久石譲がベートーヴェン「第九」を指揮。
また同時に映画「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」の楽曲も披露。
2013年の思いが、ここに極まる!
久石譲 第九スペシャル
作曲家の視点で「第九」を分析、再構築し、読響と共演。
一般公募を含む200人の大コーラスが参加するほか、「第九」に捧げる序曲として書いた「Orbis」も演奏。
「音楽家として「第九」はどこかで通らなければ」とかねてより考えていたそうで、2013年を総括する想いを込めNHKホールでタクトを振る。久石譲は2007年開催の第25回記念<サントリー1万人の第九>で「第九」に捧げる序曲としてオリジナル曲「Orbis」を書いており、今回は「第九」をその序曲と共に演奏する。
2013年を総括するということで、2013年を象徴する映画『風立ちぬ』の音楽を、映画の世界観を忠実にバラライカ、バヤン、ギターを使ってアレンジした『風立ちぬ』組曲も披露する。さらに11月23日公開の高畑勲監督『かぐや姫の物語』の音楽も演奏予定曲目に入っている。いずれも初演。
また、「第九」では通称・歓喜の歌の合唱パートに参加する人を一般から公募する。自分が「第九」をやる時は、みんなと一緒に作りたいという久石譲の想いがコーラス一般公募という形で実現する事になったものだ。「皆さんの色々な思いを込めて、2013年を総括するという気持ちで参加してもらえたら」と語る。参加資格はコーラスの経験は問わないが、リハーサル全てに参加できる事が条件となる。応募多数の場合は書類選考により決定。久石譲と一緒にNHKホールの舞台に立てる貴重なチャンスとなる。
演奏予定曲目:
久石譲/「Orbis」混声合唱、オルガンとオーケストラのための
久石譲/バラライカ、バヤン、ギターと小オーケストラのための「風立ちぬ」小組曲
久石譲/「かぐや姫の物語」より
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ長調 作品125「合唱付き」
※演奏曲は変更になる場合があります。
日程:2013年12月13日(金)19時開演
会場:東京・NHKホール
指揮:久石譲
管弦楽:読売日本交響楽団
ソプラノ:林正子 メゾソプラノ:谷口睦美 テノール:村上敏明 バス:妻屋秀和
オルガン:ジャン=フィリップ・メルカールト
合唱:栗友会と一般公募による
チケット:全席指定/8,000円
※10月8日(火)から各先行受付スタート、一般発売日/11月9日(土)
お問合わせ:キョードー東京 TEL:0570-550-799
●コーラス公募について
小学校4年生以上で、コーラスの経験は問わず。東京都内で開催予定の3日間のリハーサルおよび本番日程のすべてに参加できる方に限ります。応募締め切りは10月31日(木)。応募多数の場合は書類選考により決定。結果は公式アドレスより11月上旬に応募者全員にメールで連絡。応募の詳細は公式サイトにて。
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公式サイト:http://www.hisaishi-daiku.com/