Disc. 久石譲 『久石譲 presents MUSIC FUTURE VII』

2025年11月19日 CD発売 OVCL-00896

 

久石譲主宰 Wonder Land Records×クラシックのEXTONレーベル
夢のコラボレーション第7弾!未来へ発信するシリーズ!

久石譲が”明日のために届けたい”音楽をナビゲートするコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」より、アルバム第7弾が登場。

今回は「ミュージック・フューチャー・バンド」のメンバーが、様々な組み合わせで展開するプログラムで、ストリングカルテット、木管、金管、室内オーケストラと形を変え、カラフルな音色を奏でていきます。レコーディングは「EXTON」レーベルが担当し、音楽性高い臨場感のあふれるサウンドを作り出しています。「明日のための音楽」がここにあります。

ホームページ&WEBSHOP
www.octavia.co.jp

(CD帯より)

 

 

『久石譲 presents ミュージック・フューチャー VII』について

サウンド&ヴィジュアル・ライター
前島 秀国

久石譲が2014年に開始したコンサートシリーズ「MUSIC FUTURE」は、今年2025年10月で第12回目の開催を迎えようとしている。最初の「MUSIC FUTURE VOL.1」の開催が、つい先日のことのように思い出されるが、もちろん当時は10年後のことなど想像もつかなかった。だが、日本で初めてミニマル・ミュージックの魅力と意義を前面に押し出したコンサートを開催する喜びとプライドと高揚感は、10年前から現在に至るまでいささかも変わっていないように思う。

「MUSIC FUTURE」は、いわゆる”ゲンダイオンガク”を紹介するプロジェクトとは完全に一線を画している。聴衆のことなどほとんど考慮せず、己の作曲テクニックの誇示と、譜面上の美しさだけを追求するような”ゲンダイオンガク”は、1970年代に作曲を学んでいた若き日の久石に大きな疑問符を投げかけ、それが彼をミニマル・ミュージックの作曲に向かわせたのだが、彼がミニマルの魅力に開眼した半世紀前も、「MUSIC FUTURE」を開始した10年前も、そしていま筆者が拙稿を書いている2025年も、ミニマルは日本のクラシック音楽家で市民権を得ているとは言えない。一例を挙げれば、これまで外国人演奏団体の来日公演でしか演奏されなかったスティーヴ・ライヒの《18人の音楽家のための音楽》は、2025年10月開催予定の「MUSIC FUTURE VOL.12」で初めて日本人中心の演奏が実現するのだが、海外ではすでに多くの音楽大学のアンサンブルがこの楽曲を演奏している(つまり”教材”になっている!)のが現実である。そう考えると、「MUSIC FUTURE」が10年後の未来にも開催されるとして(もちろん筆者はそうなると固く信じているが)、ミニマル・ミュージックとその作曲家を紹介していくこのコンサートシリーズは──日本の常設演奏団体が何の偏見もなくミニマルに取り組むような未来が実現しない限り──今後もユニークかつ重要な役割を担い続けていくのではあるまいか。

話がFutureに飛びすぎた。2024年7月に開催された「MUSIC FUTURE VOL.11」の演奏曲を収めた本盤『久石譲 presents ミュージック・フューチャー Vll』の意義を明らかにするためにも、これまでの「MUSIC FUTURE」の軌跡を簡単に振り返っておこう。

筆者が記憶している限りでは、久石は「MUSIC FUTURE」の開始に際して次の3つの指針を打ち出していた。①”未来に伝えたい古典”というべき、評価の定まった重要な作品を紹介すること。②久石より下の世代に属する注目の作曲家を紹介すること。③作曲家・久石の作品を初演または演奏すること。まず①に関しては、久石自身が強く影響を受けたアメリカン・ミニマル・ミュージックの作曲家(テリー・ライリー、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスとやや年下のジョン・アダムズ)は言うに及ばず、ヨーローッパのホーリー・ミニマリズムの作曲家(アルヴォ・ペルト、ヘンリク・グレツキなど)の音楽がこれに該当するが、その代表的な例として、フィリップ・グラスの《String Quartet No.5》が本盤に収録されている。②に関しては、ニューヨークの現代音楽プロジェクト「Bang on a Can」を共同創設したデイヴィッド・ラング、イギリスでクラシックとエレクトロニカを融合したジャンル「ポスト・クラシカル」を提唱したマックス・リヒター、そして彼らよりも下の世代に属するニコ・ミューリーやブライス・デスナーといった作曲家の作品が紹介されてきた。本盤ではラングの《Breathless》とリヒター/久石の《On the Nature of Daylight》が演奏されている。

10年以上前に「MUSIC FUTURE」が始まった当時、①や②の作曲家たちは久石と直接の面識を持っているわけではなかった。ところが「MUSIC FUTURE」が回を重ねていくにつれ、久石はライリーやグラスと親交を温めるようになり、リヒター、ラング、ミューリーらがいずれも久石の音楽の熱烈なファンだということが明らかになった。これが「MUSIC FUTURE」最大の”嬉しい誤算”であり、このコンサートシリーズを継続していくうえでの大きな力を与えたという点は、もっと広く知られて然るべきだろう(彼らの協力も得て、2018年と2022年にはニューヨーク公演も実現している)。「MUSIC FUTURE」は、もはや単なる日本国内のコンサートシリーズというより、ミニマリスト、ポスト・ミニマリスト、ポスト・クラシカルの作曲家たちがコラボレートする世界的なプロジェクトに成長したのではないか、というのが筆者の考えである。

そして、③についても急いで触れておかなければならない。現時点で、久石の作曲活動における「MUSIC FUTURE」の最大の意義は、彼がこのコンサートシリーズにおいて初演したいくつもの作品によって、「シングル・トラック・ミュージック」と名付けられたミニマルの方法論を発展・確立した点にあると思う。2015年開催の「MUSIC FUTURE VOL.2」で初演された《Single Track Music 1 for 4 Saxophones & Percussion》で初めて試みられたこの方法論は、本盤収録の《The Chamber Symphony No.3(室内交響曲第3番)》や『君たちはどう生きるか』(2023)などの映画音楽でも重要な役割を果たしている。

鉄道の単線(シングル・トラック)に由来する「シングル・トラック・ミュージック」は、ある単旋律(フレーズ)がユニゾンで何度も演奏されていくうち、単旋律の中のいくつかの音が高く/低く再配置されることで、別のフレーズが浮かび上がったり、それらが重なることで偶発的なハーモニーが生まれたりするという、シンプルだが多くの可能性を秘めた方法で作られている。《室内交響曲第3番》を例に挙げれば、第1楽章「Symphonia」の冒頭でピアノ、クラリネット、弦が提示する威勢のよい単旋律が何度も繰り返され、オーケストレーションを変えていきながら、多種多様な音風景を生み出していくが、最初に提示された単旋律はリスナーの耳にはっきり残っているので、音楽の変容のありさまを即座に理解できる。単旋律の音が再配置されることで生まれる別のフレーズは、ちょうど単線鉄道の車窓から外を眺めていると、ビルの窓ガラスや川のっ水面に自分の姿の反射が映ってハッとするような、意外な面白さを秘めている。第2楽章「Invention for two voices」の、どことなく乾いたユーモアを備えたピアノの主題についても同じことが言えるが、第1楽章が都会を走る”快速”ならば、第2楽章は郊外の田舎風景を走る”各駅停車”か。そして”暴走特急”に変わった第3楽章「Toccata」は、その名の通り”脱線”や”正面衝突”の危険も顧みずに各奏者が驚くべき名人芸を披露していく。

こうした面白さを実現するためには、基本となる単旋律が思わず口ずさみたくなるような親しみやすさを持ちながら、同時に高度な可塑性に耐えうる可能性を潜在的に備えていなければならない。つまり、久石のようにキャッチーなメロディを書ける作曲家でなければ「シングル・トラック・ミュージック」の方法論は成立しないのだ、ということをここでぜひとも強調しておきたい。

これまで「MUSIC FUTURE」が育んできた作曲家同士の友愛とリスペクト、そして久石ならではのミニマルな方法論を収めたアルバムが、すなわち本盤なのである。

(まえじま・ひでにく)

(CDライナーノーツより)

 

 

 

曲目解説

久石譲:The Chamber Symphony No.3  [世界初演]

 原曲のPiano Sonataは2020年にピアニストの滑川真希さん、Philharmonie de Paris、Art Electronica Festivalからの共同委嘱で作曲を開始したが、Covid-19によりコンサートが2022年に延期されたため楽曲の仕上げも2022年の春となった。

 当初、Sonatineと題して3楽章の楽曲として完成したが、作曲が遅かったせいで初演は第3楽章のToccataのみとなった。誠に反省しているのだが、その時の真希さんのパフォーマンスはパリの観客を完全に魅了した。

 そして今年MUSIC FUTURE用に書き直せないか?と思いつき、その年の1月より編曲を試みたが、実際原曲自体も修正して全く別の作品に仕上がった。そこでタイトルもThe Chamber Symphony No.3(室内交響曲第3番)とした。

 4月には完成したが、元々ピアノのソロという制約もあったので同時に多くの要素を入れることはできなかった。そのため2声部を基本に作曲したので(のちに3声部に変えたため作曲が大幅に遅れた)、それを活かせる方法として僕のSingle Track Musicという単旋律を基本としたオーケストレーションを導入した。その説明は省くが、その方法によりピアニスティックなパッセージとうまくマッチして立体的な楽曲に仕上がった。

 全3楽章、約22分の作品となった。

久石譲

(「久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.11 コンサート・パンフレット」/ 「MUSIC FUTURE VII」CDライナーノーツより)

 

*曲目解説は、2024年7月25-26日 MUSIC FUTURE Vol.11 プログラムノートより転載

(CDライナーノーツより)

 

他作品の楽曲解説は前島秀国氏によるものが掲載されている。

 

 

 

ミュージック・フューチャー・バンド
Music Future Band

2014年、久石譲のかけ声によりスタートしたコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」から誕生した室内オーケストラ。現代的なサウンドと高い技術を要するプログラミングにあわせ、日本を代表する精鋭メンバーで構成される。

”現代に書かれた優れた音楽を紹介する”という野心的なコンセプトのものと、久石譲 (1950-) の世界初演作のみならず、ミニマル・クラシックやポストクラシカルといった最先端の作品や、日本では演奏機会の少ない作曲家による作品を取り上げるなど、他に類を見ないプログラムを披露している。これまでに、シェーンベルク (1874-1951)、ヘンリク・グレツキ (1933-2010)、テリー・ライリー (1935-)、アルヴォ・ペルト (1935-)、スティーヴ・ライヒ (1936-)、フィリップ・グラス (1937-)、ジョン・アダムズ (1947-)、レポ・スメラ (1950-2000)、デヴィット・ラング (1957-)、マックス・リヒター (1966-)、ガブリエル・プロコフィエフ (1975-)、ブライス・デスナー (1976-)、ニコ・ミューリー (1981-)などの作品を取り上げ、日本初演作も多数含む。

”新しい音楽”を常に体験させてくれる先鋭的な室内オーケストラである。

(CDライナーノーツより)

 

 

 

 

 

 

The Chamber Symphony No.3
I. Symphonia
II. Invention for two voices
III. Toccata

Piano Sonata
I. Heavy Metal
II. Blues Invention
III. Toccata

Piano Sonataの姉妹作品にあたるThe Chamber Symphony No.3は、久石譲が提唱するSingle Track Music(単旋律)の手法が使われています。その説明は「ここ数年僕は単旋律の音楽を追求しています。一つのモチーフの変化だけで楽曲を構成する方法なので、様々な楽器が演奏していたとしても、どのパートであっても同時に鳴る音は全て同じ音です(オクターヴの違いはありますが)」(久石譲)とあるとおりです。

The Chamber Symphony No.3の第2楽章は「II. Invention for two voices」です。つまりタイトルそのまま2声のインヴェンションで作られている。そこに単旋律の手法が加わることで、ある音だけ同時に複数の楽器で鳴っていたり、ドとかレとか同じ音だけどオクターヴ高いまたは低い音でこれもまた必ず同時に鳴っていたり。

Piano SonataもThe Chamber Symphony No.3も第2楽章は2声で書かれていると思います。単旋律の手法を取り入れることで複数のモチーフ(声部)があるような錯覚効果もありながら、実は上のように同じ音が重なっていてモチーフ自体は2声になることをタイトル「II. Invention for two voices」が示しています。また楽器の出し入れで楽想がカラフルになることもあってPiano Sonataの「II. Blues Invention」からくるブルースの雰囲気はなくなっていると感じました。いろいろな意図やコンセプトでタイトルが変わっているのかもしれません。

Blog. 「久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.12」コンサート・レポート より抜粋)

 

 

久石譲の室内交響曲第1番は「Chamber symphony for Electric Violin and Chamber Orchestra」(2015/『久石譲 presents MUSIC FUTURE 2015』収録)、室内交響曲第2番は「”The Black Fireworks” for Bandoneon and Chamber Orchestra」(2017/『久石譲 presents MUSIC FUTURE III』収録)である。

 

 

 

久石譲
Joe Hisaishi (1950-)
The Chamber Symphony No.3 [世界初演]
1. I Symphonia
2. II Invention for two voices
3. III Toccata

フィリップ・グラス
Philip Glass (1937-)
String Quartet No.5
4. I
5. II
6. III
7. IV
8. V

 Vn1 郷古 廉、 Vn2 小林 壱成、
 Va 中村 洋乃理、 Vc 中 実穂

マックス・リヒター/久石譲
Max Richter (1966-) / Joe Hisaishi (1950-)
9. On the Nature of Daylight

 Hr1 福川 伸陽、 Hr2 信末 碩才、
 Tp 辻本 憲一、 Tb 青木 昂、B.Tb 野々下 興一、
 Cl マルコス・ペレス・ミランダ、 Fg 向後 崇雄

デヴィッド・ラング
David Lang (1957-)
10. Breathless

 Fl 柳原 佑介、 Ob 坪池 泉美、
 Cl マルコス・ペレス・ミランダ、
 Fg 向後 崇雄、 Hr 信末 碩才

 

久石譲(指揮)1-3
Joe Hisaishi (Conductor)

ミュージック・フューチャー・バンド 1-3
Music Future Band

2024年7月25−26日 東京、紀尾井ホールにてライヴ収録
Live Recording at Kioi Hall, Tokyo, 25-26 July 2024

 

JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE VII

Conducted by Joe Hisaishi
Performed by Music Future Band
Live Recording at Kioi Hall, Tokyo, 25-26 July  2024

Produced by Joe Hisaishi
Recording & Balance Engineer: Tomoyoshi Ezaki
Assistant Engineers: Takeshi Muramatsu, Masashi Minakawa
Mixed and Mastered at EXTON Studio, Tokyo
Production Management: Wonder City Inc.
Music Sheet Preparation: Saori Minomo
A&R: Moe Sengoku
Cover Design: Miwa Hirose

Executive Producers: Ayame Fujisawa (Wonder City Inc.), Tomoyoshi Ezaki

Special thanks to MUSIC FUTURE Vol.11, Kenichi Yoda (ntv)

WELLFLOAT products were used in this mastering process.

Joe Hisaishi by the courtesy of Deutsche Grammophon GmbH

 

Disc. ゴーティエ・カピュソン『Gaia (Gaïa) / ガイア』

2025年11月7日発売 ※輸入盤
CD カタログNo. 2173272737
LP カタログNo. 2173284248

 

久石譲、M.リヒターら現代に称賛される作曲家らと、世界的チェリスト、ゴーティエ・カピュソンが創造する祈りのメロディ

世界的チェリスト、ゴーティエ・カピュソンが贈るアルバム《ガイア》は、多様な音楽言語を通じて自然の「回復力」「儚さ」「力強さ」というテーマが表現されており、人類と地球とのつながりを探求する、大胆で感情豊か、かつ多面的なプロジェクトです。

このプロジェクトには、マックス・リヒター、ルドヴィコ・エイナウディ、久石譲といった巨匠から新進気鋭の才能まで、16人の現代作曲家が17のオリジナル曲をこのアルバムのために提供。ジャンルや文化を超えた多様な音楽が集結しています。カピュソンはこのアルバムを「地球が音楽を通して自己を表現している」と語っています。この作品は脅かされている自然への賛歌であり、未来への祈りが込められています。自身の故郷であるフランス・アルプスの雄大な自然もインスピレーションの源となっています。

作曲家自身を含む多彩なゲストミュージシャンが演奏に参加しており、《ガイア》の音楽は自然の力強さともろさ、その荘厳さと静けさを描き出しています。カピュソンは本作を「チェロが自然のリズムと共鳴する、音楽的で人間的な冒険」と位置づけています。

(メーカー・インフォメーションより)

 

 

ギリシャ神話の原初の大地の女神、ガイア。このアルバムは、地球の美しさ、力強さ、そしてその脆さにインスピレーションを受け、地球に捧げられた作品です。異なる文化的背景、美学、音楽ジャンルを持つ16人の作曲家を一つの息吹のもとに集めたいという願いから生まれました。それはまた、警鐘を鳴らす歌であり、脅かされているこの美しさへの讃歌であり、未来の世代への祈りでもあります。

(CDジャケットより)

 

 

ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き

日本語解説書には、各作曲家による作品のコメントの日本語訳、小室敬幸氏による書下ろし解説を掲載

 

 

久石譲
プレリュード Prélude

これはゴーティエ・カピュソンが弾くことを念頭に書いた作品です。

チェロは短いモチーフに続いて、アルペジオのような音型を演奏し、ピアノ伴奏は対照的なリズムパターンを弾きながら、チェロに交わることはなく並行して進みます。

音型の微妙な変化により、倍音構造が変化していくように聴こえるので、演奏者はいかようにも解釈することができ、感情を吐露することも、、冷静沈着に演奏することもできます。

(CDブックレットより)

 

 

久石譲 presents MUSIC FUTUREコンサートでも取り上げてきた作曲家、マックス・リヒター、ブライス・デスナー、ニコ・ミューリーらも顔を揃える本盤は現代作曲家の贅沢な集いだ。そして日本からは久石譲に白羽の矢が立つ。

久石譲「プレリュード」を聴いていると、既出の「Shaking Anxiety and Dreamy Globe for 2 Cellos」などを思い起こすことになる。雰囲気が近いと感じるのは久石譲がその楽器の特性を掌握したうえで、チェロの開放弦を意識した調性からくるものなのかもしれない。とても魅力的な楽曲だ。録音とリリースに1年以上のインターバルがある。久石譲が「プレリュード」を作曲したのは2024年前半頃の可能性も出てくる。もちろんそれよりも前に依頼され楽曲構想を練り温めていた楽曲かもしれない。久石譲の今が聴けるホットな楽曲であることは確かだ。

 

 

同時発売のLPはCD収録の17曲から12曲を厳選した、数量限定生産140gアナログLPレコード

 

 

マックス・リヒター
1. ガイアのシークエンス Sequence for Gaïa

ブライス・デスナー
2. 森ヘ Towards the Forest

JBダンケル(アリィ・アリューシュ・ネアマ編曲)
3. 目覚め Wake

アヤナ・ウィッター=ジョンソン
4. 永遠の住処 Forever Home

ルドヴィコ・エイナウディ
5. 空気 Air

久石譲
6. プレリュード Prélude

アルマン・アマール
7. ボレアス Boreas

ブライス・デスナー
8. 光に向かって Towards the Light

オリヴィア・ベッリ
9. ターマル・メトゥシェラ Tàmâr Mĕtūshelāh

ゼイヴィア・フォーリー
10. 野望 Ambition

ガブリエラ・モンテーロ
11. ブルジェ湖で Sur le lac du Bourget

ジャスミン・バーンズ
12. 陽だまりの人生 Life in Sunshine

ニコ・ミューリー
13. サイド・ピース Side Piece

クウェントン・ブレーシュ
14. 風と雨 Of Wind and Rain

アベル・セラウチュウェ
15. かなたの夢 Toro Tsa Kwa

ミッシー・マッゾーリ
16. いつもの幻影 The Usual Illusion

ミシェル・カニトロ/ヴラディミール・パリエンテ
(カリーム・アベス&ブリス・ダボリ編曲)
サラ・レベッカ(歌詞)
17. ネヴァー・セイ・ネヴァー Never Say Never

【演奏】
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)
ジェローム・デュクロ(ピアノ:1, 7, 8)
フランク・ブラレイ(ピアノ:6, 10, 11, 13)
オリヴィア・ベッリ(ピアノ:9)
カプチェッリ(チェロ・アンサンブル:3, 12, 14)
アヤナ・ウィッター=ジョンソン(チェロ 、ヴォーカル:4)
アベル・セラウチュウェ(チェロ、ヴォーカル、プログラミング:15)
ミシェル・カニトロ(プロダクション:17)
サラ・レベッカ(ヴォーカル:17)

【録音】
2024年8月23-27日、10月27-31日、エルマウ城

レーベル : WARNER ERATO
発売国 : Europe

 

Disc. 『NHKスペシャル ディープオーシャン 幻のシーラカンス王国』

2025年9月26日 Blu-ray/DVD発売
Blu-ray NSBS-54594
DVD NSDS-54596

 

NHKスペシャル
DEEP OCEAN
ディープオーシャン

幻のシーラカンス王国

潜水艦を交互に潜らせる世界初の「72時間追跡作戦」を敢行
絶壁の隙間に潜む”隠れ家”や未知の行動を捉えることに成功
4億年前から変わらぬ姿でなぜ生き残ってこられたのか?
前代未聞の冒険で生きた化石の知られざる姿に迫る!

 

謎多き古代魚・シーラカンスの真の姿とは…?

世界的スクープ、ダイオウイカの初撮影に成功したNHK深海取材班が、生態が謎に包まれた古代魚・シーラカンスに挑む。インドネシア・スラウェシ島で昼夜をわかたず潜水班を潜らせる「72時間追跡作戦」を敢行。絶壁の隙間に8匹の群れを発見。繁殖や捕食の解明につながる未知の行動を捉えることに成功した。シーラカンスは脊椎動物が海から陸へ上陸を遂げる過程にいた特別な魚として科学的に重要な意味をもつ。謎多き古代魚の知られざる姿に迫る冒険ドキュメント。

2025年3月2日 NHK総合テレビで放送

 

音楽:久石譲
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
国際共同制作:ZDF/ARTE and OceanX
協力:The Coordinating Ministry of Maritime Affairs and Investment of the Republic of Indonesia

 

特典映像
◆〈国際版〉Kingdom of the Coelacanth (約52分)
  アッテンボローのディープオーシャン 幻のシーラカンス
◆ダイジェスト (約3分)
◆体感!潜水カメラマンの1日 (約4分)
◆久石譲×「シーラカンス」音楽 (約7分半)

封入特典
◆特製リーフレット
 「”深海のラスボス”に挑む」ディレクター 松村紀生
 「シーラカンス調査の学術的意義」ふくしま海洋科学館「アクアマリン ふくしま」 岩田雅光

 

出典:商品パッケージ (特典詳細を一部追記)

 

 

 

〈国際版〉(52分)は番組構成が一部異なる。主に調査後の後日談や追加調査のシーンである。番組後半にあたる箇所で感覚値では全体から1/5が別映像になっている。詳細に〈国際版〉とNHK版(59分)2つのプログラムを同時視聴したものではない。

本番組は日本国内はもちろん海外でも放送されていることになるのだろう。もしかしたら音楽:久石譲に興味をもった人もいるかもしれない。ただ全体的に音楽のボリュームが小さいためなかなか気に留めるのは難しい。久石譲が書き下ろした音楽が作品として音源として残されることを切望している。

本作品の音楽は未音源化(2025.9現在)である。

 

 

円盤のメインメニューではメインテーマをフルバージョンで聴くことができる。また特典映像の「ダイジェスト(約3分)」「体感!潜水カメラマンの1日(約4分)」「久石譲×「シーラカンス」音楽(約7分半)」は番組放送時にNHK公式YouTubeにて公開されていたものである。久石譲登場動画のほうでもメインテーマのフルバージョンは聴くことができる。下記インフォメーションページご参照。

 

 

 

 

 

【Blu-ray仕様】
ドキュメンタリー/セル/本編59分+特典映像66分/1920×1080iFull HD/(1)リニアPCM 2.0chステレオ(特典の一部 リニアPCMのみ)(2)ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/二層/カラー/バリアフリー日本語字幕(本編のみ)/特製リフレット

 

【DVD仕様】
ドキュメンタリー/セル/本編59分+特典映像66分/16:9LB/(1)リニアPCM 2.0chステレオ(特典の一部 リニアPCMのみ)(2)ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/片面二層/カラー/特製リーフレット

 

Disc. 『NHKスペシャル ディープオーシャン 紅海 世界初! 深海の魔境に挑む』

2025年9月26日 Blu-ray/DVD発売
Blu-ray NSBS-54595
DVD NSDS-54597

 

NHKスペシャル
DEEP OCEAN
ディープオーシャン

紅海 世界初! 深海の魔境に挑む

深い海の底に広がる謎の湖──ブラインプール
そこは生命誕生の謎をも秘めた太古の海
砂漠に囲まれた未知なる海・紅海を世界で初めて大調査
最新超高速感度カメラで神秘の景観と生命起源の解明に迫る!

 

深海の魔境に生命起源の解明に迫る大発見が!

砂漠に囲まれた海・紅海。極彩色のサンゴ礁の下は未調査の海域。サウジアラビア政府が行った世界初の紅海深海大調査に参加。目指すのは海底1800mにある謎の湖「ブラインプール」。海底にもう一つの水面が現れ神秘的な光景が広がる。そこは原始の海に近い環境で生命起源の解明につながるという。神秘の海底景観と深海生物たちの命の攻防。研究者が挑む生命起源の謎に迫る。

2023年7月23日 NHK総合テレビで放送

 

音楽:久石譲
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
国際共同制作:ZDF/ARTE
協力:National Center for Wildlife of the Kingdom of Saudi Arabia, OceanX Media

 

特典映像
◆〈国際版〉Mysterious Worlds od the Red Sea (約52分)
  アッテンボローのディープオーシャン 紅海 神秘の魔境
◆ディープオーシャン 深海への挑戦 (約3分)
◆久石譲×「紅海」音楽 (約7分)

封入特典
◆特製リーフレット
 「異次元の海に潜る」ディレクター 溝渕貴裕
 「深海 8K撮影への挑戦」カメラマン 髙村幸平

 

出典:商品パッケージ (特典詳細を一部追記)

 

 

 

〈国際版〉(52分)は番組構成が一部異なる。NHK版(49分)はプロジェクトチームの日本人研究者にスポットを当ててドキュメントしているが、〈国際版〉は英語圏の博士・研究者にスポットを当てた構成になっているためである。そのため日本人研究者の登場回数は極めて少ない。英語圏から番組を視聴する場合は〈国際版〉のほうが馴染みやすい。感覚値では全体の1/3が別映像になっている。

それに伴い音楽も当然同じ使われ方をしていない箇所もある。とは言っても新旧シリーズ音楽から使われている曲数や曲尺に大きな違いはない印象だった。詳細にタイミングシート(Mナンバー)の比較はしていない。

本番組は日本国内はもちろん海外でも放送されていることになるのだろう。もしかしたら音楽:久石譲に興味をもった人もいるかもしれない。ただ全体的に音楽のボリュームが小さいためなかなか気に留めるのは難しい。久石譲が書き下ろした音楽が作品として音源として残されることを切望している。

本作品の音楽は未音源化(2025.9現在)である。

 

 

円盤のメインメニューではメインテーマをフルバージョンで聴くことができる。また特典映像の「ディープオーシャン 深海への挑戦 (約3分)」「久石譲×「紅海」音楽(約7分)」は番組放送時にNHK公式YouTubeにて公開されていたものである。久石譲登場動画のほうでもメインテーマのフルバージョンは聴くことができる。下記インフォメーションページご参照。

 

 

 

 

 

【Blu-ray仕様】
ドキュメンタリー/セル/本編49分+特典映像62分/1920×1080iFull HD/(1)リニアPCM 2.0chステレオ(特典の一部 リニアPCMのみ)(2)ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/二層/カラー/バリアフリー日本語字幕(本編のみ)/特製リフレット

 

【DVD仕様】
ドキュメンタリー/セル/本編49分+特典映像62分/16:9LB/(1)リニアPCM 2.0chステレオ(特典の一部 リニアPCMのみ)(2)ドルビーデジタル 5.1chサラウンド/片面二層/カラー/特製リーフレット

 

Disc. 久石譲 『A Big Bold Beautiful Journey (Original Motion Picture Soundtrack)』

2025年9月19日 デジタルリリース

 

2025年公開映画『A Big Bold Beautiful Journey』
監督:コゴナダ
脚本:セス・リース
音楽:久石譲
出演:コリン・ファレル、マーゴット・ロビー ほか

2025年9月19日アメリカ公開
『A Big Bold Beautiful Journey』

2025年12月19日日本公開
『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』

 

 

久石譲がハリウッド映画の音楽を手がけるのはキャリア初となる。

 

 

 監督は、前述の通り韓国系アメリカ人のコゴナダが務めており、気鋭の映画スタジオ・A24製作で音楽を坂本龍一が担当した『アフター・ヤン』は賞レースにも名を連ねる名作として、映画ファンの間でも高く評価されています。さらにコゴナダはスタジオジブリの大ファンであり、本作でも宮崎駿監督作品から大きなインスパイアを受けているとコメント。その強い思いから、同監督作品の映画音楽を手掛けている久石譲に本作の音楽を熱烈オファー。久石がハリウッド映画のサウンドトラックを担当するのは彼の輝かしいキャリアの中でも初めてのことであり、日本とも縁深い作品となりました。

出典:久石譲がハリウッド映画音楽デビュー 『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』12月公開決定 – CDJournal ニュース より抜粋
https://www.cdjournal.com/main/news/margot-robbie/120901

 

 

 

 

 

 

Same Theme:
Track-1, 5, 17
Track-4, 22
Track-12, 19
Track-13, 20, 21

 

(レビュー後日記 予定)

 

 

 

1. Rain (1:51)
2. I’m Not (0:47)
3. The Point (Bonus Track) (0:13)
4. Sarah and David (5:10)
5. A Big, Bold, Beautiful Journey (1:24)
6. The Door (Bonus Track) (1:27)
7. The Lighthouse (2:28)
8. Silent (Bonus Track) (2:35)
9. Memory of Dad0 (2:37)
10. High School (1:15)
11. Mom Passed Away (1:33)
12. To Her Mother’s Side (3:08)
13. Memories of Mother (2:09)
14. The Balloon and the Bear (1:56)
15. Earth Kiss (1:50)
16. Couple Fight (0:36)
17. The Accident (Bonus Track) (1:26)
18. Midnight Walk (0:38)
19. Two Paths (1:35)
20. The Childhood Home (1:45)
21. When I Was Young (1:54)
22. Meet Again (Bonus Track) (1:07)
23. The Risk – Laufey (3:58)
24. Winter Wonderland – Laufey (2:13)
25. But Beautiful – Laufey (4:32)
26. Let’s Dream in the Moonlight (Take 1) – Laufey (2:48)
27. Let My Love Open the Door – Mitski (2:42)
28. The Risk (Instrumental) – Laufey (3:58)

Total Time: 59 min.

 

 

Disc. 戸田信子、陣内一真 『リヴァイアサン (Soundtrack from the Netflix Series)』

2025年7月10日 デジタルリリース

Netflixオリジナルアニメーションシリーズ「リヴァイアサン / Leviathan」のオリジナル・サウンドトラック。アルバムには戸田信子と陣内一真によるオリジナル・スコアと、久石譲が書き下ろしたオリジナル・ソングも収録されている。

 

 

■主題歌:
オープニング:久石譲「ひとすじの道へ」

エンディング:久石譲 feat. ダイアナ・ガーネット 「その先の空へ」
作詞:鈴木麻実子 作曲:久石譲 編曲:戸田信子、陣内一真

Opening Theme “Paths Combine” by Joe Hisaishi
Ending Theme “The Sky Ahead” by Joe Hisaishi feat. Diana Garnet

 

Conductor:David Hernando Rico
Orchestrators:Nobuko Toda, Robin Hoffman
Orchestra:Bratislava Symphony Orchestra, Tokyo Studio Symphony
Recording Studio:Slovak Radio Concert Hall, Sony Music Studios Tokyo
Recording Engineer:Igor Baar, Satoshi Bono
Score Mixing Engineer:Suminobu Hamada 

 

 

久石譲はオリジナル・ソングとそのインストゥルメンタル・ヴァージョンなど5曲でクレジットされている。

「41. Paths Combine (Piano Duet Version)」はオープニング・テーマとして使用されている。主人公二人を象徴する楽曲とも言えるのかもしれない。”Piano Duet”となっているのも意図がうかがえる。実際には物語にそういったシーンはないが作品の求める世界観が楽曲に託されていると感じる。そのアレンジバージョン「16. Building Friendship」「32. Paths Combine (Violin and Vocal Version)」も含めて二人を描いた印象的なシーンで使用されている。

「1. The Sky Ahead (feat. Diana Garnet)」はエンディング・テーマとして使用されている。また戸田信子と陣内一真によるオリジナル・スコアのなかで「4. Deryn Is Dylan Sharp」「5. Huxley Flies Away」などで、そのメロディの一部がモチーフにもなっている。

「24. A Night in Istanbul」は第6話と第7話の重要なシーンで登場する。

全12話のなかで久石譲の書き下ろした楽曲たちは、主題歌はもちろん物語の大切なシーンでの挿入歌として迎えられているほどキーとなる箇所で効果的に使われている。

 

 

リヴァイアサン (Soundtrack from the Netflix Series)

1. The Sky Ahead (feat. Diana Garnet) – Joe Hisaishi (3:40)
2. Leviathan Main Theme (4:29)
3. Stormwalker (1:04)
4. Deryn Is Dylan Sharp (1:18)
5. Huxley Flies Away (2:26)
6. Aberdeen (0:25)
7. Deryn and Her Father (0:36)
8. Prince Aleksandar of Hohenberg (1:14)
9. Sarajevo, 1914 (0:41)
10. Clanker Army (1:44)
11. Leviathan in Paris (1:08)
12. Outbreak of War (1:28)
13. Get That Flare Off! (2:13)
14. The World at War (1:18)
15. Royal Inheritance (2:11)
16. Building Friendship – Nobuko Toda, Kazuma Jinnouchi & Joe Hisaishi (2:08)
17. Preparing for Launch (1:20)
18. SMS Kaiser (2:40)
19. SMS Herkules (1:40)
20. Bovril (0:57)
21. Parting Ways (1:51)
22. Moonlight Flight (2:27)
23. Nene (1:20)
24. A Night in Istanbul – Joe Hisaishi (1:21)
25. When the War Is Over (0:49)
26. Ottoman Empire (1:01)
27. The Turkish War of Independence (4:41)
28. Otto Klopp (2:15)
29. To End This War (1:34)
30. Anomalies (2:00)
31. Dr. Nora Barlow’s Findings (1:16)
32. Paths Combine (Violin and Vocal Version) (feat. Sharp (CV: Natsumi Fujiwara)) – Joe Hisaishi (2:06)
33. Big Whale Blues (0:41
34. Nikola Tesla’s Premiere (0:44)
35. Meeting Tesla (1:20)
36. Kidnapped (1:10)
37. No Goliath for the German Army! (2:27)
38. For the Greater Good (5:50)
39. Deryn and the Leviathan (0:40)
40. Who We Are (1:04)
41. Paths Combine (Piano Duet Version) – Joe Hisaishi (1:18)

レーベル:Netflix Music
規格品番:81232217-01-JP
発売日:2025年7月10日
配信開始日:2025年7月10日
収録曲数:全41曲
収録時間:1:12:32

 

Disc. 久石譲 『幾千のつばさ』 *Unreleased 【4/21 update】

2025年4月6日 発表

 

N高グループ校歌
「幾千のつばさ」
作詞:「幾千のつばさ」校歌制作委員会
作曲:久石譲
合唱:リトルキャロル&フレンズ

 

2025年4月6日開催「N高グループ AI入学式」にて発表された。楽曲に合わせたMV上映で歌詞とイメージ映像とともに紹介された。また2025年4月開校ZEN大学でも同グループ校歌として披露された。

若い混声合唱によって歌われている。ユニゾンや声部が分かれたりと合唱曲に仕上がっている。歌詞は3番まであり3番に入るところで転調している。シンセサイザーサウンドを基調とした音づくりがされている。当校のイメージに合わせたものかもしれない。通奏で響く太鼓の鼓動が印象的な楽曲である。

 

レコーディング風景

from リトルキャロル公式SNS

 

 

2025.04.21 追記
入学式で披露されたMusic Videoが公開された。

N高グループ校歌『幾千のつばさ』(作曲 久石譲)

from N高等学校・S高等学校・R高等学校 公式YouTube

 

 

 

Disc. 久石譲 『Mládí』

2024年12月6日 EP発売 487 – 6803 輸入盤

 

久石譲の74歳の誕生日(12月6日)を記念して、北野武映画への提供曲3曲をEPで発売。

《久石 譲~Mládi》

2024年7月、ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンで3夜連続ヘッドライナーを務めた初のクラシック・アーティストとなった久石譲。2023年3月にウィーン交響楽団とのコラボレーションの一環として録音された北野武映画への提供曲3曲を、久石譲の74歳の誕生日(12月6日)を記念してEPで発売。チェコ語で「青春」を意味する「Mládi」はレオシュ・ヤナーチェクの木管六重奏曲のタイトルから引用されました。

【演奏】久石譲(ピアノ・指揮)ウィーン交響楽団

【録音】2023年3月、ウィーン楽友協会

(メーカーインフォメーションより)

 

 

 

先行配信リリース

Summer

Joe Hisaishi · Wiener Symphoniker

Released on 2024/10/24 Digital

 

 

 

 

ドイツ・グラモフォンからの最新リリース『Mládí』は、『A Symphonic Celebration』(ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団・2023)『JOE HISAISHI IN VIENNA』(2024)に続く待望の3作品目になる。前作同様ウィーン交響楽団との共演でウィーン楽友協会で録音されている。

この作品の初演は2017年チェコ・プラハ公演で、演奏会用作品として新たに3曲をまとめたピアノ&ストリングスで披露された。以降も【mládí】for Piano and Strings でプログラムされる人気コーナーになっている。日本初演にあたる「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2017」のライヴ音源が『Songs of Hope: The Essential Joe Hisaishi Vol. 2』(2021)にて念願の音源化を果たしたが、その際選ばれたのは「Kids Return」「HANA-BI」の2曲だった。このたび満を持してセッション録音で3曲そろっての音源化が叶えられた。久石譲の誕生日記念盤という花を添えて。

 

 

最新版にしてみずみずしいフレッシュな音が広がっている。久石譲にとってもファンにとってもおなじみの名曲たちなのに、思い出とともに丸みを帯びていく円熟とは反対にある、いま出来立てで今を演奏している若さに漲っている。その一役を買っているのはこの作品の演奏にあまり馴染みのなかっただろう海外オーケストラによるところが大きいことは間違いない。その抑えられないエネルギーに拮抗するように久石譲ピアノも強く切なく「青春」を謳歌している。ちょっと軽く受け取る気持ちでいた自分を反省して、しっかり両手でこのギフトを受け取りなおしたい。誕生日おめでとうございます。そしてありがとうございます。

少し音源を聴き比べてみる。『Songs of Hope: The Essential Joe Hisaishi Vol. 2』に収録されたWDO2017 Live音源と本盤はどのくらい変わった印象があるだろう。演奏と録音環境が異なる。

「HANA-BI」一番海外オーケストラらしい歌わせ方やニュアンスが出ていると思う。すごい力強さもあるけれど楽器ごとの音が明瞭で聴くごとに耳が喜んでしまう。中間部のピッツィカートの細かさ(1:30~)はライヴ音源では気づけないほど、ヴァイオリンからコントラバスまで音の飛び散りが花火をかたちづくる。クライマックスのメロディのズレもこのバージョンの聴かせどころだ。

「Kids Return」フルオーケストラにも引けを取らない重厚さがいい。伴奏の弦楽の刻みのズレが元に戻っていたり(1:10~)、ここでもピッツィカートがこんなに四方に迸っていたとは(2:45~)、セッション録音でしか味わえない若い音像のハリ・ツヤをみせつけられる。Live版よりもテンポはしっかり抑えて保たれている。たぶんこの曲は聴く人や聴くタイミングによって体感が変わってくる。だから、ライヴらしい疾走感を収めたLive版も美味しいし、そのとき自分らしい青春を彩ってくれそうな本盤の演奏もまた美味しい。

 

海外での北野武監督の絶大な人気の追い風もあって、海外コンサートでも人気プログラムなこの3曲。EPは記念盤/限定盤となっているが、音楽ストリーミングサービスでもワールドワイドに楽しめるのは感謝の極み。おめでとうとありがとうのどちらを先にどちらを強く言ったらいいのかわからなくなってしまう。もちろん知ってますよのこの曲たちをぜひ新曲のように聴いてみてほしい。きっと青春が立ち上がってくるはずだ。Mládí Hurá!! ムラーディー万歳!!

 

 

キタノブルーの時代を象徴するように青い円盤で届けられた。

 

 

 

Side A
01. Summer(映画『菊次郎の夏』より)
02. HANA-BI(映画『HANA-BI』より)

Side B
03. Kids Return(映画『キッズ・リターン』より)

 

 

Disc. 『ジブリパークができるまで。[第2期]』

2024年12月4日 発売
Blu-ray WDXG-1007
DVD WDBG-1007
Digital (Sell / Rental)

 

内容紹介

ジブリパーク完成までの制作過程を捉えた『ジブリパークができるまで。』。【第1期】の3つのエリアに続き、【第2期】としてオープンした2つのエリア「もののけの里」、「魔女の谷」を中心に、撮影期間・1,400日以上にも及ぶ壮大な記録。

宮崎吾朗監督の下、ジブリの世界が誕生するパークの制作過程の詳細を映像に収めた貴重なメイキング・ドキュメンタリー。

■宮崎吾郎監督のインタビューや【第1期】エリアの新たな様子など、ジブリパークの今が分かる「特別編」を収録。

(メーカー・インフォメーションより)

 

 

 

Disc1「第2話:もののけの里・魔女の谷 ~新しい遊具をつくる~」チャプターに久石譲が登場している。前半はメリーゴーランドの遊具づくりに密着したもので、後半の音楽収録ドキュメンタリーのほうになる。レコーディング風景(約11分)が収録されている。そこからわかってくる情報やレコーディング過程はとても貴重なものだ。

 

収録日:
2023年4月30日

楽曲:
人生のメリーゴーランド(ジブリパークver.)(仮)約2分半

楽器編成:
アコーディオン2台、マンドリン、コントラバス、足踏みオルガン、ハープ、パーカッション

経緯:
宮崎吾郎監督から「人生のメリーゴーランド」を新たに収録してほしいと依頼を受けた。

遊具:
メリーゴーランドは最初の30秒で速くなっていき、つづいて1分半は一定速度で回り、最後の30秒で減速して止まっていく。遊具の動きを事前に詳しく説明されたうえて楽曲構成に生かされている。

 

 

レコーディング風景:
楽曲構成を伝えたり、楽器ごとパートごとに細かく指示を出していることが映像からよくわかってくる。レコーディング冒頭に久石譲は「B(パート番号)までの30秒でだんだん動いていって、それから一定になって、I(パート番号)でまた遅くなって降りると」「メロディはそのちょうど真ん中始まったところから」などと奏者たちに説明している。

そのほか、ハープとコントラバスのユニゾン、音量、リズムアクセント、メロディ、伴奏フレーズなどポイント箇所を具体的にやりとりしているシーンが登場する。一曲を作るのに表現や完成度を追求しているとわかる、普段では絶対に見ることのできない映像だ。こういうのを見てしまうと久石譲がこだわっている一音一箇所まで好きになっていく感じが止められなくなる。

 

 

 

 

一回録音してみた後コントロールルームで修正ポイントを確認していく。メロディの歌い方、伴奏フレーズが流れがち、メリハリをつけたい、など具体的な箇所を挙げてスタッフへ指示を出していく。

 

 

 

とても珍しいアンサンブル編成だ。アコーディオン2台、マンドリン、コントラバス、足踏みオルガン、ハープ、パーカッション。スタジオジブリ交響組曲シリーズやコンサートでも共演している青山忠さん(マンドリン)や大田智美さん(アコーディオン)の姿もある。

奏者クレジットはない。コンサートマスターにあたるアコーディオン1は佐藤芳明さんじゃないだろうか。『ハウルの動く城 サウンドトラック』でアコーディオンを奏でているその人だ。もしそうならば約20年ぶりの共演にしてジブリパークを祝した完璧なるハウルの布陣だ。

 

レコーディングはクリック(ヘッドホンから流れるテンポ)を聴きながらの演奏でOKが出る。その直後に久石譲の「じゃあ一回フリーでも録ろうか」の一声でフリーでも録音する流れになる。「せっかくだからもったいない、やっぱり縛られてるワルツなんてのはあまり面白いもんじゃないから、わりと歌ったやつをしっかり録りましょう」と和やかな雰囲気のなか進む。

 

 

クリックバージョンとフリーバージョンのどちらを選ぶかは現場に任せることになった。久石譲からは「両方いいと思う。あとは現場でどっちが合うんだろうと。メロディやなんかが動いてるのはフリーのほうで音楽的には完成されている。クリックつきのほうが安定しているからメリーゴーランドの動きにはそっちのほうがいいのかもしれない。」などと検討される。一旦はクリックバージョンで進めていきましょうというところまででチャプターは閉じられる。

 

 

 

宮崎吾郎監督からオファーを受けたときは?

「あそうですかという感じではあるけれど。これで親子と仕事したなという感じはちょっとしました。」

 

編曲のポイントは?

「一日何十回って乗られる。そのときに長く聴いて飽きないもの、自然な風景に馴染むようにするにはどうするか、っていうのをすごく考えていて。ある種昔でいうサーカスのような雰囲気もありつつ、現代的なかたちにどうできるか、最終的には特殊な編成で、足踏みオルガンとアコーディオン2台とかマンドリンとかハープとか使った、こういう編成は本当に珍しいし、やってよかったなと思いました。」

 

 

 

Disc1「第4話:進む建築 ~本物を追及する~」チャプターの最後には、メリーゴーランドの試乗(2023年5月30日)も収められている。久石譲は出演していない。ここではメリーゴーランドの試運転、開始/終了時の警告音と楽曲のタイミング、遊具との止まるタイミングが1秒単位で検討されていることなどたっぷり見ることができる(約8分)。

Disc3「第11話:夢をかたちに ~完成したジブリパーク④~」チャプターでは乗り物の紹介と来場者の乗車風景を、「特別編①:宮崎吾朗が平澤宏々路を案内 ~アーヤと巡る「魔女の谷」~」チャプターでは出演者の乗車風景を見ることができる(約3分,約5分)。

 

*当ページで「人生のメリーゴーランド (ジブリパーク ver.)」と表記している曲タイトルは任意で仮のもの

 

 

 

 

 

Blu-ray/DVD

<収録内容>

Disc1
第1話:ハウルの城 ~ジブリパーク最大の挑戦~
第2話:もののけの里・魔女の谷 ~新しい遊具をつくる~
第3話:魔女の谷① ~魔法をカタチにする作業~
第4話:進む建築 ~本物を追及する~

Disc2
第5話:魔女の谷② ~ハウルの城は最終段階へ~
第6話:魔女の谷③ ~魔法の仕掛けを搬入~
第7話:主人公の部屋① ~暮らしを感じる~
第8話:ジブリパークの風景 ~植栽と造園~

Disc3
第9話:主人公の部屋② ~息づかいを感じる~
第10話:夢をかたちに ~完成したジブリパーク③~
第11話:夢をかたちに ~完成したジブリパーク④~
特別編①:宮崎吾朗が平澤宏々路を案内 ~アーヤと巡る「魔女の谷」~
特別編②:パークはつづくよ、いつまでも

●スタッフ
ナレーター:落合福嗣
題字:鈴木敏夫

演出・編集:佐藤寿一、阿由葉聡子
プロデューサー:古城環、関根聖一郎
制作:テレビマンユニオン
製作:スタジオジブリ

 

Blu-ray

<仕様>
品番:WDXG-1007
製作年度:2024年
収録時間:約457分
音声:日本語(2.0chステレオ/リニアPCM)
字幕:1.日本語字幕 2.英語字幕
映像:カラー
画面サイズ:16:9/ワイドスクリーン、1920×1080i
備考:デジパック仕様、特製アウターケース付、リーフレット(12p)

発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C) 2024 Studio Ghibli

 

DVD

<仕様>

品番:WDBG-1007
製作年度:2024年
収録時間:約457分
音声:日本語(2.0chステレオ/ドルビーデジタル)
字幕:1.日本語字幕 2.英語字幕
映像:カラー
画面サイズ:16:9LB/ワイドスクリーン
備考:デジパック仕様、特製アウターケース付、リーフレット(12p)

発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C) 2024 Studio Ghibli

 

 

Disc. DAISHI DANCE 『the ジブリ set 3』

2024年11月27日 配信リリース

 

DAISHI DANCEがジブリ映画の音楽をHOUSE MUSICにアレンジした大ヒット作品「the ジブリ set」の最新作!!11年ぶりにシリーズ第三弾アルバムをリリース!!

DAISHI DANCEがジブリ映画の音楽をHOUSE MUSICにアレンジした大ヒット企画”the ジブリ set”の第3弾となるアルバム「the ジブリ set 3」がついに完成した。

構想から2年以上の歳月をかけた今作アルバムには豪華フィーチャリングアーティストが参加しており、まずはジブリオリジナル楽曲の歌唱者である、米良美一(もののけ姫)、木村弓(千と千尋の神隠し)、本名陽子(耳をすませば)、セシル コルベル(借りぐらしのアリエッティ)が参加していることが特筆される。

また、映画「天空の城ラピュタ」主題歌「君をのせて」の歌唱には、『新世紀エヴァンゲリオン』の「残酷な天使のテーゼ」でも知られる高橋洋子が参加しており、伸びやかで力強い迫力と感動的に歌い上げたヴォーカルを披露している。元レーベルメイトのPAX JAPONICA GROOVEとコラボしたピアノストリングストラックとの調和を是非チェックして頂きたい。高橋洋子は「風立ちぬ」の主題歌「ひこうき雲」にも参加している。

今作収録の中で意外なフィーチャリングと言えるのは、「風の谷のナウシカ」「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」の3曲で歌唱を務めた春茶であろう。YouTubeを中心に活動し、チャンネル総登録者数 約150万人越え、総再生回数約 3.6億再生を超える人気シンガーの彼女。特徴的といえるエモさを極めたウィスパー・ヴォイスとDÉ DÉ MOUSEがトラックメイキングを担当した新感覚の哀愁ダンスミュージックとなっている。

さらには過去のDAISHI DANCE作品に参加している縁の深いアーティストの参加も嬉しい内容で、日本の原風景を描くシンセサイザー音楽家の姫神が和のサウンドデザイン担当で参加している他、「さよならの夏」はデビュー曲から親交があるLori Fine(COLDFEET)が英語詞での歌唱で担当。

「あの夏へ」には吉田兄弟がアグレッシヴで緩急ある津軽三味線の演奏で参加、→Pia-no-jaC←は「風のとおり道」で、彼らの魅力である力強く和を感じるピアノの旋律とカホンのグルーヴを存分に発揮しており期待を裏切らない。

収録曲最後の2曲にお馴染みのSAX演奏でSHINJI TAKEDAが参加している。

トラック制作に携わった初コラボ新曲のリリースも控えるDJ OKAWARI、CLUB XXXでのレギュラー共演しているDÉ DÉ MOUSE、哀愁ピアノの相性が抜群のPAX JAPONICA GROOVE、ダンスミュージック制作で何度もコラボしているトラックメイカーShadw、Shunsuke Yasaki、DDデビューアルバムからメインエンジニアを務めるTomoharu Moriya(WORLD SKETCH)、各人もそれぞれの特色を見事に表現されており、豪華顔ぶれが揃ったアルバムとなっている。

また、theジブリset3からの最新曲も多数含む新旧theジブリset収録曲でのDJ MIXをアルバムリリース直前となる11月26日(火)23時からDAISHI DANCEのYouTubeチャンネルでLive Stream配信する。

こちらもチェックして頂きたい。

出典:DAISHI DANCEがジブリ映画の音楽をHOUSE MUSICにアレンジした大ヒット作品「the ジブリ set」の最新作!!11年ぶりにシリーズ第三弾アルバムをリリース!! (2024.11.22) | SPACE SHOWER MUSIC
https://music.spaceshower.jp/news/264781/

 

 

 

また本作には収録されていない楽曲も先行配信されている。

第1弾シングルとして発表されたのは、アルバムでは高橋洋子の歌唱しているトラックのピアノ・インストゥルメンタル・バージョンになっている。

 

2024.07.24 Digital Release

天空の城ラピュタ / 君をのせて (PIANO instrumental MIX)
DAISHI DANCE featring PAX JAPONICA GROOVE

 

 

DAISHI DANCE 今秋にも「theジブリset 3」のリリースを予定。第1弾シングルとして「天空の城ラピュタ / 君をのせて (PIANO instrumental MIX)」のリリース決定!合わせて「the P.I.A.N.O. set」「MELODIES MELODIES」の再配信リリースも!

DJ DAISHI DANCEがジブリ映画の名曲をHOUSE MUSICにリアレンジし国内外で未だロングセラーを続けている「the ジブリ set」シリーズ。

なんと11年ぶりにその新作「the ジブリ set 3」が今年秋頃にリリースされる予定であることが本人のリークによって判明した。
アルバムの収録曲や参加アーティストなどの詳細は不明だが、「the ジブリ set 3」の仮ジャケット写真が早くも公開され、第1弾先行配信シングルとなる「天空の城ラピュタ / 君をのせて (PIANO instrumental MIX)」が7月24日から配信リリースされることが決定し、リアルラピュタな世界観の(撮影場所が気になる)アートワークも公開された。

元レーベルメイトのPAX JAPONICA GROOVEをfeat.して期待を裏切らないピアノとストリングスが展開されるドラマティックで壮大なインスト楽曲となっている。

さらに廃盤になっていたDAISHI DANCE 1stアルバム「the P.I.A.N.O. set」(SPECIAL EDITION盤)と2ndオリジナルアルバム「MELODIES MELODIES」が本日から復刻盤としてデジタル配信が開始された。

こちらも合わせてチェックして頂きたい。

出典:DAISHI DANCE 今秋にも「theジブリset 3」のリリースを予定。第1弾シングルとして「天空の城ラピュタ / 君をのせて (PIANO instrumental MIX)」のリリース決定!合わせて「the P.I.A.N.O. set」「MELODIES MELODIES」の再配信リリースも! (2024.07.17) | SPACE SHOWER MUSIC
https://music.spaceshower.jp/news/262702/

関連リンク:
https://music.spaceshower.jp/news/262846/

 

 

 

また先行配信の第2弾シングル「あの夏へ DAISHIDANCE feat. 吉田兄弟 、姫神」(2024/8/14)、第3弾シングル「風の谷のナウシカ DAISHI DANCE feat.春茶、DÉ DÉ MOUSE」(2024/10/9)、第4弾シングル「風のとおり道 DAISHI DANCE feat. →Pia-no-jaC←」(2024/10/23)は本アルバムに収録されている。

 

関連リンク:
https://music.spaceshower.jp/news/263195/

 

関連リンク:
https://music.spaceshower.jp/news/264089/
https://music.spaceshower.jp/news/264343/

 

関連リンク:
https://music.spaceshower.jp/news/264374/

 

 

 

01. 天空の城ラピュタ / 君をのせて feat. 高橋洋子 and PAX JAPONICA GROOVE
02. もののけ姫 / もののけ姫(MELLOW HIPHOP MIX) feat. 米良美一 and DJ OKAWARI
03. もののけ姫 / もののけ姫(HOUSE MIX) feat. 米良美一 and 姫神
04. もののけ姫 / アシタカとサンfeat. 姫神
05. 千と千尋の神隠し / いつも何度でも feat. 木村弓 and 姫神,Shadw
06. 千と千尋の神隠し / あの夏へ feat. 吉田兄弟 and 姫神
07. となりのトトロ / 風のとおり道 feat. →Pia-no-jaC←
08. 借りぐらしのアリエッティ / Arrietty’s Song feat. Cécile Corbel and DÉ DÉ MOUSE
09. コクリコ坂から / さよならの夏~コクリコ坂から~ feat. Lori Fine and PAX JAPONICA GROOVE
10. ハウルの動く城 / 人生のメリーゴーランド feat. Shadw
11. 魔女の宅急便 / 海の見える街 feat. DJ OKAWARI
12. 魔女の宅急便 / やさしさに包まれたなら feat. 春茶 and DÉ DÉ MOUSE
13. 魔女の宅急便 / ルージュの伝言 feat. 春茶 and DÉ DÉ MOUSE
14. 風の谷のナウシカ / 風の谷のナウシカ feat. 春茶 and DÉ DÉ MOUSE
15. 風立ちぬ / ひこうき雲 feat. 高橋洋子
16. 耳をすませば / カントリーロード feat. 本名陽子 and SHINJI TAKEDA,DÉ DÉ MOUSE
17. となりのトトロ / となりのトトロ feat. SHINJI TAKEDA