Score. 久石譲 「ENCORE -オリジナル・エディション-」 [ピアノ譜]

2002年3月20日 発行

久石譲による完全オリジナル版です。映画音楽で世界的な人気の作曲家久石譲がレコーディングに使用した楽譜をもとに編曲。“オリジナルエディション”ということで、その名の通り、完全なオリジナル楽譜です。全曲、久石譲自身の校訂による奏法やフレージングなども盛り込まれています。

(メーカー・インフォメーションより)

 

 

『ENCORE』は、
ここ数年の自分のベスト・メロディーをセルフカバーした
ピアノソロアルバムです。
完全なピアノソロは、14年ぶりです。
最近は、映画監督を含め、仕事の範囲を広げすぎてきてしまったので、
初心に返る意味でこのアルバムを制作しました。
素朴なメロディーの美しさを引き出させるため、
できるだけ必要の無い音を省き、
似たようなアレンジにならないように心がけました。
自分としてはピアノの良さを存分に引き出せた
スタティックなものに仕上げられたと、満足しています。
皆さんも、楽しんで演奏してください。

久石譲
2002年3月

(楽譜 寄稿より)

 

 

Summer

 

 

かねてより音楽出版業界では、作曲者以外のアレンジ版ばかりが出版されていた。譜面の出版にあたり編曲者によるもの。難易度による複数のアレンジや弾きやすい調性への変更など、ニーズもたしかにあったのだが。これらの背景で、原曲とは違うアレンジおよび違う調により出版されている状態が慢性化していた。そんな当時の編集者が「ホンモノを作りたい!」との熱い思いで久石譲に依頼した結果実現したのがこの「オリジナル・エディション」シリーズである。作曲者による原曲に忠実な譜面化。こういった大きな流れのなか、この方式は定着していく。

 

 

久石譲・ENCORE
PIANO WORKS
ORIGINAL EDITION

[収録曲]
Summer (映画「菊次郎の夏」より)
Hatsukoi (映画「はつ恋」より)
One Summer’s Day (映画「千と千尋の神隠し」より / あの夏へ)
The Sixth Station (映画「千と千尋の神隠し」 / 6番目の駅)
Labyrinth Of Eden (アルバム「地上の楽園」より)
Ballade (映画「Brother」より)
Silencio de Parc Güell (アルバム「I Am」より)
HANA-BI (映画「HANA-BI」より)
Ashitaka And San (映画 「もののけ姫」より)
La Pioggia (映画「時雨の記」より)
Friends (アルバム「Piano Stories  II」より)

協力:株式会社ワンダーシティ
菊倍判/64ページ
定価 1,400円+税
発行:株式会社全音楽譜出版社

 

 

◎音源は久石譲『ENCORE』に収録されています。

久石譲 『ENCORE』

 

Disc. 久石譲 『ENCORE』

久石譲 『ENCORE』

2002年3月6日 CD発売 UPCH-1142
2018年4月25日 LP発売 UMJK-9071

 

自身が手がけた映画音楽やCM音楽をセルフカバーしたアルバム。
スタジオジブリ 宮崎駿監督作品や北野武監督作品など
オーケストラ映画音楽をシンプルかつ透明感あるピアノソロアルバムに。
名曲たちに新しい輝きを与えたベスト盤とも言える内容。

高音質・ダイレクトカッティング盤

 

 

2018年4月25日 LP発売 UMJK-9071
完全生産限定盤/重量盤レコード/初LP化

 

 

久石譲 『ENCORE』

1. Summer (映画「菊次郎の夏」より)
2. Hatsukoi (映画「はつ恋」より)
3. One Summer’s Day (映画「千と千尋の神隠し」より / あの夏へ)
4. The Sixth Station (映画「千と千尋の神隠し」 / 6番目の駅)
5. Labyrinth Of Eden (アルバム「地上の楽園」より)
6. Ballade (映画「BROTHER」より)
7. Silencio de Parc Güell (アルバム「I Am」より)
8. HANA-BI (映画「HANA-BI」より)
9. Ashitaka and San (映画 「もののけ姫」より)
10. la pioggia (映画「時雨の記」より)
11. Friends (アルバム「Piano Stories II」より)

封入特典:「Summer」譜面

Recorded at Tokyo Opera City (Oct 12 , Dec 27・28 2001 and Jan 8 2002)

Piano:YAMAHA CF III S

 

Info. 2002/02/25 [ラジオ] FM香川「786スーパーメディオ」出演

FM香川の朝の人気番組に久石さんが出演します。ヴィデオ発売をひかえた「カルテット」の話題や最新アルバムについてのコメントも!(地域が限定されますので御注意下さい)

番組名   FM香川 「786スーパーメディオ」
放送日   2月25日(月)07:30~09:00
出演時間 08:40~09:00の15分間

 

Info. 2002/02/01 「淀川長治賞」「毎日映画コンクール音楽賞」受賞

<淀川長治賞を授賞!>
数々の大ヒットをはじめ、今日までに40本以上の映画音楽を手掛けてきた久石譲。最近では映画「Quartet」で監督デビューを果たしただけでなく、フランス映画「リトル・トム」(仮題)の音楽監督を務めるなど、多彩な活動が注目を浴びています。永きにわたる日本映画界への貢献とその業績が高く評価され、この度「2002年淀川長治賞」を授賞しました。これもひとえに数多くの方々の熱い御声援のおかげです。まことにありがとうございました。(詳しくは2月21日発売「ロードショー」4月号を御覧下さい) “Info. 2002/02/01 「淀川長治賞」「毎日映画コンクール音楽賞」受賞” の続きを読む

Info. 2002/01/12 [雑誌] 「PRESIDENT プレジデント 2月4日号」掲載

数多くのビジネスマンに愛読されているこの雑誌。その中の「紳士のこだわり」コーナーに久石さんが登場します。今回はチョッと変わった趣向を取り入れた久石さん、ファンの方々には必見ですよ!
雑誌名  「プレジデント」2002 2月4日号
発行所  プレジデント社
発売日  2002 1月12日(土)
定価   550円

Disc. 久石譲 『JOE HISAISHI COMPLETE Best Selection』

久石譲 JOE HISAISHI COMPLETE Best Selection

2001年12月12日 CD発売 PICL-1235
2006年3月22日 CD発売 GNCL-1054

 

このベスト盤は、『地上の楽園』『MELODY Blvd.』といったソロ・アルバムのナンバーから、映画『青春デンデケデケデケ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『ふたり』やNHK朝の連続テレビ小説『ぴあの』のメイン・テーマまでを幅広く収録した決定版。ピアノを主体にした流麗で美しい音世界に心ゆくまで浸ることができる。

 

 

オリジナル収録アルバム

『ぴあの オリジナル・サウンドトラック Volume 1』 (1,5,15)
『ぴあの オリジナル・サウンドトラック Volume 2』 (16)
『MELODY Blvd.』 (2,3,6,8,11)
『地上の楽園』 (4,7,9,10,12,13,14)

 

 

久石譲 JOE HISAISHI COMPLETE Best Selection

1. Forenoon ~夜明け
2. Here We Are ~青春のモニュメント (映画「青春デンデケデケデケ」)
3. I Believe In You ~あなたになら (映画「水の旅人」)
4. さくらが咲いたよ
5. Path to the Lights ~希望への道
6. Hush ~木洩れ陽の路地 (映画「魔女の宅急便」)
7. HOPE
8. Two Of Us ~草の想い (映画「ふたり」)
9. Lost Paradise
10. Lonely Dreamer ~鳥のように (映画「この愛の物語」)
11. Rosso Adriatico ~真紅の翼 (映画「紅の豚」)
12. Piano (Re-Mix) ~ぴあの 「NHK朝の連続テレビ小説「ぴあの」)
13. 季節風 (Mistral)
14. The Dawn
15. Closed Fist ~閉じられた手
16. Broken Whistle ~拾いもの

All composed and arranged by Joe Hisaishi

 

Score. 『久石譲ライブラリー QUARTET カルテット ピアノ・ソロ』

2001年10月23日 発売

久石譲初の監督映画作品『カルテット』のサントラの中から、メインテーマをモチーフにしたソロ曲「…for Piano」と「Lover’s Rain」の2曲を所収。

 

久石譲オフィシャルスコア「弦楽四重奏曲集 カルテット」 [弦楽四重奏]が同時期に同出版社より発行されているので紹介しているが、本ピアノ譜は、作曲:久石譲としか記載がなく、監修・編曲に携わっているか不明ではある。

 

 

久石譲ライブラリー QUARTET カルテット ピアノ・ソロ

・・・・for Piano
Lover’s Rain

判型/頁 : 菊倍判/8頁
定価:500円+税
発行:全音楽譜出版社

 

Info. 2001/10/20 [楽譜] 久石譲 「カルテット」 オリジナル・スコア 発売

久石譲 カルテット オリジナルスコア

待望の完全オリジナル・スコア。オリジナルならではのプラスαが随所に盛り込まれています。
演奏する方も、そうでない方もファンなら絶対持っていたい1冊です。
久石譲の楽曲メモ&メインテーマの久石譲直筆スコア、撮影メモを一挙掲載。

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Score. 久石譲 「弦楽四重奏曲集 カルテット -オリジナル・スコア-」 [弦楽四重奏]

久石譲 カルテット オリジナルスコア

2001年10月5日 発行

待望の完全オリジナル・スコア。オリジナルならではのプラスαが随所に盛り込まれています。演奏する方も、そうでない方もファンなら絶対持っていたい1冊です。久石譲の楽曲メモ&メインテーマの久石譲直筆スコア、撮影メモを一挙掲載。

今日の日本映画を代表する音楽監督である久石譲がついに映画監督に挑戦した。タイトルは「Quartet カルテット」。弦楽四重奏団を組んだ4人の若者の挫折と再起、愛と友情を描くさわやかな青春ドラマである。本書は、映画の中で主人公たちが演奏する曲のオリジナル楽譜集。メインテーマ「Quartet g-moll」を含む弦楽四重奏作品5曲に加え、ヴァイオリン・ソロ作品1曲を収めた。映画撮影用絵コンテが書き込まれた久石譲の自筆譜も所載。ファン必携。

(メーカー・インフォメーションより)

 

 

究極のスタイル
久石譲

弦楽四重奏は無駄をすべて削ぎ落とした究極の形態であると思う。重音(じゅうおん)奏法があるとはいえ、基本的には4つの楽器で奏でる、というところから非常にシンプルで、かつ作曲家の技量をもっとも問われるスタイルである、というのがカルテットだと思う。

作曲家にとって、弦楽四重奏とは何か。まず、作曲家が勉強をはじめたときには、皆”和声学”という学問から入る。どうやって和音というものが出来るのかという和声学の形態は、基本的にはソプラノ・アルト・テノール・バスという4つの声部から成る4声体を基準に音楽を作る。

弦楽四重奏もまた、同じ形式である。作曲家にとっては、最初に学ぶ4声体から始まり、4声体で終わる、といえるほど究極の形態がカルテット、弦楽四重奏であると思う。

たとえば、ベートーヴェンもある時期、スタイルを少しずつ変えていくが、まず新しい試みをピアノ・ソナタで作曲する、そして次にそれを発展させて、オーケストラ曲いわゆるシンフォニーに拡大して、その時期の自分のスタイルを確立し、そして最後に必ず弦楽四重奏曲を書いている。ピアノでまずチャレンジし、オケで拡大、最後にカルテットでその時期をまとめる、という繰り返しによって、自分の音楽のアプローチというものに、必ず区切りをつけていっている。

そのくらいベートーヴェンにとっても弦楽四重奏というものは、非常に重い存在で、あくまでも無駄のない形態の中で、自分のスタイルを結晶させていった。

したがって、作曲家にとって弦楽四重奏に最後に行き着くことは、それが無駄を削ぎ落とした本当のエッセンスのような究極の形態であるから、という気がする。

 

カルテットというのはある時期から、いわゆる”現代音楽”としての世界観というものはあるのだけれども、広く一般の人に聴いてもらう音楽を、作曲家がup to dateで、今日的に書かなくなってしまった。そのような状況もあり、今回のオリジナル・スコア出版により、できるだけ多くの人に演奏してもらいたいと考えている。

演奏するにあたっての注意点としては、やはりリズムでしょうね。各楽曲によって、細かい注意点は異なるが、トータルで言うと、リズムと音色。自分たちの持っている音色と楽曲が要求する音色をきちんと弾きわけられると、より良くなるのではないかと思う。

 

1.Quartet g-moll
ぎりぎりの調性のところで、調性がはっきりする前にどんどんキーを変えていったり、あるいは全く無調の部分があったり、という楽曲であることから、まず音程、自分たちは何の調を弾いているのか、その辺りをしっかり頭に入れながら弾く、そして中間部の激しい部分も含めて、リズムをきっちりと、ジャストなビート感をまず体に入れてから練習すると、すごく良くなるのではないかと思う。

この楽曲は、覚えやすく、またテンションが高まるようなメロディを作りつつ、高度なカルテットの技法にのっとって、より複雑さを出していっている。たとえば白鳥のように、表面では優雅だが裏(水中)ではそうではないといったところだろうか。…それは表には決して見えない、というように。映画では、父が息子に贈ったというシーンで、親が子を想う感じを出している。

 

2.Black Wall
映画の中では、”マレーヴィッチ・ウォルハイム”という著名な作曲家の有名な楽曲、という設定。(因みに、この作曲家の名前は、美術の分野でのミニマル作家の名前を組み合わせた。)

不協和音を使用するのは映画音楽としてはタブーなのかもしれないが、何かぴりっとした感じが欲しかった。

 

3.Student Quartet
映画では、モーツァルトの有名なディヴェルティメントでいく予定だったが、自分の楽曲以外はどうかと思ったことと、映像には合わないと感じた。

ディヴェルティメントを意識して、誰もが”青春”っぽく感じる、イタリアン・メロディラインらしい楽曲に仕上げた。

 

4.Melody Road
『となりのトトロ』『HANA-BI』『Kids Return』を基本にしたサービス的楽曲。映画で、全曲新曲が流れていても楽しくないし、久石の楽曲が好きな人であればとても馴染み深いと思ったので。映画の中では思わず子供たちが振り向くところの音楽で、変化していく気持ちも表している。

 

5.浜辺のQuartet
メインテーマのアレンジである。主人公の明夫と智子の恋愛感情を、音で表現したロマンティックな楽曲。

 

6.パッサカリア
オーディションのシーンで、主人公・明夫が演奏する楽曲。パガニーニのカプリース24番をベースに作曲した。パガニーニに捧げるオマージュ、といったところだろうか。

(楽譜 寄稿より)

 

 

 

弦楽四重奏曲集 カルテット
JOE HISAISHI QUARTET

久石譲 カルテット オリジナルスコア

[収録曲]
Quartet g-moll
Black Wall
Student Quartet
Melody Road
浜辺のカルテット
パッサカリア

A4版
発行:全音楽譜出版社
スコア60ページ+パート譜(第一ヴァイオリン・第二ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)各16ページ

 

 

◎音源は久石譲『Quartet カルテット オリジナル・サウンドトラック』に収録されています。

QUARTET カルテット

 

久石譲 『カルテット DVD』

 

 

2024.04 追記