Posted on 2013/12/6
久石譲さん、誕生日おめでとうございます!
1950年12月6日生まれ 今年で63歳です。
見えないですね。
容姿ももちろんですが、創作意欲のオーラといいますか、また数々新しく生み出される作品に触れ聴いていても、安住という言葉とは無縁な、無限の創造性と挑戦しつづける姿勢を感じます。
2013年は近年希に見るメモリアル・イヤーでした。
- 1月 映画「東京家族」 監督:山田洋次 音楽:久石譲
- 3月 コンサート「クラブツーリズムスペシャルコンサート 久石譲オーケストラの世界」
- 4月 TVドラマ「女信長」 監督:武内英樹 音楽:久石譲
- 4月 コンサート「秋山和慶&佐山雅弘企画 オーケストラで楽しむ映画音楽 パート4」
- 6月 映画「奇跡のリンゴ」 監督:中村義洋 音楽:久石譲
- 6月 映画「ラーメンより大切なもの」 監督:印南貴史 テーマ曲:久石譲
- 7月 映画「風立ちぬ」 監督:宮崎駿 音楽:久石譲
- 7月 TV「NHKスペシャル 深海の巨大生物」 音楽:久石譲
- 8月 公開録画「読響シンフォニックライブ」
- 10月 ラジオ番組「UNBEATEN TRUCKS IN JAPAN ~イザベラ・バードの日本紀行」オリジナル楽曲
- 10月 特別展「京都 – 洛中洛外図と障壁画の美」 テーマソング:EXILE ATSUSHI & 久石譲 「懺悔」
- 11月 映画「かぐや姫の物語」 監督:高畑勲 音楽:久石譲
- 11月 コンサート「久石譲スペシャルオーケストラコンサート with 群馬交響楽団」
- 12月 コンサート「久石譲 第九スペシャル」 東京・大阪
山田洋次監督との初タッグ 映画「東京家族」に始まったかと思えば、宮崎駿監督 映画「風立ちぬ」では宮崎駿監督の引退会見もあり、一方では高畑勲監督との初タッグ 映画「かぐや姫の物語」の音楽監督など、名監督との映画音楽の仕事が目白押しでした。その合間にコンサート公演もあり、年末には「第九」も控えていますから、その活動はとどまるところを知らないですよね。
ただただ脱帽です。尊敬します。そして極上の音楽たちと一緒に生活できる幸せを感じています。
そういえば、誕生日にちなんだ楽曲ってあったかなと思って紐解いてみました。
「Birthday」
『FREEDOM PIANO STORIES 4』 収録
タイトルからも “まさに誕生日” なこの曲は、ピアノと室内楽が心地よい響きです。シンプルなメロディーに、温かさもあり、無垢なかわいらしさを感じます。
「A Gift From Parents」
『驚異の小宇宙 人体III ~遺伝子・DNA サウンドトラック Vol.1 Gene』 収録
隠れた名曲だと思うのですが、とても優しくやわらかい楽曲です。ピアノとストリングスの悠々とした調べが、母なるぬくもりを感じさせてくれます。
「BIRTH ~生命の歓び~」
『驚異の小宇宙・人体 THE UNIVERSE WITHIN サウンドトラック Vol.1』 収録
1989年のNHK人体シリーズの第1作からです。シンセサイザーとオーケストラの融合と、壮大なメロディーが印象的です。今聴いても色褪せることのない響きを感じます。
「WORLD DREAMS」
久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ 『WORLD DREAMS』 収録
国歌のような格調あるメロディーで、まさに祝典序曲です。
「Stand Alone for Orchestra」
『NHKスペシャルドラマ 坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック』 収録
主題歌でもありメインテーマでもある、至高の音楽。”凛と立つ” 姿が象徴的です。
このくらいでしょうか。タイトルや曲名にこだわらなければ、誕生日にふさわしい曲はもっとたくさんあると思います。
ちなみに、久石譲から宮崎駿監督へ。宮崎駿監督の誕生日に楽曲が寄与されています。そしてそれは三鷹の森ジブリ美術館の館内BGM用として献呈されています。
こちら ⇒ 久石譲 三鷹の森ジブリ美術館 展示室音楽 *Unreleased
三鷹の森ジブリ美術館でしか聴くことのできない5曲ですので、もしこれから行かれる方は、そのあたりも楽しんでみてください。
もしかしたら、おそらく、今日のような誕生日でさえ、創作活動を、お仕事をされているのかもしれませんね。これからも素敵な音楽を届けてくれるのを楽しみにしています。