Info. 2008/08/03 AI、感動から生まれた新曲「おくりびと」

AIのニューシングル「おくりびと / So Special -Version AI-」が9月10日(水)にリリースされることが決定した。この曲は、9月13日(土)から全国ロードショーとなる映画「おくりびと」に感動したAIが久石譲の手がける「おくりびと」の主題曲に自ら歌詞をつけ歌ったもの。映画のイメージソングを手がけるのは、AIにとってこれが初めてのこと。

映画評論家、ライター、映画館スタッフが早くも“今年一番の映画!”と大きく絶賛し、マスコミ試写会も大盛況の映画「おくりびと」。この映画を観たAIも例外ではなかった。映画に感動、さらに尊敬する音楽家・久石譲が手がけている劇中曲にも感激したという。

チェロ12本編成による映画の主題曲にAI自らが歌詞をつけ、イメージソングとして歌ったものがニューシングル「おくりびと」だ。映画の主人公・新人納棺師の大悟の元の職業はチェリストのため、劇中曲は主人公の心に一番近い存在であるチェロの音色が中心となった楽曲となっているのだが、この曲ではAIと12本のチェロとの共演も聴き所のひとつだ。

映画「おくりびと」を見て、ホントに心を打たれて、涙が止まらなくなって…。とにかくめちゃくちゃ感動しました。そして実際イメージソングを作る事になったんだけど、尊敬する久石さんの曲に歌詞をつけるということで、光栄ですが緊張し、この映画に合う歌詞はどんなのがいいのかなって、すごく悩みました。この「おくりびと」という映画の素晴らしさを、イメージソングを作ることで壊しちゃいけないし、とにかく悩んで、考えて歌詞を書きました。映画を通してこういうことを伝えたかったんじゃないかなということを、自分なりに考えて、歌詞を書いたので、映画に負けないくらいいい曲が出来たと思います!是非聞いてください!──AI

彼女が試写会で映画を観てくれた時の表情が忘れられません。感じて、受けとめて、それを表現することのできる彼女だからできた歌だと感じました。壮大なオーケストラと優しく力強いAIさんの声が、この映画の美しい風景と一緒に流れることを思うと、瞼が熱くなりました。──広末涼子(「おくりびと」出演)

今回、この映画に、久石譲さんが映画史上に残るすばらしい楽曲を提供してくださいました。そして映画を観て、純粋に感動してくださったAIさんが久石さんの楽曲に、映画の世界をより豊かにする歌詞をつけてくださいました。AIさんのやさしい歌声が、心にダイレクトに伝わってきて、普段あまり気にしないでいる家族や、友人など、身近な人の大切さに気づかせてくれます。生きることを応援してくれるような、力強く、希望でいっぱいの歌だと思います。──間瀬泰宏(映画「おくりびと」プロデューサー)

●映画『おくりびと』
リストラされたチェロ奏者・大悟(本木雅弘)はひょんなことから[遺体]と接する職につくことになり、戸惑うばかり。しかしベテラン納棺師の佐々木(山 努)に就く中で、葬儀に集まる多彩な人々の想いに触れ、いつしか納棺師の仕事に理解を示すようになっていた。そんな矢先、唯一の家族である妻・美香(広末涼子)は夫の仕事に嫌悪感を抱き実家に帰ってしまう。はたして大悟は納棺師として、そして夫として人として、身近にいるかけがえのない人々の生と死に、どのように向き合えるのだろうか。夫婦の愛、わが子への無償の愛、父や母、家族への想い、友情や仕事への矜持…日本映画を代表するスタッフ・キャストがユーモアを絶妙に散りばめて、愛すること、生きること、すべての人に普遍的なテーマに挑んだ異色の感動作。

キャスト:本木雅弘 広末涼子 山 努 余貴美子 杉本哲太 峰岸 徹 山田辰夫 橘ユキコ 吉行和子 笹野高史
監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
音楽:久石 譲
9月13日(土))全国ロードショー!
映画『おくりびと』オフィシャルサイト
(C)2008「おくりびと」製作委員会

おくりびと AI

 

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