1月16日、日本アカデミー賞協会は、2013年に公開された映画のなかから優秀作品やそのスタッフ、出演者を顕彰する第37回日本アカデミー賞の優秀首各賞を発表した。優秀アニメーション作品賞も、5作品が決定した。
2013年にアニメ映画はヒット作や話題作が多かっただけに、どれもが昨年大きな注目を浴びた作品ばかりになっている。アニメ映画の快進撃を十分に伝わる5作品となっている。
優秀作品に挙げられたのは、まずスタジオジブリの2つの作品である。宮崎駿監督の『風立ちぬ』、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』である。日本を代表する二人の監督の作品が並んだことで話題を呼んだ2013年だが、日本アカデミー賞でもそれが再現された。
[優秀アニメーション作品賞]
- 『かぐや姫の物語』
- 『風立ちぬ』
- 『キャプテンハーロック』
- 『劇場版魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』
- 『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』
日本アカデミー賞の授賞式は、2014年3月7日にグランドプリンスホテル新高輪で開催される。当日は各賞の授賞を行うほか、優秀賞のなかからさらに最優秀賞が発表される。またその模様は日本テレビ系全国29局ネットで放送される。
アニメ関係では、優秀音楽賞に、『かぐや姫の物語』、『風立ちぬ』の2本のアニメ、さらに『東京家族』を担当した久石譲さんが授賞している。
アニメーションでは、スタジオジブリの2作品のいずれかが最優秀賞に輝くのか、あるいは他の作品か、気になるところだ。
公式サイト:日本アカデミー賞