長野市芸術館の芸術監督を務める作曲家の久石譲氏が会見し、ことし7月に長野市で行われる音楽祭「アートメントNAGANO」で公募する市民らと共に、ベートーヴェンの「第九」を演奏することを明らかにしました。
長野市芸術館ではおととしの会館以来、「アートメントNAGANO」という音楽祭を7月に開催していて、16日、久石氏が会見してことしの音楽祭のプログラムについて発表しました。
それによりますと、ことしは7月7日から16日まで10日間の日程で開催され、最終日に久石氏の指揮による「第九」=ベートーヴェンの交響曲第9番が演奏されるということです。
東京の合唱団や信州大学の合唱団に、「第九」を歌った経験がある一般の市民を加えたメンバーがステージに立つ予定で、来月から希望者を募集する予定です。
また、芸術館では子どもたちの合唱団も作ることにしていて、こちらも来月からメンバーを募集する予定です。
対象は原則として長野市内の小学3年生から高校3年生で、毎月2回程度芸術館で練習し、久石氏の指導も受けながら音楽祭などでの公演を目指すということです。
会見で、久石氏は「歌うことは誰にでもできる音楽の原点だ。多くの人に参加してもらうことで、日常の中に音楽がある町にしていきたい」と話していました。
3月16日
出典:NHK NEWS WEB | 長野県のニュース
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180316/1010002488.html