Info. 2020/07/31 小澤征爾、原田慶太楼、久石譲ら各界著名人よりコメントが到着『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』(Web SPICEより)

Posted on 2020/07/31

小澤征爾、原田慶太楼、久石譲ら各界著名人よりコメントが到着『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』

2020年8月14日(金)発売のライヴ・アルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』。本アルバムに各界著名人から寄せられた推薦コメントが到着した。また、「ハリー・ポッター」テーマ曲のティザー映像も本日7月31日(金)より公開となった。

本作は、映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズのウィーン・フィルへの指揮者デビューとなったコンサートを収録したライヴ・アルバム。コンサートは今年1月18日、19日の2日間、ウィーンのムジークフェラインで開催され、「帝国のマーチ」をはじめとする『スター・ウォーズ』からの楽曲や『ジュラシック・パーク』『レイダース』『E.T.』など、ジョン・ウィリアムズ珠玉のレパートリーが演奏されている。

リリースされる前に、本アルバムにコメントを寄せたのは、ジョン・ウィリアムズと親交が厚い小澤征爾、ジョン・ウィリアムズのアシスタントを務めていた原田慶太楼といった日本を代表する指揮者をはじめ、映画音楽・クラシック音楽に精通する以下の7名。 (50音順・敬称略)

 

上原ひろみ(ピアニスト)

ライヴは「奇跡」が起こることがある。
ジョン・ウィリアムズとウィーン・フィルの共演は、まさに奇跡だ。
そこにいる演者、お客さんひとりひとりが、この日のことを一生忘れず、
何度も思い出し、再び笑ったり、泣いたりするだろう。
ジョン・ウィリアムズの音楽は、まるで冒険旅行だ。
それがウィーン・フィルという最高の宇宙船で、
しかも船長にジョン自身を迎えて体験できるのだ。これ以上の奇跡があるだろうか。
映像を見て、ぜひ皆さんに味わってほしい。
なぜ私は、この日、この場所にいなかったのか、という最高に悔しい気持ちを。

 

小澤征爾(指揮者)

ジョンは、もう40年以上も前からの大事な友人です。
ずっとジョンにウィーンに来てもらいたくて、実は10年くらい前にいっしょに公演する予定も立てていたけど、そのときは、残念ながら実現しなかった。
ジョンがウィーン・フィルとコンサートしてて、それにアンネ=ゾフィーもいて、こんなに楽しいコンサートの映像を観ることができて、ぼく自身も自分のことのようにうれしいです。
あぁ、ぼくも、いっしょにやりたかったなぁ!

 

清塚信也(ピアニスト)

「そうだ、これこそ音楽会だ」と思いました。
自分の作った音を最高のオーケストラ、最高のホールで演奏する。
これこそがバッハやモーツァルト、ベートーヴェンから続く真の音楽の流れだと感じました。
鑑賞している間中、鳥肌とニヤニヤが止まりませんでした。
間違いなく、私の宝物になる映像です。
このコンサートは、映画も音楽も超えた、芸術のひとつの到達点と言えるのではないでしょうか。

 

中谷美紀(女優)

ウィーンの楽友協会がまるでロック・コンサートの会場のように熱気を帯びた奇跡の共演にて演奏された映画音楽の数々に興奮しました。ウィーン・フィルの緩急自在な演奏を寸分違わぬタイミングで導き、アンネ=ゾフィー・ムターの華麗なカデンツァに聞き入るジョン・ウィリアムズの嬉しそうな姿が忘れられません。

 

原田慶太楼(指揮者)

ジョン・ウィリアムズは今世紀最高の作曲家。
このウィーン・フィル・デビューの映像は音楽界の一生の宝物。
ジョンの心から楽しんでいる笑顔が会場にいる全ての人、そして画面を通してご覧の皆様の心に喜びをもたらしてくれる事でしょう。アンネ=ゾフィー・ムターの為に書かれた最新作は貴重な映像です。

 

久石譲(作曲家)

これは素晴らしいコンサートだ。ウィーン楽友協会におけるジョン・ウィリアムズの楽曲は、誰でも知っている名曲ばかりで楽しめる。
ウィーン・フィルはアメリカのオーケストラとは一味違った奥行きのある演奏で臨んでいるし、ゲストのヴァイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターも若々しい演奏をしている。
ジョン・ウィリアムズの楽曲はクラシック音楽のエッセンスが鏤め(ちりばめ)られており、彼がいかにクラシック音楽を愛でているかわかる。
映画音楽の巨匠と世界最高峰のオーケストラの共演であるこのCD及びブルーレイは我々の財産となった。

 

村治佳織(ギタリスト)

音楽そのものに最高の形で光が差した時、”遥か先の銀河まで”も届くようなパワーがあることが、はっきりと証明されました!映画音楽の神がこの世にもたらした、最高の舞台を私達も今、目にし、耳にすることが出来る至福。感動します。

 

 

本アルバムからは現在、「帝国のマーチ」「ジュラシック・パークのテーマ」「悪魔のダンス」が先行配信されているが、本日、ハリー・ポッターの40回目の誕生日にあわせ、「ヘドウィグのテーマ」(『ハリー・ポッターと賢者の石』から)のティザー映像が公開になった。本楽曲は8月7日から配信がスタートとなる予定だ。

 

『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』

発売:2020年8月14日発売
ジョン・ウィリアムズ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ・ アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)

 

出典および商品詳細:
SPICE エンタメ特化型情報メディア スパイス
https://spice.eplus.jp/articles/273288

 

John Williams & Vienna Philharmonic – Williams: Imperial March (from “Star Wars”)

John Williams & Vienna Philharmonic – Williams: Theme from “Jurassic Park”

John Williams & Vienna Philharmonic – Williams: “Devil’s Dance” From “The Witches of Eastwick”

John Williams & Vienna Philharmonic – Williams: “Marion’s Theme” From “Indiana Jones”

John Williams & Vienna Philharmonic feat. Anne-Sophie Mutter – “Hedwig’s Theme” From “Harry Potter”

from Deutsche Grammophon Youtube (ドイツ・グラモフォン公式)

 

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