Posted on 2019/11/27
11月30日発売の『家庭画報』2020年1月号(新春特別付録つき)
「<生誕250周年特別企画>
6人の識者が愛とともに語るベートーヴェンの力の源を求めて」に
久石も登場いたします。
「ベートーヴェン:交響曲全集」の話題も含めて、
久石ならではのインタビューになりました。ぜひご覧ください。 “Info. 2019/11/30 [雑誌] 「家庭画報 2020年1月号」久石譲インタビュー掲載” の続きを読む
Posted on 2019/11/27
11月30日発売の『家庭画報』2020年1月号(新春特別付録つき)
「<生誕250周年特別企画>
6人の識者が愛とともに語るベートーヴェンの力の源を求めて」に
久石も登場いたします。
「ベートーヴェン:交響曲全集」の話題も含めて、
久石ならではのインタビューになりました。ぜひご覧ください。 “Info. 2019/11/30 [雑誌] 「家庭画報 2020年1月号」久石譲インタビュー掲載” の続きを読む
Posted on 2019/11/21
久石譲の最新情報、音楽活動を追いかけるのに欠かせない公式サイトや公式SNS。2019年11月にはオフィシャルTwitterアカウント開設もされ、チェックしたいサイト最新版!実はオフィシャルYouTubeチャンネルも2種あるって知ってましたか? “《号外》久石譲公式リンク 2019.11最新版&プチ解説” の続きを読む
2019年11月20日 CD発売 OVCL-00710
『久石譲 presents MUSIC FUTURE IV』
久石譲(指揮) フューチャー・オーケストラ
久石譲主宰 Wonder Land Records × クラシックのEXTONレーベル 夢のコラボレーション第4弾!未来へ発信するシリーズ!
久石譲が”明日のために届けたい”音楽をナビゲートするコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」より、アルバム第4弾が登場。ミニマル・ミュージックを探求し続ける「同志」であるデヴィット・ラングと久石譲。2人の新作が日本初演された2018年のコンサートのライヴを収めた当盤では、ミニマル・ミュージックの多様性を体感することができます。日本を代表する名手たちが揃った「フューチャー・オーケストラ」が奏でる音楽も、高い技術とアンサンブルで見事に芸術の高みへと昇華していきます。EXTONレーベルが誇る最新技術により、非常に高い音楽性と臨場感あふれるサウンドも必聴です。「明日のための音楽」がここにあります。
ホームページ&WEBSHOP
www.octavia.co.jp
(CD帯より)
解説 松平敬
「MUSIC FUTURE」とは、久石譲が世界最先端の音楽を紹介するコンサート・シリーズである。2014年から年1回のペースで、これまで5回の演奏会が開催され、そのライヴ盤も本作で4枚目となる。
久石がこだわりを持つ、ミニマル・ミュージックを中心としてプログラムを構成するアイデアは、これまでのアルバムと同様であるが、本アルバムでは、フィリップ・グラスの作品を久石が「Re-Compose」するという、新機軸が導入された。スティーヴ・ライヒ、テリー・ライリーらと共に、ミニマル・ミュージックの「始祖」として知られるグラスの古典的名作『Two Pages』に、久石が大胆なオーケストレーションを施し、新たな作品として提示するという、時代と国境を超えた野心的なコラボレーションである。
久石のオリジナル作品として収録された『The Black Fireworks 2018』は、『Music Future III』に収録された『室内交響曲第2番』の新ヴァージョンである。両ヴァージョンを聴き比べることで、基本的に同じ構成を持った両作の色合いの違いを楽しむのも一興であろう。
デヴィット・ラングも、久石と同様、ミニマル・ミュージックを探求し続ける、いわば久石の「同志」である。久石とラングの作品を交互に並べた本アルバムを聴くことで、ミニマル・ミュージックという「限定」された素材に基づく音楽が秘めた「多様性」を体感してほしい。
久石譲:
The Black Fireworks 2018
for Violoncello and Chamber Orchestra
この作品は、実質的にバンドネオン協奏曲であった『室内交響曲第2番 The Black Fireworks』を、チェロと室内オーケストラの作品として改作したものである。両者の音楽の基本的な構造は同じであるが、バンドネオンの軽やかな音色がチェロの重厚な音色に置き換わることで、軽やかに飛翔するような音楽であった前作が、重機関車を思わせる推進力と迫力を兼ね備えた音楽へと変貌している。ソリストのマヤ・バイザーによる熱量の高い演奏も、この作品の新しい魅力を引き出す。
『室内交響曲第2番』からの大きな違いとして、第3楽章が割愛されて2楽章構成へと変更されたことが挙げられる。前作の第3楽章における、明らかにバンドネオン向けのタンゴ的な曲調がチェロに相応しくないと判断した結果なのであろう。
前作の3楽章構成が、急ー緩ー急という伝統的なコンチェルトを想起させたのに対し、2楽章構成となった今作では、急ー緩という両楽章の対比よりはむしろ、兄弟のような類似性が浮かび上がることになる(この関係性はシューベルトの『未完成交響曲』を彷彿とさせる)。実際、第1楽章のテンポは♩=91、第2楽章は♩=84とほとんど同じで、どちらも16分音符を主体としたリズムが多用されているため、聴覚上のテンポ感もほとんど同じなのだ。しかし、第2楽章における息の長いメロディーや、しばしば挿入される和音の引き伸ばしという新しい要素は、無窮動のリズムが支配する第1楽章とコントラストをなす。ちなみに、この作品も『2 Pages Recomposed』と同様、Single Trackの手法を用いて作曲されている。
タイトルの「The Black Fireworks」は、ある少年が久石に語った「白い花火の後に黒い花火が上がって、それが白い花火をかき消している」という謎めいた言葉に由来するものだ。
デヴィット・ラング:
prayers for night and sleep
タイトルを和訳すれば「夜と眠りのための祈り」。本作品はタイトルどおり、「夜」「眠り」と題されたふたつの祈りの歌から構成されている。
1曲目「夜」の歌詞は、「夜になると」というキーワードでインターネット検索した言葉を集めたもの。これらの言葉は「I can」「I feel」「I will」という3種類の言葉で始める文章にまとめられ、この歌詞の構造が音楽の構造にもリンクしている。「I can」と「I will」で始まる文章を集めたセクションでは、ふたつの和音が揺らめくように交替する弦楽合奏を背景に、ソプラノ歌手が静的なメロディーを歌う。この両セクションに挟まれた「I feel」の部分では、一転して眠りを断ち切るかのような緊張感のある音楽へと変わり、歌唱パートも、語るような音形が支配的となる。
2曲目「眠り」は、「私の目に眠りが降りてくると」という、1曲目と呼応するかのような歌詞で始まるが、こちらはユダヤ人の伝統的な就寝時の祈りの言葉をまとめたものだ。チェロ独奏の分散和音と、それをエコーのように繰り返す弦楽合奏によって、音楽が霧に包まれたかのような謎めいた雰囲気が立ち現れる。ソプラノ歌手は、その「音のベッド」の上でまどろむかのように、始まりも終わりもない瞑想的なメロディーを歌う。時折聞こえるグロッケンの密やかな音は、安らかな眠りを見守る星の瞬きのようだ。
透明感に満ちたモリー・ネッターの歌声と、その歌声をさりげなく包み込むマヤ・バイザーのチェロの音色は、この作品の瞑想的なムードと一体化している。
フィリップ・グラス / Recomposed by 久石譲:
2 Pages Recomposed
この作品の原曲となったグラスの『Two Pages』は、今から約50年前の1969年に作曲された。G-C-D-E♭-Fというシンプル極まりないメロディーが、何度も繰り返されるうちに少しずつ増殖したり圧縮したりする、グラス初期作品の典型的な構造になっている。一般的な音楽に必須の、メロディーを支える伴奏のようなものはこの作品には存在しない。絶え間なく変化を繰り返す一本の線があるけだ。
『2 Pages Recomposed』は、グラスの原曲を、久石が「Single Track(単線)」と呼ぶ手法によって、室内オーケストラの作品へと拡張したもの。メロディーの構造は原曲そのままである。しかし、それを単にオーケストラ用に「編曲」するのではなく、ひとつのメロディー・ラインを複数の楽器で互い違いに演奏するように割り当てたり、メロディーのいくつかの音を引き延ばすといった処理が施されている。こうした手の込んだ操作によって、単旋律であるにも関わらず複数のメロディー・ラインが重なり合っているような錯覚が生じたり、メロディーからハーモニーがにじみ出たり、という独特な効果が生まれる。
編曲によって原曲の音色を他の音色に置き換える行為は、かつては作曲行為の下位に位置するものと捉えられていたが、ここでは、音色による構成が本質的かつ創造的な作曲行為と考えられている。そして、その思いが「Recomposed」というクレジットに表れている。作曲者本人が想像だにしないアイデアで生まれ変わったこのヴァージョンを聴いたグラスは、とても喜んだそうだ。
デヴィット・ラング:
increase
タイトルの「increase」は、作曲者のラングが自身の子供の名として有力な候補として考えながらも、結局は採用しなかった名前だ。そのポジティヴな語感を気に入ったラングは、この名前を自身の楽曲のタイトルとして「復活」させた。
本作品の楽譜冒頭に書かれた「with increasing energy 増大していくエネルギーとともに」という言葉どおり、作品全体は祝祭的な空気感に満たされている。先へ先へと急き立てるような音楽の秘密は、冒頭の軽妙なフルートのメロディーを支える、ヴィブラフォンのリズムにある。そのリズムは、(4分音符を1とすると)3/4-1/2-1/3-1/4-1/3-1/2-3/4という音価の繰り返しであり、耳で聴くと、加速と減速を繰り返すパルスのうねりのように知覚される。このうねりが異なる周期で重なり合うことで、シンプルな仕掛けから目まぐるしく変化する複雑なリズムが立ち現れる。作品後半では、ストラヴィンスキーの『春の祭典』を彷彿とさせる力強く不規則なビートの繰り返しから、雷鳴を思わせる圧倒的なクライマックスへとつながる、楽譜冒頭に記されたモットー通りの展開をみせる。
(まつだいら・たかし)
(解説 ~CDライナーノーツより)
*ライナーノーツには「prayers for night and sleep」のオリジナル歌詞 収載
フューチャー・オーケストラ
Future Orchestra
2014年、久石譲のかけ声によりスタートしたコンサート・シリーズ「MUSIC FUTURE」から誕生した室内オーケストラ。現代的なサウンドと高い技術を要するプログラミングにあわせ、日本を代表する精鋭メンバーで構成される。
”現代に書かれた優れた音楽を紹介する”という野心的なコンセプトのもと、久石譲の世界初演作のみならず、2014年の「Vol.1」ではヘンリク・グレツキやアルヴォ・ペルト、ニコ・ミューリーを、2015年の「Vol.2」ではスティーヴ・ライヒ、ジョン・アダムズ、ブライス・デスナーを、2016年の「Vol.3」ではシェーンベルク、マックス・リヒター、デヴィット・ラングを、2017年の「Vol.4」では、フィリップ・グラスやガブリエル・プロコフィエフを、そして本作に収録された「Vol.5」ではデヴィット・ラングを招聘し、コラボレートとして新旧の作品を演奏し、好評を博した。”新しい音楽”を体験させてくれる先鋭的な室内オーケストラである。
(CDライナーノーツより)
The Black Fireworks 2018
for Violoncello and Chamber Orchestra
久石譲 約20分
ここ数年僕は単旋律の音楽を追求しています。一つのモチーフの変化だけで楽曲を構成する方法なので、様々な楽器が演奏していたとしても、どのパートであっても同時に鳴る音は全て同じ音です(オクターヴの違いはありますが)。
ですが、単旋律のいくつかの音が低音や高音で演奏することで、まるでフーガのように別の旋律が聞こえてきたり、また単旋律のある音がエコーのように伸びる(あるいは刻む)ことで和音感を補っていますが、あくまで音の発音時は同じ音です。僕はこの方法をSingle Track Musicと呼んでいます。Single Trackは鉄道用語で単線という意味です。
「The Black Fireworks 2018」は、この方法で2017年にバンドネオンと室内オーケストラのために書いた曲をベースに、新たにチェロとオーケストラのための楽曲として書きました。伝統的なコンチェルトのように両者が対峙するようなものではなく、寄り添いながらも別の道を歩く、そのようなことをイメージしています。
タイトルは、昨年福島で出会った少年の話した内容から付けました。彼は東日本大震災で家族や家を失った少年たちの一人でした。彼は「白い花火の後に黒い花火が上がって、それが白い花火をかき消している」と言いました。「白い花火」を「黒い花火」がかき消す? 不思議に思って何度も同じ質問を彼にしましたが答えは同じ、本当に彼にはそう見えたのです。
そのシュールな言葉がずっと心に残りました。彼の観たものはおそらく精神的なものであると推察はしましたが、同時に人生の光と闇、孤独と狂気、生と死など人間がいつか辿り着くであろう彼岸をも連想させました。タイトルはこれ以外考えられませんでした。その少年にいつかこの楽曲を聴いて欲しいと願っています。(written by 久石譲)
2 Pages Recomposed
フィリップ・グラス / Recomposed by 久石譲 約16分
1969年に書かれたPhilip Glassさんの伝説的な楽曲「Two Pages」は5つの音の増減と8分音符で刻まれるリズムのみでできています。本来はある音色と繰り返しの回数を決定したら演奏の間中は一定に保たれるべき楽曲です。グラスさんは「最良の音楽は、始まりも終わりもない一つの出来事として経験される」と言っています。
今回、僕はあえてその楽曲を室内オーケストラの作品としてグラスさんの許可を得てRe-Composedしました。理由は彼を尊敬していること、親しいこと、それに加えてこの楽曲はSingle Track Musicでもあるからです。方法としては「The Black Fireworks 2018」と全く同じスタイルで、楽器の編成もソロ・チェロを除いてほぼ同じにしました。ニューヨークのリハーサルに立ち会った彼は大変喜んでくれました。この楽曲の強い個性はいかなる形を取っても変わらず、必ず現代に新たに蘇る!そんな思いをこめてRe-Composedしました。(written by 久石譲)
(Blog. 「久石譲 presents ミュージック・フューチャー vol.5」 コンサート・レポート より抜粋)
2014年から始動した「久石譲 presents MUSIC FUTURE」コンサート。披露された作品が翌年シリーズ最新コンサートにあわせるかたちでCD化、満を持して届けられている。本作「MUSIC FUTURE IV」は、コンサート・ナンバリングとしては「Vol.5」にあたる2018年開催コンサートからのライヴ録音。約500席小ホールではあるが、好奇心と挑戦挑発に満ちたプログラムを観客にぶつけ、満員御礼という実績もすっかり定着している。さらに「Vol.5」はニューヨーク公演も開催された。
ライヴ録音ならではの緊張と迫真の演奏、ホール音響の臨場感と空気感をもコンパイルしたハイクオリティな録音。新しい音楽を体感してもらうこと、より多くの人へ届けること。コンサートと音源化のふたつがしっかりとシリーズ化されている、久石譲にとって今の音楽活動の大切な軸のひとつとなっている。
コンサート・プログラム、久石譲やデヴィット・ラングによるインタビュー動画、初のニューヨーク開催ともなったコンサート風景、東京公演の感想などは記している。
「室内交響曲 第2番《The Black Fireworks》」バンドネオン版
久石譲
Joe Hisaishi (1950-)
The Black Fireworks 2018 for Violoncello and Chamber Orchestra [日本初演]
1. The Black Fireworks
2. Passing Away in the Sky
デヴィット・ラング
David Lang (1957-)
prayers for night and sleep [日本初演]
3. 1 night
4. 2 sleep
フィリップ・グラス / Recomposed by 久石譲
Philip Glass (1937-) / Recomposed by Joe Hisaishi
5. 2 Pages Recomposed (1969/2018) [日本初演]
デヴィット・ラング
David Lang
6. increase (2002)
久石譲(指揮)
Joe Hisaishi (Conductor)
フューチャー・オーケストラ
Future Orchestra
マヤ・バイザー(ソロ・チェロ)1-4
Maya Beiser (solo violoncello)
モリー・ネッター(ソロ・ヴォイス)3-4
Molly Netter (solo voice)
2018年11月21-22日 東京、よみうり大手町ホールにてライヴ録音
Live Recording at Yomiuri Otemachi Hall, Tokyo, 21, 22 Nov. 2018
JOE HISAISHI presents MUSIC FUTURE IV
Conducted by Joe Hisaishi
Performed by Future Orchestra
Live Recording at Yomiuri Otemachi Hall, Tokyo, 21, 22 Nov. 2018
Produced by Joe Hisaishi
Recording & Mixing Engineer:Tomoyoshi Ezaki
Assistant Engineers:Takeshi Muramatsu, Masashi Minakawa
Mixed at EXTON Studio, Tokyo
Mastering Engineer:Shigeki Fujino (UNIVERSAL MUSIC)
Mastered at UNIVERSAL MUSIC STUDIOS TOKYO
and more…
Posted on 2019/10/07
村上信五 / Hey! Say! JUMP / Foorin / 久石譲が出演決定
アジアの歌の祭典【ABU ソングフェスティバル】11/19開催
アジア太平洋地域の歌の祭典【ABU ソングフェスティバル in TOKYO】が、11月19日に東京・NHKホールにて開催される。 “Info. 2019/11/19 「ABU ソングフェスティバル in TOKYO」久石譲 特別出演決定!! 【11/20 Update!!】” の続きを読む
Posted on 2019/11/18
2019年11月13,14,16日、久石譲コンサートが台湾の台北・高雄で開催されました。昨年は映画「となりのトトロ」公開30周年記念として「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」などを同楽団と共演、今年は「千と千尋の神隠し 組曲」です。
音樂大師 久石讓交響音樂會
Joe Hisaishi Concert
[公演期間]
2019/11/13,14,16
[公演回数]
3公演
11/13,16 台北・國家音樂廳 国家音楽ホール National Concert Hall
11/14 高雄・衛武営国家芸術文化中心
[編成]
指揮・ピアノ:久石譲
管弦楽:ナショナル交響楽団(National Symphony Orchestra)
[曲目]
久石譲:Spirited Away Suite /「千と千尋の神隠し」組曲
マーラー:交響曲 第1番
リハーサル風景
from 久石譲オフィシャルTwitter
コンサート風景
from MNA Facebook
(高雄)
from SNS
また、11月15日には久石譲のコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」が高雄で開催されました。
Posted on 2019/05/08
2019年11月14-16日、オーストラリアのメルボルンとシドニーにて「Melody of Japan – Animation, Film and Classics with Mai Fujisawa」麻衣コンサートが開催されます。 “Info. 2019/11/14-16 「Melody of Japan – Animation, Film and Classics with Mai Fujisawa」麻衣コンサート開催 【11/17 Update!!】” の続きを読む
久石譲のコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」が台湾・高雄で開催されます。これまでの同シリーズからの選りすぐりのプログラムと初披露の演目も(ヴォイチェフ・キラール作品、ジョン・タヴナー作品)。 “Info. 2019/11/15 「Joe Hisaishi’s Music Future in Kaohsiung」(高雄)開催決定!! 【11/16 Update!!】” の続きを読む
久石譲 × LSPX-S2「音楽本来の感動を大切にするスピーカー」LOVE MUSIC WEBインタビューが公開されました。 “Info. 2019/11/14 久石譲 × LSPX-S2「音楽本来の感動を大切にするスピーカー」 LOVE MUSIC Webインタビュー公開” の続きを読む
Posted on 2019/11/11
久石譲の公式Twitterアカウントが開設されました!
The official Twitter account of Joe Hisaishi.
https://twitter.com/official_joeh “Info. 2019/11/11 久石譲公式Twitterアカウント開設 【11/13 Update!!】” の続きを読む
Posted on 2019/11/11
ふらいすとーんです。
2014年1月から2015年11月まで「クラシックプレミアム(CD付きマガジン)」(小学館・全50巻)に、久石譲のエッセイが連載されていました。もちろんこれが一番の目的で、久石さんの近況、作曲やコンサートの出来事、今考えていること、リアルタイムな久石譲に触れることができる。定期的・習慣的にメディアに登場することがないなか、定点観測できる約2年間は貴重な機会でした。のちに、『音楽する日乗/久石譲 著』(2016)として加筆ふくむ書籍化されています。
小学校で習ったクラシック音楽、大人になってTV・CM・映画に使われ話題になることでふれたクラシック音楽。その範囲の入門者にとって、自分の好む好まざるに関わらず2週間に1回聴く全方位的なクラシック音楽の数々は、能動的で積極的な自分がわかるほど楽しい音楽の授業でした。「あっ、この曲ね、知ってる知ってる」というものもあれば、「あっ、こういう曲名だったんだ」「この作品の一部だったんだ(聴いたことがあったのは)」「うーん、難解、ピンとこない」。もっとほかにいい演奏があるのかなと掘り下げてみたり、気になる作曲家、時代、ジャンルが頭のなかで整理されてきたり。自分が好きなクラシック音楽ってこういうのかな、というのを少しずつかたちづくってくれた期間だったように思います。
CDに耳を傾け、ブックで解説を咀嚼しながら。ささやかならが、自分のなかに今までにはなかった音楽の血が少しずつ注がれているような、そんなたしかな感触がありました。わかりやすく言うと、ジブリ音楽だけを聴いた人が吸収できる久石譲音楽と、オリジナル作品も聴いた人が吸収できる久石譲音楽。そこから受けとれるもの感動の振幅は、雲泥の差があるように。もっとわかりやすく言うと、CM音楽でしか「Oriental Wind」を耳にしたことがない人の感動と、オーケストラ版「Oriental Wind」(WORKS III/メロディフォニー 収録)を聴いている人の感動は、その広さ深さが明らかに違うように。もういいですね。
「クラシックプレミアム」には、久石譲エッセイと同じく連載されていたものがあります。「キーワードでたどる西洋古典音楽史」、その書籍化されたものが「クラシック音楽とは何か/岡田暁生 著」です。
時代ごとジャンルごと、とてもわかりやすい切り口と語りで、入門者としてはとても学ぶこと多く、毎号楽しみにしていました。誰もが思っているけど恥ずかしくていざ聞けない疑問、わかっていたようでごっちゃになっていたこと、「よし、おまえ説明してみろ」と言われたら、「えっと…感覚的にはわかってるんだけど…うーん、なんて言ったらいいのかなあ…あれ、よくわかってなかったかも」みたいなこと。末に記した目次一覧を見てください。たとえば、【交響曲にはなぜ複数の楽章があるのか?】【オペラとオペレッタは違う!】【対位法の難しさ】【名演とは何か】【オーケストラになぜ指揮者がいるのか】(目次より)などなど。なんか興味もってきましたか? もし、気になってきた!という人は、おそらく潜在的に自分のなかでも疑問くすぶっていたことかもしれませんね。
そして、僕は。
クラシック音楽を好きになること。このことについて、わかりやすく語られている本の導入部【はじめに】項、惹きつけるには十分なほどです。「趣味を極める」ー「膨大な手間・時間がかかる」ー「探究心や根気」ー「要領がわかる」。クラシック音楽にかぎらず、多くの趣味において、この一連の工程は同じかもしれません。知らない広大なフィールドに立ち、さてどこへ向かえばいいのか?どっちの方角をめざす?目的地までの順序・通過点は?絶対に立ち寄らないといけない場所は?。打算的な近道はないからこそ、”かけただけ”の到達点や感動、手に入れたものがそこにある。振り返ったら出発点の自分が遠くほほえましい、たしかにあの場所とはちがう変化した自分が、いる。
本より【はじめに】をご紹介します。
はじめに
「趣味を極める」という言い方がある。その代表的な対象はといえば、例えばワイン(あるいは日本酒)、蘭の栽培、切手やコインや美術の蒐集(しゅうしゅう)などだろうか。これらに共通するのはコレクション性の高さ(多様さ)、そして「極める」には膨大な手間暇がかかるという点だろう。蒐集自体に半端ではない時間がいるということ。だが単に集めるだけではだめで、集めてものを丁寧に自分なりに整理する必要があるということ。集めるにあたっては、それなりの一貫性、つまり「趣味=センス」が問われるということ。そしてそのためには、対象についての相当に深い知識が必要だということ。何をどう集めるかを通して、その人の見識のみならず、自ずと人となりが滲み出てくるということ。「趣味を極める」には「暇(とお金)」があるだけではだめで、相応の「手間」、すなわち探究心と根気のようなものが必須なのである。音楽を美術品のような意味で蒐集所有することは出来ないにせよ、自分の記憶の中に整理棚のようなものを作って、そこに自分がこれまでに聴いたものをあれこれ並べて、自分だけの空想の博物館を一生かけて構想していく楽しみは変わるまい。もちろん「聴いてその時に楽しければいい音楽」というものもあるし、こうした消費的な音楽がもつ「束の間の喜び」を否定する気はない。だが他方、一種のコレクション性を暗黙裡にもとめている音楽ジャンルもあるわけで、クラシックはジャズと並んでその代表格だと言っていいだろう。
今日のわたしたちにとって、「趣味を極める」ための悠長で贅沢な時間を見つけることは、加速度的に難しくなっている。こうも日常が何かに急き立てられるような息苦しいものになってくると、難しいことは言わずとも、単なる「気晴らし=リクリエーション」であればそれでいいという気にもなってくる。しかしリクリエーションと趣味とは、似て非なるものだということを忘れたくはない。リクリエーションとは実は、明日の労働のために必要な気力体力を再び回復=リ・クリエーションするための時間なのであって、その意味では労働サイクルの一部なのだ。労働する者はきちんと余暇に「気晴らし」ないし「憂さ晴らし」をしておいて、明日に備える義務があるのである。
そこに行くとクラシック音楽は、幸か不幸か、リ・クリエーションにはまったく向いていない。そもそもそれはもっと時間がゆったり流れていた時代に作られた音楽であって、クラシック音楽の多くが時間をかけすぎるくらいかけて悠然と流れていくのは、そのせいだ。しかも音楽自体が長いというだけではない。それを存分に味わうには、なんだかんだと知識が必要ときている。作曲家の名前、作品の名前、作られた時代とその背景等々──ただ受け身で響きに身を任せるというわけにはいかない。聴く側が能動的になる必要がある。音楽を集中して聴き、それについて積極的に勉強する探究心がいる。「敷居が高い」という印象をクラシックが与えるとすれば、それはこのせいだ。聴いてすぐ楽しめるというわけにはいかないのである。本当はいったんある程度の要領さえわかれば、こんなに面白い音楽ジャンルはそうないのだが。
「要領がわかる」──どんな趣味でもそうかもしれないが、クラシック音楽の敷居をまたぐとき一番難しいのはこれだ。つまりジャンルに既になじんでいる人々にとっては今さら説明の必要もないのだが、しかし部外者にとってはどうにも要領を得ない、そういう死角のようなものが色々とあるのである。本文中でも書いたが、例えば私自身かつて、どうしてクラシックの交響曲だのピアノ・ソナタだのには「楽章」などというものがあるのか、よくわからなかった。一つの曲(例えば「ベートーヴェンの交響曲第五番」など)のはずなのに、どうしてそれが四つの曲(楽章)から出来ているのか。おまけにその「四つの曲」を、どうして第一楽章の次は第二楽章、その次は第三楽章という具合に、順番通りに聴かなければいけないのか。ジャンル通にとっては自明すぎるがゆえに、逆に口に出して自覚的に説明することが難しく、そして門外漢はまさにそこが要領を得ないせいで、いつまでたってもジャンルの中に入っていけない、そして門外漢が「どうして?」と問うても、通の側からすれば「だって当たり前でしょ」ということになってしまう──「死角」とはそういうものである。
本書で私は、外から見た時のクラシック音楽のこうした死角を、色々と考えてみた。自分にとってはあまりに自明なことを、人はなかなか自覚できない。ましてその根拠を説明することはとても難しい。だが何かの本質とは実は、まさにこの死角においてこそ、最も端的な形であらわれてくる。その意味で本書は、「一体クラシック音楽とは何なのか」という難問に対する、私なりの答えの模索の試みでもある。
(クラシック音楽とは何か 「はじめに」項 より)
さて、この【はじめに】項で投げられた疑問は、本を読みすすめるなかでひとつひとつ丁寧にほどかれていきます。たとえば【交響曲にはなぜ複数の楽章があるのか?】項では。
~中略~
今にして思えば、当時の私は歌謡曲のアルバムを聴くような感覚で、交響曲を聴こうとしていたのだろう。いわばコース料理と単品の違いがわかっていたなかったのだ。ショパンの《英雄ポロネーズ》とか、シベリウスの《フィンランディア》とか、グノーの《アヴェ・マリア》といった曲は「単品」である。単独で聴くものである。それに対して通常四つの楽章を持つ交響曲はコース料理だ。そしてかつての私は、順番に出てくるスープやサラダやメインやデザートを見て、「どうしてこの順番で、しかも全部食べなければいけないんだ? 今日は別にスープはいらないんだけど……どうせならサラダもなしで、メインを二種類だけ注文して終わりにしたいんだけど……」などと考えていたわけだ。だがこれは勘違いも甚だしいわけで、「絶対にこの順番通りに、通しで最初から終わりまで聴いてもらわないと困る」と考えて、作曲家は交響曲を作っているのである。
「コースと単品」の代わりに「短編小説と長編小説」、あるいは「寸劇と四幕の悲劇」などという比喩を出してもいいであろう。シェークスピアの『マクベス』の各幕を、あるいはトーマス・マンの『魔の山』の各章を、順番をばらばらにして読むとか、好きな章だけ読んで、他のところは眼を通さないなどということはありえない。じっくり最初から丁寧に読んでいかないと、すぐに筋がこんがらがってくる。登場人物の誰が誰か分からなくなってくる。だから長編小説は寸劇や短編小説よりもはるかに読むのに根気がいる。だがじっくり時間をかけてこそ初めて味わえる感動の深さというものが、そこにはある。だからこそ数々の偉大な作曲家たちは、交響曲をあらゆるジャンルの金字塔と考えた。
~中略~
(クラシック音楽とは何か「交響曲にはなぜ複数の楽章があるのか?」項 より一部抜粋)
以下、交響曲の「定番コース」としてのソナタ形式について、作曲家・時代ごとの違いや変遷についてふれられていきます。料理や物語といった日常からの例えはとてもわかりやすく、すっと入ってきますね。映画や小説を一通り見たうえで、この場面が好き・この章を何回も読んでしまうはあるとして、最初からピンポイントにそこしか知らない、はたしかに作品の魅力をもったいない形でしか受け取れていないのかもしれない。極端な話、ガマンしてでも一回は始めから終わりまで通して聴いてみる。映画は2時間、小説なら数日から数週間じっくりかかることも、クラシック交響曲は1時間。楽章ごとに間隔をあけて聴いたとしても、立派な時間的価値があると思います。
もし!もし、映画『魔女の宅急便』を好きだと言っている人がいて、「飛行船から落ちそうなトンボをキキが助けるシーンは最高だよね、そこしか知らないけど、超感動する。」なんて言われてしまったら。「ちょっと待って!たしかにそこはクライマックスだけど、でもその感動へ向かう紆余曲折、物語がちゃんとあるんだよ。そこだけであの映画が好きというのはちょっとザンネンというか、もったいないよ。」って、すごくシンプルですね。
当サイトでは、「クラシックプレミアム」全50巻、毎号レビューを記していました。久石譲エッセイを抜粋紹介することがメインです。そのなかで、「キーワードでたどる西洋古典音楽史」エッセイ(「クラシック音楽とは何か/岡田暁生 著」として書籍化)、とても面白く興味深かったとき併せて紹介していたものもあります。
本の目次からどこにあたるのかを整理したので、ぜひ本の全貌を知る、本を手にとるきっかけになったらうれしいです。紹介している文章はエッセイから抜粋した一部分です。
Blog. 「クラシック プレミアム 5 ~ヴィヴァルディ / ヘンデル~」(CDマガジン) レビュー
→【交響曲はクラシックのメインディッシュ】
Blog. 「クラシック プレミアム 7 ~チャイコフスキー1~」(CDマガジン) レビュー
→【交響曲にはなぜ複数の楽章があるのか?】
Blog. 「クラシック プレミアム 12 ~モーツァルト3~」(CDマガジン) レビュー
→【バッハはお好き?】
Blog. 「クラシック プレミアム 13 ~ブラームス1~」(CDマガジン) レビュー
→【対位法の難しさ】
Blog. 「クラシック プレミアム 23 ~グリーグ / シベリウス~」(CDマガジン) レビュー
→【名演とはなにか】
Blog. 「クラシック プレミアム 24 ~ベートーヴェン5~」(CDマガジン) レビュー
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クラシック音楽とは何か/岡田暁生・著 (小学館)
目次
はじめに
「クラシック」音楽の黄金時代は一九世紀
音楽史の流れ──ウィーン古典派まで
ロマン派は自己表現する
「現代音楽」と二〇世紀
交響曲はクラシックのメインディッシュ
交響曲は一九世紀の頑張りソング?
交響曲にはなぜ複数の楽章があるのか?
オペラは「クラシック」じゃない?
サロンの物憂いプレイボーイたちの音楽
家庭音楽とドイツ教養市民
オペラとオペレッタは違う!
バッハはお好き?
対位法の難しさ
バロック音楽の楽しみ方
モーツァルトの凄さとさりげなさ
モーツァルトとベートーヴェンの違いについて
「後期ベートーヴェン」というスフィンクス
シューベルトと病み衰える快楽
うんざりするほど長い音楽について
宗教音楽について
ワケのワカラナイ音楽について
名演とは何か
演奏のよしあしはどうすればわかる?
アンチ・エイジング時代の演奏家たち
古楽演奏とは何か
オーケストラになぜ指揮者がいるのか
オペラの客いろいろ
音楽と旅
ヨーロッパ音楽都市案内──ナポリ
ヨーロッパ音楽都市案内──ヴェネツィア
ヨーロッパ音楽都市案内──ウィーンのただならぬ場所
ヨーロッパ音楽都市案内──ザクセンの音楽
ヨーロッパ音楽都市案内──バイエルンの音楽
ヨーロッパ音楽都市案内──一九世紀の首都パリ
故郷の歌
クラシック音楽の現代性を考えてみる
私見──音楽史で最も偉大な作曲家
一九七〇~九〇年──クラシック演奏の転換点?
即興演奏再考
音楽の終わり方
*本書は、小学館発行『クラシックプレミアム』誌に平成26年1月から平成27年11月まで連載された記事に加筆して構成したものです。
もちろん各レビューには、久石譲エッセイの紹介もあります(こちらがメイン)。ふと読み返しても濃密な音楽講義だなあと思うのですが、飛び飛びで読んでこんがらがるよりも、コンプリートされている書籍をじっくり読むことをおすすめします。クラシック音楽寄りな久石譲の音楽活動がじっくり堪能できます。
目次は
久石譲著書からクラシック音楽を攻めるか、「クラシック音楽とは何か/岡田暁生・著」からクラシック音楽を攻めるか。この二冊からだけでも得られる音楽体験は大きなものがあります。
僕は、2年間の「クラシックプレミアム」を通して、なにがわかったのか、どう自分のなかで体系的に整理できたのか。これからクラシック音楽を少しでも豊かに楽しみ「趣味を極める」ための「要領がわかった」入り口部分。
”クラシック音楽の洗礼”と題して、【指揮者、演奏者、録音時代、録音環境、年版/改訂版、編曲版、補筆版、スコア版、楽器時代、楽器配置、録音場所、録音技術、周波数】という13の切り口とものさし。これらの条件を照らし合わせながら好みの演奏盤を探していく。誰にでも経験あることと思いますが、興味をもった作品を聴いてみたけど全くフィットしなかった。そして、巡り巡ってある日聴いた別の演奏では、驚くほどすこぶるフィットしてきた。第一印象がよくなかったあまりに、作品の良さを理解できぬまま遠のいてしまっていたもの。もし探すとっかかりがあれば、もっと素敵で運命的な出会いが待っているのかもしれない。
このクラシック音楽の宇宙のなかから、自分のお気に入りの愛聴盤を探す難しさ。そこから導き出されたもうひとつの面は、《久石譲(作曲)の、久石譲による(指揮・演奏)、久石譲による(録音・パッケージ化)》という、当たり前のことすぎて素通りしそうなことへの、決して当たり前ではない感謝!そういったことをたっぷりと書いていたように思います。
もっと直感的にクラシック音楽に入っていきたい、そういう久石譲ファンには。これまで著書やインタビューで語られてきた登場してきたクラシック作品、久石譲も聴き親しんできたクラシック演奏盤。このあたりから扉をたたいてみるのもいいですね。
もうひと押し!
そう言うならば、久石さんがこれまでに演奏会で指揮したクラシック作品。
ほか
*順不同
(2019.11現在)
これでもすべては挙げられなかったのですが、たくさんありますね。並べてみて、改めていろいろな作品を指揮していることがわかります。こんなにあるんだぁ…と思うのか、こんなにたくさんのきっかけがある!ここからクラシック音楽をピックアップして楽しんでみようかな! あなたはどちらですか?
僕は、《クラシック音楽という趣味を極めたい》んじゃないんです。《音楽という極めたい趣味のなかにクラシック音楽もある》、それだけです。そしてとても大切な一部分です。久石譲音楽をもっと豊かに楽しむために跳ね返ってくるものがある。
それではまた。
reverb.
今年の新しい出会いのひとつは「シューベルト:交響曲第5番」でしたー♪
*「Overtone」は直接的には久石譲情報ではないけれど、《関連する・つながる》かもしれない、もっと広い範囲のお話をしたいと、別部屋で掲載しています。Overtone [back number]
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