11月の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系列)は「3週連続 秋のジブリ」と題して、ジブリ作品を3週連続放送されることになりました。最終日の18日には、あの作品の初放送も。
11月4日(金) 21:00-22:54
映画『となりのトトロ』(監督:宮崎駿 音楽:久石譲)
HD放送/ノーカット
“Info. 2016/11 [TV] 「金曜ロードSHOW!」「3週連続 秋のジブリ」~となりのトトロ/紅の豚/猫の恩返し~ 放送決定” の続きを読む
11月の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系列)は「3週連続 秋のジブリ」と題して、ジブリ作品を3週連続放送されることになりました。最終日の18日には、あの作品の初放送も。
11月4日(金) 21:00-22:54
映画『となりのトトロ』(監督:宮崎駿 音楽:久石譲)
HD放送/ノーカット
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2016年10月21日 CD発売 OVCL-00620
『久石譲 presents MUSIC FUTURE 2015』
久石譲(指揮) フューチャー・オーケストラ
久石譲が主宰するWonder Land RecordsとEXTONレーベルが夢のコラボレーション!未来へ発信する新シリーズがスタート!
現在、日本を代表する作曲家久石譲と、EXTIONによる夢のコラボレーション。久石譲が2014年に始動させ好評を博す現代の音楽のコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」より、2015年のコンサートから厳選されたライヴ・レコーディング盤です。ミニマル・ミュージックの代表的作曲家スティーヴ・ライヒ、彼に影響を受けたジョン・アダムズ、久石譲の3人の曲を収録。1970年代から現代にかけての音楽の軌跡、熱量を感じ取ることが出来るでしょう。まさに「新たなる音楽体験」を感じさせる楽曲たちです。また、日本を代表する名手たちが揃った「フューチャー・オーケストラ」の演奏も注目。難易度MAXのこれらの楽曲を、高い技術とアンサンブルで見事に芸術の高みへと昇華していきます。未来へと発信される新シリーズのスタートです。「明日のための音楽」がここにあります。
ホームページ&WEBSHOP
www.octavia.co.jp
(CD帯より)
解説 小沼純一
このアルバムは、久石譲によるコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」の「Vol.2」(2015)で演奏された作品3つによって構成されています。
コンサート・シリーズは2014年から始まり、「Vol.1」はアルヴォ・ペルトやヘンリク・グレツキなどのヨーロッパの作品を、「Vol.2」ではアメリカ合衆国の作品を中心にプログラムが組まれました。作品は20世紀から21世紀にかけてのものが中心で、いずれも久石譲という作曲家が関心を持ち、また影響を受けた作品です。しかしかならずしもコンサートで、ライヴ演奏でふれる機会は多くありません。録音をとおして知っているだけのおとも多々あります。そうした作品を、このようなかたちでステージにのせ、聴き手の方がたにじかにふれてもらおうという試みが、「MUSIC FUTURE」です。そしてはじめて聴いたけどおもしろい、あるいは、新しい体験となった、そんなことをおもってもらえればいい、そんな意図があるようにおもえます。
アルバムでは「Vol.2」で演奏された5作品のなかから、3曲を収録しています。CDはコンサートとはまたべつの提示ができるメディアです。この選曲は、ある意味、久石譲自身がたつ位置そのものを音楽的に要約しているようにみえます。つまり、1960年代から70年代にかけてアメリカ合衆国で「ミニマル・ミュージック」と呼ばれることになる音楽が生まれる。代表的な作曲家としてスティーヴ・ライヒ(1936-)がいる。つぎの世代はライヒの音楽にふれ、こうした音楽を書いてもいいんだと、ひとつの自由さを得る。それがジョン・アダムズ(1947-)であり、久石譲(1950-)だった──。ただライヒらの音楽をただ真似しているのではなく、次世代はミニマル・ミュージックを音楽的思考の土台にしながら新たな道へと歩み始めます。ここにある3曲は、ライヒの1979/1983年から1992年、2015年と、ある音楽スタイルの軌跡が、ほぼ10年間隔で、提示されている。そんなふうにみることができるでしょう。
久石譲
《室内交響曲 for Electric Violin and Chamber Orchestra》
コンサート当日、前2014年にひらいた「MUSIC FUTURE Vol.1」でプログラムしたニコ・ミューリー作品でのエレクトリック・ヴァイオリンを自作でもつかってみようと考えた、と久石譲はMCで語っていました。結果的にこの楽器はとてもアメリカ的なひびきであること、それによってこのコンサートがアメリカの音楽を中心にプログラムされている、また同時に、久石譲が自身のうちのアメリカ、アメリカ音楽の影響を確認することになったのだ、とも。実質的には協奏曲(コンチェルト)であるのに、「室内交響曲」というタイトルであるのは、エドゥアール・ラロの有名な《スペイン交響曲》にならってとのことです。
ここで用いられているエレクトリック・ヴァイオリンはすこし特殊で、6弦からなっています。通常のヴァイオリンより低い音域が可能で、また、操作によってエレクトリック・ギターのようなひびきがだせるのが特徴です。エレクトリック・ギターをそのままオーケストラと共演させると、ときに両者のサウンドが調和しないことがあります。しかし、このエレクトリック・ヴァイオリンはアコースティックなところとエレクトリックなところを両方を持つハイブリットな性格によって、またさらにサクソフォンの音色の強調によって、「室内交響曲」を一歩拡張しています。
全体は急-緩-急の3楽章をとります。エレクトリック・ヴァイオリンは室内オーケストラのひびきを外からまわりこむかたちをとることが多く、またアンサンブルのなかではサクソフォンが時折クローズアップされます。特に第3楽章半ばからあとのところでしょうか、こまかい音型がゆきかうなかで息のながいサクソフォンの線は、そこに注目するなら、先のライヒやアダムズとは異なったものとして聴けるかもしれません。
スティーヴ・ライヒ
《エイト・ラインズ》
もともとオクテット(八重奏曲)というタイトルで1979年に発表されましたが、後により演奏しやすいかたちに手を加え、1983年に改訂、現在は《エイト・ラインズ》として知られています。全体が5つの部分に分かれたり、とか、70年代半ばくらいにライヒが学んでいたユダヤ教の唱法の影が落ちていたり、とか分析的なことはいろいろあります。ありますけれど、そんなことよりこの5拍子の途切れることないビート感、ドライヴ感をこそ、体感すべきでしょう。そして、2台のピアノそれぞれの短く上下するフレーズ、木管楽器のメロディックなフレーズ、弦楽器の息の長いフレーズ、それぞれどこに耳の視点(聴点?)を置くかで、音楽の聴こえ方が変わってくる、聴き方による音楽の変化をこそ知っていただければとおもいます。
ジョン・アダムズ
《室内交響曲》
1992年に作曲、翌年1月作曲者自身の指揮でオランダのデンハーグで初演された作品です。
オーストリア出身で、20世紀の音楽を大きく前進させ、「12音音楽」を創始した作曲家、アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)に《室内交響曲》作品9という20世紀初頭の名作があるのですが、その楽器編成をもとにしながら、金管楽器と打楽器、サンプラーを加えてより現代的なサウンドをつくりだしています。またシェーンベルクが単一楽章であるのに対し、アダムズは3つの楽章(古典的な急-緩-急)に分け、また各楽章にサブタイトル──〈雑種のアリア〉〈バスの歩行を伴うアリア〉〈ロードランナー〉──をつけてもいます。
アダムズ自身はこんなことを言っています。曰く、シェーンベルクのスコアを読んでいたとき、隣の部屋では当時7歳の息子が1950年代カートゥーン(アニメーション)をテレヴィでみていた。そのがちゃがちゃどたばたした音が整然としたスコアにオーヴァーラップしてきたのだ、と。コンサートで久石譲は「おもちゃ箱をひっくりかえしたような」と語っていましたが、打楽器のリズムやリズムと一体化した音色は、管楽器や原画機の複雑な音のうごきがありながら、しっかり聴き手をつなぎとめてゆきます。
ちなみにアダムズは2007年に《室内交響曲の息子(Son of Chamber Symphony)というのも作曲していて、ちょっと紛らわしいので、ご注意のほど。
(こぬま・じゅんいち)
(解説 ~CDライナーノーツより)
フューチャー・オーケストラ
Future Orchestra
2014年、久石譲のかけ声によりスタートしたコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」から誕生した室内オーケストラ。現代的なサウンドと高い技術を要するプログラミングにあわせ、日本を代表する精鋭メンバーで構成される。
”現代に書かれた優れた音楽を紹介する”という野心的なコンセプトのもと、久石譲の世界初演作のみならず、2014年の「Vol.1」ではヘンリク・グレツキやアルヴォ・ペルト、ニコ・ミューリーを、2015年の「Vol.2」ではスティーヴ・ライヒ、ジョン・アダムズ、ブライス・デスナーの作品を演奏し、好評を博した。”新しい音楽”を体験させてくれる先鋭的な室内オーケストラである。
(CDライナー・ノーツ より)
久石:
「エレクトリック・ヴァイオリンというのは実は6弦なんですね。ヴァイオリンはふつう4弦ですよね。ソ・レ・ラ・ミなんですけれども、一番低いソの音の五度下のド、そこからまた五度下のファ。ですからあと四度でほとんどチェロの帯域カバーですね。という6弦のエレクトリック・ヴァイオリン、どうしてもこの6弦使ったヴァイオリンと室内オーケストラの曲を書きたいと思って書いた曲です。」
西村:
「拝聴していて、前半の部分は第一期の後のいわゆるポスト・ミニマルわりに自由なストーリー性をもっていて、むしろミニマルで蓄えられたような非常に魅力的なエレメントがたくさんあるんですけれど、組み立てとしては自由なストーリー性があるような感じですよね。ところが、後半になると再び一種そのミニマルの縛りとしてのシングルラインが現れてきますよね。ここはだから、ポスト・ミニマルのさらにポストという感じが非常にするわけですよね。」
久石:
「いやあ、もうねえ、西村さんのようにすごく尊敬してる作曲家にこうやって一生懸命聴かれるととても緊張するんですけどね(笑)。」
(Blog. NHK FM「現代の音楽 21世紀の様相 ▽作曲家・久石譲を迎えて」 番組内容 より抜粋)
「ミュージック・フューチャー Vol.2」のために書き下ろされた室内交響曲。6弦エレクトリック・ヴァイオリンをフィーチャーし、全3楽章で構成された作品(約30分)。
第1楽章の冒頭から衝撃が走る。まさにエレクトリック(電子的)な響き。ペダル式エフェクター/フットコントローラーを駆使して、音を歪ませるディストーションを利かせたり、それはまさにロックのよう。さらにはルーパーと言われる、今演奏したプレイをその場でループ演奏させる機能も使い、ループさせたフレーズに新しい旋律を重ねていくという技法も。これがヴァイオリンの音か、ヴァイオリンの演奏かと常識を覆される。エレクトリック・ヴァイオリンはひずませた音色のなかにもヴァイオリンならではの艶やかさがあるから不思議。尖った音色のなかにも心地よさをかねそなえた響き。ソロ奏者のすぐ後ろに置かれたギターアンプから響く硬質なヴァイオリンとアコーステックな管弦楽の音色とが、違和感なく絡みあう一体感を演出。
耳に残りやすい親しみやすい旋律やモティーフがある作品ではないが、そこは”調性とリズム”を重んじるだけあって、魅惑的な世界へと惹き込まれる。途中、管楽器奏者たちが、楽器からマウスピースだけを外し、口にくわえて吹くというおもしろい一面も。歌っているのか吹いているのか、声なのか音なのか、そんな演出も。
第3楽章ではリズム動機も際立っていて、例えば初期作品の「MKWAJU」収録楽曲たちを思わせるような、音が1つずつ増えていく減っていく、1音ずつズレていくというミニマル的要素もふんだんに盛り込まれ、クライマックスへと盛り上がっていく。
たとえば「DA・MA・SHI・絵」や「MKWAJU」という楽曲は、全体がリズムによって構成されている”動”なのだが、「室内交響曲 for Electric Violin and Chamber Orchestra」で新たに魅せた久石譲のミニマル的手法は、”動”だけで突き進むのではなく、”静”パートもあり、緩急とメリハリがそこに生まれている。そのためより一層”動”パート(ミニマルなリズム動機)が浮き彫りになってくる、そんな新しい境地を開拓した作品ではないか。
ソロ奏者にとってはエレクトリック・ヴァイオリンを手(弦/弓)で足(フットコントローラー/エフェクター)で操るという難易度の高い演奏を求められる作品である。エレクトリック・ヴァイオリンという独奏楽器を主役にすえた実験的要素の強い斬新な野心作となっている。

久石譲
Joe Hisaishi (1950-)
エレクトリック・ヴァイオリンと室内オーケストラのための 室内交響曲 (2015)
Chamber symphony for Electric Violin and Chamber Orchestra
1. Mov.1
2. Mov.2
3. Mov.3
スティーヴ・ライヒ
Steve Reich (1936-)
4.エイト・ラインズ (1983) Eight Lines
ジョン・アダムズ
John Adams (1947-)
室内交響曲 (1992)
Chamber Symphony
5. 1 Mongrel Airs
6. 2 Aria with Walking Bass
7. 3 Roadrunner
久石譲(指揮)
フューチャー・オーケストラ
2015年9月24、25日 よみうり大手町ホールにてライヴ録音
Conducted by Joe Hisaishi
Performed by Future Orchestra
Live Recording at Yomiuri Otemachi Hall, Tokyo, 24, 25 Sep. 2015
Produced by Joe Hisaishi
Recording & Mixing Engineer:Tomoyoshi Ezaki
Assistant Engineer:Takeshi Muramatsu
Mixed at EXTON Studio, Tokyo
Mastering Engineer:Shigeki Fujino (UNIVERSAL MUSIC)
Cover Design:Yusaku Fukuda
and more…
Posted on 2016/10/18
10月13,14日に開催された「久石譲 presents ミュージック・フューチャー Vol.3」コンサートです。2014年から始動した同コンサート・シリーズ(年1回)、今年で3回目を迎えます。コンサート趣旨・過去開催経緯など時系列での紹介は、下記コンサート・パンフレット解説にもありますのでご参照ください。
まずは、コンサート・プログラム(セットリスト)および当日会場にて配布されたコンサート・パンフレットより紐解いていきます。
久石譲プレゼンツ ミュジック・フューチャー vol.3
JOE HISAISHI PRESENTS MUSIC FUTURE vol.03
[公演期間]
2016/10/13,14
[公演回数]
2公演
東京・よみうり大手町ホール
[編成]
指揮:久石譲
コンサートマスター/ソロ・ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
管弦楽:Future Orchestra
[曲目]
アルノルト・シェーンベルク:室内交響曲第1番
Arnold Schönberg:Chamber Symphony No.1 in E major, Op.9 (1906)
久石譲:2 Pieces for Strange Ensemble *世界初演
Joe Hisaishi:2 Pieces for Strange Ensemble (2016)
1. Fast Moving Opposition
2. Fisherman’s Wives and Golden Ratio
マックス・リヒター:マーシー
Max Richter:Mercy (2010)
デヴィット・ラング:ライト・ムーヴィング
David Lang:Light Moving (2012)
スティーヴ・ライヒ:シティ・ライフ
Steve Reich:City Life (1995)
I. Check it out
II. Pile driver/alarms
III. It’s been a honeymoon – can’t take no mo’
IV. Heartbeats/boats & buoys
V. Heavy smoke
JOE HISAISHI
久石譲
-挨拶-
今年で3回めを迎えることができて、主催者として大変うれしい限りです。本来インディーズとして小さな集いでしか発表できない現代の楽曲をこの規模で行えることは、評論家の小沼純一さん曰く「世界でもあり得ないこと」なのだそうです。徐々に皆さんからの支持をいただいていることは、多くの優れた演奏家から出演してもいいという話をいただくことからも伺えます。新しい体験が出来るこの「MUSIC FUTURE」をできるかぎり継続していくつもりです。
-プログラムの楽曲-
シェーンベルクの「室内交響曲」、スティーヴ・ライヒの「シティ・ライフ」などの楽曲は、前島さんの解説をお読みください。
-自作について-
「2 Pieces for Strange Ensemble」はこのコンサートのために書いた楽曲です。当初は「室内交響曲第2番」を作曲する予定でしたが、この夏に「The East Land Symphony」という45分を超す大作を作曲(作る予定ではなかった)したばかりなので、さすがに交響曲をもう一つ作るのは難しく、それなら誰もやっていない変わった編成で変わった曲を作ろうというのが始まりでした。
ミニマル的な楽曲の命はそのベースになるモチーフ(フレーズ)です。それをずらしたり、削ったり増やしたりするわけですが、今回はできるだけそういう手法をとらずに成立させたい、そんな野望を抱いたのですが、結果としてまだ完全に脱却できたわけではありません、残念ながら。発展途上、まだまだしなくてはいけないことがたくさんあります。
とはいえ、ベースになるモチーフの重要性は変わりありません。例えばベートーヴェンの交響曲第5番「運命」でも第7番でも第9番の第4楽章でも誰でもすぐ覚えられるほどキャッチーなフレーズです。ただ深刻ぶるのではなく、高邁な理念と下世話さが同居することこそが観客との唯一の架け橋です。
ベートーヴェンを例に出すなどおこがましいのですが、今回の第1曲はヘ短調の分散和音でできており、第2曲は嬰ヘ短調(日本語にすると本当に難しそうになってしまう、誰か現代語で音楽用語を作り替えてほしい)でできるだけシンプルに作りました。
しかし、素材がシンプルな分、実は展開は難しい。どこまでいっても短三和音の響きは変わりなくさまざまな変化を試みるのですが、思ったほどの効果は出ない。ミニマルの本質はくり返すのではなく、同じように聞こえながら微妙に変化して行くことです。大量の不協和音をぶち込む方がよっぽど楽なのです。その壁は沈黙、つまり継続と断絶によって何とか解決したのですが、それと同じくらい重要だったのはサウンドです。クラシカルな均衡よりもロックのような、例えればニューヨークのSOHOでセッションしているようなワイルドなサウンド(今回のディレクターでもあるK氏の発言)を目指した、いや結果的になりました。
大きなコンセプトとしては第1曲は音と沈黙、躍動と静止などの対比第2曲目は全体が黄金比率1対1.618(5対8)の時間配分で構成されています。つまりだんだん増殖していき(簡単にいうと盛り上がる)黄金比率ポイントからゆっくり静かになっていきます。黄金比率はあくまで視覚の中での均整の取れたフォームなのですが、時間軸の上でその均整は保たれるかの実験です。
というわけで、いつも通り締切を過ぎ(それすらあったのかどうか?)リハーサルの3日前に完成?という際どいタイミングになり、演奏者の方々には多大な迷惑をかけました。額に険しいしわがよっていなければいいのですが。
1.「Fast Moving Opposition」は直訳すれば「素早く動いている対比」ということになり、2.「Fisherman’s Wives and Golden Ratio」は「漁師の妻たちと黄金比」という何とも意味不明な内容です。
これはサルバドール・ダリの絵画展からインスピレーションを得てつけたタイトルですが、すでに楽曲の制作は始まっていて、絵画自体から直接触発されたものではありません。ですが、制作の過程でダリの「素早く動いている静物」「カダケスの4人の漁師の妻たち、あるいは太陽」が絶えず視界の片隅にあり、何かしらの影響があったことは間違いありません。ただし、前者の絵画が黄金比でできているのに対し、今回の楽曲作りでは後者にそのコンセプトは移しています。この辺りが作曲の微妙なところです。
日頃籠りがちの生活をしていますが、こうして絵画展などに出かけると思わぬ刺激に出会えます。寺山修司的にいうと「譜面(書)を捨てて街に出よう」ですかね(笑)
いろいろ書きましたが、理屈抜きに楽しんでいただけると幸いです。
久石譲
(「ミュージック・フューチャー vol.3」コンサート・パンフレット より)
MESSAGE
from Composers
私の作品である「シティ・ライフ」が久石譲の指揮によって演奏されることをとても嬉しく思います。80歳になった今年、世界中でこの作品を演奏するプログラムが組まれていますが、純粋な”ニューヨーク・ピース”として日本の観客のために演奏されるのはとても嬉しいことです。楽しい夜になりますように。
スティーヴ・ライヒ
私の音楽が日本で、しかも久石譲さんの手掛けるコンサートで演奏されることをとても嬉しく思います。私の子供たちは久石さんの映画音楽を聴いて育ってきました。残念ながらコンサートに伺えませんが、私の音楽が今回のプログラムに入ることはこの上ない名誉です。ありがとう。
デヴィット・ラング
「マーシー」は、ヒラリー・ハーンのアンコールとして書きました。作品の出発点は、シェイクスピアの『ベニスの商人』の有名な一節です。
”慈悲というものは強制されず、大地をうるおす恵みの雨のように降りそそぐ:
与えるもの、そして受けるものに神の祝福があるのだ:
それは偉大なものの中で最も偉大なもの:
冠に勝る王;その統治は畏怖と威厳の力となり王に対する恐れ;
しかし慈悲はこの支配を越えた存在である;
王のような心において授けられるもので、神自身に属するもの;
この世の力が神の力に似通うとすれば正義に慈悲が伴った時だ。”
マックス・リヒター
(「ミュージック・フューチャー vol.3」コンサート・パンフレット より)
「JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE vol.3」に寄せて
「MUSIC FUTURE」は、現代屈指のミニマル・ミュージックの作曲家であり、また指揮者でもある久石譲が、現代に書かれた優れた音楽を自らセレクトし、紹介していくコンサート・シリーズである。立ち上げに際し、久石が打ち出した方針は次の通り。まず”未来に伝えたい古典”というべき、評価の定まった重要作を紹介すること。併せて、久石より下の世代に属する注目の若手作曲家を必ず紹介すること。一人よがりの難解な語法で書かれた音楽ではなく、聴衆と高いコミュニケーション能力を持つ音楽を紹介すること。欧米で高い評価を受けながら、まだ日本で紹介されていない作品/作曲家を紹介すること。そして、作曲家・久石の作品を初演または演奏すること──。かくして、今回の「MUSIC FUTURE Vol.3」は5人の作曲家の作品を取り上げる。
新ウィーン楽派の創始者として知られるシェーンベルクは、一般的には”難解な現代音楽の作曲家”というイメージが強いかもしれない。だが、彼の《室内交響曲第1番》は、最小限(ミニマル)の手段による濃密な音楽表現を実現したという点で、久石を含む現代の作曲家たちにも大きな影響を与え続けている作品だ。今回は、「MUSIC FUTURE」の精神を100年以上も前に先取りした偉大な古典として演奏される。
今年10月3日に80歳を迎えたスティーヴ・ライヒは、アメリカン・ミニマル・ミュージックのパイオニアであり、また久石が敬愛する作曲家のひとり。今回は彼の代表作のひとつ《シティ・ライフ》が演奏される。この作品とシェーンベルクの作品が、編成や構成の点で類似しているのは、決して偶然ではない。日本では、プロの音楽家による《シティ・ライフ》の演奏は今回が初となる。
マックス・リヒターは、ライヒのミニマルや後述のラングのポスト・ミニマルに影響を受けて登場した、ポスト・クラシカルと呼ばれるジャンルの代表的作曲家。今年に入り、彼の代表作《ヴィヴァルディ「四季」のリコンポーズ》が日本でも初演され、がぜん注目度が高まっている。今回は、ヴァイオリンとピアノのための《マーシー》が演奏される。
ライヒより2世代ほど下に属するデヴィッド・ラングは、今年、彼が音楽を手掛けた映画『グランドフィナーレ』をご覧になった方も多いかもしれない。ラングがニューヨークで共同主催している現代音楽紹介のユニット「バング・オン・ア・キャン」は、いわば「MUSIC FUTURE」の先輩に当たる存在だ。今回は、ヴァイオリンとピアノのための《ライト・ムーヴィング》が演奏される。
そして久石が、本公演のために作曲した最新作を世界初演予定である。
開催3回目を迎えた「MUSIC FUTURE」を存分にお楽しみいただきたい。
前島秀国(「MUSIC FUTURE」アソシエート・プロデューサー)
(「ミュージック・フューチャー vol.3」コンサート・パンフレット より)
PROGRAM NOTES
アルノルト・シェーンベルク:室内交響曲第1番 (1906)
Arnold Schönberg:Chamber Symphony No.1 in E major, Op.9
編成:
フルート/ピッコロ、オーボエ、コーラングレ、クラリネット 2、バス・クラリネット、ファゴット、コントラ・ファゴット、ホルン 2、弦楽四重奏、コントラバス
後期ロマン派の音楽が19世紀末から20世紀初頭にかけて爛熟期を迎えた結果、調性システムは曖昧になって機能しなくなり、楽曲の演奏時間はひたすら長大化の一途を辿り、オーケストラの楽器編成は100人を超える四管編成まで登場した。ラ・フォンテーヌの寓話「ウシになろうとしたカエル」のように、腹を最大限(マキシマル)に膨らませた後期ロマン派は、いつ破裂してもおかしくない状態にした。そのような時代の趨勢に反旗を翻すように、シェーンベルクは本作を最小限(ミニマル)の楽曲構成と楽器編成で作曲した。
通常、交響曲は4楽章形式で構成されることが多いが、この作品にはたったひとつの楽章しか存在しない。その楽章の中に、スケルツォ楽章に相当するセクションとアダージョ楽章に相当するセクションを挿入することで、シェーンベルクは多楽章形式のような構成感を打ち出そうとした。作曲者自身の分析によれば、全体の構成は〈I.提示部〉-〈II.スケルツォ〉-〈III.展開部〉-〈IV.緩徐楽章〉-〈V.フィナーレ(再現部)〉となっている。
楽器編成は、やや変則的な一管編成。当時の管弦楽法の常識では、管楽器の数が弦楽器の数を上回ることはあり得ないとされていた。シェーンベルクはその常識を覆し、管楽器奏者10人に対して弦楽器奏者5人という、型破りの編成を採用した。そうすることで、室内楽のような透明感のある響きを保ちつつ、大編成のオーケストラに勝るとも劣らない濃密な表現を達成することに成功している。
1907年に作曲者自身がこの作品を指揮して初演した際、客席の中から凄まじい怒号の嵐が巻き起こり、乱闘寸前の騒ぎにまで発展した。その中で敢然と拍手を送り続け、シェーンベルクを積極的に擁護したのが、他ならぬ後期ロマン派の肥大化を推し進めた張本人のひとり、グスタフ・マーラーだったというエピソードが残っている。
マックス・リヒター:マーシー (2010)
Max Richter:Mercy
編成:
ヴァイオリン、ピアノ
曲名は「慈悲」の意。ヴァイオリン奏者ヒラリー・ハーンが、26人の作曲家に演奏時間5分以内のアンコール・ピースを委嘱するプロジェクトの1曲として作曲された。リヒター自身の解説は別ページを参照のこと。なお、リヒターが筆者に語ったところによれば、リヒターはかねてから久石の音楽を敬愛しており、今回の演奏を非常に喜んでいるという。
デヴィット・ラング:ライト・ムーヴィング (2012)
David Lang:Light Moving
編成:
ヴァイオリン、ピアノ
この作品も、ヒラリー・ハーンのアンコール・ピース・プロジェクトの1曲として作曲された。ラング自身の解説は次の通り。「アメリカ音楽の巨匠になるずっと以前、フィリップ・グラスとスティーヴ・ライヒは、然るべき評価も報酬も得られない新進作曲家だった。ニューヨークに住んでいた2人は、生活費捻出のためにチェルシー軽運送(Chelsea Light Moving)という引越会社を始めた。私は以前から、この社名が好きだった。チェルシー地区の明減する街灯のような、詩的なイメージが感じられたから。だが、この社名に込められたもうひとつの意味、『俺たちは作曲家だ!思い荷物運びはお断り!』も気に入っている。本作品の柔らかい推進力から、当時の2人の様子が感じられると思う」。
スティーヴ・ライヒ:シティ・ライフ (1995)
Steve Reich:City Life
編成:
フルート 2、オーボエ 2、クラリネット 2、ピアノ 2、サンプリング・キーボード 2、パーカッション 3または4、弦楽四重奏、コントラバス
第1楽章 「チェックしろ Check it out」
第2楽章 「杭打機/警笛 Pile driver/alarms」
第3楽章 「ハネムーンは終わりだ - もう我慢ならねえ It’s been a honeymoon – can’t take no mo’」
第4楽章 「心拍音/船舶とブイ Heartbeats/boats & buoys」
第5楽章 「濃い煙 Heavy smoke」
ガーシュウィンの《パリのアメリカ人》(1928)で使われたタクシーのクラクションをはじめ、楽器音以外の生活音(ノイズ)を、楽曲の中に使用した例は多い。ライヒの代表作のひとつとして知られる《シティ・ライフ》は、そうした生活音や人間の話し声を一種の楽器として扱い、都市の生活(=シティ・ライフ)を生き生きと表現した作品である。
ライヒが筆者に語ったところによれば、彼がミルズ・カレッジでルチアーノ・ベリオの授業を受けた時、ベリオは人間の声(スピーチ・サウンド)を用いた電子音楽の参考例として、いくつかのレコードをかけた。その中で、ライヒはベリオ作曲《テーマ(ジェームズ・ジョイスへのオマージュ)》(1958)と、シュトックハウゼン作曲《少年の歌》(1955-56)に大きな影響を受けたという。その後、彼自身もスピーチを音楽の構成要素として扱うような作曲を実験し始めた。《イッツ・ゴナ・レイン》(1965)や《カム・アウト》(1966)のような初期テープ作品、あるいは器楽がスピーチのイントネーションをなぞる形で作曲された弦楽四重奏曲《ディファレント・トレインズ》(1988)やオペラ《ザ・ケイヴ》(1993)は、いずれもスピーチに対するライヒの強い関心から生まれた作品である。ベリオを強く意識しながら作曲したという《シティ・ライフ》は、それまで彼が試みてきたスピーチと器楽の融合をさらに発展させ、サンプリング・キーボードを使用することによって、杭打機や汽笛のようなノイズ(のサンプル音)と器楽のアンサンブルを可能にしている。
全5楽章は続けて演奏されるが、奇数楽章のみスピーチのサンプル音を使用。第5楽章のサンプリング・スピーチは、1993年ワールドトレードセンター地下駐車場爆破事件発生時の警察・消防無線から採られた。
テキスト:前島秀国
(「ミュージック・フューチャー vol.3」コンサート・パンフレット より)
*コンサート・パンフレットに掲載された《シティ・ライフ》サンプリング・スピーチは省略
以上、ここまでがコンサート・パンフレットからの内容になります。
ここからは、感想をふくめた個人的コンサート・レポートです。
といいながら、上の公式パンフレットで各楽曲について詳細ありますので、補足と言えるものもないです。「Mercy」について、豊嶋泰嗣さんのソロ・ヴァイオリンは、ヒラリー・ハーンの演奏よりもとても線を細くしていたのが印象的でした。弓と弦の摩擦を浮かせる、やもすると音程も狂いそうな、長いフレーズも途切れてしまいそうな、そのくらいギリギリのところで音を生みだしていたのが強く印象に残っています。相当な集中力と筋肉運動を必要とするだろうと推測します。糸の張りつめた緊張感で、500席収容小ホールという空間だからこそできる、最上質なパフォーマンスだったと思います。「City Life」について、CDでしか聴いたことがないアナログとサンプラーの融合は、実演で聴いてこそ!と強く思った名演でした。
今回、最前列ほぼ中央で聴くことができた幸運にも恵まれ、久石譲の指揮はもちろん、指揮者の息づかい、奏者の息づかいや音の生まれる瞬間の音まで聴くことができたことは、贅沢極まりない体験でした。
久石譲作品について。
編成は、クラリネット、トランペット、トロンボーン、ヴィブラフォン、パーカッション、ドラムス、ピアノ 2、サンプリング・キーボード、弦楽四重奏、コントラバス、だったと思います。こちらもスティーヴ・ライヒ作品にもあったような、アコースティック楽器(アナログ)とサンプラー(デジタル)の見事な融合で、至福の音空間でした。デジタル音は低音ベースや低音パーカッションで効果的に使われていたように思います。一見水と油のような特徴をもったそれらが、よくうまく溶け合った響きになるものだと感嘆しきりでした。CDならば、ミックス編集などでバランスは取りやすいかもですが、コンサート・パフォーマンスで聴けたことはとても貴重でした。
例えば、ピアノを2台配置することで、ミニマル・フレーズをずらして演奏している箇所があります。ディレイ(エコー・こだま)効果のような響きになるのですが、CDだと、コンピューターで編集すれば、ピアノ1の音色をそのまま複製して加工すればいい、などと思うかもしれません(もちろん割り振られたフレーズが完全一致ではないとは思いますが)。そういうことを、アコースティック・ピアノ2台を置いて、互いに均一の音価と音量で丁寧にパフォーマンスしていたところ、それを直に見聴きできたことも観客としてはうれしい限りです。
1.「Fast Moving Opposition」は、前半12拍子と8拍子の交互で進みます。これも指揮者を見る機会じゃないとおそらく聴いただけではわかりません。この変拍子によって久石譲解説にもあった今回の挑戦である「音と沈黙、躍動と静止、継続と断絶」という構成をつくりだしているように思います。中盤からドラムス・パーカッションが加わり、4拍子独特のグルーヴ感をもって展開していきます。
2.「Fisherman’s Wives and Golden Ratio」は、こちらも指揮者を見ても拍子がわからない変拍子でした。「黄金比率の時間配分で構成」についてはまったくわかりませんでした、難しい。管楽器奏者が口にマウスピースのみを加えて演奏するパートもありました。声なのか音なのか、とても不思議な世界観の演出になります。
言うなれば、贅沢な公開コレーディングに立ち会っている感覚すら覚えたほどです。アコースティック楽器とデジタル楽器、スタジオ・レコーディングならば、1パートずつ録音していくようなそれを、一発勝負で響かせて最高のテイクを奏でるプロたち。スコアを視覚的に見て取るように「あ、今のこの音はこの楽器か」とわかるところも含めて、贅沢な公開レコーディングに遭遇したような万感の想いです。
おそらくとても難解、いやアグレッシブな挑戦的なこと高度なことをつめこんでいる作品だろうと思います。一聴だけでは、第一印象と目に見えた範囲のことでしか語れないので、あまり憶測やふわっとした印象での見解は控えるようにします。1年後?CD作品化された暁には、聴けば聴くほどやみつきになりそうな、味わいがにじみ出てくるような作品という印象です。

《素早く動いている静物》 (1956年頃) サルバドール・ダリ

《カダケスの4人の漁師の妻たち、あるいは太陽》 (1928年頃) サルバドール・ダリ
今回の久石譲作品およびコンサートをひと言で表現するなら、「カッコイイな!」に尽きます。今の久石譲の立ち位置で、こんな作品を観客にぶつけることがとても前のめりで一切の守りを感じない。ご本人のコメントにもある「まだまだ発展途上」、これをはっきり言い切れる、その過程である今を披露できることは、やっぱり「カッコイイな!」のひと言です。もちろん聴き手として、本作品を発展途上だなと思うはずもなく、未知の体験に立ち会えていることの喜びを感じます。
「ミュージック・フューチャー」コンサート・シリーズは、いわば”純粋に音楽を聴く”コンサートです。今まで聴いたことのない(またはCDでしか)、新しい音楽体験の場だと思います。誤解を恐れずにいえば、そこに久石譲というネームバリューはいらないのかもしれません。”純粋に音楽を聴く”場所だからです。
ファンである久石譲が選んだ作品が並ぶことで、久石譲の音楽的思考の今を垣間見ることができます。指揮者としての作品構成力、作品表現力を目と耳と肌で体感することができます。そして最後に、久石譲の今がつまった自作をも聴くことができる、そんなコンサートのように思います。
久石譲ファンとしては、ふつう上に書いた逆からの流れを期待すると思うのですが、それとは一線を画する演奏会、それが「久石譲 presents MUSIC FUTURE」です。
いや、久石譲のネームバリューは大きい。このプログラムで観客を集めることができて、極上の音空間を演出し、観客を魅了することができるのは、久石譲だからこそ。楽曲プログラミングから実演までハイクオリティなその流れのすべてにおいて。日本音楽界の巨匠という権威と、相反する新進気鋭のような挑戦の姿勢、その拮抗したバランスで、vol.4以降も大きく期待したいコンサートです。

2016年4月16日からO.A.スタートした三井ホームのCM「TOP OF DESIGN」。その音楽を担当しているのが久石譲です。
少しアナウンスが遅くなりましたが、9月6日から三井ホームWeb限定動画が配信されています。
新譜「MUSIC FUTURE 2015」の会場先行発売のお知らせ&ジャケットお披露目
【新譜「MUSIC FUTURE 2015」の先行販売のお知らせ】
21日の新譜発売までに待ちきれない、という皆さまに朗報です。
10月13日、14日とよみうり大手町ホール(東京)にて開催される
「久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.3」の会場にて
新譜「MUSIC FUTURE 2015」の先行発売が決定致しました。
“Info. 2016/10/13 久石譲新譜「MUSIC FUTURE 2015」コンサート会場先行発売!!” の続きを読む
Posted on 2016/09/14
フィギュアスケートの羽生結弦選手が、2016-2017年のプログラムを公開。今季の使用曲は、ショートプログラム(SP)がプリンスの「Let’s Go Crazy」、フリー(FS)が久石譲の「Hope & Legacy」と発表。
久石譲より:「Hope & Legacy」 について
“Info. 2016-2017 羽生結弦選手フリーFS楽曲 久石譲「Hope & Legacy」 について 【10/2 Update!!】” の続きを読む
久石譲が主宰するWonder Land Recordsと
クラシックのEXTONレーベルが夢のコラボレーション!
未来へ発信する新シリーズがスタートいたします。
久石譲 presents ミュージック・フューチャー 2015
発売日:2016年10月21日
税抜価格:3,000円
“Info. 2016/10/21 久石譲 「MUSIC FUTURE 2015」 CD発売決定!!” の続きを読む
エリエールブランドの大王製紙株式会社では、「エリス朝まで超安心」の新TVCMに、映画・ドラマで大活躍中の有村架純さんを起用。「3日目の朝」篇を9月21日(水)より全国でオンエアします。
新しくなった「エリス朝まで超安心」はパッケージ、品質をリニューアル。“寝返り安心吸収体”と“後ろモレ安心ガード”のダブルブロックで伝いモレを防ぎ、朝までぐっすり快適に過ごせます。
“Info. 2016/09/21 [CM] 「エリエール 3日目の朝」篇 久石譲「Life is」 CMオンエア開始 【9/21 Update!!】” の続きを読む
2016年8月28日 TV放送
『NHKスペシャル シリーズ ディープ オーシャン 潜入!深海大渓谷 光る生物たちの王国』
音楽:久石譲
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
久石譲インタビュー
「深海の中でこんなに光るものがあるんだっていうのは驚きでしたよね。発光生物だとか、深海の映像がとても強いすばらしい映像だったので、イメージはすごいつけやすかった。作曲も実はそんなに時間かからないで一気に作れた。全部ミニマル・ミュージックでやったというのは初めてで、うまくいくかどうか非常に不安だったんですけども、生の音で聞いていけばいくほどこれで良かった、おそらく映像ともかなりマッチングするんじゃないか、そこがやっていてすごくうれしかったですね。」
■久石譲インタビュー動画(約2分)
https://www.nhk.or.jp/nature/video/43426.html (2016.8現在)
久石譲インタビューおよびレコーディング風景
より書き起こし
番組テーマ音楽は緻密で躍動感のあるミニマル・ミュージックで構成されている。管弦楽の各パートや楽器特色を活かしたアンサンブルに近いシャープでソリッドなオーケストレーションが印象的である。BGMも数曲書き下ろされており、メインテーマをモチーフとしたり派生させたり、と統一感のある楽曲群が並ぶ。いずれもキャッチーなメロディを持たない、ミニマル手法であるところに注目したい。
2013年TV放送され話題となった「深海プロジェクト」。その最新シリーズとなる「ディープオーシャン」。スタッフが再集結し企画された今プロジェクトには、前回に続き音楽担当の久石譲も名を連ねることになった。そして、『NHKスペシャル 深海の巨大生物 オリジナル・サウンドトラック』で使われた主要楽曲たちも、「ディープオーシャン」では変奏ヴァージョンとして披露されている。こちらもまたメロディや旋律を極力抑えたアレンジとして手が加えられている。またシンプルでソリッドが楽器編成となっている。
「ディープオーシャン」メインテーマと本編BGMの書き下ろし、「深海の巨大生物」からの再構成、新旧あわせて盛り込みながら今最も旬な久石譲音楽(楽器編成、奏法、構成)が堪能できる作品となっている。
次集以降とあわせて、サウンドトラック盤の発売に大いに期待が高まる作品である。
現時点で未CD化、曲名不明である。
2017.1 追記
2016年12月31日開催「久石譲ジルベスターコンサート2016」にて世界初演。
Deep Ocean *世界初演
1.the deep ocean
2.mystic zone
3.radiation
4.evolution
5.accession
6.the deep ocean again
7.innumerable stars in the ocean
久石譲コメント
「「Deep Ocean」は今夏NHKでオンエアーされたドキュメンタリー番組のために書いた曲を今回のジルベスターのためにコンサート楽曲として加筆、再構成しました(リハーサルの10日前に完成、相変わらず遅い)。ですから世界初演です。7つの小品からできており、ミニマル特有の長尺でもないので聴きやすいと思いますし、ピアノ2台を使った新しい響きは僕自身ホールで聴いてみたかったのです。でも真冬になぜ深海?寒そうなどといってはいけない、あと半年で夏がきます。」
(「久石譲ジルベスターコンサート 2016 コンサート・パンフレットより)
レビュー
本公演のサプライズ的演目でした。まさかこの作品が聴けるとは、しかも小編成オーケストラとピアノ2台という大掛かりなステージ配置変更をしての演奏です。「ミュージック・フューチャー vol.3」でも別新作をピアノ2台と室内アンサンブル編成で聴かせてくれたばかりです。ここは小ホールとは違い大ホール。ステージ前面ギリギリのところでセッティング、指揮者も奏者も前面中央に密集、少しでも微細な響きが客席奥や2、3階席まで届くようにと配慮されてのことかもしれません。
ミニマル・ミュージックの心地よいグルーヴ感と、神秘的な世界観。多彩な打楽器や管楽器の特殊奏法などで、目をとじて耳をすませたくなる深海の世界が広がっていました。かなり忘れたくない余韻で気になったので、録画していたTV番組を見返してみました。「ダイオウイカ」シリーズからではなく、「ディープオーシャン」として新しく書きおろした音楽は、ほぼ演奏されたんじゃないかなあ、と記憶をふりしぼっています。2017年夏には第2回以降のTV放送も予定されています。サウンドトラックも発売も待ち遠しい作品です、いやホントしてくれないと困る作品です(強く)。
(Blog. 「久石譲 ジルベスターコンサート 2016」 コンサート・レポート より抜粋)
2017.7 追記
2017年7月16日(日)21:00~21:49 NHK総合テレビ
第2集「南極 深海に巨大生物を見た」
音楽:久石譲
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
TV放送鑑賞後レビュー。なんと驚いたことに第2集用に新曲が数多く書き下ろされている。世界観は第1集を引き継ぎ、小編成ながら緻密な音楽構成を充分に堪能することができる。さらに驚いたことに新曲ではサンプラーを使用した電子音も巧みに織り込まれている。近年ではオーケストラ楽器による生音にこだわった音作りがされてきたなか、2017年のCM曲(ダンロップ・伊右衛門Newヴァージョン)などに目を向けると、エッセンスやアクセント、また隠し味としての電子音を聴くことができる。これは、おそらく2014年からつづいている”現代の音楽”を届けるコンサート企画「Music Future」を経ての結実のように思われる。現代音楽家の他作はもちろん、同演奏会で初演される久石譲新作にも楽器も楽器編成も垣根を越えた新しい音世界が広がっている。「2 Pieces for Strange Ensemble」(2016年 同 Vol.3コンサートににて初演)もそういった点と線の流れにある。
コンパクトな室内楽オーケストラでソリッドながら広さ深さのある立体的な音楽。既存曲のバリエーションも違った表情をみせる。第1集と路線を同じく明確なメロディは持たない楽曲が際立っている。それはイメージをかきたて想像を広げるうえに、深海の奥深い神秘な世界観を演出している。
メインテーマは第1集と同じものが堂々と君臨しているが、改めて聴くとミニマル・ミュージックの緻密なズレと楽器セクションごとの交錯がすばらしい。TV音源ですらステレオで聴くとピアノ2台もきれいに左右から、弦楽セクションも右と左で交錯していることがわかる。エンターテインメント音楽(TV番組メインテーマ)としては贅沢なほどに作り込まれた完成度。久石譲オリジナル作品という位置づけでもまったくおかしくない最新の久石譲がたっぷりつまった名曲。
第3集も新曲があるのか待ち遠しいし、W.D.O.2017コンサートでのプログラム予定「Deep Ocean」も期待が高まる。「ジルベスターコンサート2016」で披露されたのは第1集からの音楽を演奏会用に再構成したもの。もちろんこれが聴けると思うだけでも心躍るし、第2集からのサプライズなんてあったらこれまた驚かされる。いずれにしてもコンサートプログラム大歓迎の作品。
またこの極上のミニマル・ミュージックはコンサートで体感することと、緻密なオーケストレーションの結晶をCDステレオ音源で聴けてこそ!第3集(8月放送)で今シリーズは完結予定であるけれど、ディープオーシャン・サウンドトラックが出るまではファンとしては完結しない!こんな傑作がCD化されないと思うだけで…。楽器ごとの音もおもしろい、決して飽きるとは無縁な聴く人色に染まってくれる楽曲たち。この至福の音楽世界にどっぷりと浸りたい。最高音質で。

2017年8月27日(日)21:00~21:49
第3集「超深海 地球最深(フルデプス)への挑戦」
2017.8 追記
「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2017」にて2楽曲を追加した9つの小品からなる作品としてリニューアル初演。
Deep Ocean
1. the deep ocean
2. mystic zone
3. trieste
4. radiation
5. evolution
6. accession
7. the origin of life
8. the deep ocean again
9. innumerable stars in the ocean
久石譲コメント
「Deep Ocean」は同名のNHKドキュメンタリー番組のために書いた曲をコンサート楽曲として加筆、再構成したものです。去年の大阪ジルベスターコンサートで初演しましたが、今年の夏に最終シリーズとしてオンエアーされる楽曲を新たに加えてリニューアルしています。ミニマル特有の長尺ではないので聴きやすいと思いますし、ピアノ2台を使った新しい響きをお楽しみください。
レビュー
2016年から2017年にかけて全3回シリーズで放送される「NHKスペシャル シリーズ ディープオーシャン」のために書き下ろされた楽曲を演奏会用にまとめたものです。2016年大晦日ジルベスターコンサートで事前予告なく初披露されサプライズとなりましたが、今回「3.trieste」「7.the origin of life」が追加され9つの小品からなる作品へと再構成されています。久石譲の最も旬ソリッドなミニマル・ミュージックが堪能できる作品です。
小編成オーケストラとピアノ2台という大掛かりなステージ配置変更をしての演奏は、楽器ひとつひとつの微細な音、普段なかなか見聴きできない打楽器群、特殊奏法による音色のおもしろさ、ミニマル特有のズレをあますことなく体感できる贅沢な音空間です。冒頭から一瞬で神秘的な深海の世界へと誘ってくれます。
気になる追加された2楽曲は、どうもコンサートで初めて聴くような。7月にオンエアされたばかりの第2集からの音楽ではなく、8月にオンエア予定の第3集からのものかもしれません。「3.trieste」は明るく清らかなミニマル音楽だった印象で、「7.the origin of life」は生命の起源にふさわしく音楽の起源バロック音楽まで遡ったような優美な旋律だった印象。第2集はTV放送後何回もリピートしています、たぶん流れていなかったと思います。
エンターテインメント音楽(TV番組メインテーマ)としては贅沢なほどに作り込まれた完成度、楽器編成としても意欲作。久石譲オリジナル作品という位置づけでもまったくおかしくない最新の久石譲がたっぷりつまったメインテーマをはじめ、久石譲独特のミニマル・グルーヴを感じる楽曲群。TVでなんとか耳をすませ、コンサートで臨場感たっぷりに体感し、それでファンとして終われるはずがありません。もしオリジナル・サウンドトラックが発売されたとき、それは久石譲ミニマルアルバムという肩書きでもおかしくない逸品ぞろいです。「これサントラのクオリティ超えてるよね!久石さんのオリジナルアルバムかと思った!」なんて言いたい、そんな日がきっと訪れますように。
(Blog. 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2017」 コンサート・レポート より抜粋)
2017.9 追記
久石譲インタビュー
「やっぱり人間が住む世界とはちょっと違いますよね。だから「異空間」という、そういう感じを音楽でも表現できたらいいかなという気はしてましたね。6500m 7000m 海の底っていうのはすごいわけですよね。そういうところにいる生物、それを少し音楽でも手助けしてそういう雰囲気が出せるといいなと、そう思いました。」
「僕は本来、現代音楽として「ミニマルミュージック」というのをやっているので、その方法論をかなり思いっきり導入したというか、同じフレーズを何度も繰り返すような方法で、たぶんあまりテレビの番組でこういうものを音楽で起用することはないと思うんですけれども、結構実験的にそれをやらせてもらって、音楽的には非常に満足した仕事をさせていただいた。」
「最初のダイオウイカの時から始めて、そこで作ってきた音楽もだんだん回を重ねるごとに進化してきていて、とても映像との関係性も含めて新鮮なものができたと思うので、ぜひ皆さん楽しみにしていただきたいと思います。」
(久石譲さん「超深海は人が住む世界ではない、異空間」インタビュー~NHK公開動画より 書き起こし)


(動画よりキャプチャ)
レビュー
8月27日放送、第3集「超深海 地球最深(フルデプス)への挑戦」を観て。最終回にあたる第3集でも新たな書き下ろし曲満載。「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ2017」で披露された追加楽曲「3.trieste」「7.the origin of life」は、この第3集からのものでありTV放送に先駆けてコンサート初演であったことが確認できた。
第2集でもそうだったように、第3集新曲においてもオーケストラサウンドだけでなく、デジタルサウンドの比重が大きく多彩な音色を聴くことができた。今までにはない音や使い方をしていたのが興味深い。それは「NHK人体」シリーズなどでも堪能できる従来の久石譲デジタルサウンドではない。ラテンパーカッションやヴォイスをシーケンスしたような音ではない、これまでとは異なる種類の電子音。シンプルであり無機質であるといえるかもしれない。たとえばそれを聴いて懐かしさや情感をおぼえるようなことはない、同時にそれはポップス色を消す・エンターテインメント性を消すという相反するけれども確信めいた狙いも感じる。
2016年10月開催「ミュージック・フューチャー Vol.3」コンサートにて、新作オリジナル作品「2 Pieces for Strange Ensemble」が初演された。そのときの久石譲解説に「ニューヨークのSOHOでセッションしているようなワイルドなサウンド(今回のディレクターでもあるK氏の発言)を目指した、いや結果的になりました」とあったのを思い出した。デジタル音として求める音の志向性が変化していることを感じとれると同時に、それはオーケストラや生楽器というアコースティック音との融合においても、着実に進化しているのかもしれない。
そう想いめぐらせると、ますますこの「ディープオーシャン」シリーズのために書き下ろされた楽曲たちは、エンターテインメント音楽と久石譲オリジナル作品のクロスオーバー的ポジションが色濃く浮かびあがってくる。全3回放送のために作られた楽曲はおそらく15~20曲近くになるのではないか。CD盤1枚に完全網羅収まるか溢れるほどの質と量。ぜひ一旦の完結をみたこのタイミングにオリジナル・サウンドトラック盤のリリースを強く願っている。
メインテーマの別バージョンも第3集では聴くことができる。それはストリングス・パートを抜いたものもしくはそれぞれの楽器バランスをMIX調整したものなのか、変奏バージョンとして新たに構成されたものなのか。木管楽器が主体となったミニマル・サウンドで、これまた格別新しい表情を見せてくれる。バリエーション豊かなメインテーマの全バージョン全貌も気になってやまない。
第2集・第3集は、2017年11月DVD/Blu-ray化発売予定
(久石譲インタビュー動画も特典映像 収録予定)
2017.12 追記

なおこの放送回は2018年5月DVD化されている。

2018.6 追記
6月25日~29日ディープオーシャン関連番組が放送された。そのなかでも「ディープオーシャン 絶景 南極の海」(25日放送回)は30分間にわたって久石譲音楽とテロップのみによる放送という貴重な回となった。ナレーションなしで久石譲の音楽をたっぷりと堪能することができる。選曲はおなじみの深海シリーズ・ディープオーシャンシリーズはもちろん、これまでに聴いたことがない新曲もあったように思う(以後4回も同じく)。TV放送ながら音質もよく映像は既出からの再編集ではあるが、サウンドトラック盤がいまだ世に出ていない現状、永久保存版の放送なのは間違いない。
シリーズ・ディープオーシャンは、今後もつづくことを予感させる関連番組。そしてシリーズ完結を迎えるそのとき、サウンドトラックも発売されるのであろうと期待と希望がふくらむ。

2018.8 追記
久石:
ドキュメンタリーは個人的に大好きなんですよ。ディープオーシャンの話をいただいて、深海シリーズですね。すごく宇宙と同じぐらい海の中って広がりがあるんだなというので。どの作品も一生懸命作りますけれども、これももちろん一生懸命作って。ディープオーシャンは最終シリーズになるのかな、これに関していうと、初めてと言っていいぐらい全編ミニマルで推したんですよね。テーマのところから全部ミニマルで推した。深海シリーズの1、2はちゃんとしたメロディの普通だったんですが、ディープオーシャンの最後のシリーズに関しては完全にミニマルで推したんですよ。それがね、自分が想像した以上にナレーションといろんな映像とのマッチングがすごく良かったんですよ。なかなか自分の新しい挑戦がね、ちゃんとかたちになるケースって少ないんですけど、これはすごくかたちになった。やったあ!これで新しい音と映像の世界ができた!これからいっぱいそういう注文くるかなあと思ったけど1回も来ないねえ(笑)。なんかこうミニマルの仕事いっぱい来るかなあと思ったけど、なんもこないです(笑)。
(Blog. NHK FM 「今日は一日”久石譲”三昧」 番組内容 -トーク編- より抜粋)
2019.8 追記
「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2019」にて披露。
Deep Ocean 【B】
2017年コンサートでも披露された作品。ピアノ2台をオーケストラが囲むというなかなかお目にかかれない編成の魅力。音階をもったカウベル(チューンドカウベル)や珍しいパーカッション群、いつもの楽器が特殊奏法で効果音のようだったりと、生楽器だけで多彩な音世界を魅せてくれる作品です。今回編成が少し大きくなっていました。弦14型(14.12. ~ 7.)と通常オーケストラサイズ、音やフレーズが追加されていたり、厚みが増していたり。……でもこれは、もしかすると編成が変わったことでのバランスの変化、今まで聴こえなかった音が聴こえてきた……気のせいかもしれません……内心気のせいだとは思っていない自分がいますけれども。テレビサントラはまだかな、コンサート音源はまだかな、とずっと追っかけている作品です。
(Blog. 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2019」コンサート・レポート より抜粋)
2023.03 追記
ディープオーシャン II 新曲7曲チェックしました。
レビューはこちら

2025.03 追記
ディープオーシャンIII 使用楽曲リストを更新しました。
New Score *Unreleased
書き下ろし新曲
Deep Ocean *Unreleased
シリーズ音楽
CD
Disc. 久石譲 『NHKスペシャル 深海の巨大生物 オリジナル・サウンドトラック』
02:00-04:25 NHKスペシャル深海 メインテーマ (CD) **New Recording
この楽曲はCD収録のNHK交響楽団の演奏とはニュアンスやテンポが異なるように聴こえる。今回もしくは過去どこかのタイミングで久石譲指揮で新録音したものだと推察している。
完全版89分 使用楽曲リストを更新しました。
通常版60分と比較して。新曲の使われた回数や使われた曲の長さは変わらないと思われる。深海サントラCDやディープオーシャンンシリーズからの曲使用が大きく増えている。
(ふらいすとーん調べ)

