Posted on 2015/02/27
久石譲の2015年最初となる幕開けコンサートが日本ではなく台湾にて開催されました。気になる演奏プログラムとアンコールはこちらです。
世紀音樂大師-久石譲 Maestro of the Century – Joe Hisaishi
[公演期間]
2015/02/25,26
[公演回数]
2公演
台北・臺北國家音樂廳 国家音楽ホール National Concert Hall
台南・臺南文化中心
[編成]
指揮・ピアノ:久石譲
管弦楽:国家交響楽団(National Symphony Orchestra)
[曲目]
弦楽オーケストラのための「螺旋」 *改訂初演
天空の城ラピュタ
la pioggia (Pf.solo)
One Summer’s Day (Pf.solo)
Oriental Wind for Orchestra
ショスタコービッチ:交響曲 第5番 ニ短調 作品47
—-encore—-
ショスタコーヴィチ:Tea for Two (Tahiti Trot) (台北)
久石譲:Kiki’s Delivery Service for Orchestra (台南)
当初は2月25日台北での1公演予定だったものが、あまりの人気に急遽翌日に同プログラムにて台南コンサートが決定したという経緯です。そのあまりの人気の高さは、とりわけアジア人気はすごいものがあります。
コンサートホールには3500人くらいの客席となりますので、一目見ようと、その音楽を聴こうと、台湾では恒例となっている、会場外の屋外放送もされています。巨大スクリーンが設置され、ホール内での臨場感そのままに、リアルタイムに映しだされます。
そんな熱狂的な風景はこちら。
その場で体感した聴衆の方たちがアップしている写真たちが、こちら。
すごいの一言です。
日本国内では考えられない光景です。野外イベント、野外フェスさながらといった感じです。それだけ海外公演の希少な(日本公演も最近希少ですが)久石譲の音楽を聴きたいと会場につめかけているのですね。そしてそれがすでにわかっているからこそ、ここまで屋外施設を事前に準備しているということですね。
今後も台北をはじめとする海外公演は、定期的な恒例行事となっていくのでしょうか。日本でも、海外でも、もっともっと久石譲のコンサートに行きたい、もっともっと久石譲の音楽を体感したい、というファンがたくさんいるという証ですね。