2016年公開予定 映画「家族はつらいよ」にて、山田洋次監督と音楽:久石譲が再び。「東京家族」「小さいおうち」に続く同監督3作目。
作品情報
山田洋次監督 20年ぶりの本格“喜劇”映画 「家族はつらいよ」 製作決定!
国民的映画「男はつらいよ」をはじめ、 「武士の一分」「おとうと」「小さいおうち」など、50年以上にわたりその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督が、1995年の「男はつらいよ」シリーズ終了後20年ぶりに、ファン待望の喜劇映画「家族はつらいよ」を製作致します。(※公開年で換算すると21年ぶりとなります)
結婚50年を迎えようとする夫婦。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと欲しいものを聞いてみると、妻の答えはなんと――「離婚届」。
ごく普通のある一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動に、子供たちは大慌て。さらに、この離婚騒動をきっかけに、家族全員の不満があちらこちらから噴出…!果たしてこの家族はどうなってしまうのか!?
誰もが共感し、笑い、そして涙する…そんな、日本中を笑いで包む喜劇映画の真骨頂が、ここに誕生します。
出演には、近作「東京家族」で“家族”を演じた8名の実力派豪華俳優陣が、再び結集。橋爪功×吉行和子が離婚危機に瀕する熟年夫婦を演じ、絶妙なコンビネーションを見せるほか、長男夫婦に西村雅彦×夏川結衣、長女夫婦に中嶋朋子×林家正蔵、次男カップルに妻夫木聡×蒼井優らが扮します。
「現代の家族を喜劇で描くなら、このメンバーが最高のアンサンブル」と山田監督が大絶賛する俳優陣とともに、「東京家族」と同じ家族構成ながら、まったく異なる別の家族の物語を今度は“喜劇”で作り上げるという、新たな試みに挑んだ意欲作であり、“山田喜劇の集大成”ともいえる作品となります。
クランクインに当たり、山田監督はスタッフに、「男であり、女であり、人間であることは、難儀で厄介。でも何とか生きていかないといけない。そういう意味で、1969年から始まった寅さんシリーズに、『男はつらいよ』というタイトルをつけました。今回、それと全く同じ意味合いで、この『家族はつらいよ』というタイトルをつけました。家族というのは、厄介で、大変煩わしいもので、無くてもよいと思うこともあるのだけれど、やはり切り捨てられない問題。そのつらさを何とか切り抜けていかねばならない、そのためにドタバタする、そんな滑稽で不完全な人間を、懸命に表現したいと思います。それを見た観客は、“あぁ、ダメなのは自分だけじゃないんだな”と安心して笑ってしまう。映画館で、観客と作り手が、笑いを共有していく――そんな喜劇にしたいと思います。 」と語り、日々、真剣に丁寧に芝居を切り取りながら、大きな信頼感とチームワークの元、撮影が進んでいます。
映画館で、思い切り声を出して笑い、笑った後に少し励まされて、「明日からまた頑張るか」と心軽やかな気持ちで家路につく――そんな、家庭や仕事のストレスもぶっ飛ばす、全ての日本人に贈る作品です。
撮影は9月19日よりクランクインし、11月下旬にクランクアップ。
2016年の全国公開を予定しております。
ぜひご期待ください!
公式サイト:映画「家族はつらいよ」公式サイト より作品情報