– 芸術の秋 編 –
「Labyrinth Of Eden」
『ENCORE』 収録
ピアノとストリングスによるオリジナルver.(『地上の楽園』 収録)から。ピアノ・ソロにリアレンジされた楽曲。ピアノだけの音の余白、広がる空間に響き揺れる。
「Sunday」
『PIANO STORIES II』 収録
NHK「日曜美術館」テーマ曲としても使用された楽曲。ギター、ピアノ、ストリングスによる昼下がりの温かいサウンド。ゆったりとした時間の流れを味わいたくなる。
「Musee imaginaire (Orchestra Ver.)」
『空想美術館 2003 LIVE BEST』 収録
NHK「世界美術館紀行」テーマ曲としても使用された楽曲。タイトルとおり ”空想美術館” 想像が膨らみ展開していく音楽。音のパレットは色鮮やかに、そして解き放たれた世界へ。
「DA・MA・SHI・絵」
『ミニマリズム Minima_Rhythm』 収録
1980年代にシンセサイザーを駆使して作られたミニマル楽曲。フルオーケストラ・サウンドにて甦る。見えていたものが変化する、聴こえていたものが変化する。
「Sense of the Light」
『フェルメール&エッシャー Vermeer & Escher』 収録
ピアノと弦楽四重奏による、洗練された音の粒。ミニマルミュージックを原点とした知性と感性に突き刺さる楽曲。”光の魔術師”フェルメールと、”音の魔術師”久石譲の対峙。
– 収穫の秋 編 –
「風のとおり道 -Acoustic Version-」
『となりのトトロ サウンドブック』 収録
フルート、ギターを基調としたアコースティック・サウンド。フルートの温かいぬくもりと、ギターの乾いた涼しさが絶妙。どんぐりや木の実、日常生活から小さい秋見つけた。
「谷への道」
『空想美術館 2003 LIVE BEST』 収録
映画『風の谷のナウシカ』より。映画のために作られたが本編では使用されていない楽曲。チェロ9重奏による幾重にも織り重なるハーモニー。黄金色の稲穂、秋の空と風の流れは変幻自在、移りはやい。
「天地明察」
『天地明察 オリジナル・サウンドトラック』 収録
秋の澄んだ夜空は、星たちの輝きもまた眩い。月と星の光のみをたよりに、秋の夜長。食べ物、生き物、あらゆる生命を感じるこの季節、宇宙もまた生きている。呼吸している。
「リンゴの奇跡」
『奇跡のリンゴ オリジナル・サウンドトラック』 収録
空気も水も透きとおるような音楽。収穫までの道のりは険しい。自然への畏敬の念。だからこそ収穫祭は盛大に祝おう。
– 紅葉の秋 編 –
「感 -FEEL-」
『Dolls』 収録
日本の紅葉には ”鮮やかなアカ” がある。世界各国の紅葉は “黄色”が占める。人々が愛してやまない日本が誇る美、紅葉。過去にも、現在にも、未来にもつながるその景観。永遠につづきそうなピアノの調べ。
「風の盆」
『風の盆』 収録
幻想的なサウンドと胡弓の哀愁漂う調べ。この奥ゆかしい音楽は、自然のそれと通じる。人の感情もまた奥ゆかしい。
「Asian Dream Song」
『PIANO STORIES II』 収録
のちにボーカルver.やオーケストラver.にも発展する名曲。ピアノや弦楽カルテットによるパッションが、凛とした旋律美をよりくっきりと浮かびあがらせる。
「山里」
『かぐや姫の物語 サウンドトラック』 収録
おじいちゃんとおばあちゃんが暮らしていた竹やぶに囲まれた山里には、虫も小鳥も草花も、子どもたち。昔むかしの風景は、今もいまもまだ日本のどこかにある。
「飛翔」
『かぐや姫の物語 サウンドトラック』 収録
西洋楽器であるオーケストラ、日本の香りのする音楽。そこには緻密なオーケストレーションと優雅なメロディー。はじめて聴く感動、どこか懐かしいノスタルジー。
– おまけ –
秋といえば、やっぱり「伊右衛門」=「Oriental Wind」。CM音源としてのオリジナル楽曲はCD化されていない。2004年から登場した四季折々のCM動画から、秋の季節をセレクト。
「伊右衛門CM これもええ秋 編」 2005年
「伊右衛門CM 月あかり 編」 2006年
「伊右衛門CM 玄米茶づくり 編」 2008年
「伊右衛門CM 鳥と舟人 編」 2011年
そして新テーマ曲になってからの秋セレクト。
「伊右衛門CM 秋の味覚 編」 2013年
※サントリー公式サイトにて2004年から歴代の「伊右衛門CM動画」視聴可能
⇒ サントリー 伊右衛門 過去CMギャラリー
2022.11 追記
2022年度版です。
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