Disc. 久石譲 『崖の上のポニョ イメージアルバム』

久石譲 『崖の上のポニョ イメージアルバム』

2008年3月5日 CD発売 TKCA-73309
2021年4月24日 LP発売 TJJA-10031

 

2008年公開 スタジオジブリ作品 映画「崖の上のポニョ」
監督:宮崎駿 音楽:久石譲

 

宮崎駿監督からのメッセージをもとに久石譲が録り下ろしたヴォーカル6曲を含むイメージアルバム。

宮崎・久石の組み合わせはこの作品でついに9作目となった。麻衣の歌う「ひまわりの家の輪舞曲」等、宮崎監督の音楽メモを歌詞とする歌が3曲収録されており、主題歌「崖の上のポニョ」、藤岡藤巻の作詞・歌唱による歌も2曲収録されている。

 

 

書籍「折り返し点 1997~2008」/宮崎駿・著に、『久石譲さんへの音楽メモ』、作品についての説明とあわせて「ポニョ来る」「子守歌」「さんご塔」「ひまわりの家のロンド」「水魚」「発光信号」「いもうと達」といった詩やメモが収載されている。これは監督から久石譲へ作品イメージを伝えるために書いたもの。イメージアルバムの曲および曲名・歌詞として生かされている。

 

 

 

なおこのアルバム全曲をとおして、ピアノ演奏は久石譲ではなく、フェビアン・レザ・パネである。久石譲の音楽制作において時おりクレジットされている奏者。

 

 

久石譲 『崖の上のポニョ イメージアルバム』

1. 崖の上のポニョ
歌:藤岡藤巻と大橋のぞみ/作詞:近藤勝也/補作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲
2. サンゴ塔
作・編曲:久石譲
3. ポニョ来る
作・編曲:久石譲
4. 海のおかあさん
Vn.Solo:豊嶋泰嗣/作・編曲:久石譲
5. いもうと達
歌:Little Carol/作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲
6. フジモトのテーマ
歌:藤岡藤巻/作詞:藤岡藤巻/作・編曲:久石譲
7. 発光信号
作・編曲:久石譲
8. ポニョの子守唄
歌:大橋のぞみ/作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲
9. 本当の気持ち
歌:藤岡藤巻/作詞:藤岡藤巻/作・編曲:久石譲
10. ひまわりの家の輪舞曲(ロンド)
歌:麻衣/作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲

作曲・編曲・プロデュース 久石譲

レコーディング&ミキシングスタジオ:
ON AIR 麻布スタジオ
音響ハウス
サウンド・シティ
スタジオジブリ
ビクタースタジオ
Bunkamuraスタジオ
ワーナーミュージック・レコーディングスタジオ

 

Ponyo on the Cliff by the Sea Image Album

1.Ponyo on the Cliff by the Sea
2.The Coral Tower
3.Ponyo Comes
4.Mother Sea
5.Ponyo’s Sisters
6.Fujimoto’s Theme
7.The Light Signal
8.Ponyo’s Lullaby
9.Real Feelings
10.Rondo of the House of Sunflowers

 

Disc. 『太王四神記 プロローグDVD』

2008年2月27日 DVD発売  AVBF26633

 

韓国テレビドラマ「太王四神記」
監督:キム・ジョンハク 音楽:久石譲 出演:ペ・ヨンジュン 他
放送期間:2008年4月5日~2008年9月27日 (全24回) NHS総合
(韓国では2007年9~12月放送)

 

韓国で番組放送スタート直前にオンエアされた話題のスペシャル番組が待望のDVD化!ついにペ・ヨンジュン自身がタムドクを語る独占インタビューほか、最新メイキング映像も収録した、プロローグDVD!

 

 

本作品で聴かれる音楽は、実際に本編およびサウンド・トラック盤に収録されている楽曲が中心である。

ただし、その中でもシンセサイザーによるデモ音源や、本編およびサウンド・トラックには収録されていない別バージョンが収録されている。実際にオーケストラとレコーディングした音源、かつ、未使用バージョンである。

本作品ではチェロ独奏によるメインテーマや、「ヒョンゴのテーマ」のピッチカート・バージョン(オリジナルは木管アンサンブル)が要所要所にて使用されている。

この傾向と未使用楽曲に関しては「太王四神記 ナビゲートDVD」と同じである。

 

 

太王四神記 プロローグDVD

DVD収録内容

Disc 1
・太王四神記スペシャル番組
・太王四神記韓国版予告編

本編67分

Disc 2
・太王四神記の主人公たち ~人物紹介&最新インタビュー~
タムドクの紹介(ペ・ヨンジュン)、キハの紹介(ムン・ソリ)、スジニの紹介(イ・ジア)、ホゲの紹介(ユン・テヨン)
・太王四神記 ~主要人物関係~
タムドクとキハ、タムドクとスジニ、スジニとキハ、ホゲとキハ、タムドクとホゲ
・冷めない情熱 ~キム・ジョンハク監督~
・ファンへのひと言

本編71分

 

Info. 2008/02/20 [TV] テレビ朝日「スーパーモーニング」

・テレビ朝日「スーパーモーニング」
2009年2月20日(金) 朝8:30~9:00くらいの間

18日に新譜を発表した久石、これまでの活動の軌跡やインタビューなどが取り上げられる予定です。

※報道番組のため、変更になる恐れがあるそうですが、皆様チェックしてみてください♪

(久石譲オフィシャルサイト より)

 

Disc. 久石譲 『太王四神記 オリジナル・サウンドトラック Vol.2』

久石譲 『太王四神記 オリジナル・サウンドトラック 2 』

2008年1月25日 CD+DVD発売 AVCF-26630/B

 

2006年 韓国歴史ファンタジードラマ「太王四神記」(全24話)
日本語吹き替え版
2007年12月〜 NHK BSにて放送
2008年4月〜 NHK総合にて放送
監督:キム・ジョンハク 音楽:久石譲 出演:ペ・ヨンジュン 他

 

ペ・ヨンジュン主演 韓国TVドラマ「太王四神記」オリジナル・サウンドトラック第2弾!
東方神起、ジュンソの歌唱曲を含む、フルオーケストラ収録の全18曲。
DVDには、東方神起「千年恋歌」他計2曲を本編映像で綴ったミュージックビデオつき。

 

 

 

 

久石譲 『太王四神記 オリジナル・サウンドトラック 2 』

1.千年恋歌 / 東方神起
2.タムドク 〜哀しく〜
3.スジニのテーマ 〜コミカル〜
4.儀式
5.団結 -ストリングバージョン-
6.運命 -サウンドトラックバージョン-
7.キハのテーマ 〜願い〜
8.神話
9.スジニのテーマ 〜黒朱雀へ〜
10.悲劇的
11.時は流れて
12.運命 -ストリングバージョン-
13.かなわぬ恋
14.コムル村
15.初恋
16.運命 -ピアノ&ハープバージョン-
17.スジニのテーマ 〜Love Theme〜
18.ゆるして / ジュンソ

[DVD]
1.タムドクのテーマ 〜メインテーマ〜
2.千年恋歌
3.ゆるして

初回限定特典:
1.スリーブ仕様
2.ピクチャーレーベル
3.ステッカー封入

「千年恋歌」
Vocal:東方神起
Composed by Joe Hisaishi
Arranged by Maestro-T
Lyrics by Lim bo Kyung

「ゆるして」
Vocal:Jun Seo
Composed by Joe Hisaishi
Arranged by Jeong hoon ann, In young Park
Lyrics by Gab won Choi

All composed, arranged, conducted and produced by Joe Hisaishi (except Tr.1&18)

Piano (Tr.7&17):Joe Hisaishi

Performed by New Japan Philharmonic
Concertmaster:Munsu Choi

Ethnic Pipes:Wang Ming Jun
Taiko Drums:Shuichi Hidano, Daisuke Takagi, Masayoshi Tanaka

Recorded at
Toda City Culture Hall (Saitama)
Wonder Station (Tokyo)

Recording Engineer : Suminobu Hamada [Wonder Station], Hiroyuki Akita [Wonder Station]
Co-operatred : Takeshi Muramatsu [Octavia Records Inc.], SCI
Mixed at Landmark Studio (Yokohama)
Mixing Engineer : Suminobu Hamada [Wonder Station]
Mastered at UNIVERSAL MUSIC (Tokyo)
Mastering Engineer : Shigeki Fujino [UNIVERSAL MUSIC]

 

Info. 2008/01/12 [TV] TBS「エンタメキャッチプラス」トゥーランドット特集番組

[TV番組]
・TBSテレビ「エンタメキャッチプラス」
2008年1月12日(土) 深夜2:10~2:40

「エンタメキャッチプラス」にてトゥーランドット特集放送が決定!
制作発表時の模様や、出演者情報など見どころ満載です。
どうぞお見逃しなく!!

(久石譲オフィシャルサイト より)

 

Disc. 久石譲 『(ミサワホーム)CM音楽』 *Unreleased

2007年 CM放送

 

ミサワホーム
MGEO(エムジオ)編

放送:2007年3月〜

 

新CM第1弾は制震装置「MGEO」篇。制震装置に内蔵されている高減衰ゴムの特性、そして効果(全半壊ゼロはもちろん、仕上げ材の壁紙のシワゼロまで目指す)を、ナビゲーター役の吹石さんが解説し、松井選手との「夢ミる、サワる」という息の合った掛け合いの中で訴求していきます。

今回のCMのBGMは、作曲家の久石譲氏に依頼しました。ミサワホームの住宅から伝わる高級感やデザイン性がオリジナル曲に十分に反映されており、クラシカルでありながら躍動的なリズムはミサワホームへのエールにもなっています。

ミサワホーム CM 久石譲

公式サイト:ミサワホーム ニュースリリース

(ミサワホーム ニュースリリース より)

 

 

Simple&Smart編
放送:2007年9月〜2008年

 

もともとクラシックなスタイルの楽曲を、Simple & Smartというテーマにあわせてニューバージョンとして新たにアレンジ。弦楽器、ピアノ、ハープ、ベースなどによる小編成アンサンブルとなっている。

オリジナルCM曲として、曲名不明、CD化されていない未発売曲。クラシックのバロック音楽を思わせる高級感漂う品格のある楽曲。クラシカルでありながら弦の躍動的に刻むリズムとメロディー、そこにホルンの優雅でおおらかな旋律が入ってくる。ヨーロッパ古都の空気を感じられるような秀逸な小作品。

 

Disc. 久石譲 『おばさんのポストモダン生活』 *Unreleased

2007年 中国公開

 

2007年 中国映画「おばさんのポストモダン生活 (The Postmodern Life of My Aunt)」
監督:アン・ホイ 音楽:久石譲 出演:スーチン・ガオワー 他

日本未公開作品

 

この作品において、第27回香港電影金像奨(香港アカデミー賞)最優秀音楽賞を受賞している。

チャイナ・フィルハーモニーとの共演により中国で当時初の5.1chサラウンド音響によって、レコーディングが行われた。レコーディングは北京YYYDスタジオにて2006年4月21日~26日にかけて行われた。

レコーディングに使用された中国民族楽器は、二胡(にこ)、琵琶(びわ)、古筝(こそう)、楊琴(やんちん)、三弦(さんげん)、笛子(てきし)の6つである。さらに、アイリッシュハープ、リュート、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオラ・ダ・モーレという、古楽器・民族楽器ばかりを集めためずらしい編成でのレコーディングがなされている。

チャイナ・フィルハーモニーによる、悠々とした弦の響きと、民族楽器が奏でる旋律。アジアンテイストなメロディラインに、より一層のアジア色を反映した楽曲になっている。

映画本編では全体的に音楽に占める割合が少なく、オープニングとエンディングにかけてメインテーマを中心に構成されている程度。そういった意味ではサウンドトラックとしてCD化するほどの曲数はないのかもしれない。

 

『Asian X.T.C.』にて、この作品のメインテーマを聴くことができる。民族楽器はここでも活躍しているが、サウンドトラックのオーケストラ編成とは異なり、アコースティックなサウンドに仕上がっている。

 

 

 

久石譲 おばさんのポストモダン生活

 

Disc. 久木田薫 『Unplugged GHIBLI アンプラグド・ジブリ』

2007年12月19日 CD発売 PCCR-458

 

女性チェロ奏者久木田薫による、ジブリの名曲カバー企画アルバム。ジブリの名曲をアコースティックな編成で再構築。「ジブリ・ザ・クラシックス」の続編となる第2弾。「ゲド戦記」「天空の城ラピュタ」他の楽曲を収めた内容。

 

 

久木田薫 アンプラグド・ジブリ

1. 空飛ぶ宅急便 (魔女の宅急便)
2. 人生のメリーゴーランド (ハウルの動く城)
3. 愛は花、君はその種子 (おもひでぽろぽろ)
4. 遠き時代を求めて (紅の豚)
5. シータの決意~君をのせて (天空の城ラピュタ)
6. メイがいない~となりのトトロ (となりのトトロ)
7. 五月の村~さんぽ (となりのトトロ)
8. ナウシカレクイエム (風の谷のナウシカ)
9. ルージュの伝言 (魔女の宅急便)
10. あの日の川 (千と千尋の神隠し)
11. 鳥の人~エンディング (風の谷のナウシカ)
12. 時の歌 (ゲド戦記)
13. アシタカせっ記 (もののけ姫)
14. テルーの唄 (ゲド戦記)

 

Disc. 久石譲 『太王四神記 オリジナル・サウンドトラック Vol.1』

太王四神記 オリジナル・サウンドトラック vol.1

2007年12月12日 CD発売 AVCF-26629

 

2006年 韓国歴史ファンタジードラマ「太王四神記」(全24話)
日本語吹き替え版
2007年12月〜 NHK BSにて放送
2008年4月〜 NHK総合にて放送
監督:キム・ジョンハク 音楽:久石譲 出演:ペ・ヨンジュン 他

 

ペ・ヨンジュン主演 韓国TVドラマ「太王四神記」オリジナル・サウンドトラック第1弾!
メインテーマなどを中心に選曲した、フルオーケストラ収録の全21曲!

 

映画並みの巨額の予算をかけたファンタジー時代劇。神話をもとにした物語は歴史ファンタジードラマとも称される。日本ではNHKにて放送される。

 

 

『太王四神記』制作レポート

~中略~

当初、久石は慣れていないドラマ音楽の制作にかなり不安を抱いていました。通常、映画音楽を制作する場合、映像編集が終わって、後は音楽だけ、という状態の作品を見ながら久石は作曲をしています。だからこそ映像にピッタリとマッチした音楽が作れるわけですが、今回はいつもとかなり様子が違います。海外で制作されている連続ドラマ、なおかつ、未だ撮影中、未編集…。つまり、映像の完成より先に音楽を完成させなくてはいけないのです。映像が無い状態で、それでも映像にあわせた音楽をつくらなくてはいけない、難しいですよね…。

最初はこの制作のスタイルにとまどっていた久石ですが、制作終盤にさしかかるとこのスタイルにも慣れた様子で、むしろ、映像や時間、タイミングに束縛されずに音楽を作り出すことを楽しんでいるかのようにも見受けられました。時間的にも体力的にも厳しい状況の中で、久石は着々と曲を仕上げていき、レコーディング直前まで全力疾走で駆け抜けました。メインとなる曲が完成したのはレコーディング数日前、最後の曲が完成したのはレコーディング前日でした。

~中略~

二日間にわたるオーケストラとのレコーディング終了後は、昨年の世界遺産コンサートでもお世話になった和太鼓奏者・ヒダノさんを迎えての和太鼓ダビング(本編とは別に録音すること)です。大きなトラックでたくさんの太鼓が会場に搬入され、舞台上はかなり賑やか、壮観な風景でした。大きな太鼓から繰り出される音はさすがにダイナミックで、やっぱり打楽器の生み出すパワーは違いますね。壮大なシーンや戦闘のシーンに華やかな彩りを添えそうです。

~中略~

実は久石、今回はなんと総数約50もの曲を事前に作曲しました(分数に換算するとなんと180分!)。さらに、レコーディング当日の演奏家のみなさんのご協力により、テンポや編成を変えたバージョンを即興でレコーディング。終わってみたらなんと60以上もの曲が!この中から実際、ドラマに使用される曲は何曲あるのか、いったいどの曲がどのような場面に使用されるのか、今の段階では全く想像できない状況です。

~中略~

(『太王四神記』制作レポート ファンクラブ会報 JOE CLUB vol.4 2007.06 より)

 

 

 

 

同ドラマ放送開始前、および同サウンドトラック発売前において、DVDで発売されたプロモーション関連作品にて、主要楽曲のシンセ版(デモ音源)を聴くことができる。

音楽も制作期間であったこと、また録音前であったこと、同時並行的に制作されていた時期に発売されたからこそ貴重な音源として残っている。メロディや旋律が完成版と異なっていたり、アレンジやパート構成も違うなどといったレア音源である。

(DVD 金盤/銀盤/ナビゲート/プロモーション 計4作品)

 

 

太王四神記 オリジナル・サウンドトラック vol.1

1.オープニング
2.聖戦
3.タムドクのテーマ 〜メインテーマ〜
4.スジニのテーマ 〜淋しさ〜
5.キハのテーマ 〜運命的な出会い〜
6.団結 -オーケストラバージョン-
7.敵軍の攻撃
8.タムドクのテーマ 〜コミカル〜
9.鍛冶村
10.不信・疑惑・嫉妬
11.ホゲのテーマ
12.神々の戦い
13.ヒョンゴのテーマ
14.タムドクのテーマ 〜悲劇的〜
15.王宮
16.ファチョン会
17.運命 -木管メロディーバージョン-
18.タムドクのテーマ 〜勇壮に〜
19.勝利へ
20.運命 -オリジナルバージョン-
21.スジニのテーマ -ピアノソロバージョン-

All composed, arranged, conducted and produced by Joe Hisaishi

Piano (Tr.21):Joe Hisaishi

Performed by New Japan Philharmonic
Concertmaster:Munsu Choi

Ethnic Pipes:Wang Ming Jun
Ethnic Voice:Little Carol
Taiko Drums:Shuichi Hidano, Daisuke Takagi, Masayoshi Tanaka

Recorded at
Toda City Culture Hall (Saitama)
Sony Music Studios (Tokyo)
Wonder Station (Tokyo)

初回限定特典:
1.スリーブ仕様
2.ピクチャーレーベル
3.ステッカー封入