久石譲の新刊楽譜《弦楽四重奏曲第1番》が、8月5日にショット・ミュージックから発売となりました。
《弦楽四重奏曲第1番》(2014)は、久石が2012年に作曲した室内楽曲集《フェルメール & エッシャー》の中から、マウリッツ・エッシャーのだまし絵にインスピレーションを受けて作られた4曲:〈I. Encounter〉〈II. Phosphorescent Sea〉〈III. Metamorphosis〉〈IV. Other World〉を、作曲者自身が弦楽四重奏曲として新たに構成・作曲したものです。各曲は久石の得意とするミニマル・ミュージックを基としながらも、テンポや拍子、カノンやホケトゥスといった技法によってそれぞれが特徴付けられています。演奏時間は約29分。
初演は2014年9月29日、よみうり大手町ホールで催された久石譲プレゼンツ「ミュージック・フューチャー vol.1」において、近藤薫・森岡聡・中村洋乃理・向井航の演奏によって行われました。
楽譜発売と同日の8月5日に発売となるCD『久石譲:ミニマリズム 2』(ユニバーサル・シグマ UMCK-1518)に、この作品の音源が収録されています。
(ショット・ミュージック ニュースより)
公式サイト:ショット・ミュージック 久石譲