツより)

 

 

久石譲さんのマジック

スペシャルドラマ「坂の上の雲」第3部は戦争を描いている。映像では砲煙が立ち込め、激しく土煙が舞い上がる。銃口からは火花が散り、何隻もの軍艦が波しぶきを立てながらターンしてゆく。戦争の映像を作るために、制作現場も戦争のようになっている。最新の映像合成技術は凄まじく、リアルな戦場の映像を作り出してゆく。しかしドラマ制作の手間が減った訳ではない。コンピューターのキーを叩けば映像が生み出されるものではなく、結局は手作業だ。多くのスタッフが精魂込めて作業している。職人仕事の積み重ねで映像ができてゆく。この10年間で、撮影から放送にいたるドラマの制作環境はデジタルへと変わったが、やることは変わらない。デジタルを使ったアナログな作業だ。議論と試行と失敗とを積み重ね、現場から番組が生まれる。

音楽も同じであると思う。久石譲さんとわれわれスタッフが議論を積み重ね、できるだけ音楽イメージを共有しようとする。音楽という言葉にならないものについて話し合っている現場は、傍からはかなり滑稽に見えるかもしれない。しかし、音楽が生まれる端緒はそういう現場である。

議論の場における、われわれのある種滑稽な言葉と未完成の映像が、久石さんのもとに残される。そこからは久石さんの作曲家としての孤独な作業だ。ドラマは大勢のスタッフと出演者の共同作業によって作られるが、その中でも孤独な仕事を強いられるのが脚本家と作曲家である。しかし、その孤独な仕事から生み出されるものは素晴らしい。脚本家の原稿の一行が迫真の映像となり、作曲家のスコアは大編成のオーケストラが奏でる美しい音響となる。

第3部の音楽では、ひとつだけわがままを言った。メインテーマである「Stand Alone」を麻衣さんに歌ってほしいということである。麻衣さんは久石さんの娘さんで、3年前に「Stand Alone」のデモを聴いたときに歌っていたのが麻衣さんだった。そのときの鮮烈な印象が忘れられず、是非にとお願いした。

新しい「Stand Alone」を聴いたとき、「鎮魂の祈り」と「未来への希望」という言葉が浮かんだ。このドラマの締め括りにふさわしい音楽になった。ひとつの曲がドラマの各部ごとに変貌を遂げたというだけでなく、この3年間の社会の変化を敏感に反映しているように感じる。久石さんのマジックである。

2011年9月

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」
チーフ・プロデューサー 藤澤浩一

(CDライナーノーツより)

 

 

 

『NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲』楽曲解説

(1)イントロダクション
(2)語られたこと
(3)Stand Alone
(4)サウンドトラック
(5)組曲
(6)第1部(第一回~第五回)使用楽曲
(7)第2部(第六回~第九回)使用楽曲
(8)第3部(第十回~第十三回)使用楽曲

 

 

 

 

久石譲 『坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック 3 』

第3部:新録音楽曲より
1. 第三部 序章
2. 孤影悄然
3. 大地と命と
4. 煉獄と浄罪
5. 二人の将
6. 絶望の砦 ~二〇三高地二起ツ~
7. 海と命と
8. 天気晴朗ナレドモ波高シ
9. AIR
10. 運命の死地
11. 日本海海戦
12. 終曲
13. Stand Alone 久石譲×麻衣

第1部:未収録楽曲より
14. 少年の国 III
15. 夢
16. Stand Alone for Clarinet & Glockenspiel

第2部:未収録楽曲より
17. 大英帝国のテーマ
18. 獣たちの宴
19. 赤い花

ボーナス・トラック
20. Stand Alone with Piano サラ・ブライトマン×久石譲
21. Saka No Ue No Kumo

Total Time:約72分

音楽/久石譲
指揮/外山雄三 演奏/NHK交響楽団 (M11, 第3部メインテーマ:M13, M21)
指揮/久石譲 演奏/東京ニューシティ管弦楽団

All Music Composed and Produced by 久石譲

Piano by 久石譲 (M20)
Vocal by 麻衣 (M9, M13)
Chorus by 栗友会合唱団 (M13, M18)

Orchestrated by 山下康介 宮野幸子 久石譲

Recorded at NHK CR-506, CR-509 (M11, M13, M21) Nemo Studios (M20)
Mixed at NHK CP-604, CR-506