日本の映画音楽は、この人なくして語ることはできないだろう。それが、宮崎駿監督作品映画『風の谷のナウシカ』の音楽を手掛けて以来、『となりのトトロ』『もののけ姫』などのスタジオジブリ作品や、北野武監督作品『HANA-BI』『菊次郎の夏』など、数多くの映画音楽を手掛けてきた久石譲である。
今や世界的にその名を知られるほどの作曲家であり、ピアニストである久石譲が、6月7日に自身がプロデュースしているレーベル“Wonderland Records”より、初のベスト・アルバム『THE BEST COLLECTION』をリリース! 1988年にリリースした初のピアノ・ソロ・アルバム『Piano Stories』に収録されている「A Summer’s Day」やNHKドラマ『風の盆から』のテーマ曲「風の盆」のほか、「出会い~追憶のX.T.C」「「風の伝説」風の谷のナウシカ組曲(改訂版)から」など、厳選された全16曲が収録されている。久石自らが選曲をしたという作品だけに、人々の心にダイレクトに響く旋律がギュッと詰まっている。
現在BARKSでは収録曲のうち「A Summer’s Day」「あの夏へ」「さくらが咲いたよ」「「風の伝説」風の谷のナウシカ組曲(改訂版)から」の4曲の楽曲試聴を公開中! 「さくらが咲いたよ」は収録曲のうち、唯一ヴォーカルが入っているナンバーであり、久石の愛娘である麻衣がヴォーカルを務めている作品なので、ぜひ聴いて欲しい。
8月13日には、1日だけのスペシャルコンサートとして、東京すみだトリフォニーホールにて、久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ公演<「真夏の夜の悪夢」 ~サイコ・ホラーナイト~>を実施する。さらに、10月には全国ツアーも行なうので、お楽しみに!