Info. 2017/08/23 「双葉郡ゆかりの中高生、楽しくワークショップ」(福島民報より)

双葉郡ゆかりの中高生、楽しくワークショップ 郡山

双葉郡にゆかりのある中高生の交流会「FUTABA 1DAY SUMMER SCHOOL」は22日、郡山市中央公民館で開かれた。作曲家の久石譲さんら各界の専門家によるワークショップを通し、子どもたちが復興に向け心を一つにした。

双葉郡教育復興ビジョン推進協議会の主催、双葉地区教育長会、双葉郡中学校長会、ふたば未来学園高の共催で、今年で3回目。双葉郡の復興を担う中高生に町村や年齢の垣根を越えて交流を深めてもらおうと、教職員による実行委員会が企画・運営した。中高生合わせて約190人が参加した。

開校式では、実行委員長の南郷市兵ふたば未来学園高副校長があいさつし、全体コーディネートを担う作詞家の秋元康さんが講師4人を紹介した。久石さんが「音」、写真家の蜷川実花さんが「写真」、演出家の宮本亜門さんが「パフォーマンス」、シェフの三国清三さんが「フード」をテーマにワークショップを繰り広げた。

このうち「音」のワークショップでは、夏祭りや花火など生徒自身の夏の体験から歌詞の基になる言葉を選んだ。久石さんと生徒が一緒にメロディーを考え、曲を作り上げた。

「パフォーマンス」のワークショップでは、班ごとに振り付けを考えてダンスした。ふたば未来学園高の関根颯姫(さつき)さん(2年)は「最初はみんな緊張して表情が硬かったが、徐々に打ち解けることができた。双葉の中高生の絆を強めることができた」と笑顔を見せていた。

 

久石さん(左から2人目)のアドバイスを受け歌詞を考える生徒

(2017/08/23)

出典元:福島民報 | カテゴリ:福島第一原発事故 より

 

 

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