Disc. 久石譲 『歌の力』 *Unreleased

久石譲 NHK紅白歌合戦 歌の力

2009年12月31日 TV放送

 

2009年、第60回NHK紅白歌合戦のオリジナルソングとして作曲された『歌の力』。歌詞は事前に視聴者から集めた言葉たちを紡ぎ合わせて完成されたもの。本番では同年紅白歌合戦出場歌手がパートを歌いつなぎ、久石譲指揮のもとフルオーケストラでお披露目された。

番組オープニングに『歌の力 -Opening』という楽曲で久石譲指揮、オーケストラ演奏。この曲に合わせて出場歌手50組が登場。「歌の力」コーナーにて、出場歌手・合唱団・一般参加コーラス・オーケストラ、久石譲指揮による「歌の力」披露。

 

翌年2010年の第61回同番組でも出場歌手と担当ソロパートが入れ替わって演奏披露された。

 

 

「アン・サリー & 杉並児童合唱団」、「リトル・キャロル & 麻衣」の歌による競作ダウンロード・シングルとしてiTunes Storeなどで音楽配信はされているが、こちらはピアノ伴奏をメインとしたシンプルなデモテープのような仕上がりとなっている。

11月14日、NHK・506スタジオにてコンボ・バージョンのレコーディング。これは、大晦日の放送前に「歌の力」という曲を知って・覚えてもらおう、という趣旨のもと制作されたもの。ピアノやギターなどリズムセクションを中心にアレンジされた「コンボ・バージョン」はアンサリーと杉並児童合唱団による歌声。同時に麻衣とリトルキャロルによるバージョンもレコーディングを行い、「歌の力」の事前告知として様々な場所でO.A.された。

 

 

Aメロから登場する主旋律は、日本的なメロディー、音階になっていて、日本の歌特有の“こぶし”を効かせたメロディーになっている。

なかなかこういう楽曲をCD化するのは難しいとは思うが、SMAP提供曲『We are SMAP!』のように、壮大かつ緻密なオーケストレーションは圧巻。インストゥルメンタル・フルオーケストラ・ヴァージョンで発表してほしい作品。

 

 

 

久石譲 NHK紅白歌合戦 歌の力

 

Info. 2009/12/25 久石譲Selection~Songs of Xmas~ ホーリーナイトコンサート開催

日時:2009年12月25日(金)19:00開演
会場:六本木ヒルズアリーナ

音楽家・久石 譲が、この為に特別に選曲した楽曲で構成する、スペシャルクリスマスコンサート。
ピアノ、サックス、ストリングスに、映画主題歌やCM曲等で活躍する麻衣を含むコーラスを加えた
20名の特別編成で、聖なる夜が久石ワールドに包み込まれます。

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Info. 2009/12/17 麻衣のXmasライブに、久石譲登場

12月16日「ウルルの唄」でデビューを果たした久石譲の愛娘、麻衣が、12月25日に六本木ヒルズアリーナにて行なわれたイベント<Holy Night Concert 2009久石譲セレクション Songs of Xmas>に出演し、クリスマスソング数曲とともに、映画「ウルルの森の物語」主題歌「ウルルの唄」を初めてバンド生演奏で歌った。

当イベントは、久石譲が特別に選曲したクリスマスソングを麻衣が中心となって歌うというコンサートだが、なんとアンコールでは久石譲もステージに登場。メジャーデビュー後初めて親子で同じステージに立つことになった。

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Disc. 麻衣 『ウルルの唄』

麻衣 『ウルルの唄』

2009年12月16日 CDS発売 VICL-36558

 

映画「ウルルの森の物語」主題歌

 

久石譲の娘・麻衣は、この曲でメジャーデビューを果たす。なおサウンドトラック盤収録の同主題歌は映画バージョンとなっており、このシングル盤とはアレンジが少し異なる。

また、DAISHI DANCE によるremix ver.もカップリングとして収録されている。原曲の雰囲気をそのままに、打込みリズムが加わったアレンジとなっている。

 

 

麻衣 『ウルルの唄』

1.ウルルの唄
2.最上級の勇気
3.ウルルの唄 (DAISHI DANCE “EXTENDED” remix.)
4.ウルルの唄 (Karaoke)
5.最上級の勇気 (karaoke)

「ウルルの唄」
作詞:麻衣 作曲・編曲:久石譲

「最上級の勇気」
作詞:麻衣 作曲:Tony Nilsson & 枚 編曲:田上修太郎

 

Disc. 久石譲 『ウルルの森の物語 オリジナル・サウンドトラック』

2009年12月16日 CD発売 UMCK-9319

 

2007年公開映画「マリと子犬の物語」のスタッフ・キャストが再結集した映画「ウルルの森の物語」。音楽も再び久石譲が担当したフルオーケストラ・スコアによるオリジナル・サウンドトラック。

 

 

INTERVIEW

今回は家族で楽しめるエンターティメント性の強い作品なので出来るだけ分かりやすく、登場人物の心情もきちんと出るよう意識して書きました。そこで、子供とウルルの交流、家族の絆など、音楽で心情を歌う意味で分厚い音楽よりは、いろんな楽器の音色を生かしたサウンドにしたいと思い、オーケストラを50名ほどの一管編成にしました。しかし、この編成は各楽器のコンビネーションが重要になってくるので、とても難しいんです。でも、僕はどの映画でも、自分なりの音楽的な目標を設定しています。それが今回はこの一管編成でした。

メインテーマのフレーズ「♪ウルル ウルル」は繰り返し登場し、最後まで耳に残るようになっています。そしてエンドロールでそのメロディが歌になることにより、全体にまとまりを持たせました。このテーマが表とするなら、この映画の持っている暖かさを第二主題的扱いとして書いた曲にピアノでも旋律をとった曲があります。母のテーマ、今回の裏テーマです。

『ウルルの森の物語』の音楽は、子供たちの”オーケストラ入門”になってくれるといいな、と思っています。後でサントラを聞いたときに、音楽への扉が開いてくれると嬉しいです。

久石譲

 

 

父の音楽は緻密なんです。例えばウルルが歩いているところ、首を傾けているところにピッタリ音楽が合っているのは、たまたまではなく、すべて計算してるんです。それに、父の持つ”メロディの力”を感じます。「ウルルのテーマ」はまさにそうですよね。シンプルだけど強い。

作詩については、何度も書いて、父といろいろ議論もしました。そうしたプロセスがあって、良い言葉にたどり着いたような気がします。「この大地と海」というフレーズは、映画の最後に船越さんの「昴はまるで大地のような子だ」「しずくはまるで海のような子だ」という台詞があって、是非入れたいと思ったんです。

「おなじ夢をみよう」というフレーズは、ウルルが自然に帰ることは、しずくちゃんと昴くんを忘れてしまうことだけど、それを恨んだり、悲しんだりするんじゃなくて「おなじ夢をみよう」という強くて優しい心があるといいなと。仕事では厳しい父ですけど、私がレコーディング後に帰宅すると「おかえり、どうだった?」って、仕事ではあまり見せない優しい顔なんです。そういう時に、無条件に信頼できるのが”家族の絆”なんだなぁ、としみじみ思います。

麻衣

(INTERVIEW ~映画「ウルルの森の物語」劇場用パンフレットより)

 

 

麻衣:
台本を読んだとき、『ウルルの森の物語』は、見終わった後に、自分が忘れてしまった何かを思い出せてくれる映画だと思いました。主題歌もその世界を引き継いで、聞いた後に温かい気持ちが残るような、少し元気が出るようなそんな曲にしたいなと思いました。また、メロディが印象的で、最初にピアノだけのデモをきいた時点で、最初の出だし、「ドーシーラー」のところは、「ウールール」だね!と父と話していました。何度もこのフレーズが出てくるので、違う歌詞にしようとトライはしたのですが、もう「ウールール」しか、しっくりこなくなってしまって(笑)、最後は、あきらめて、すべての箇所に、「ウールール」と歌うことにしました。この歌を、聞いた回りの方々が、聞き終わった後、すぐに「ウールール」と口ずさんでいるのを見て、凄く嬉しかったです。

麻衣:
最初の出だしは、「ウールール」にしよう!というアドバイスがありました。今までレコーディングの前は、父から「もっとこうした方がよい」とか、「力が抜けていないよ」とか、「音程がよくない」とか、かなりたくさんのことを指摘されていました。でも、今回のこの「ウルルの唄」の歌い方に関しては、父から何の言葉もなく、おかしいな?と疑問に思っていました。一番はじめに、試写を観た夜に、「歌よかったね~、安心して聞けた。こういう歌い手さんがいてもいい!って初めて思えたよ(笑)」と言われ、いまでで最高の褒め言葉でした。

久石譲:
こういうエンターテイメントの映画なので、やはり最後、歌があった方が良いだろうと思いました。それと、メイン曲の「ウルル、ウルル」というすごくシンプルなフレーズが映画のオープニングから少しずつ表れて繰り返され、最後までそのメロディーが耳に残るようになっているのですが、ライトモチーフというか、ストーリーとともに音楽も成長し、最後のエンドロールの時にはその同じメロディーが歌になる。こうすることによって、非常に全体がまとまるのではないかと思い、エンドロールの音楽、主題曲を歌に決めました。また、この映画は2時間近い長さがあるので、ちょっと切り口を変えるという意味でもエンドロールには歌があった方がいいだろうと思いました。歌い手さんの候補はいろいろあったのですが、非常にシンプルなメロディーなので、出来るだけ素直な歌い方が出来る人がいいなと思っていました。そんな時、僕の作品のデモテープはだいたい娘の麻衣が歌っているのですが、このデモテープを聞いた映画関係者が「この人でいいんじゃないか?」ということをおっしゃって。ちょうど麻衣も歌のデビューとソロアルバムのリリースが決まっているということもあり、歌に全精力を注ぐという時期なので、そういう意味でも、これを歌うといいのではないかな、と思ったんです。そういう経緯ですね。

Info. 2009/11/14 ナウシカ・レクイエムを歌った久石譲の愛娘、麻衣がデビュー より抜粋)

 

 

 

ファミリー映画らしい、明るいキャッチーな楽曲が並ぶ。メインテーマとなる(1) (7) (10) などは、心躍る軽快なメロディー。また二つ目のテーマ曲といえる (3) (5) (26) なども、ワクワク・躍動感・すがすがしい。ラブテーマといえる (4) (16) (18) (27)  などは、ピアノのきれいな旋律がぬくもりを感じる。

夏の北海道の雄大さと小さな命への優しい眼差し、本作品全体から感じとれる音楽。森林の緑も、透き通った風も、青い空も、目を閉じるとそこいっぱいに広がりそうな響き。夏休みの冒険、心温まる家族愛、を大事な宝箱につめ込んだような、そんな音楽。

自身が音楽監督である「タスマニア物語」 「漂流教室」 「水の旅人 -侍KIDS-」 「マリと子犬の物語」などと並べて ファミリー映画音楽の 心も体も跳ねるような快活な音楽。

 

 

なお、麻衣はこの主題歌にてメジャー・デビューを果たす。発売されたシングルCDはサントラ盤(映画バージョン)とアレンジが異なる。

 

2009年12月16日 CDS発売 VICL-36558

麻衣 『ウルルの唄』

 

 

 

ウルルの森の物語 久石譲 麻衣

1.ウルルの森 ~プロローグ~
2.風、つかまえた
3.動物達の歓迎
4.手紙
5.家族
6.オオカミ
7.ウルルの森 ~出会い~
8.小さな命
9.夕景
10.ウルル
11.渡せなかった手紙
12.オオカミ ~予兆~
13.オオカミ ~自然のルール~
14.絶滅
15.お父さんなんかいらない! ~しずくの涙
16.おかあさん ~昴の決心~
17.真夜中の逃走
18.手紙 ~メッセージ~
19.オオカミ ~はるか東へ~
20.雨の洞窟
21.救出
22.転落
23.父子の誓い~光る沼
24.父の決断
25.別れ~生きろ!
26.大自然の讃歌
27.おかあさん ~絆~
28.ウルルの唄  (映画バージョン) 作詞・歌:麻衣

Piano:Joe Hisaishi 4. 5. 16. 18. 27.
Performed by:Tokyo Philharmonic Orchestra
Conducted by:Joe Hisaishi

Orchestration:
Joe Hisaishi
Kousuke Yamashita
Sachiko Miyano

 

Disc. 『崖の上のポニョ』(Blu-ray)

2009年12月8日 Blu-ray発売 VWBS-1076
2011年11月16日 Blu-ray発売 VWBS-1290

 

ジブリがいっぱいCOLLECTION
宮崎駿監督作品『崖の上のポニョ』

 

5歳の少年・宗介とさかなの子・ポニョの約束、それを見守る大人たちの織りなす物語が、宮崎駿監督の目指した「人間が手で描いた驚き」とともに幅広い世代に支持された『崖の上のポニョ』。2008年の興行収入No.1を記録した本作は、すでに世界60カ国以上で公開され、2009年8月14日には900スクリーン以上という日本映画としては破格の規模で北米公開されました。

『崖の上のポニョ』ブルーレイディスクは、本編映像をより高画質、より高音質に収録したのに加えて、ブルーレイディスクならではの容量を最大限に生かした、豪華映像特典の数々を収録しました。ケイト・ブランシェット、マット・デイモンら豪華声優陣を起用し、8月14日に全米公開された北米版を完全収録。

スタジオジブリ作品のDVDではお馴染みの絵コンテ映像はブルーレイディスクの特徴を生かした「ピクチャー・イン・ピクチャー」を採用。絵コンテ映像と本編映像を同時に楽しむことが出来ます。また、予告編、TVスポットはもちろん、メイキング映像や記者会見、初日舞台挨拶、そして宮崎駿監督、鈴木プロデューサーのインタビュー映像等々、作品資料としても貴重な映像の数々を一挙収録。大ヒットした「藤岡藤巻と大橋のぞみ」による主題歌のミュージックビデオと、本邦初となる韓国語版ミュージックビデオも特別収録するなど、ブルーレイディスクの容量を最大限に生かした映像特典の数々をお楽しみいただけます。

 

 

特典映像の「主題歌発表記者会見」にて久石譲も同席した様子や会見インタビューが収録されている。また、「日本テレビ NEWS ZERO スピンオフ『崖の上のポニョ』密着!5人の天才職人」にて、ホールでのレコーディング風景を垣間見ることができる。楽曲は「浦の間」「クミコちゃん」。同番組はテレビ放送特番(2008年8月)である。

※Blu-ray / 2011年版の特典映像をもとに

 

 

(Blu-ray / 2009)

 

(Blu-ray / 2011)新パッケージ

 

【商品仕様詳細】

<仕様>
BD50/1枚/ピクチャーディスク/MPEG-4AVC/複製不能、マクロビジョン

<画面サイズ>
16:9 1920×1080 FULL HD

<音声>
日本語(2.0chステレオ/リニアPCM)
日本語(6.1ch/DTS-HDマスターオーディオ(ロスレス))
フランス語/イタリア語/スペイン語/韓国語/北京語/広東語(2.0chサラウンド/ドルビーデジタル)

<字幕>
日本語/英語/フランス語/イタリア語/スペイン語/韓国語/中国語(繁体字・北京語)/中国語(繁体字・広東語)

<映像特典>
◯絵コンテ(本編映像とのピクチャー・イン・ピクチャー)
◯北米版 本編(音声:英語/字幕:日本語)
◯劇場予告編・2種
◯TVスポット・11種
◯タイアップTVスポット・3種
◯日テレちん・2種
◯ノンクレジット・エンディング(ロングバージョン)
◯主題歌発表記者会見
◯アフレコ収録風景
◯公開初日 舞台挨拶
◯宮崎駿監督インタビュー
◯対談 鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)☓ 土屋敏男(第2日本テレビ編集長)
◯日本テレビ NEWS ZERO スピンオフ『崖の上のポニョ』密着!5人の天才職人
◯資料映像 宮崎駿監督名言集
◯資料映像 ベネチア国際映画祭
◯主題歌ミュージックビデオ
◯韓国版主題歌ミュージックビデオ

※Blu-ray / 2011年版

 

Info. 2009/12/06 [ラジオ] ニッポン放送「久石譲のオールナイトニッポンサンデー」

久石譲のオールナイトニッポンサンデー!
今夜のテーマは「Winter Wonderland」。
久石譲セレクトのとっておきクリスマスソングから今話題のあの曲まで、
1時間半たっぷり音楽とトークをお届けします!
放送中はリスナーの皆さんからのメッセージも受付けますので、是非生の声をお寄せください!
(joe@1242.com)
放送局:ニッポン放送(AM1242)
日時:2009年12月6日(日)18:00~19:30