2015年11月13日 発表
市歌「栃木市民の歌 ~明日(あす)への希望~」
作曲:久石譲 作詞:麻衣
栃木市市制5周年記念式典にて発表。麻衣の歌唱により初披露、小学生との合唱も披露された。
麻衣は、太平山を何度も訪れたことがあったという。市歌の制作が決まってからはさらに構想を練るため、渡良瀬遊水地や市中心部の巴波川など市を3度訪問。「父とたくさん話し合い、栃木の人たちの地元への思いを表現した」と語る。
市長は市歌について「地元を離れた人の郷愁を誘う曲になるとうれしい」と期待を寄せている。
市歌はCDを市図書館などで貸し出すほか、市ホームページで試聴もできる。
https://www.city.tochigi.lg.jp/soshiki/8/121.html
栃木市ホームページによって視聴・ダウンロードできるのは下記4項目である。
- 栃木市民の歌~明日への希望~(歌:麻衣)
- 栃木市民の歌~明日への希望~(ピアノ伴奏)
- 譜面(メロディ譜)
- 譜面(ピアノ伴奏)
- 譜面(混声四部合唱)
- 歌詞カード
老若男女が歌えるシンプルで清らかな歌曲である。
楽譜にも「Giocoso」と明記されているが、《陽気に、楽しく》という音楽用語であり、市民みんなで楽しく歌いあってほしいという表れであろう。
また珍しい点といえば、シンプルな旋律ながら付点8分音符が多く見られ、このことがリズミカルで快活な歌曲/合唱曲への一役を担っているといえる。(8分音符の連続の場合”タタタタ”となり、付点8分音符の連続の場合は”タータタータッ”となる)
これから先市民の歌として愛されるなかで、同市で久石譲コンサートなどが企画された際には、オーケストラと合唱での共演などの可能性もあるかもしれない。
2018.3 追記