Blog. 「クラシック プレミアム 13 ~ブラームス1~」(CDマガジン) レビュー

Posted on 2014/08/23

「クラシックプレミアム」第13巻は、ブラームス1です。

クライバー指揮による奇跡の録音と称されているブラームス 交響曲第4番が収録されています。クライバーはこの録音に向けてほぼ1年間を費やして作品の研究に没頭したそうです。ブラームスの自筆譜を研究し、ただただブラームスと対話し、作品の全体から細部に至るまで吸収、咀嚼し、来るべき演奏と録音に対して、万全を尽くしていたそうです。

クライバー、交響曲のスタジオ録音第4弾にして、最後のスタジオ録音。ベートーヴェンの第5番、第7番、シューベルトの第3番と未完成に続く。

ブラームスは、知名度も高く完成までに22年を費やした第1番よりも、この「交響曲 第4番」が一番好きな自身の交響曲であると死の間際に伝えているとも。そんないろいろな作曲家と指揮者の思いや背景のつまったブラームス 交響曲 第4番 ホ短調 作品98 です。

 

【収録曲】
交響曲 第4番 ホ短調 作品98
カルロス・クライバー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音/1980年

《悲劇的序曲》 作品81
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音/1989年(ライヴ)

ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音/1990年

 

 

巻末の音楽史では、前号での「バッハはお好き?」につづいて、さらに深く切り込んで「対位法の難しさ」について書かれています。

何度が読んでようやく理解できたような気がしますが、バッハが「音楽の父」と言われる所以や、偉大なフーガの名手であったこと、バッハの作曲技法の凄さが最も端的にあわられるのが対位法であること、そういったことがわかりやすく具体的に紹介されています。

ちなみに「対位法」の反対語は「和声的音楽」です。メロディーがあって、ハーモニーが伴奏する音楽。要するに今私たちが慣れ親しんでいるほぼすべての音楽です。

対位法の説明で、小学校の時に歌った「しずかな湖畔」の輪唱を例えにした解説がわかりやすかったです。同じメロディーが次々に等間隔で遅れて入ってきて、ぐるぐる回る。これはいわゆるカノンで、対位法の最も簡潔なかたち。そしてこれがもっともっと複雑になったものがフーガ。

カノンやフーガを書く難しさはここにあるんですね。一度そのメロディーと、入ってくる間隔を決めたら、変更してはならない。つまりどんどん旋律が重なりあったとしても、絶対に不協和音が生じてはいけない。

なるほど、そういうことか。

こう書かれています。

「バッハのフーガは、どれも神業のような小宇宙だ。まるで物理学の法則のように、法則から外れたことは何一つ生じず、それ自体で完璧に調和している。大小の無数の歯車が精巧にかみあわされて、一分の狂いもなく時を刻み続ける時計に似ているといえるかもしれない。」

なるほど。

こんなことも。

「モーツァルトにしても大バッハの作品を知ったのは晩年になってからであったが、この出会いは彼にとってとてつもない衝撃を与えたようである。モーツァルトの交響曲第41番《ジュピータ》の第4楽章は、バッハへの熱烈にてい壮大なオマージュである。ソナタ形式でできた楽章だが、その展開部、つまり真ん中のあたりで、長大なフーガになるのである。しかもこれは、バッハのような厳しいフーガではない。しなやかで生きる喜びに満ち溢れ、華やかで壮大でいて、機知に富み、ときめきで弾けるようなフーガ。これはモーツァルトとバッハの出会いから生まれた奇跡のような音楽である。」

ワーグナーの《ニュルンベルクのマイスタージンガー(名歌手)》というオペラでも、ルネサンス時代の舞台から、至る所に対位法的音楽を配置することで、古風で厳しい雰囲気を巧みに作り出している、ともありました。

 

 

「久石譲の音楽的日乗」第13回は、「伝達方法としての譜面について」

「音楽を伝える」ということについて、直近のエッセイはつづいてきましたが、今回は譜面について書かれています。

一部抜粋してご紹介します。

 

「話を戻して、自由な即興ということではないが、作曲家が演奏者に委ねる枠のような表記方法がある。バロック時代の数字付き低音がそれである。これは主にチェロなどの低音楽器の音符に数字が書かれてあり、それに則ってチェンバロが和音を弾くのである。例えばドの音に5(書かない場合もある)とあれば下からドミソ、6とあればミソド、64とあればソドミということになる。これは便利な方法で譜面の簡略化に大きく貢献している。このような記号は和声学でも別の表記方法があるが、その究極はジャズのコードネームだと僕は思っている。」

 

クラシックの譜面にもいろいろな表記方法があるんですね。ギターなどにもタブ譜という表記方法があります。ジャズのコードネームとは、いわゆるC,D,Eなどのことでしょうか。現在ではポップス音楽含め、一般的な楽譜およびコード表記は、これが使われていますね。

 

クラシックプレミアム 13 ブラームス1

 

Blog. 「クラシック プレミアム 12 ~モーツァルト3~」(CDマガジン) レビュー

クラシックプレミアム 12 モーツァルト2

Posted on 2014/08/22

「クラシックプレミアム」第12巻は、モーツァルト3です。

第2巻では、モーツァルト1として《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》などを、第6巻では、モーツァルト2として3大交響曲の第39番・第40番・第41番を、そして今回は、最後のモーツァルト特集として、ピアノ・ソナタ集となっています。

 

【収録曲】
ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310
エレーヌ・グリモー(ピアノ)
録音/2010年

ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
内田光子(ピアノ)
録音/1984年

ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331 《トルコ行進曲つき》
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
録音/1990年

 

 

巻末の岡田暁生さんによる西洋音楽史、今回もおもしろかったです。「バッハはお好き?」というタイトルで、バッハの音楽について、わかりやすい切り口で解説されています。

少し紹介しますと、

「そもそも音楽とは、まったく対照的な、二つの矛盾した顔を持つ芸術である。一方でそれは人の情念や本能に激しく訴えかける神秘的な魔術である。しかし他方で音楽は、数学に極めて似ている。抽象的な秩序であり、構造であり、最も科学的な芸術なのだ。実際、弦の長さの比率と音程の関係を発見したピタゴラスをはじめ、古代ギリシャにおいて音楽は一種の科学だと思われていた。また中国の古代思想のように、音楽を宇宙の構造の模像のように考える伝統も珍しくない。バッハの中には、こうした数学的な音楽感が、色濃く残っている。彼の作品、とりわけフーガの類は、音で組み立てられた一つの「小宇宙」であり、「世界」の構造の鳴り響くミニチュアなのである。」

「今日の私たちは、音楽といえば人間の自己表現であり、人間の楽しみであると思い込んでいる。だが忘れてはならない。その考え方の背後にあるのは、極めて近代的な人間中心主義である。これは長い歴史の中では比較的新しく出てきた音楽観であり、決して普遍的なものではないのだ。」

「周知のように、ほとんどすべての音楽の起源は、ほぼ例外なく宗教儀式である。音楽は神に奉納されるものだったのだ。相撲などと同じである。つまり音楽は神に楽しんでいただくものであり、人間が手をつけていいものなどではなかった。神の作った宇宙を褒め称えるための、その鳴り響くミニチュアであり、音楽で人間の感情を表現するなど冒瀆であった。」

 

おもしろいですね。こういう読みものとの出会いで少しずつ見識が広がっていきます。

 

 

「久石譲の音楽的日乗」第12回は、「神が降りてきた」

今号でのエッセイは、今年5月に開催された台湾でのクラシックコンサートの話題を絡めながら進みます。

「Joe Hisaishi Special Concert with Vienna State Opera Chorus」と題されたこの台湾コンサートでは、「風立ちぬ 第2組曲」などに加えて、ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」などが演奏されています。

さて、エッセイタイトルになっている「神が降りてきた」どういうことだったのでしょうか。一部抜粋してご紹介します。

 

「神が降りてきた。そう思える演奏を僕はまだしたことがなかったのだが、台湾での2日目の《第9》のコンサートで体験した。これも音楽を伝えるという重要なテーマの一つと考えるので今回はそのことを中心に書きたい。」

「その日会場の1800人の観客のほか、場外に大きなスクリーンを設置して入場できなかった人が観られるようにしたのだが、何と2万人が詰めかけて辺りは交通渋滞、警察の出動という事態になった。クラシックがメインのコンサートでは異例のことで、翌日新聞テレビなどで大きく報道された。そしてここが大事なのだが、ほとんど聞いたことがない《第9》を屋外で観ていた観客はしんと静まり返り、真剣に聴いていた。それを俯瞰すれば、音楽を創ったのは指揮者やオーケストラだけではなく、その場に居合わせた多くの観客を含めた特別な空間だ。民族学的な言いかたをすると「祝祭的空間」ということになる。その磁場のような場所だから、想像以上の力を発揮でき、より強い音楽を伝えることもできた。そのことを人は「神が降りてきた」という。」

「多くの現代の作曲家は《第9》がベートーヴェンの他のシンフォニーに比べ、第4楽章の「合唱付き」に違和感があり、全体のフォームを崩しているという。実際僕もそう思ってきたのだが、あの第4楽章を演奏しているとき、次々に訪れるシークエンスの勢いたるや凄まじく、言葉に言い尽くせないカタルシスがあった。理屈ではないのである。全体のフォームがどうのこうのと言っていること自体が意味をなさない。だとすれば、僕ら作曲家や音楽学者が言っている、音楽の善し悪しの基準は何なのか?音楽を伝えるとは何なのか?深く考えさせられたが、音楽漬けの1週間は本当に幸せだった。」

 

 

ぜひともその場に居合わせたかった、聴衆の一人でいたかった、と思わせてくれます。聴いてみたかった、体感してみたかったですね。

もともと論理的な久石譲だと思うのですが、そんな人でも、論理的な言葉を織り交ぜながらも、ここまで感情が表現された言葉たち。「神が降りてきた」という経験が、いかに説明しづらいものなのか、むしろ言葉で説明するには足らないものなのか、というのが少し垣間見れた気がします。

最後の言葉も印象的です。

「音楽の善し悪しの基準は何なのか?音楽を伝えるとは何なのか?」

永遠のテーマなのかもしれませんが、それを自分の言葉として言い現すことができたとき、何か音楽というものを俯瞰的につかんだ境地になるのではないかなあと思います。もちろん、作曲家も演奏家も、そして聴き手としても。

 

 

クラシックプレミアム 12 モーツァルト2

 

Disc. 東京佼成ウインドオーケストラ 『スタジオジブリ吹奏楽作品集 千と千尋の神隠し ブレーン コンサート レパートリー コレクション』

2014年8月22日 CD発売 BOCD-784

 

スタジオジブリ作品のすばらしい音楽の数々を吹奏楽でシンフォニックに描き、空前の大ヒットを記録した、前作「風の谷のナウシカ」より5年。ついに第2弾が登場。

今回も珠玉の6作品をお届けいたします。この作品集は巷にあふれるいわゆる「ジブリ音楽を吹奏楽で演奏しただけ」の作品とは全く質が異なります。

ただのポップス作品としてではなく、このCDのテーマでもある演奏会のメインとなりうる「シンフォニック」 なサウンドは心にグッとくる吹奏楽作品となって演奏するものも聴くものも魅了します。

聴いても演奏しても楽しめる「シンフォニック」なスタジオジブリ作品集はこのシリーズをおいて他にありま せん。

(メーカー・インフォメーションより)

 

 

1.スピリティッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より
 カオナシ~あの夏へ~底なし穴~湯婆婆狂乱~いつも何度でも~ふたたび
 (作曲/久石 譲・木村 弓 編曲/森田一浩) 【9:13】
2.「崖の上のポニョ」ファンタジー
 深海牧場~ポニョの飛行~海のおかあさん~崖の上のポニョ
 (作曲/久石 譲 編曲/後藤 洋) 【7:01】
3.「もののけ姫」ファンタジック・シーン 交響組曲《もののけ姫》より
 シシ神の森~黄泉の世界~もののけ姫
 (作曲/久石 譲 編曲/森田一浩) 【11:34】
4.ナウシカ・レクイエム
 ナウシカ・レクイエム~鳥の人 エンディング
 (作曲/久石 譲 編曲/後藤 洋) 【7:02】
5.ポルコ・ロッソ 映画「紅の豚」より
 さくらんぼの実る頃~時代の風 -人が人でいられた時-
 ~マンマユート ~ピッコロの女たち
 ~ポルコ エ ベッラ~狂気 -飛翔- ~遠き時代を求めて
 (作曲/久石 譲 編曲/森田一浩) 【11:20】
6.ザ・ウインド・ライズ 映画《風立ちぬ》より
 菜穂子(虹) ~カプローニ(設計家の夢)
  ~旅路(軽井沢の出会い)~ 隼 ~八試特偵
 ~旅路(別れ~夢中飛行)
 (作曲/久石 譲 編曲/森田一浩) 【8:55】
《Bonus Track》 alternative opening (別オープニング・ヴァージョン)
7.スピリティッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より
 竜の少年~あの夏へ~底なし穴~いつも何度でも~ふたたび
 (作曲/久石 譲・木村 弓 編曲/森田一浩) 【8:02】

 

Blog. 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」 コンサート・パンフレットより

Posted on 2014/08/21

2014年開催「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」コンサートパンフレットより楽曲解説など。

 

 

久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014

[公演期間]WDO 2014 表紙
2014/08/09,10

[公演回数]
2公演
東京・サントリーホール
東京・すみだトリフォニーホール

[編成]
指揮・ピアノ:久石譲
管弦楽:新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ
バラライカ/マンドリン:青山忠
バヤン/アコーディオン:水野弘文(8/9) 大田智美(8/10)
ギター:千代正行

[曲目]
久石譲:交響ファンタジー「かぐや姫の物語」 *世界初演

[鎮魂の時]
ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
バッハ:G線上のアリア
久石譲:ヴァイオリンとオーケストラのための「私は貝になりたい」

—-intermission—-

久石譲:バラライカ、バヤン、ギターと小オーケストラのための「風立ちぬ」第2組曲 *日本初演
久石譲:小さいおうち *世界初演

[Melodies]
久石譲:水の旅人
久石譲:Kiki’s Delivery Service for Orchestra *日本初演
久石譲:World Dreams

—アンコール—-
One Summer’s Day
風の谷のナウシカ

 

JOE HISAISHI & WORLD DREAM ORCHESTRA 2014

【曲目解説】

1 交響ファンタジー「かぐや姫の物語」 (世界初演)
『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』でプロデューサーを務めた高畑勲監督が、旧知の久石に初めてスコアを依頼した記念すべき作品。今回初演される曲は、本編の主要曲をかぐや姫の視点で繋げ、オーケストラ作品として書き改めたもの。木管が演奏する「なよたけのテーマ」と高畑監督が作曲した「わらべ唄」を対位法的に扱う〈はじまり〉の後、〈光り〉のセクションをはさみ、東洋的な曲想が特徴的な〈生きる喜び〉の音楽へ。その後、3拍子のピアノが〈春のめぐり〉の音楽を導入するが、曲想が一転し、前衛的な語法を用いた暗い〈絶望〉に変わる。再び木管が「なよたけのテーマ」を演奏すると、オーケストラが〈飛翔〉の音楽を高らかに演奏し、久石エスニックの真骨頂〈天人の音楽〉へと続く。最後の〈月〉では「なよたけのテーマ」「わらべ唄」など主要テーマが再現し、幕となる。

 

2 広島の犠牲者に捧げる哀歌
ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-)が1960年に作曲した現代音楽の古典的名作。弦楽器がさまざまな音程を密集的に鳴らすトーン・クラスター(音塊)技法が特に有名で、指揮者用総譜ではパートが真っ黒に塗りつぶされている。もともとは演奏時間をそのまま曲名にした《哀歌、8分26秒》というタイトルが付けられていたが、実演を聴いた作曲者本人がトーン・クラスターの効果に衝撃を受け、何か特定の悲劇の犠牲者に曲を捧げたいと発案。当時ペンデレツキと親交のあった作曲家・松下眞一の助言を受け、広島の原爆犠牲者に曲を捧げたという逸話がある。

 

3 G線上のアリア
原曲はヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)がケーテンの宮廷楽長を務めていた時期に作曲した《管弦楽組曲》の第3番「エール(アリア)」。19世紀、ヴァイオリンのG線(第4線)だけで演奏できる編曲がなされたことから、《G線上のアリア》の名で親しまれるようになった。魂を浄化するような美しい旋律を持つゆえ、追悼行事などで演奏されることも多い。

 

4 ヴァイオリンとオーケストラのための「私は貝になりたい」
太平洋戦争に従軍した心優しい理髪師・清水豊松が米軍捕虜殺害の容疑で逮捕され、BC級戦犯として死刑に処せられる不条理の悲劇を描いた、橋本忍脚本の4度目の映像化作品。曲の冒頭で独奏ヴァイオリンがワルツ主題を導入する〈メインテーマ〉の後、ヴァイオリンが狂おしい重音奏法を駆使する〈判決〉の激しい中間部をはさみ、再びワルツ主題が再現する三部形式で構成されている。

 

5 バラライカ、バヤン、ギターと小オーケストラのための「風立ちぬ」第2組曲 (日本初演)
太平洋戦争前夜、戦闘機開発に従事する堀越二郎と妻・菜穂子が懸命に生きる姿を描いた、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』より。本日演奏される《第2組曲》(今年5月台湾にて初演)は、昨年12月に世界初演された《小組曲》と異なり、ストーリーの流れに縛られることなく主要曲を音楽的に再構成したもの。バラライカ、バヤン(ロシアのアコーディオン)、ギターが主人公の遙かなる旅情を表現した「旅路のテーマ」と、久石のピアノが凛としたヒロインを表現した「菜穂子のテーマ」の2つを中心に据えた、ロンド形式による夫婦愛の組曲と見ることも出来る。全曲の構成は〈旅路(夢中飛行)〉、〈菜穂子(出会い)〉、勇壮な行進曲〈カプローニ(設計家の夢)〉、ミニマル的な推進力に溢れた〈隼班〉と〈隼〉、〈旅路(結婚)〉、関東大震災で逃げ惑う人々を描いた〈避難〉、〈菜穂子(会いたくて)〉、カストルプと共に日支事変を憂う二郎の許に菜穂子発熱の報が届く場面の〈カストルプ(魔の山)〉、〈菜穂子(めぐりあい)〉、〈旅路(夢の王国)〉となっている。

 

6 小さいおうち (世界初演)
『東京家族』に続き、久石が山田洋次監督作のスコアを担当した第2作。激動の昭和を生き抜いた元女中・タキの回想録に綴られた中流家庭の奥方・時子の道ならぬ恋と、彼女たちの運命を狂わせた太平洋戦争と東京大空襲の悲劇を描く。本日初演されるヴァージョンはギター、アコーディオン、マンドリンを使用して作品化し、楽器編成的にも時代背景的にも『風立ちぬ』との関連を強調している。前半はタキが象徴する激動の昭和を表現した「運命のテーマ」、後半は昭和ロマンへの憧れを表現した「時子のワルツ」で構成されている。

 

7 水の旅人
一寸法師を思わせる水の精・墨江少名彦と小学生・悟の友情と冒険を描いた、大林宣彦監督のSFX大作。サントラ演奏を担当したロンドン交響楽団を意識して作曲した大編成の勇壮なテーマ曲は、大河の如く滔々と溢れる数々のメロディと相まって、その後の久石の演奏会に欠かせない人気曲のひとつに。

 

8 Kiki’s Delivery Service for Orchestra (日本初演)
魔女の見習い・キキが宅急便で生計を立てながら、逞しく成長していく姿を描いた宮崎駿監督『魔女の宅急便』から、キキが大都会コリコを初めて訪れるシーンの音楽〈海の見える街〉を演奏会用にアレンジしたもの。本日使用される新ヴァージョン(今年1月台湾にて初演)は、管弦楽のみの演奏でメロディを優雅に表現し、よりクラシカルな味わいを深めている。

 

9 World Dreams
2004年、久石と新日本フィルがW.D.O.を立ち上げた際に書き下ろした、W.D.O.のテーマ曲。「作曲している時、僕の頭を過っていた映像は9.11のビルに突っ込む飛行機、アフガン、イラクの逃げまどう一般の人々や子供たちだった。『何で……』そんな思いの中、静かで優しく語りかけ、しかもマイナーではなくある種、国歌のような格調のあるメロディが頭を過った」。
久石とW.D.O.が願ってやまない”平和”という世界の夢(ワールド・ドリーム)を込めたメロディがそこにある。

TEXT:前島秀国 (サウンド&ヴィジュアル・ライター)

(「久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」コンサート・パンフレット より)

 

 

なお、同パンフレット内の久石譲インタビューは下記掲載しています。

Blog. 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」 久石譲インタビュー

 

WDO 2014 表紙

 

Blog. 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」 久石譲インタビュー内容

Posted on 2014/08/21

8月9日,10日に行われたコンサート「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」に寄せての久石譲インタビュー内容です。

 

 

2014年7月某日。「JOE HISAISHI & WORLD DREAM ORCHESTRA 2014」を約1ヶ月後に控えるなか、久石譲はコンサートの曲順に頭を悩ませていた。

「2時間のコンサートはいわば1本の映画。それぞれ別の曲をどう並べるかで聴こえ方がまったく変わってくるんだよね。」

今年、3年ぶりに活動を再開する久石譲と新日本フィルハーモニー交響楽団によるプロジェクト「WORLD DREAM ORCHESTRA」(W.D.O)。コンサートにかける思いを聞いた。

-久々の復活ですね。

久石 「やっぱりオーケストラの奏でる音が好きだし、その魅力を伝えていくことが自分にとって大事な役目だという気持ちがずっとあったので、嬉しいですね。1998年に長野パラリンピック冬季競技大会でプロデューサーを務めた際、「Asian Dream Song」という曲が生まれて、次は”世界の夢”を目指そうと、プロジェクトが始まった2004年にW.D.O.のテーマ曲「World Dreams」を書いたのですが、当時と世界の姿が変わってきていると感じています。

一言でいうと、世界が狭くなっている。かつて世界は羽ばたける場所、あるいは夢の対象だったのが、紛争も止まず、小さな違いばかりが際立っているように感じます。だから”世界”と表現した瞬間にすごく小さなものをイメージするようになってしまっている。そういうなかで、「World Dreams」という曲のタイトルそのままに、このコンサートを通じてもう一度音楽家として夢を見られる場所として”世界”を表現したいという気持ちが強くなってきました。」

-演奏する曲目にも反映されていますか。

久石 「そうですね。前回までのW.D.O.は、世界にある素晴らしい音楽をオーケストラ作品として紹介していこうとプログラムを組んでいました。大きくその思いは変わりませんが、これからはもっと自分の曲を演奏しようと思っています。要望が多かったということもありますが、今、世界をどうとらえるかと考えた時、自分の曲をきちんと届けていくことから再開したかったんです。そこから今回のテーマと重なる楽曲が見えてきました。」

-そのテーマとは。

久石 「全体を”鎮魂”という文脈でとらえたいということです。来年戦後70周年を迎えますが、今、日本を見渡すと、なにやらきな臭いムードが漂い始めています。僕は現在を戦後ではなく戦前の雰囲気ととらえているところがあり、そういう状況を踏まえ、戦争があったことを忘れないために「鎮魂の時」というセクションを作りました。ペンデレツキ「広島の犠牲者に捧げる哀歌」、バッハ「G線上のアリア」、そして僕の「私は貝になりたい」の3曲をつづけて演奏します。」

-「広島の犠牲者に捧げる哀歌」はプログラムの中で異彩を放っていますね。

久石 「W.D.O.は基本的にエンターテインメントにしたいのですが、根が作曲家なので、やっぱりコンサートを通じて何を伝えていくべきか考えてしまうんです。「広島の犠牲者に捧げる哀歌」はもともと「哀歌、8分26秒」というタイトルで、原爆とは関係のないものでした。しかし、この曲を聴いた日本の作曲家の助言で、現在のタイトルになったそうです。いわゆる図形楽譜の曲で、音を塊で演奏するトーンクラスターという技法をはじめ、特殊奏法が多く、日本ではあまり演奏されてきませんでした。譜面をどうとらえるか、解釈の幅が広いので、指揮者としても演奏家としても苦労しますが、これ以上ない不協和音を経て、「G線上のアリア」が始まる瞬間に何が見えるのかを想像したら、どうしても入れたくなりました。」

-一方、「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」「小さいおうち」は新しい編曲となりますね。

久石 「2013年は宮崎(駿)さん、高畑(勲)さん、山田(洋次)さんという3人の巨匠と向い合って映画を作るという非常にヘビーな年でもありました。この3作品を披露することは、今回のコンサートのもう一つの重要な要素です。いずれも”映画的”に作った曲ばかりで、台詞の邪魔をしないように構成しているため非常に音が薄いんです。それをコンサートで演奏する作品として書き直すのは、ゼロからリニューアルするのと一緒で本当に大変でした。特に「かぐや姫の物語」は昨年秋に公開されたばかりの作品で、まだそれほど時間が経っていない。自分の中でも消化しきれていない状態で作品化に取り組んだので、今までコンサート用に作品化した中で一番と言ってもいいくらい苦労しましたが、手ごたえはあります。」

-W.D.O.として今後の展望は?

久石 「まずは今回のコンサートを最高の形にして、観客の皆さんはもちろん、オーケストラのメンバーにも本当によかったと思ってもらうことが全てではないでしょうか。もちろんせっかくプロジェクトを再開したし、続けばいいなという気持ちはありますが、毎回「これが最後だ」と思って臨みたいのです。」

実は曲順で最も悩んでいたのは「World Dreams」だった。それがインタビューが終わった途端、順番が決まった。

「やっと分かった。これですっきりしたよ」

この曲がどう登場するかが、今回のコンサートの鍵といえるだろう。

(以上 コンサートパンフレットより)

 

 

なお初日の東京・サントリーホール公演の模様は9月23日(火・祝)にWOWOWでオンエアされます。

また10月8日に久石のニューアルバム「WORKS IV」がリリースされることも決定。今作には初日公演と2日目の東京・すみだトリフォニーホール公演からのライブ音源が収録される予定となってます。

 

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久石譲 WDO 3

 

Info. 2014/08/20 [楽譜] 久石譲 「ハウルの動く城」 オフィシャルスコア 発売

ショット・ミュージックでは8月20日、久石譲のオフィシャル・スコア『ハウルの動く城』を発売。同オンラインショップでは8月18日よりご購入の受付を開始。

スタジオジブリ制作、宮崎駿監督による同名長編アニメーション映画のために久石が作曲した音楽から、ノスタルジックなワルツによるオープニング・テーマ《シンフォニック・ヴァリエーション「メリーゴーランド」》と、伸びやかなトランペットが印象的な〈ケイヴ・オブ・マインド〉を〈メリーゴーランド〉に組み込んだ《シンフォニック・ヴァリエーション「メリーゴーランド+ケイヴ・オブ・マインド」》の2作品を収録。いずれも、久石が新たなオーケストラ・アレンジを手がけたオフィシャル・スコアです。

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Score. 久石譲 「ハウルの動く城 オーケストラのための -オリジナル・スコア-」 [スコア]

2014年8月20日 発行

スタジオジブリ制作、宮崎駿監督による同名長編アニメーション映画のために久石が作曲した音楽から、ノスタルジックなワルツによるオープニング・テーマ《シンフォニック・ヴァリエーション「メリーゴーランド」》と、伸びやかなトランペットが印象的な〈ケイヴ・オブ・マインド〉を〈メリーゴーランド〉に組み込んだ《シンフォニック・ヴァリエーション「メリーゴーランド+ケイヴ・オブ・マインド」》の2作品を収録。いずれも、久石が新たなオーケストラ・アレンジを手がけたオフィシャル・スコアです。

(メーカー・インフォメーションより)

 

 

WORLD PREMIÈRE:
August 5, 2005 -Suntory Hall, Tokyo, JAPAN
New Japan Philharmonic World Dream Orchestra
Joe Hisaishi, conductor

 

久石譲 ハウルの動く城 オーケストラのための
JOE HISAISHI
HOWL’S MOVING CASTLE
for orchestra

[収録曲]
1. シンフォニック・ヴァリエーション「メリーゴーランド」
2. シンフォニック・ヴァリエーション「メリーゴーランド+ケイヴ・オブ・マインド」

1. SYMPHONIC VARIATION “MERRY-GO-ROUND”
2. SYMPHONIC VARIATION “MERRY-GO-ROUND + CAVE OF MIND”

SJH 004
スコア/菊倍判/122ページ
ISBN:9784890661732
ISMN:M-65001-247-8
定価:3,500円(税別)

 

 

◎音源は1.『WORKS III』(2005)、2.『A Symphonic Celebration』(2023)に収録されています。

久石譲 『WORKS3』

 

 

そのほか参考音源/映像には『久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』や『The Best of Cinema Music』があります。

 

 

Info. 2014/08/19 [CDマガジン] 「クラシック プレミアム 17 ~ベルリオーズ~」 久石譲エッセイ連載 発売

2014年8月19日 CDマガジン 「クラシック プレミアム 17 ~ベルリオーズ~」(小学館)
隔週火曜日発売 本体1,200円+税

「久石譲の音楽的日乗」エッセイ連載付き。クラシックの名曲とともにお届けするCDマガジン。久石による連載エッセイのほか、音楽評論家や研究者による解説など、クラシック音楽の奥深く魅力的な世界を紹介。

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Info. 2014/09/23 [TV] 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014」 WOWOW放送決定

久石譲と新日本フィルハーモニー交響楽団によるプロジェクト「久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ」が8月9、10日に約3年ぶりとなるコンサートを行った。

久石はこのコンサート開催前、「新日本フィルのメンバーともう一度活動を再開したいという熱い思いが互いに重なりました。世界を視野に入れたコンサートとして、オーケストラの魅力を広く伝えていきたい!」とコメントしていた。今回の公演では、スタジオジブリの映画「風立ちぬ」から第2組曲と、「魔女の宅急便」から「Kiki’s Delivery Service for Orchestra」が日本初演、さらに「かぐや姫の物語」と山田洋次監督の映画「小さいおうち」のテーマが世界初演となるなど、貴重な演奏が披露された。なお初日の東京・サントリーホール公演の模様は9月23日(火・祝)にWOWOWでオンエアされる。

8月9日にサントリーホールにて行われた公演初日の模様を18台のカメラによる迫力あふれる音楽でお届けします。そのほか、リハーサルでの様子や、久石によるインタビューなども盛り込まれる予定。

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Blog. 久石譲ファンの方からメッセージをいただきました!

Posted on 2014/08/14

久石譲ファンの方からこのサイト「久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋」へメッセージをいただきました!ありがとうございます!思わずすぐにこちらもお礼の返事をしてしまいました。

最近このサイトを見つけていただいたようで、「同じファンレベルでの情報把握と、同じように久石譲をチェックされていて、うれしいです」とメッセージをいただきました。とてもご丁寧で久石譲へのファン度、玄人さが伝わる内容で、とてもうれしく拝見させてもらいました。おそらく管理人よりも玄人スペシャリストな方だとお見受けしました。

その方はブログへのコメント欄ではなく、コンタクトページからメッセージをいただきましたので、公開したい気持ち満々ですが、管理人の胸にそっとしまっておきます。

もちろんブログコメントも、みなさんお気軽にお願いします!

 

先日書いたBlog. 久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2014 演奏プログラム レポを受けてのメッセージでもあり、

本文中に

「風の谷のナウシカ」はおそらくフルオーケストラだと思うのですが。ピアノ・ソロ? フルオーケストラ?どちらだったんでしょうか。

と書いていたのですが、その方はWDOコンサートに実際行かれたようで、その情報も教えていただきました。

  • アンコールのナウシカアレンジは「鳥の人」 ミニマリズムツアーのアレンジと同じだったよう
  • 墨田トリフォニーでは最後に来年もWDOあるから来て的なメッセージがありました

とのことです。ありがとうございます。そうなんですね。来年こそはコンサート行きたいですね。いただいた情報は、上記レポにも追記させていただきました。

 

 

さて、今日は、たまには管理人らしいことを書いていきたいと思います。

「久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋」サイトを立ち上げてちょうど1年を過ぎたくらいです。久石譲も音楽活動30年以上になるかと思いますが、昔からのファンとしてずっとその音楽や情報は追っかけています。

昔はファンサイトのようなものがもっとたくさんあったのですが今では減ってしまいました。ファンの一人として、定期的にチェックしては、お世話になり楽しく見ていたサイトもいくつかあります。そして『今の久石譲』、最新の久石譲を追っかけているサイトが、減ってしまいました。

そこで自分のマニア心に火がついたというわけです。情報チェック、情報整理を自分がしたいがために、だったら自分でサイトを運営してしまえば一石二鳥だ!という安易な発想です。

 

オフィシャルサイトでは取り扱わない、取り扱えない、大小問わない久石譲関連情報をアップしていこうと始めました。オフィシャルサイトの情報だけだと、どうしてもすべてを網羅することは難しいんですね。

例えば、毎号ごとにシリーズでレビューしている、CD付きマガジン「クラシックプレミアム」でのエッセイ連載内容などもそうですし、楽譜情報コンサート情報(チケット情報含む)もそうかもしれません。あとは情報公開のタイミングもあるのですが。。

 

アンオフィシャルサイトなら、気兼ねなくいろいろな情報を公開していくことができます。もちろん公式ではなく非公式でこそあれ、そこは節度とモラル、責任をもって運営していく所存です。「かゆいところに手が届く」そんな質と量を満たした有益なファンサイトになっていけるよう育てていきたいと思っています。

 

今回の久石譲ファンの方からいただいたコンタクトですが、実は記念すべき第1号なんです!サイトの1周年記念として誕生日プレゼントをいただいた気分です。本当にありがとうございます。これからも有益な情報を追っかけられるようにがんばります。

 

まだまだ情報の整理が追いついていません。いろいろと追加していかないといけない情報(主に初期~中期)が。近年の最新活動情報は、追いついているのですが、過去のデータベースがまだ整理しきれていません。情報源が減ってしまっているのもあるのですが、なかなか時間がかかるものなので、これから少しずつ埋めていきたいと思います。

バイオグラフィー コンサート履歴 ディスコグラフィー 楽譜 など基本情報は最低限の掲載はできています。

ここで言っている過去のデータベースとは、細かい当時のインタビュー内容や、コンサート企画秘話、CM音楽一覧、未発売音源・未CD化(まだまだあるんです) 廃盤音源 etc…

CD作品にしてもコンサート活動にしても、活動当時のリアルな鮮度の高い情報や久石譲の言葉たちを。こういったものが過去のコンサートパンフレットには掲載されていたりするので、随時書き起こしてアップデートを。

 

またはWebを駆使して、いろいろな情報を収拾したりと。こちらが結構苦戦しそうなのですが。ウェブサイトも、管理者や発信元がサーバーから削除してしまえば、過去の情報は消えてしまいます。気づいた時や知りたいときには、すでに情報がなくなっている、なんてこともよくあります。

インターネットの世界も過去のすべてが蓄積されていくわけではなく、やはりタイミングを見て整理整頓されています。だから、早めに収拾していかないといけないのですが。。

 

ディスコグラフィーもまだまだCD作品ごとのレビューが一向に進んでいません。特集ページでも、いろんなきっかけで久石譲を知った方へ、その入門編や手引きなればと思って少しずつ追加していきます。

 

そのような感じで、「久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋」はまだまだ発展段階です。これからももっともっと広く深く久石譲に迫っていきます。そして巨大な久石譲コミュニティに育てていきます。

 

これから増やしたいコンテンツやメニューもあります。鋭意勉強中です。

BBSや掲示板の設置予定は今のところありませんが、もう少し落ち着いたら、ファンの方同士がいろいろな情報交換ができるページも、追加できたらと思っています。

アンケート集計 みんなの演奏動画 オフ会案内 etc…

 

今日は純粋な管理人の言葉として、書きました。本当に見てくださる方がいるだけで、うれしく励まされます。そこにコメントやメッセージもいただけたら、もっともっとがんばります!? 笑

これからもどうぞよろしくお願いします。

そして、ぜひお気軽にブログへのコメントや、コンタクトページからのメッセージお待ちしています。

「その情報間違ってるよ」
「私のほうが詳しく知っているよ」
「もし知っていたら教えてほしい」 などなど

久石譲やファンの方への誹謗中傷以外でしたら、なんでもどしどしお待ちしています。

世界でも活躍している久石譲だけに、海外からのアクセスもあります。本当にうれしい限りです。だからこそ、久石譲の音楽を、久石譲の情報を、もっと多くの人に正しく詳しく知ってもらいたいと思っています。

そこには、管理人だけではなく、みなさんのご協力もいただければ心強いです。久石譲の音楽やあしあとを記録する一大絵巻のように。みんなで久石譲の音楽でつながって、広がって、そう、ここは『久石譲の音楽が響きはじめる部屋』にしたいんです。

そうなっていけたらいいなと思っています。

 

久石譲ファンサイト 響きはじめの部屋 管理人

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