7月13日「アートメントNAGANO2017」企画として、「久石譲プレゼンツ・ミュージック・フューチャーin 長野」が開催されました。
Joe Hisaishi presents Music Future in Nagano
解説: 久石 譲
演奏: ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)メンバー
指揮者としても本格的な活動をしている久石が、現代に書かれた優れた音楽を紹介していきたいという強い願いから、自ら最先端の音楽をセレクト・演奏するという、2014年に東京で始めたシリーズ「Music Future」が遂に長野で実現!芸術監督自ら、アートメントの核となる「アート」の部分をレクチャーする希少なコンサート。ナガノ・チェンバー・オーケストラメンバーによる演奏を交えながら、監督のアイデンティティともいえるミニマル・ミュージックを素材に、「現代の音楽」の楽しみ方、聴き方など理解の拠り所を伝授。芸術監督自身の言葉で聞くことで、フェスティバル全体に対する聴き手の興味を誘います。
スティーヴ・ライヒ:手拍子の音楽(1972)
Steve Reich:Clapping music
ニコ・ミューリー:トゥー・ヴォイシス ~ヒラリー・ハーンのために(2010)
Nico Muhly:TWO VOICES for Hilary Hahn
マックス・リヒター:メルシー(2010)
Max Richter:Mercy
ヴォイチェフ・キラール:管楽五重奏曲(1952)
Wojciech Kilar:Woodwind Quintet
テリー・ライリー:in C(1964)
Terry Riley:in C
ほか
長野市芸術館公式Facebookページにて、公演風景が紹介されています。ぜひご覧ください。
【アートメントNAGANO 2017】
本日の公演は、満員のお客様を迎えての「Joe Hisaishi presents Music Future in Nagano」でした。場所は、長野市芸術館アクトスペース。ブラックボックス形式の劇場空間です。久石譲芸術監督自ら、アートメントの核となる「アート」の部分をレクチャー、監督のアイデンティティともいえるミニマル・ミュージックを素材に「現代の音楽」の楽しみ方、聴き方などがナガノ・チェンバー・オーケストラメンバーによる演奏でたっぷりと楽しめる内容になりました! オープニングは、2人の演奏家の手拍子によるスティーヴ・ライヒ『クラッピング・ミュージック』。最後のテリー・ライリー『in C』では、監督の掛け声のもと、お客様が自由に歩き回って、奏者の後ろから楽譜をのぞきこんだり、演奏を間近で聴いたり。ミニマル・ミュージックを中心とした現代音楽を存分に楽しめる公演になりました。
出典:長野市芸術館Facebook | Joe Hisaishi presents Music Future in Nagano
(写真1枚お借りしました)