2013年4月5日,6日 二夜連続連続放送フジテレビ系ドラマ「女信長」
原作:佐藤賢一 監督:武内英樹 音楽:久石譲 主演:天海祐希
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Disc. 久石譲 『女信長 オリジナル・サウンドトラック』
2013年4月3日 CD発売 PCCR-00561
2013年4月5日,6日 二夜連続連続放送フジテレビ系ドラマ「女信長」
原作:佐藤賢一 監督:武内英樹 音楽:久石譲 出演:天海祐希 他
民放のTVドラマの音楽を手がけることも近年珍しいけれど時代劇ものとしても『壬生義士伝』や『天地明察』くらいしかない。
混声合唱や和楽器も使用している。フルートと尺八、ハープと琴など、和楽器と西洋楽器の近い音をうまく組み合わせて織りこんでいるところに、そこまでコテコテの時代劇感を演出しないさじ加減があるのかもしれない。
フルート・尺八・ハープ・琴・ピアノに混声合唱と、高音の楽器、また音域に幅のある楽器を随所にちりばめているところが、信長という重厚感に、今回のキーワードである“女信長”という女性らしさがうかがえる。
印象的なメロディーというよりも、こういった演出が気になった作品。全体的な緊迫感迫る音楽は、『坂の上の雲』の音楽に近いかもしれない。
(4) (31)のメインテーマをモチーフにシーンに合わせてアレンジしたもの、(15) (22) (28) (30)などの女性心をテーマにした曲に加え、(3) (8) (23) (24)など戦国時代ならではの厚みのある曲もならぶ。
1曲1曲が短いのは、TVドラマだからかもしれない。ぜひコンサートなどで、ひとつの絵巻のような組曲として聴いてみたい作品。

1. イスパニアからの使者
2. 絶体絶命
3. 奇襲
4. 女信長
5. 運命の子
6. 嫡男として
7. 哀れな宿命
8. 暴君
9. 御濃
10. 父の死
11. 信長誕生
12. 野望
13. 合戦
14. 城下町
15. 恋心
16. 京上洛
17. 服部半蔵
18. 奏愛
19. 御市
20. 明智光秀
21. 天命
22. 信長の哀しみ
23. 決戦
24. 地獄絵図
25. 最強の敵~武田軍~
26. 悲壮な決意
27. 信長と光秀
28. 本能寺~愛のテーマ~
29. 家康の初恋
30. 信長からの解放
31. 新しい時代
All Music Composed, and Produced by Joe Hisaishi
Conducted by Joe Hisaishi
Performed by Tokyo New City Orchestra
Gu-Zheng:Jiang Xioa-Qing
Japanese transverse flute:Kohei Nishikawa
Shakuhachi:Jun Watanabe
Lute:Hiroshi Kaneko
Tin Whistle:Tkashi Yasui
Recorded at Victor Studio
Mixed at Bunkamura Studio
Recording & Mixing Engineer: Hiroyuki Akita
Orchestration: Kosuke Yamashita, Sachiko Miyano, Joe Hisaishi
Info. 2013/03/22 中国映画「さらば復讐の狼たちよ」 DVD発売
2012年公開 映画「さらば復讐の狼たちよ」
(原題:譲子弾飛 英題:Let the Bullets Fly)
監督:チアン・ウェン 音楽:久石譲(『陽もまた昇る』より) シュー・ナン
豪華キャスト競演! 中国映画“歴代”興行収入No.1! !
Info. 2013/03/05 クラブツーリズムスペシャルコンサート 久石譲オーケストラの世界
Disc. 久石譲 『表現運動・創作ダンス いきいき動けるテーマ集』
2013年2月27日 CD発売 COCE-37830
授業で使えるテーマ別ダンス曲集!
2012年度中学校ダンス必修化で注目される「ダンス」、ダンスはHIPHOPだけをやるのではなく、「創作ダンス」「現代的リズムのダンス」「フォークダンス」3領域で授業が進んでいきます。このCDは「創作ダンス」「表現活動」に絞り、各テーマに合わせて、ダンス授業に活用できる内容となっています。
(メーカーインフォメーションより)
※本CDは、1989年発売の「あなたの名場面を演出する効果音楽集 ミュージック・エフェクト・コレクション①~⑩」(監修・構成・解説:羽仁進/音楽:久石譲/演奏:コロムビア・オーケストラ)から、表現運動・創作ダンスのために曲を選択して、再構成したものです。
(CDライナーノーツより)
オリジナル盤は1978年発売のLPシリーズ「効果音楽ライブラリー ①~⑩」。1989年発売のCDはこれを8cmCD化したもの。

本作CDライナーノーツには、1曲ごとに曲に合わせた動きのヒントの解説(監修者)が掲載されている。


◆愉快な歩み、ゆっくりテンポ
1.たのしい集い
2.野山を行く
3.かわいい!
4.花のワルツ
◆ 軽快な様子、跳ねるように走る
5.若い喜び
6.さっそうと行く
7.アクションのテーマ
8.アクションのエンディング
9.暑い夏
10.銀世界
11.追跡
◆前向き、希望、展望
12.優しい少女
13.スポーツの喜び
14.サンバ
15.雄大な風景
16.美しい風景
◆ 不気味、ナゾ
17.神秘的な風景
18.あら不思議
19.怪しいものが来る
◆澄んだ時間の経過・時を忘れる熱中
20.愛のテーマ
21.愛のエンディング
22.誠実に
◆やすらぎ、眠りにつく
23.おやすみなさい
24.想い出
25.影の世界
◆和風、懐かしさ、郷愁
26.古都の場景
27.わらべ唄によせて
28.心やすらぐ時
29.なつかしいおじいさん
30.民話のテーマ
◆野生、激しいリズム
31.原始リズム 1
32.原始リズム 2
33.原始リズム 3
◆自然の広がりに入る、遥かかなた
34.宇宙音 1
35.宇宙音 2
36.宇宙音 3
◆暗い空間に潜る、何か湧き上がる
37.地底音
38.水中音 1
39.水中音 2
40.特殊音
Info. 2013/02/08 [ラジオ]『LIFE IS MUSIC Season II ~音楽の行方~』
Disc. 久石譲 『Ni No Kuni: Wrath of the White Witch - Original Soundtrack』
2013年2月1日 CD発売 WAYO-003~4 ※輸入盤
DS版『二ノ国 漆黒の魔導師』につづき、PS3版『二ノ国 白い聖灰の女王』の音楽担当。
メインテーマ、シズクのテーマ、バトルなど、DS版サウンドトラックに収められていた主要曲も、スケールアップしたフルオーケストラサウンドで楽しめる。
また本作品用の新録曲は、(5)~(11)となっている。(5)The Horror of Manna に象徴されるように、ミニマル色の強い、シリアスでスリリングな楽曲が並んでいる。
ゲーム世界の様々な場面を彩った、バラエティーに富んだDS版の音楽に比べ、より緊迫感のあるひきしまった冒険サウンドとなっている。とりわけ終盤を迎える(10)The Final Battle Against the White Witch は圧巻である。女王を彷彿とさせるコーラスは麻衣が担当。
ゲームではシンセ曲や本作品未収録曲も使用されているが、あくまでも久石譲作曲およびオーケストラサウンドによるサウンドトラックとなっている。
ゲーム用販促プロモーション映像(PV)にて使用されていたPS3版音楽は、本作品にすべて収録されている。輸入盤のみ2枚組CDで発売され、1枚目収録楽曲は、『二ノ国 漆黒の魔導師 サウンドトラック』と同一。
本作品未収録のシンセサイザー楽曲解説については下記参照。



Disc 1
01. Ni no Kuni: Dominion of the Dark Djinn — Main Theme
02. One Fine Morning
03. Motorville
04. The Accident
05. In Loving Memory of Allie
06. Drippy
07. Magic with Oomph
08. World Map
09. Ding Dong Dell – The Cat King’s Castle
10. Al Mamoon – Court of the Cowlipha
11. Imperial March
12. Crisis
13. Tension
14. Battle
15. Shadar, the Dark Djinn
16. A Battle with Creatures
17. Labyrinth
18. The Lead-Up to the Decisive Battle
19. The Showdown with Shadar
20. Miracle – Reunion
21. Kokoro no Kakera (Japanese Version)
Disc 2
01. Ni no Kuni – Wrath of the White Witch (Main Theme)
02. The Fairyground
03. Mummy’s Tummy
04. Battle II
05. The Horror of Manna
06. Unrest
07. Blithe
08. Sorrow
09. The Zodiarchs
10. The Final Battle Against the White Witch
11. The Wrath of the White Witch
12. Kokoro no Kakera – Pieces of a Broken Heart (English)
Performed by the Tokyo Philharmonic Orchestra
Composed by Joe Hisaishi
Japanese vocals by Mai
English vocals by Archie Buchanan
33 tracks, 2 discs, 20-page booklet
その他ゲスト演奏者/録音はDS版記載に準ずる
Info. 2013/01/25 山田洋次監督×久石譲 スペシャルトークセッション
2013年1月25日 国立音楽大学(久石譲:招聘教授)にて映画「東京家族」で初タッグを組んだ山田洋次監督と久石譲のスペシャルトークセッションが開催された。
250名の学生を前に、映画や音楽を巡る現状について熱く語り合い、久石譲によるピアノ演奏なども披露された。
Disc. 久石譲 『東京家族 オリジナル・サウンドトラック』
2013年1月16日 CD発売 UMCK-1442
2013年公開 映画「東京家族」
山田洋次監督50周年記念作品
監督:山田洋次 音楽:久石譲 出演:橋爪功 吉行和子 他
インタビュー
-これまでの久石さんの映画音楽のアプローチは音と画を拮抗させ、そのぶつかり合いのなかから某かのものを醸し出す方法論が多かったと思いますが、今回は驚くほど奥に引いています。それはある意味、挑戦だったのではないでしょうか?
久石:
そうですね。まず台本を読んだ段階で、今回はあまり音楽を前に出さず、包み込むようなものが良いだろうとは思ったんです。山田監督とお話させていただいた時も「空気のように、劇を邪魔しないものを」という注文がありました。現にラッシュ(撮影済みで未編集のフィルムや映像)を観ても音楽が入る余地が全然ない(笑)。これはもう劇を受け止めるような音楽を書かなければ駄目だなと。
-しかし、少ないながらも入る箇所は的確で、音楽が流れるごとにあの老夫婦の心情と呼応し支え合い、じわじわと相乗効果がもたらされていくのがわかります。
久石:
最終的にはお母さんが亡くなり、お父さんが独り残される。そのことをメインに据えて、そこに至るまでをどう行くかというのが、今回はプランとして非常に大事でした。例えば病院の屋上でお父さんが次男に「母さん、死んだぞ」と言うところまでは、ピアノを一切使ってないんですよ。逆にその後からは、ピアノを自分で弾いています。音楽が少ないからこそ、そのなかで効果的な変化をつけたかったんですね。
-『東京物語』(53)が「人生は無である」と説いた映画だとすれば、『東京家族』は「人生は決して無ではない」と説いている映画だと思います。だからあのお父さんが独りになって終わるラストも、厳しくはあれどこか明るい感触を受けますし、エンドタイトルの高らかな音楽はその後押しとして、観る者まで前向きな気分にさせてくれます。
久石:
そういう風に捉えていただけると嬉しいですね。僕も『東京物語』は大好きな映画なのですが、『東京家族』はそれと同じストーリーラインではありながら、やはり山田監督独自の世界観でしたので、こちらも特に意識することはなかった…と言いますか、先ほど申しましたように意識するどころではないほど大変だったわけです。今回は本当にオーケストラを薄く書いているんですけど、痩せないように書く方法とでもいいますか、その作業も難しかったし、40秒の曲を書くのに普段の3分以上の曲を書くのと同じ労働量を必要としました。でもその代わり、新しい技もいくつか開発しましたので、もう次からは何が来ても怖くない(笑)。何よりも今回は憧れの山田作品に自分の音楽を入れさせていただくことができたわけですから、本当に光栄でした。
(Blog. 映画『東京家族』(2013) 久石譲インタビュー 劇場用パンフレットより 抜粋)
今回、監督作品81作目にして初めて久石譲に音楽を依頼したが「もちろん(久石が担当した)作品は拝見していましたし、ぜひ一度、お仕事させていただきたいと思ってました。映画音楽は映画が好きな人じゃないとダメなんです」と念願かなってのタッグ実現を嬉しそうに振り返った。だが映画監督にとっては音楽家との仕事はなかなか気疲れするもののようで「最終的なイメージは作曲家の中にあるんでね。とても気を使うんです。お見合いのようにドキドキします」と語る。
一方の久石譲は今回の仕事について「苦労しましたよ!」と告白。「普通、2時間の映画にだいたい50分から60分くらい音楽が付くんですが、今回は2時間半くらいの映画で音楽は25分くらい。平均して40秒から50秒くらいの曲が多いんです。短い音楽を書くのは難しいんです」と述懐する。しかも監督からは「空気のような音楽」というリクエストがあったとか。「芝居の邪魔にならずにそれでもどこかで共存するものとして考えました。いかに薄く書くか? でも痩せちゃいけない…。工夫する中で新たな発見がありました」と明かす。
(Info. 2013/01/25 山田洋次監督 × 久石譲 スペシャルトークセッション より抜粋)
「空気のような音楽、雰囲気を邪魔しないような音楽と言われていました。今回はあまりたくさんの音楽を必要としない、芝居を邪魔しないで共存出来る音楽なんだと思いました。」
「今回は2時間半ぐらいの映画なんだけど、曲は全部で25分ぐらいしかないんです。いかにうすく書くか、でもやせすぎちゃいけない…そんな色々な工夫をしていくうちに、こんな技があるんだと、3つぐらい新しい技を発見しました。」
(Blog. 映画「東京家族」 山田洋次監督 × 久石譲 スペシャルトークセッション より抜粋)
シンプルで素朴なメロディーのメインテーマ。オーケストレーションも小編成。曲も1-3分程度の短いものが多く、そっと映像に寄り添うような音楽。
メインテーマ(15)、メインテーマをモチーフに編曲した(1) (2) (3) (7) (10) (13)、メインテーマ以外だと(4) (5) (11)など、管楽器、とりわけオーボエやファゴットをうまくメロディーラインに取り込み、それにより、素朴な、温かみのある、空気感を演出している。
特に邦画作品を手がけるときにはよく見られる。音をつめすぎない、余白のある音楽。これにより映像やストーリー、風景、俳優さんの感情や観る人の感情に寄り添うかたちで、かつ、印象的に際立つのかもしれない。
また近年の作品に多いが、変拍子のメロディが増えている。でも、なぜか不思議と変拍子としての違和感がない。そのままきれいにメロディとしてリズムとして流れているので不思議。曲構成として映像のいわゆる細かい尺に合わせるために、タイミングやタイムを要所要所で合わせることはあってもメロディラインとしてここまで変拍子がきれいに成立しているのはすごい。特に今作品のようなシンプルな主題曲だと、シンプル=簡単のように思ってしまうが、いざ譜面を見たら、おそらく聴いた印象よりも標記の多い楽譜になっているはず。
メインテーマをピアノにメロディラインを配置しているあたりがこの作品を象徴しているのかもしれない。しかも、メロディの冒頭は、まさに片手で、数本の指で弾けるくらいの、メロディ旋律のみを大胆にもってきているアレンジ。メロディが凛と立っているからこそ、できる業なのかもしれない。
春に聴けば桜が舞い、夏は木漏れ日、秋は紅葉と秋桜、冬は暖を囲む居間、そんな四季折々の日本家族や日常生活を表現した音楽。

1. プロローグ
2. 初めての東京
3. 夫婦
4. 丘の公園
5. 東京観光
6. うなぎ屋の親子
7. ホテル
8. 観覧車
9. 孤独
10. 若者たちへ
11. 約束
12. 母さんの死
13. 病院の屋上で
14. 紀子へ
15. 東京家族
All Music Compose, Arranged and Produced by Joe Hisaishi
Piano by Joe Hisaishi
Conducted by Joe Hisaishi
Performed by Tokyo New City Orchestra
Recorded at Victor Studio
Mixed at Bunkamura Studio, ABS Recording
Recording & Mixing Engineer: Hiroyuki Akita
Manipulator: Yasuhiro Maeda (Wonder City Inc.)
and more
Info. 2013/01/16 「東京家族 オリジナル・サウンドトラック」 CD発売
2013年1月19日より全国ロードショー 映画「東京家族」
監督:山田洋次 音楽:久石譲
山田洋次監督50周年記念作品にて初タッグです。
“Info. 2013/01/16 「東京家族 オリジナル・サウンドトラック」 CD発売” の続きを読む
