Disc. EXILE ATSUSHI & 久石譲 『懺悔』

EXILE ATUSHI & 久石譲 懺悔 DVD付

2013年10月16日 CDS発売
CD+DVD RZCD-59456/B
CD RZCD-59457

 

日本テレビ開局60年 特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」
東京国立博物館 平成館 特別展示室 2013年10月8日(火) ~ 2013年12月1日(日)

テーマソング「懺悔」 作詞/歌:EXILE ATSUSHI 作曲/編曲:久石譲

 

 

新しい試みとして「弦楽四重奏がふたつ」という編成。コントラバスを中央にその両サイドに弦楽四重奏が対を成すように配置、低音を中心に高音楽器へ広がっていくという扇型、ふたつの弦楽四重奏を混在させるという試み。

第一ヴァイオリン(左)、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス(中央)、チェロ、ヴィオラ、第二ヴァイオリン、第一ヴァイオリン(右)。この楽器編成で、中央のコントラバスを要に扇型にアーチを描いた配置。

「それぞれの弦楽四重奏だけでも音楽ができ、またそのふたつを対立されることで別の要素が生まれたり、というのがこの「弦楽四重奏がふたつ」という試みの狙い」と久石譲も語っている。そのふたつの弦楽四重奏をつなぐように、久石譲のピアノとハープが音楽世界に深みを持たせている。

時代を超えた芸術、日本の美を感じることができる、美しくも儚さの漂う叙情的な楽曲。ふたつの弦楽四重奏によるアコスティックな澄んだ音色と、呼吸しあうかのようなかけいあい。まるで「あうんの呼吸」という日本文化を象徴しているようでもあり、光と闇、希望と狂気、善と悪、過去と未来、西洋と東洋、文化と文明、対極する世界をものみ込んでいく。

官能的な旋律はクライマックスへと昇天していく。「太王四神記」や「女信長」にもある異国時代劇のような世界。

西洋の楽器を使い、古典・バロックより定着している楽器編成 弦楽四重奏、一方で日本古来の楽器、和楽器は登場しない。にもかかわらずその響きに「日本の和」を感じさせるのは弦の巧みな響き。

 

プロモーションビデオでは、京都の「東福寺 三解脱門」「大覚寺 石舞台」「伏見稲荷大社」など歴史的に貴重が場所での撮影が行われている。

 

 

2019.4.26 追記

『TRADITIONAL BEST / EXILE ATSUSHI』CDライナーノーツより

Word:ATSUSHI
Music, Arranged & Produced by Joe Hisaishi

Piano & Conducted by Joe Hisaishi
Performed by
1st Quartet:Yu Manabe, Masahiko Todo, Amiko Watabe, Masutami Endo
2nd Quartet:Tomomi Tokunaga, Naomi Urushibara, Hyojin Kim, Tomoki Tai
Contrabass:Jun Saito
Harp:Tomoyuki Asakawa
Instruments Recording & Mixing Engineer:Hiroyuki Akita
Vocal Recorded by Naoki Kakuta at avex studio
Manipulator:Yasuhiro Maeda (Wonder City Inc.)
Instruments Recorded & Mixed at Bunkamura Studio

 

(Music Video)

Special Thanks:
アンジェリカ・ノートルダム
大仙公園 日本庭園
大本山 東福寺
旧嵯峨御所 大覚寺門跡
伏見稲荷大社

 

 

 

EXILE ATUSHI & 久石譲 懺悔 DVD付

 

EXILE ATSUSHI 久石譲 懺悔 通常盤

1. 懺悔
2. 赤とんぼ
3. 懺悔 (Instrumental)
4. 赤とんぼ (Instrumental)

【CD+DVD盤のみ】 Disc.2 PV DVD
1. 懺悔 (Video Clip)

「懺悔」
Music, Arranged & Produced by Joe Hisaishi
Piano & Conducted by Joe Hisaishi
Performed by 1st Quartet/2nd Quartete/Contrabass/Harp
Instruments Recorded & Mixed at Bunkamura Studio

 

Disc. 久石譲 『イザベラ・バードの日本紀行』 *Unreleased

2013年10月1日 ラジオ放送

 

2013年10月1日~10月11日
ラジオ番組 J-WAVE 25th Anniversary Special
『UNBEATEN TRUCKS IN JAPAN イザベラ・バードの日本紀行』
企画・構成・演出・ナビゲーター:三谷幸喜 朗読:松たか子 音楽:久石譲

 

 

ピアノとヴァイオリンが織りなすクラシカルな音楽世界。明治維新、イギリス人、女性旅行作家、こういった時代背景。高貴で上品なタッチであり、軽やかでもあり優美さもあり、新しい時代の幕開けと、女性の社会的進出の加速も感じさせる曲調。

テーマ曲はピアノとヴァイオリンが跳ねるように響く。ヨーロッパな香り、女性イギリス人の主人公を表現しているかと思えば、明治時代という時代のうねりも顔を覗かせる。テーマ曲だけでもオープニングとエンディングで流れたメインテーマと、物語のなかでのヴァイオリンのソロ、そしてピアノとヴァイオリンがよりゆったりと優雅にアレンジされた、少なくとも3つのヴァリエーションは確認できた。

その他ストーリにそって、テーマ曲以外のシーン音楽も登場する。アイリッシュな旋律もあり、シンプルながらも躍動感や臨場感も感じさせる、イギリスと日本の文化が絡み合っているよう。

テーマ曲、およびテーマ曲のヴァイオリン・ソロ、テーマ曲の別アレンジ・ヴァージョン。シーン音楽も少なくとも3-4曲登場している。

全編にわたりピアノとヴァイオリンのみというシンプルなアコースティック構成。時に優雅に歌い、時に弾むように、時に激しいパッションを表現したピアノとヴァイオリン。ラジオ物語らしい心地のよいゆったりとした調べ。日曜日の昼下がりにとても似合う。叙情的にもなりすぎず、幾学的でもない、まさにクラシカルな室内音楽のような音楽世界。

ちなみに、この作品でのピアノ奏者は久石譲ではない。おそらくクラシック専門のピアノ奏者であり、久石譲の持ち味とはまた違った、この作品らしいクラシカルな規則正しい演奏が上品さを引き立てている。

クラシカルな響きな時代を問わず普遍的であり、聴く人の年齢によっても味わいや深みも変わって感じられる、成熟していく大人な香りのする作品。このような小品集を日常生活のなかで、ほんのひとときでも非日常な時間を体感できるならば、それはすごく価値のある尊い作品だと思う。

 

楽曲情報
・イザベラのテーマ
・MOUNTAIN HUT

 

 

 

Disc. Kazumi Tateishi Trio 『CINEMA meets JAZZ ~ひこうき雲~』

CINEMA meets JAZZ ~ひこうき雲~

2013年7月19日 CD発売 VICL-64047

 

ジブリ映画最新作「風たちぬ」の主題歌 〈ひこうき雲〉 はじめ、日本映画の名 曲たちを『Ghibli meets JAZZ』のKazumi Tateishi Trioがジャズトリオでカバー!

Kazumi Tateishi Trioがジブリ作品関連曲を収録したジャズ・カヴァー・アルバムをリリース。荒井由美による主題歌「ひこうき雲」をはじめ、これまでの“ジブリ・ミーツ・ジャズ”に未収録のジブリ関連曲や日本映画の主題歌ジャズ・カヴァーを収録。

(メーカーインフォメーションより)

 

 

久石譲作品も多数収録されている。

 

 

CINEMA meets JAZZ ~ひこうき雲~

1. 少年時代 (「少年時代」より)
2. ひこうき雲 (「風たちぬ」より)
3. 時をかける少女 (「時をかける少女」より)
4. 海のおかあさん (「崖の上のポニョ」より)
5. Merry Christmas Mr.Lawrence (「戦場のメリークリスマス」より)
6. Summer (「菊次郎の夏」より)
7. SMALL HAPPINESS (「Love Letter」より)
8. ALWAYS三丁目の夕日OPENING TITLE (「ALWAS三丁目の夕日」より)
9. THE 有頂天ホテル Mania Title (「THE有頂天ホテル」より)
10. 真夏の果実 (「稲村ジェーン」より)
11. 上を向いて歩こう (「コクリコ坂から」「上を向いて歩こう」より)
12. はにゅうの宿 (「火垂るの墓」「ビルマの竪琴」より)

 

Disc. 久石譲 『ふるさとのメロディー』 *Unreleased

ラーメンよりも大切なもの

2013年6月8日 映画公開

 

ドキュメンタリー映画「ラーメンより大切なもの ~東池袋 大勝軒 50年の秘密~」
監督:印南貴史 音楽:高田耕至
エンディングテーマ:久石譲

 

 

エンディングテーマ 『ふるさとのメロディー』を作曲。ピアノトリオというピアノ、ヴァイオリン、チェロというアコースティックなシンプルな構成。

久石譲本人もこう語っている。「あえてクラシカルなスタイルにした。包み込むようなメロディー。」と。

ひとりの男の人生の背後に流れるドラマや歴史、そして希望。4分弱の楽曲に人生が凝縮されている。温かくもあり、力強くもあり。ヴァイオリン、チェロ、ピアノがそれぞれ絡み合い、メロディーを織りなし、それはまさに歩んできた足あとや道標のよう。クラシカルな構成ながら、「古き良き時代の昭和」「古風な昭和の男」を感じされるのもメロディーの巧みな力だと思う。

サウンドトラック未発売楽曲。

 

 

ラーメンよりも大切なもの

 

Disc. 久石譲 『Shaking Anxiety and Dreamy Globe』 *Unreleased

hakujuギターフェスタ

2012年8月19日 世界初演

 

久石譲作曲による2台ギターのための委嘱作品『Shaking Anxiety and Dreamy Globe』。「第7回Hakujuギター・フェスタ2012」にて荘村清志さんと福田進一さんという2大ギタリストにより世界初演された。

2014年9月22日開催コンサート、久石譲プレゼンツ「ミュージック・フューチャー vol.1」にて、『Shaking Anxiety and Dreamy Globe for for 2 Marimbas』オリジナルの2台ギター編成を、2台のマリンバのための編成として世界初演。

2015年8月23日「第10回Hakujuギター・フェスタ2015」にて再演。2012年同様2大ギタリスト(荘村清志/福田進一)によるオリジナル版。

 

 

エモーショナルなミニマル・ミュージック。音の粒の細かさといい、変拍子かつミニマル・ミュージックの音のずれによる変化。演奏の難易度もとても高い1曲だと思う。ギターのアコースティックな響きと、規則性あるデジタルな音型とのギャップが、メロディアスなメロディーがないなかで、強烈なインパクトと余韻を与えている。

曲名 “Shaking anxiety and Dreamy Globe”は、アメリカのシュルレアリスムの詩人、ラッセル=エドソンの詩にある、[生命が生まれる瞬間」を表した一節を引用した造語。

当時ラジオなどではO.A.紹介されたが、CD化はされていない作品。下記追記でもCD作品は紹介しているが、久石譲のオリジナル版とは演奏表現が異なる。

 

 

 

2015.6.24 追記

 

 

《Shaking Anxiety and Dreamy Globe ―揺れ動く不安と夢の球体―》

ミニマルの手法とフラメンコギターのエッセンスを取り入れた作品。複雑な変拍子と躍動感あふれる久石ならではの技巧的な楽曲。

【楽曲解説】
特筆すべきなのが拍子の独創性で、4分の13拍子(3+3+3+4拍子)をとり、しかも2人の奏者は1小節たりとも同じ動きの拍子を共有しない。そのことが生み出す一種幻覚的な音空間の魅力を味わわれたい。

(【楽曲解説】 CDライナーノーツより)

 

 

hakujuギターフェスタ

 

Disc. 陸上自衛隊中央音楽隊 『究極の吹奏楽 ~ジブリ編』

究極の吹奏楽 ジブリ編

2012年8月8日 CD発売 XQLA-1002

 

スタジオジブリ作品 音楽:久石譲 他

日本トップの吹奏楽作編曲家、演奏団体を起用してのシリーズ第一弾は「ジブリ特集」編曲は、日本の四天王と言われる真島俊夫、天野正道、星出尚志、鈴木英史によるもの。

すべて書き下ろしで、素晴らしい出来に仕上がっている。この4人のみが集結するCDは、これが日本初。そしてその編曲を、60年以上にわたって日本のトップ吹奏楽団として君臨する陸上自衛隊中央音楽隊が迫力ある演奏で披露。

(メーカーインフォメーションより)

 

 

なお、第2弾も発売されている。「究極の吹奏楽~ジブリ編 vol.2」(2016年4月20日, POCS-1421)

 

 

究極の吹奏楽 ジブリ編

1. 風の谷のナウシカ
2. 魔女の宅急便
3. となりのトトロ
4. 千と千尋の神隠し
5. カントリー・ロード (「耳をすませば」より)
6. ハウルの動く城
7. 天空の城ラピュタ
8. もののけ姫
9. 「さんぽ」変奏曲 (「となりのトトロ」より)
10. ジブリ・メドレー

 

Disc. 久石譲 『Vermeer & Escher フェルメール&エッシャー』

久石譲 『フェルメール&エッシャー』

2012年2月15日 CD発売 WRCT-1013

 

「フェルメール光の王国展」のために書き下ろされた曲などを収録。オランダのアムステルダム、デン・ハーグ、デルフトを訪ねその土地の息吹に触れている。久石譲が“光の画家”ヨハネス・フェルメールと“だまし絵”で知られる版画家M.C.エッシャーと対峙。

 

 

視覚と聴覚

久石:
養老先生とは、何度か対談させていただいているのですが(『耳で考える』角川oneテーマ21)、テーマは視覚と聴覚の違いでした。視覚は空間、聴覚は時間の経過であるから、両方に入ってくる情報があまりに違いすぎて、その誤差を人間の中で一致させる「時空」という概念が必要になり、そこから「言葉」が発生するという話をされました。あの時、養老先生は、「ムソルグスキーの『展覧会の絵』というのはどうにも気に入らない(笑)。(音楽と絵画という)こんなに繋がりにくいものをなんで一緒にするんだ、どういう皮肉か」と仰っていました。

ところが、困ったことに、僕は知り合いからどうしてもと頼まれて、フェルメールの展覧会(「フェルメール 光の王国展」)に流す曲を書かざるを得なくなりました。

でも、フェルメールは、狭い自分のアトリエに籠もってほとんど同じ構図で左側から光が入ってくる光景を描いているだけだから密度が濃くて、音楽など入り込む余地が全くありません。オランダまで行って実物を見たけれど、全然やる気が起きない。断ろうとしたのですが、時間があったから、エッシャーを見に行ったんです。

エッシャーは版画ですし、時間も空間もパターン認識の形で抽象化されています。僕がやっているミニマル・ミュージックという音楽では、まず、エッシャーならば曲にできると思いました。そして、エッシャーとの比較対照からフェルメールに行けば曲ができるのではないかと考えて、無理矢理「フェルメール&エッシャー」とくっつけたんです。

結果的に、なんとか完成したのですが、なぜできたのか、すごく考えたんです。やはり目で見た情報をそのまま音楽にすることはできないんです。ところが、一度、絵画を言葉に置き換えると、自分自身も言葉で考えているわけですが、音楽にすることが可能だったんです。言葉というクッションを介入させた瞬間に、可能になったんですね。

Blog. 「新潮45 2012年6月号」久石譲×養老孟司 対談内容 より抜粋)

 

 

「フェルメールの作品も、細部に至るまで作り込まれているから、音楽が入り込む余地がない。なのでやってもあんまり意味がないと思って、最初はお断りしたんです。」

「はい(笑)。だからその打開策として、エッシャーを加え、アルバムのタイトルも『フェルメール&エッシャー』としたんです。エッシャーは騙し絵の版画で有名ですが、フェルメールと同じオランダの画家ですし、エッシャーが使ってた方法論が、僕のやっているミニマル・ミュージック……同じパターンの音を何度も繰り返す音楽とどこか共通項があるなって思って。エッシャーを媒介することで、フェルメールに行き着くことができたんです。」

Blog. 「月刊サーカス CIRCUS 2012年4月号」FACTORY_A 久石譲×田村淳 対談内容 より抜粋)

 

 

編成はピアノと弦楽カルテットというシンプルなもの。ジブリ音楽などに見られるエンターテイメント、叙情的な、メロディアスな音楽とは一線を画している。ミニマルミュージックを原点とした現代音楽。洗練された音の粒たちが、知性と感性に突き刺さる。

一般的な好みは別れる作品になるかもしれない。あえて、小編成であり、現代音楽であり、メロディアスな旋律を奏でていないのは、絵画的な見る人の想像を掻き立てるように、聴く人の想像を邪魔しない音楽。フェルメール・サイドとなっている前半の(1) (6)が秀逸。

なお前半のフェルメール編は篠崎正嗣率いる弦楽四重奏団、後半のエッシャー編は近藤薫率いる弦楽四重奏団と、それぞれに使い分けられているところもまた興味深い。

 

 

(CDジャケット背面)

Encounter /エッシャー (1944)

 

 

久石譲 『フェルメール&エッシャー』

Side Ver.
1. Sense of the Light
2. Circus
3. A View of the River
4. Blue and Eyes
5. Vertical Lateral Thinking
6. Muse-um

Side Esc.
7. Trees
8. Encounter
9. Phosphorescent Sea
10. Metamorphosis
11. Other World

All Music Composed, Conducted & Produced by Joe Hisaishi

Piano by Joe Hisaishi M-6, M-7

Side Ver. (M-1,2,3,4,5)
1st Violin: Masatsugu Shinozaki
2nd Violin: Yasunao Ishida
Viola: Yuko Ando
Violin Cello: Masami Horisawa
Piano: Takehiko Yamada

Side Esc. (M-8,9,10,11)
1st Violin: Kaoru Kondo
2nd Violin: Kyoko Ishigame
Viola: Masaki Shono
Violin Cello: Wataru Mukai
Piano: Ryuta Suzuki

Recorded at
Victor Studio [30 Nov. 2011]
Landmark Studio [1 Dec. 2011]
Wonder Station [2 Dec. 2012]

 

Disc. 東京ブラススタイル 『アニジャズジブリ Final Note』

東京ブラススタイル アニジャズジブリ final

2011年7月27日 CD発売 HMCH-1040

 

JAZZ初心者はもちろんのこと、吹奏楽部の子供たち
さらにはお母さんとお子様たちまで幅広く楽しめる
ジブリミュージック JAZZアレンジアルバム

 

2006年ジブリカヴァーの先駆けとして大ヒットを記録した「アニジャズジブリ」、次の「ブラスタジブリ」からのベストテイクに加えて新録4曲とスタジオライブ録音2曲を収録したベスト盤的作品。M-11「あの夏へ」では総勢47名の“チームブラスタ”のメンバーが参加。

 

軽快な疾走感と炸裂するブラスセッション、迫力あるサウンド。新鮮かつ大胆、多様性のあるジャズアレンジながらジブリファン・ジャズファンのいずれも満足させるジャズバンドとしてすべての曲が昇華した上質なジャズサウンド。

ホーンセッションをはじめとした鳴り響くサウンドも、各楽器がめまぐるしく入れ替わりかけ合うソロパートも、力強いリズムセッションも、時にはスウィングしながら揺れるビート。1曲1曲が完成度の高いそれぞれの世界観、華やかなアンサンブル・セッション。

 

 

東京ブラススタイル アニジャズジブリ final

1. さんぽ 『となりのトトロ』より (ブラスタジブリ)
2. ねこバス 『となりのトトロ』より (新録)
3. 人生のメリーゴーランド 『ハウルの動く城』より (ブラスタジブリ)
4. 君をのせて 『天空の城ラピュタ』より (アニジャズジブリ)
5. もののけ姫 『もののけ姫』より (ブラスタジブリより)
6. となりのトトロ 『となりのトトロ』より (アニジャズジブリ)
7. 風の谷のナウシカ 『風の谷のナウシカ』より (アニジャズジブリ)
8. 鳩と少年 『天空の城ラピュタ』より (ブラスタジブリ)
9. 風のとおり道 『となりのトトロ』より (新録)
10. 風になる 『猫の恩返し』より (新録)
11. あの夏へ 『千と千尋の神隠し』より (新録)
12. ルージュの伝言 『魔女の宅急便』より ( スタジオライブテイク)
13. となりのトトロ 『 となりのトトロ』より ( スタジオライブテイク)

 

Disc. Kazumi Tateishi Trio 『GHIBLI meets JAZZ ~Memorable Songs~』

GHIBLI meets JAZZ ~Memorable Songs~

2011年7月13日 CD発売 VICL-63758

 

Kazumi Tateishi TrioによるJAZZトリオによるスタジオジブリ作品カバーアルバム第2弾。

 

 

GHIBLI meets JAZZ ~Memorable Songs~

1. 旅立ち(魔女の宅急便)
2. 晴れた日に(魔女の宅急便)
3. いのちの名前(千と千尋の神隠し)
4. 時には昔の話を(紅の豚)
5. さんぽ(となりのトトロ)
6. 風の谷のナウシカ(風の谷のナウシカ)
7. もののけ姫(もののけ姫)
8. 人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)
9. 時の歌(ゲド戦記)
10. やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便)
11. ふたたび(千と千尋の神隠し)
12. ねこバス(となりのトトロ)
13. 世界の約束(ハウルの動く城)
14. 丘の町~バロンのうた(耳をすませば)
15. ミミちゃんとパンダコパンダ(パンダコパンダ)
16. はにゅうの宿(火垂るの墓)

 

Disc. 久石譲 『MAZDA BGM 〜Heart of Mazda〜』 *Unreleased

2011年6月1日~2012年5月31日 CM放送

 

MAZDAグローバルブランドキャンペーン
オリジナルCM音楽ならびにオリジナルムービー用音楽

MAZDA「SKYACTIVE TECHNOLOGY」ショート・フィルム音楽
監督:李相日
音楽:久石譲

レコーディング:2011年4月、Bunkamuraスタジオ

 

 

CM音楽は30秒程度、ピアノの軽快かつ綺麗なメロディーにストリングやマリンバなどが小刻みにリズムを刻んでいる。開発者、関係者、技術者のインタビュー・エピソードからなるオリジナルムービーは社内用・販促用だろうか。

オリジナルムービー内のBGMでは同曲をモチーフに展開されている。メロディーがチェロ、フルート、オーボエ、ピッチカートなどいろんなバリエーションで登場し、そしてピアノもCM版とは異なるしっとりと美しい調べとなっている。

一方でCM版よりもリズミカルなストリングの軽快なバリエーションもある。またテーマ曲に沿った別のBGMを聴くことができる。

CD化されていない未発売曲。

 

JASRAC登録 M1~M14

 

 

mazda heart of mazda マツダ