Posted on 2020/12/22
待望の久石譲「ミニマリズム」シリーズ第4弾!!
今作は「ミニマル×コンチェルト」がコンセプト。久石譲が書き下ろした協奏曲の中でも、際立つ存在の2作品を豪華に収録。世界でも稀有な存在である「コントラバス協奏曲」、そして「3本のホルンのための協奏曲」は、独奏楽器としての今までにない表現の可能性と限界に挑んだ意欲作。当代随一のソリストを迎え、今注目の久石譲指揮、フューチャー・オーケストラ・クラシックス(FOC)の演奏で、コンチェルト×ミニマル・ミュージックの新たな魅力に出会える一枚。
久石 譲(指揮)
フューチャー・オーケストラ・クラシックス(管弦楽)
石川 滋(ソロ・コントラバス)
福川 伸陽、豊田 実加、藤田 麻理絵(ソロ・ホルン)
◆収録予定曲(順不同):
・Contrabass Concerto(2015) (約29分)
1.Movement 1
2.Movement 2
3.Movement 3
※各楽章のタイトルは暫定、全3楽章。
日本テレビの音楽番組『読響シンフォニックライブ』の委嘱作品として2015年に発表されたコントラバス協奏曲。世界初演時のソリストとして観客を魅了した石川滋さんが、2017年に、久石譲と再びタッグを組み、FOC(旧NCO)の演奏によりレコーディングされた。低音域のコントラバス(故にコンチェルトとしては稀有な存在である)とオーケストラの緻密に計算された絡み合いは必聴です。
・The Border ~Concerto for 3 Horns and Orchestra~(2020) (約24分)
I. Crossing Lines
II. The Scaling
III. The Circles
NHK交響楽団の首席ホルン奏者でもある福川伸陽さんからの依頼をきっかけに、構想から丸一年をかけて作り上げられ、3本のホルンによる協奏曲として、2020年2月に発表された作品。収録音源は、久石自身の指揮、FOCの世界初演によるライヴ演奏。福川伸陽、そして豊田実加、藤田麻理絵による見事なコンビネーションで奏でられるホルン協奏曲。
《プロフィール》
フューチャー・オーケストラ・クラシックス
Future Orchestra Classics(FOC)
2019年に久石譲の呼び掛けのもと新たな名称で再スタートを切ったオーケストラ。2016年から長野市芸術館を本拠地として活動していた元ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)を母体とし、国内外で活躍する若手トップクラスの演奏家たちが集結。作曲家・久石譲ならではの視点で分析したリズムを重視した演奏は、推進力と活力に溢れ、革新的なアプローチでクラシック音楽を現代に蘇らせる。久石作品を含む「現代の音楽」を織り交ぜたプログラムが好評を博している。2016年から3年をかけ、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏に取り組み、その集大成となる「久石譲 ベートーヴェン:交響曲全集」が2019年度第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞したことでも話題となった。2020年からは、ブラームス交響曲全曲演奏に取り組み、未来に向けた新しい音楽のあり方を伝えるオーケストラとして、日本のみならず世界へと発信している。
レーベル : ユニバーサルミュージック
カタログNo : UMCK1682
フォーマット : CD
組み枚数 : 1
価格:3,300円(税込)
発売日:2021年7月7日
(メーカーインフォメーションより)