Info. 2017/07/19 「長野、10日間の祭典閉幕 NCO演奏会に大きな拍手」(信毎Webより)

長野市芸術館などで開いた音楽フェスティバル「アートメントNAGANO2017」(市文化芸術振興財団主催)は17日、同館が拠点のナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)の第5回定期演奏会を開き、10日間の日程を終えた。ベートーベンの交響曲第6番「田園」などの迫力ある演奏で締めくくり、約700人が大きな拍手を送った。

県内出身の4人を含むNCO約50人を同館芸術監督の久石譲さん(66)=中野市出身=が指揮。久石さん作曲の軽快なコントラバス協奏曲でスタートすると、「田園」では村のにぎやかさや雷雨を表現したとされる各楽章を生き生きと披露した。

アンコールは久石さん作のテレビCM曲で、スピード感満点の演奏が終わると客席から「ブラボー」との声も。会社員女性(22)は「厚みのある音が迫り、壮大な演奏だった」と感激していた。

今年で2回目のアートメントNAGANOは10日間で13公演を開いた。財団によると、この日市内の戸隠神社で開いた奉納コンサートを含む8公演が満席だった。今回は新たに「フリンジ長野」と題し、市街地各地で事業者や市民グループなどが音楽ライブや街頭パフォーマンスなど22の催しも開いた。財団事務局は「フェスがまちを挙げてのイベントに成長する可能性を感じた」とした。

 

アートメントNAGANO最終公演のNCO第5回定期演奏会を終え、客席からの拍手に応える久石さん(中央)ら

(7月19日)

出典:信濃毎日新聞 [信毎Web] | 長野県のニュース 7月19日

 

 

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