Posted on 2013/09/14
9月8日に、2020年オリンピックが東京で開催されることが決定しました。1964年以来2度目の東京五輪です。もちろん当時は生まれていなかったのでこれから7年後のTOKYO2020で初のオリンピック自国開催を体験することになります。
決定直後で盛り上がっている雰囲気もありますが、これから具体的にインフラや環境整備など多方面で具現化されていき、日本全体が7年後のオリンピックに向かって進んでいくんだろうと思います。
そしてもちろん気が早いですが、ぜひ2020年の東京オリンプックでは、音楽監督を久石譲にしてほしいですね!映画音楽の巨匠のみならず、日本を代表する音楽家でもあり、その知名度はスタジオジブリ宮崎駿監督作品や北野武監督作品もあり世界でも、そして楽曲の品格やクオリティーも申し分ないです。2020年はちょうど久石譲さん70歳。創作エネルギーとしても十分いけるでしょう!
スティーブン・スピルバーグ監督作品「スター・ウォーズ」をはじめ「ハリーポッター」などアメリカ映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズは、過去3回アメリカで開催されたオリンピックのすべてで楽曲を提供しています。
オリンピック祝典曲といえば、やっぱり壮大なシンフォニーであり、ファンファーレ、格式ある序曲のようなもの。今世に出ている久石譲作品のなかで、そういった曲を集めてみました。
「風の谷のナウシカ」をはじめとしたジブリ作品のような壮大で希望のあるシンフォニーもいいですよね。
実は、長野パラリンピック冬季大会テーマ・ソングとしてこの「旅立ちの時 ~Asian Dream Song~」も手がけていました。
「Wolrd Dreams」なんてまさに祝典序曲のような高揚感も国歌のような品格もある楽曲です。
ミニマル・ミュジーックとシンフォニーの昇華ともいえる「Sinfonia」オリンピックテーマ曲であり全三~四楽章というのもいいかもです。
坂の上の雲メインテーマでもある「Stand Alone」、委嘱作品でもある「Orbis」、意外かもしれませんが水の旅人「Water Traveller」も名曲です。
あとは未発売作品・未CD化作品ではありますが、近年の
・第60回紅白歌合戦オリジナルソング 「歌の力」
・日清カップヌードルCM曲 「Adventure of Dreams」
・第85回箱根駅伝 「Runner of the Spirit」
・大阪ひびきの街テーマ曲 「Overture -序曲-」
・JALテーマ曲 「明日の翼」
などなどこのあたりもまさに祝典曲や序曲のような作品です。
オリンピックの音楽監督を担当せずとも、今だけでもこれだけ多くの名曲が存在するのもすごいですが…。やはりオリンピック公式祝典曲として聴いてみたいという願望はあります。日本を世界にアピールする祭典であり、そのファンファーレですからね。
他にも開会式・閉会式の総合監督や演出は? とかいろいろありますが、それはまたこれからの時代の流れで、その時の適任者が現れるのでしょう。ただ、音楽監督に関しては、今もこれからも、7年後も!久石譲の右に出るものはいないと思いますし、その時も第一線で活躍されてると思いますから、7年前から内定でもいいくらいです(笑)。
今回まとめたような『久石譲 オリンピック祝典序曲にふさわしい名曲』を聴きながら、7年後の期待と楽しみがまたひとつ増えました。