2010年はショパンやシューマンの生誕200年を迎えた年だが、もちろんアニバーサリーを迎えた人物や企業は様々。2010年に生誕100年を記念する人物にはマザー・テレサ/黒澤明/松本清張/ジャック・クストーといった面々が顔を並べる。開業100周年を迎えた企業の中には、阪急電鉄/いわい/日立製作所/京王電鉄/出石…などと同時に、不二家も創業100周年を刻む企業のひとつである。
その不二家が、創業100周年を記念し、「ペコちゃんの歌」を発表するという。これが作曲は久石譲、歌うは森高千里という強力な布陣なのだ。
2010年8月下旬発表予定という「ペコちゃんの歌」には、「ファミリーの不二家」という創業の原点に立ち返り“3世代にわたる家族の絆作り”がコンセプトに敷かれている。となればこそ、子供からお年寄りまで幅広い世代から絶大なる支持を持つ久石譲こそが最適と作曲を依頼、「ペコちゃんの歌」の誕生となったわけだ。
歌手には、家庭的なイメージと憧れの母親として多くの人から支持を集めている森高千里に白羽の矢が立った。雑誌やCMなどで活躍する一方で、一男一女の母として子育てを第一に生活しているその姿こそ、「ペコちゃんの歌」を歌うにふさわしいということだ。
発表までもうまもなく。楽しみにアナウンスを待っていよう。ちなみに不二家は創業100周年だが、ペコちゃんはいったい何歳なのかご存知だろうか。彼女は、1950年(昭和25年)に不二家のアイドルとして、6歳という年齢で登場した。当時同級生だった小学1年生は現在66歳になっている計算になる。
ちなみにポコちゃんは翌1951年に7歳として登場している。1951年にペコちゃんが7歳になっていたのだとすれば2人は同級生だが、ペコちゃんは永遠の6歳、ポコちゃんは永遠の7歳なのだとすれば、2人は年の差1歳の良きお友達。んー、さて、どっちなのか。「ペコちゃんの歌」の歌詞に、紐解くヒントが隠されて…いないか。誰か真実をご存知ですか?