Disc. V.A. 『スタジオジブリの歌』

スタジオジブリの歌

2008年11月26日 CD発売 TKCA-73381

 

「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」までスタジオジブリ19作品の主題歌・挿入歌全26曲を網羅した主題歌全集

 

 

スタジオジブリの歌

ディスク:1
1. 風の谷のナウシカ(風の谷のナウシカ) / 安田成美
2. 君をのせて(天空の城ラピュタ) / 井上あずみ
3. さんぽ(となりのトトロ) / 井上あずみ
4. となりのトトロ(となりのトトロ) / 井上あずみ
5. はにゅうの宿(火垂るの墓) / アメリータ・ガリ=クルチ
6. ルージュの伝言(魔女の宅急便) / 荒井由実
7. やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便) / 荒井由実
8. 愛は花、君はその種子(おもひでぽろぽろ) / 都はるみ
9. さくらんぼの実る頃(紅の豚) / 加藤登紀子
10. 時には昔の話を(紅の豚) / 加藤登紀子
11. 海になれたら(海がきこえる) / 坂本洋子
12. アジアのこの街で(平成狸合戦ぽんぽこ) / 上々颱風
13. いつでも誰かが(平成狸合戦ぽんぽこ) / 上々颱風

ディスク:2
1. カントリー・ロード(耳をすませば) / 本名陽子
2. On Your Mark (On Your Mark) / CHAGE&ASKA
3. もののけ姫(もののけ姫) / 米良美一
4. ケ・セラ・セラ(ホーホケキョ となりの山田くん) / 山田家の人々ほか
5. ひとりぼっちはやめた(ホーホケキョ となりの山田くん) / 矢野顕子
6. いつも何度でも(千と千尋の神隠し) / 木村弓
7. 風になる(猫の恩返し) / つじあやの
8. No Woman, No Cry(ギブリーズepisode2) / Tina
9. 世界の約束(ハウルの動く城) / 倍賞千恵子
10. テルーの唄(ゲド戦記) / 手嶌葵
11. 時の歌(ゲド戦記) / 手嶌葵
12. 海のおかあさん(崖の上のポニョ)/ 林正子
13. 崖の上のポニョ(崖の上のポニョ / 藤岡藤巻と大橋のぞみ

 

Disc. V.A. 『スタジオジブリの歌 オルゴール』

スタジオジブリの歌 オルゴール

2008年11月26日 CD発売 TKCA-73382

 

「風の谷のナウシカ」から「崖の上のポニョ」までスタジオジブリ19作品の主題歌・挿入歌全26曲を網羅したオルゴール集

 

 

スタジオジブリの歌 オルゴール

ディスク:1
1. 風の谷のナウシカ::風の谷のナウシカ
2. 天空の城ラピュタ::君をのせて
3. となりのトトロ::さんぽ
4. となりのトトロ::となりのトトロ
5. 火垂るの墓::はにゅうの宿
6. 魔女の宅急便::ルージュの伝言
7. 魔女の宅急便::やさしさに包まれたなら
8. おもひでぽろぽろ::愛は花、君はその種子
9. 紅の豚::さくらんぼの実る頃
10. 紅の豚::時には昔の話を
11. 海がきこえる::海になれたら
12. 平成狸合戦ぽんぽこ::アジアのこの街で
13. 平成狸合戦ぽんぽこ::いつでも誰かが

ディスク:2
1. 耳をすませば::カントリー・ロード
2. On Your Mark::On Your Mark
3. もののけ姫::もののけ姫
4. ホーホケキョ となりの山田くん::ケ・セラ・セラ
5. ホーホケキョ となりの山田くん::ひとりぼっちはやめた
6. 千と千尋の神隠し::いつも何度でも
7. 猫の恩返し::風になる
8. ギブリーズ episode2::No Woman,No Cry
9. ハウルの動く城::世界の約束
10. ゲド戦記::テルーの唄
11. ゲド戦記::時の歌
12. 崖の上のポニョ::海のおかあさん
13. 崖の上のポニョ::崖の上のポニョ

 

Disc. 『祝祭音楽劇 トゥーランドット』

久石譲 『祝祭音楽劇 トゥーランドット DVD』

2008年11月19日 DVD発売 PCBE-51790

 

舞台「祝祭音楽劇 トゥーランドット」
演出:宮本亜門 音楽:久石譲 作詞:森雪之丞 衣装:ワダエミ
出演:アーメイ、岸谷五朗、早乙女太一、安倍なつみ、中村獅童 他

 

[公演日程]

東京公演
2008年3月27日~4月27日
赤坂ACTシアター

大阪公演
2008年5月2日~5月9日
梅田芸術劇場メインホール

名古屋公演
2008年5月13日~2008年5月22日
御園座

 

 

宮本亜門演出、久石譲が全曲オリジナルで書き下ろした一大スペクタクル作!プッチーニの遺作を現代の視点で甦らせたオリジナル・ミュージカル「祝祭音楽劇トゥーランドット」をDVD化。孤高の女帝トゥーランドット役に台湾の歌姫アーメイ、怒りを秘めた勇者カラフ役に岸谷五朗、非道を貫く無骨な武将ワン役に中村獅童、薄幸の美しき宦官ミン役に早乙女太一と豪華。中国の少林武術チームによるアクションも見どころ。2008年4月23日、赤坂ACTシアターの公演を収録。

 

 

INTERVIEW

無謀へのチャレンジ

正直に言うと、僕はミュージカルというものが好きではありません。普通にセリフを話していた人間が急に歌い出す、あの不自然さがどうも苦手で。ですから最初にこの舞台の企画をもらった時も、しばらく躊躇しました。しかも題材は、プッチーニのオペラの印象が強い『トゥーランドット』です。これは無謀以外の何ものでもないな、と。

それでも最終的に引き受けたのは、自分が日本人である以上、日本語をちゃんと使った作品を書いてみたいという思いからです。これまでも、映画で「劇」と「音楽」という仕事はしてきたわけですし、自分なりにチャレンジしてみようと心を決めました。

よかったなと思うのは、早い段階から台本作りに参加させてもらったことです。僕が曲を作る段階では詞がないので、自分である程度イメージを作る必要があるんですが、お陰でかなりイメージが作りやすくなりました。

最初に作ったのは、純粋で素朴で一途で、登場人物の中で最もキャラクターが明快なリューの曲です。(『月の人』)。書き終えて、「あ、これは行ける」と思いました。そんなふうに滑り出しがすごくよかったので、そこから2~3曲書いたところで、早くも全体が見えてきました。11月の末から12月の頭にかけては、実質10日間で14曲のミュージカル・ナンバーを書いたんですよ。あれは本当に嬉しかったですね。自分がやりたいことを奇跡的な勢いで、楽しくストレートに書けました。ビギナーズ・ラックなのかな(笑)。

作曲の際に心がけたのは、トータルなバランスです。例えば、全部メロディアスに作ってしまうと劇にマッチしなくなるし、あまりにオペラ的なものだと一般の人が入って行きづらくなる、とか。あるいは、中国を舞台にした作品ではあるけれども、東洋の匂いだけは残してインターナショナルな感じを出すにはどうしたらいいか、とか。中国的な色を出せば出すほど、それっぽくはなるけれども、結局それで終わってしまいますからね。そのあたりは、一番考えました。

あとはやはり、作るからには後々まで残る完成されたものを作りたい、ということですね。そのためにも、ミュージカルを専門にやってきてはいないメンキャストの皆さんに、曲を合わせ過ぎてはいけないし、かといって、かけ離れても上手くは行かない。悩んだ末に、歌う人のキーや歌唱力を考慮しつつ、一歩ずつステップが高めのものを要求していくのが一番いいと判断しました。ですから、ハードルは全体的に高いと思いますよ。

でもみんな、本当によくやっています。特にコーラスは、グランド・オペラにかけてもいいくらいのレベルのものを、きっちりとやってる。稽古を見ながら、この方向は正しかったと確信しています。間違いなく、今までの日本の創作ミュージカルでは絶対にあり得なかったレベルまで行っている……そんな手応えを感じます。

できたら、何度か観に行きたいですね。映画と違って、舞台は作曲している段階では自分の世界ですが、稽古が始まると演出家のものになって、初日が始まってからは役者のものになる。しかも毎回違うから、飽きることがありません。化学反応を起こしながら日々変わっていく舞台を、今から楽しみにしています。

久石譲

(「祝祭音楽劇 トゥーランドット」舞台公式パンフレット より)

 

 

Disc2に収録された久石譲インタビュー内容は、上記舞台公式パンフレット掲載内容とほぼ同一である。

 

 

久石譲による楽曲解説は下記ご参照

 

 

本作品エンドクレジットおよびPRムービー(約1分半)に聴かれるのは、同舞台メインテーマ曲「運命は遠い日の約束」のピアノ・バージョン、デモ音源である。実際に本編で使用されたメロディ旋律と異なる箇所があることから、制作期間の仮音源・デモ音源であることがわかる。

 

 

久石譲 『祝祭音楽劇 トゥーランドット DVD』

音楽:久石譲

音楽アレンジ:
久石譲
山下康介
宮崎幸子
足本憲治

 

祝祭音楽劇 トゥーランドット Musical Number

【第一幕】
序曲
黄金の都
飢えた満月
トゥーランドットを讃える歌~飢えた満月 Reprise.
トゥーランドットを讃える歌 Reprise.
孤独の旋律 (ハミング)
陛下の気持ちが分からない
何のために生きる?
新たな挑戦者~飢えた満月 Reprise.
血の祝祭
トゥーランドットを讃える歌 Reprise.
三つの謎とその答え
熱燗売りの歌
孤独の旋律~混乱
何のために生きる? Reprise.
愛するための愛
論争!
狂気と美学
炎の花
草の根を分けても
進むべき道

【第二幕】
新たな逃亡者
草の根を分けても Reprise.
月の人
飢えた満月 Reprise.
謎解き、再び。
再び、の謎。
運命は遠い日の約束
光と夢と愛の国
ダンス~光と夢と愛の国

 

本編141分+特典映像59分

【特典映像】
Disc.1
トゥーランドット追記(前篇)
・赤坂ACTシアター・オープニングシリーズ発表会
・キャスト総出演! CM撮影の現場に密着!
Disc.2
トゥーランドット追記(後篇)
・制作記者発表会
・久石譲/森雪之丞ロングインタビュー
・稽古風景
PRムービー(ロングバージョン)

 

Disc. 久石譲 『私は貝になりたい オリジナル・サウンドトラック』

久石譲 『私は貝になりたい オリジナル・サウンドトラック』

2008年11月19日 CD発売 UMCK-1273

 

2008年公開 映画「私は貝になりたい」
監督:福澤克雄 音楽:久石譲 出演:中居正広、仲間由紀恵

 

 

INTERVIEW

福澤監督と最初に打ち合わせをしたとき、この作品の音楽のイメージは、夫婦のドラマをメインに膨らませていくということで意見が一致しました。脚本の橋本さんは、房江が豊松のために署名を集めるシーンの音楽を大切にしてほしいとおっしゃいました。そこで、この場面にメインテーマを合わせたいと考え、どのような曲を流すかに苦心しました。今どきない本格派の映画なので、音楽の組み立て方も難しい点でした。

テーマに社会性があり、夫婦愛の物語にメロドラマのような音楽をつけると安っぽくなってしまいます。それに、上映時間も長い作品であるからこそ、きちんと核がある曲を作りたかったのです。結果、到達したのがワルツです。ワルツは重たくなりすぎることも、軽くなりすぎることもありません。

この映画の素晴らしさは、悲劇は悲劇として描き切ったところです。最終的には絶望的な内容にも見えます。しかし、そのなかに人間的な優しさや、愛に溢れた世界観を出したいと思いました。

演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団が行い、東京オペラシティのコンサートホールでレコーディングしました。70人以上の大きなオーケストラの包み込むような空気感溢れる演奏によって、この作品のもつ人間の感情の大きな起伏やダイナミックな心の流れを表現することに成功しました。

特に映画の冒頭1曲目、広大な海の実景から土佐の町へカメラが切り替わっていくシーンの音楽は気に入っています。弦とピアノだけのこの場面の音楽が完成したとき、手応えを感じましたね。

(映画「私は貝になりたい」劇場用パンフレット より)

 

 

主要テーマ曲である(2)と(3)を軸にしてシーンの展開に合わせ様々なバリエーションでモチーフが展開していく。その他トランペットをはじめとしたホーンセッションが多く聴かれるところに戦時中の緊張感や悲劇といったイメージが重なる。主要テーマ曲をはじめ哀愁漂うメロディアスな旋律は戦争・昭和の日本という世界観を表現している。

また『Another Piano Stories ~The End of the World~』CD作品では、メインテーマのピアノソロ曲をしっとりと聴くことができる。 (「13.I’d rather be a Shellfish」)

 

 

久石譲 『私は貝になりたい オリジナル・サウンドトラック』

1.プロローグ
2.豊松のテーマ
3.出会い~メインテーマ
4.軍人訓練
5.B29
6.13 ~大北山事件~
7.連行~汐見岬との別れ
8.判決
9.聖書と靴音
10.友情 I
11.道行き
12.友情 II
13.汐見岬 ~愛しさ~
14.チェンジブロック
15.酷
16.13 ~葡萄酒~
17.私は貝になりたい

All Music, Composed, Arranged,
Conducted and Produced by Joe Hisaishi

Performed by Tokyo Philharmonic Orchestra
Concertmaster:Akihiro Miura

Piano Solo:Febian Reza Pane
A.Guitar:Masayoshi Furukawa

Recorded at Tokyo Opera City Concert Hall
Recording & Mixing Engineer : Hiroyuki Akita (Wonder Station)
Manipulator : Yasuhiro Maeda (Wonder City Inc.)
Assistant Engineers : Akihiro Tabuchi (Wonder Station)
Masashi Okada (SCI)
Hitomi Joko (ON AIR AZABU STATION)
Mixed at ON AIR AZABU STATION
Mastered by Hiroyuki Hosaka (H2 mastering)

 

Disc. 久石譲 『おくりびと オリジナル・サウンドトラック』

久石譲 『おくりびと オリジナル・サウンドトラック』

2008年9月10日 CD発売 UMCK-1268
2017年3月29日 CD発売 UPCY-9672

 

2008年公開 映画「おくりびと」
監督:滝田洋二郎 音楽:久石譲 出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努 他

 

 

寄稿

今や国内のみならず世界にその名を知られる映画音楽の名匠・久石譲。2007年初冬。滝田監督とは過去にもコンビを組んで多大な成果を収めている久石氏にオファーしたところ、脚本を一読して即快諾いただいた。ちょうど久石氏は2008年のコンサート・ツアーをチェロ主軸でと考えていた矢先に、チェリストを主人公に据えた映画の音楽依頼がきたことに運命的なものを感じたようだ。

映画「おくりびと」の音楽もチェロを主体としたもので、劇中曲では、若きチェリストの代表格・古川展生をはじめNHK交響楽団や東京都交響楽団の主席陣ら13名の奏でる美しいチェロの音色が映画に華を添えている。名だたる13名のチェリストが集結という他では類をみないレコーディング日には、あらゆるオーケストラのトップチェリストが不在となるため、その日、クラシック・コンサートを開催するのは不可能ではないかと思えたほど。豪華編成による迫力と情緒溢れる素晴しい演奏が響き渡った。

チェロは弦楽器の中でも、下はコントラバスから上はヴァイオリンまでと最も音域が広く、いわば万能楽器。しかもチェロでヴァイオリンの音域を奏でることで、また違った情感が深まるのだ。

ここにまた一つ、久石譲の新たな名曲が誕生した。

映画「おくりびと」プロデューサー 間瀬泰宏

(寄稿 ~CDライナーノーツより)

 

 

インタビュー

音楽・久石譲

チェロはこの作品のもうひとるの主役。
まずチェロありきで音づくりをしました。

-今回の仕事は運命的な出会いだったとか…?

久石:
ええ、僕は毎年コンサートツアーをやっていて、今年はチェロを主軸において展開しようと企画していた矢先に『おくりびと』のオファーをいただきました。主人公がチェリストであり、楽団の解散によって音楽の道をあきらめるという設定から、チェロが重要な役割を占めています。そこでチェロのアンサンブルだけで映画音楽を構成しようと考えました。ピアノや他の楽器も少しは入りますが、あくまでチェロに焦点を当て、全編を流してみよう、20曲以上のメロディーすべてをチェロで演奏しようと試みたわけです。でも、やり始めたら結構難しくて苦労しました(苦笑)。とはいえ、映画自体が良くなければ音楽的なチャレンジはできません。そうした試みができたことを監督に感謝しています。

-チェロという楽器が与える効果は大きいわけですね。

久石:
そうですね。チェロは人間の肉声に近く、低い音から高い音まで、広い音域が奏でられる素晴らしい楽器です。ヴァイオリンなら普通に出せる高い音域をチェロが弾くと悲鳴のように聴こえるんです。音に力が込められ、独特のニュアンスが生まれてくる。そうした特性が、この映画の雰囲気にぴったりマッチしたのです。生きている世界の向こう側には死後の世界があり、あの世は人間の感情に決して左右されることがない。また、大悟が納棺師として生きていこうとする心の揺れも大切な見どころです。それらをゆったりしたテンポでハイポジションの音を必死に出しているチェロの演奏によって伝えられたと思います。本木さんは、本当に一生懸命練習されていました。通常、役者さんが楽器を演奏するシーンでは、顔のアップ、手のアップを撮り、最後は遠く離れた場所から撮影して、弾いている姿をはっきりと観えないように撮るんですが、本木さんは実際に本人が弾いているのではないかと思わせるほど上達されました。撮影後も練習を続けているそうで、そのうち僕のコンサートにゲスト・チェリストとして参加するかもしれません(笑)。

Blog. 映画『おくりびと』(2008) 久石譲インタビュー 劇場用パンフレットより 抜粋)

 

 

プロダクションノート

久石譲の運命的音楽の挑戦

本作の音楽は、今や国内のみならず世界にその名を知られる名匠・久石譲。滝田監督とは『壬生義士伝』(02)でもコンビを組んで多大な成果を収めている彼は、今回も脚本を一読して即オファーを快諾。その内容の素晴らしさはもちろんのこと、ちょうど彼は2008年のコンサートツアーをチェロ主軸でいこうと決めて動き始めていた矢先に、チェリストを主人公に据えた映画の音楽依頼があったことに運命的なものを感じたのだ。

当然、本作の音楽もチェロを主体としたもので、久石の声かけのもと日本を代表するチェリストが集結。劇伴では、若きチェリストの代表格・古川展生をはじめ苅田雅治、諸岡由美子、海野幹雄、木越洋、渡部玄一、高橋よしの、羽川慎介、久保公人、村井將、大藤桂子、鈴木龍一、堀内茂雄ら13名の奏でる美しいチェロの音色が映画に華を添えている。レコーディング日には、彼らが所属する各オーケストラのトップチェリストが不在となるため、その日、国内でまともなクラシック・コンサートを開催するのは不可能! と断言できるほど豪華メンバーの顔合わせとなった。

チェロは弦楽器の中でも、下はコントラバスから上はヴァイオリンまでと最も音域が広く、いわば万能楽器。しかもチェロでヴァイオリンの音域を奏でることで、また違った情感が深まるのだ。ここにまたひとつ、久石譲のあらたま名曲が誕生した。

さらに劇中、大悟が所属していたオーケストラの演奏シーンで指揮を執っているのは、東京交響楽団正指揮者であり山形交響楽団常任指揮者でもある飯森範親。本木のチェロ指導には、チェリストとして幅広く活躍する柏木広樹が就くなど、華やかな音楽人の参加も、特筆すべき楽しみのひとつだ。

Blog. 映画『おくりびと』(2008) 久石譲インタビュー 劇場用パンフレットより 抜粋)

 

 

 

舞台「おくりびと」
2010年5月29日より赤坂ACTシアター他で上演。
映画から7年後の大悟達を描く。

作:小山薫堂 演出:G2 音楽:久石譲 出演:中村勘太郎,田中麗奈 他
音楽監督(編曲):山下康介

 

映画にひきつづき久石譲が音楽を担当している。主に映画サウンドトラックにも収録されたメインテーマをはじめとした主要楽曲が使われている。

舞台では上演にあわせて舞台袖で同時進行で演奏している。編成は第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ビオラ、第1チェロ、第2チェロ。舞台のためのこの6人編成用にサウンドトラックの楽曲たちも再構成されている。

舞台「おくりびと」はDVD化もされている。

 

舞台 おくりびと

 

 

 

久石譲 『おくりびと オリジナル・サウンドトラック』

1.shine of snow I
2.NOHKAN
3.KAISAN
4.Good‐by Cello
5.New road
6.Model
7.first contact
8.washing
9.KIZUNA I
10.beautiful dead I
11.おくりびと~on record~
12.Gui‐DANCE
13.shine of snow II
14.Ave Maria~おくりびと
15.KIZUNA II
16.beautiful dead II
17.FATHER
18.おくりびと~memory~
19.おくりびと~ending~

 

All Music, Composed, Arranged and Produced by Joe Hisaishi
Except M-14 “Ave Maria” Written by Giuseppe Verdi and Volgarizza da Dante

Recording & Mixing Engineer : Hiroyuki Akita (Wonder Station)
Assistant Engineers : Takamitsu Kuwano (Victor Studio)
Akihiro Tabuchi (Wonder Station)
Mastered by Hiroyuki Hosaka (Hitokuchi-zaka Studios)

Recorded at Victor Studio
Mixed at Wonder Station

Musicians
Conducted by Joe Hisaishi
Solo V. Cello : Nobuo Furukawa
The★SUPECIOSA 12 Cellist : Masaharu Kanda, Yumiko Morooka,
Mikio Unno, You Kigoshi, Genichi Watanabe, Yuki Murai, Shinsuke Hagawa,
Masato Kubo, Keiko Daitou, Ryuichi Suzuki, Shigeo Horiuchi, Yoshino Takahashi
C. Bass : Iwahisa Kuroki, Koji Akaike / Flute : Hideyo Takakuwa, Kazuhiro Iwasa
Oboe : Satoshi Syoji / Clarinet : Kimio Yamane / Fagotto : Masashi Maeda
Harp : Yuko Taguchi / Piano : Ken Fujimitsu / Percussion : Toru Uematsu, Satoshi Takeshima

and more

 

Departures (Original Motion Picture Soundtrack)

1.Shine of Snow I
2.Nohkan
3.Kaisan
4.Good‐by Cello
5.New road
6.Model
7.First Contact
8.Washing
9.Kizuna I
10.Beautiful Dead I
11.Departures – On record
12.Gui‐Dance
13.Shine of Snow II
14.Ave Maria – Departures
15.Kizuna II
16.Beautiful Dead II
17.Father
18.Departures – Memory
19.Departures – Ending

 

Disc. AI 『おくりびと』

AI おくりびと

2008年9月10日 CDS発売 UPCI-5067

 

2008年公開 映画「おくりびと」
監督:滝田洋二郎 音楽:久石譲

 

同名映画のテーマ・ソングに起用された「おくりびと」は、久石譲が手掛けたサウンドとチェロの音色に乗せ、`旅立ち`を歌う壮大なナンバー

 

 

AI おくりびと サムネイル

1. おくりびと / AI
2. So Special -Version AI- / AI +EXILE ATSUSHI

「おくりびと」
作詞:AI 作曲・編曲:久石譲
Performed by
12 Cellos, 2 Flute, Oboe, Clarinet, Bassoon, Piano, Harp,
Timpani, Percussion, 2 Contrabass
(V.Cello solo:Nobuo Furukawa)

Conductor:Koji Hashima

 

Disc. 井上あずみ 『ハーモニー』

2008年7月23日 CDS発売 KDSD-00225

 

デビュー25周年(2008年時)を記念した、「となりのトトロ」でお馴染みの井上あずみのシングル。

 

映画『となりのトトロ』イメージソング集に収録された曲「小さな写真」をカバーしている(編曲:沢田完)。この曲はオリジナル歌唱久石譲によるもの。そのほか上條恒彦や麻衣もカバーしそれぞれリリースされている。

 

 

1.ハーモニー
2.花みずきの詩
3.テレシーズと歩こう
4.小さな写真 
5.てのひらに風の色 
6.ハーモニー(Instrumental) 
7.花みずきの詩(Instrumental) 
8.テレシーズと歩こう(Instrumental)
9.小さな写真(Instrumental) 
10.てのひらに風の色(Instrumental)

 

4.小さな写真
作詞:宮崎駿 作曲:久石譲 編曲:沢田完

 

Disc. 久石譲 『崖の上のポニョ サウンドトラック』

久石譲 『崖の上のポニョ サウンドトラック』

2008年7月16日 CD発売 TKCA-73340
2021年4月24日 LP発売 TJJA-10032

 

2008年公開 スタジオジブリ作品 映画「崖の上のポニョ」
監督:宮崎駿 音楽:久石譲

 

フルオーケストラと大コーラスで奏でる空前の宮崎駿ファンタジー
久石譲渾身の書き下ろし大作!!

映画本編の楽曲を収録。新日フィルハーモニー交響楽団の演奏に加え、本作では栗友会合唱団による大編成のコーラスが加わり“海と生命”をダイナミックに表現している。録音は2008年5月。林正子、藤岡藤巻と大橋のぞみの主題歌も収録。

 

 

ポニョと宗介のストレートな感情を音楽に

今回はすごく幸運なことに、『崖の上のポニョ』という曲が宮崎さんとこの作品の最初の打ち合わせをしている時に浮かんだんです。ただシンプルすぎて、これがメインのテーマ曲になるのかなと、しばらく寝かせておいたんですけど、2、3ヵ月経ってもそのメロディが頭から離れないので、この曲を今回の映画音楽の主役として随所で聴こえるようにしました。

あとは、この映画の主人公が5歳の男の子と女の子で、とにかく感情表現がストレートですから、彼らがお互いを好きになる勢いみたいなものをそのまま音楽で表現しています。映画の音楽を映像につける方法として一番シンプルな、原点に戻ったところで作業をした感じですね。そうした中でどれだけ壮大さを音楽で表現できるかということを意識していました。

また、今回はこの映画の根底にある宮崎さんの思想につながるグランマンマーレのテーマ曲を作っています。彼女はベーシックな意味で生命のもとが海にある。海なる母というこの映画全体のテーマそのものですから、全体の基調になるものとして曲を書きました。

演奏形態については、この映画にとって、また今の僕自身にとってもぴったりした表現方法だと思い、約90名の3管編成・フルオーケストラに演奏してもらいました。あとはコーラスですね。宮崎さんの作品でコーラスをしっかり入れたのは実は今回が初めてです。オーケストレーションという点でも存分に楽しんで頂けるように書けたと思います。

無駄なく完成されている宮崎さんの映像に調和する音楽をつけるのはかなり難しい。僕は映画音楽は映像と音楽がお互いに重量物になることなく、時には寄り添い、時には対立しながら常に対等でいるのが一番正しいと思っています。宮崎さんの作品は、そんな映像と音楽の関係を存分に出せる最高の仕事です。

この映画は、最近の宮崎さんの作品の中では101分と少し短めですが、中身はとても凝縮されていて、観終わった瞬間にもう一度観たくなります。ものすごくイマジネーションが豊かで、勇気が出ましたね。どのシーンもとにかくすごい!その中で、あえて僕が好きなシーンをあげると、宗介がいなくなってしまったリサを探して「リサーっ!!リサーっ!!」と叫ぶところです。このシーンの音楽は、僕のピアノソロで、音楽的にもすごく気持ちが入りました。

(映画「崖の上のポニョ」劇場用パンフレット より)

 

 

新しい海の唄の誕生 ~覚 和歌子作「さかな」より翻案

宮崎監督は、「崖の上のポニョ」で、これまでにない”新しい海の唄”を作りたいと考えていました。これまで海の唄というと「うみはひろいな 大きいな」(文部省唱歌「うみ」)という唱歌に代表されるように、海を風景や舞台として捉えた唄ばかりでした。監督は今回の作品のために、”海そのもの”を歌った唄を作りたいと思い悩んでいたのです。そんなある日、覚和歌子さんの詩集『海のような大人になる』(理論社刊)の中の一編の詩「さかな」に出会い衝撃を受けます。その詩には、監督が思い描いていた”海そのもの”が表現されていたからです。そして、宮崎監督はこの詩を元に、「海のおかあさん」の歌詞を書き上げたのでした。後日、音楽担当の久石譲氏に手渡された音楽ノートには、歌詞とともに次の一文が添えられていました。《これは覚和歌子さんの詩集『海のような大人になる』の一編「さかな」を元にしました。》こうして、宮崎監督と覚和歌子さんと久石譲さんによる全く新しい海の唄、「海のおかあさん」が生まれたのです。

(CDライナーノーツより)

 

 

ソーミ、ドーソソソの六音からなるこのフレーズは単純だけれども、だからこそさまざまにアレンジすることができる。この機能性は映画音楽では最高の武器だ。困ったらこのメロディに戻ればいいわけで、水戸黄門の印籠のようなものである。この瞬間、迷いは霧散した。

Blog. 「文藝春秋 2008年10月号」「ポニョ」が閃いた瞬間 久石譲 より抜粋)

 

 

久石:
だから逆に、音楽のほうも割り切った、新しいスタイルいできないかなと思って、今、取り組んでいるんですよ。というか、どちらかというとぼくは、長く曲をつけるのが好きだったんですよ、今までは。入り出したら2分とか、長く続けるのが好きで、その方式をとってきたんだけど、今回は逆に、5秒とかね。

鈴木:
ああ、短いんですよね。

久石:
すごく短い。ようするに、「はい、始まった。終わった」っていうよりも、(音が)「あった」。そのかわり、間もあるんだけど、「また、あった」みたいなね。まあ、理想で言うと、どこから音楽が始まって、どこで終わったか、あまりわかんない方式をとれないかなと思って。

鈴木:
いろいろ考えてますねえ。

久石:
いやいや……(笑)。

 

鈴木:
今回の『ポニョ』では、久石さんに作っていただいた曲がね、ラストシーンを決めました。

久石:
あははは(笑)。

鈴木:
いや、そういうことがあるんですよ。あの音楽によって、「ラストは、こうやればいいんだ」と、宮さん本人もわかったっていう……

久石:
いやあ、責任重大ですね。

Blog. 「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ 3」久石譲登場回(2008)「ジブリアニメとの25年」内容 より抜粋)

 

 

「子どもから大人まで誰もが口ずさめるような歌を作ってほしいというのが宮崎さんの希望でした。そうなると、一番大事なのがメインテーマ。幸いなことに、宮崎さんとの最初の打ち合わせのときに浮かんできたんですよ。”ポ~ニョポ~ニョポニョ”っていう部分のメロディーが。でも、あまりにもシンプルなメロディーだったので、2~3カ月くらい寝かせてたんです。でも結局、それが一番良いと思ったので、デモを作って宮崎さんに渡してみたら気に入ってくださって。最大の難関になるはずのメインテーマが最初にできたというのは非常に助かりましたね」

「作っていくうちに”これは難しいな”と思ったことがありました。主人公の宗介は5歳の男の子なんですけど、それくらいの年齢の子は感情のブレがないんです。”行きたい””好き””会いたい”とか、とにかく真っすぐですからね。映画音楽では、主人公が揺れてくれるとありがたいんです。揺れると心理描写が入りますから、いろんなバリエーションの音楽を入れやすいんですよ。宗介もポニョも真っすぐなので、そこは大変でした(笑)。でも、『崖の上のポニョ』という作品は”子ども向け”に見えますけど、全然”子ども向け”じゃないですからね。人間の生と死とか、現実に生きている世界と裏返しの世界の間の物語なんですよ。グランマンマーレとか、向こうの世界の存在ですし、永遠の生命とか、まさに東洋哲学ですよね。でも、ただ深いものとして見せるんじゃなくて、子どもにも分かるように作るという、難しいことに挑戦した作品なんじゃないのかなって。僕はそう感じたので、作っている途中で”これは大変だなぁ”って思いました。一番大切なことは、作品の深さに見合った音楽を書かなくてはいけないということでした。つまり、表面に出てくるメロディーはシンプルなものだとしても、水面下にものすごく深いものがないと成立しないんです」

「小学校の音楽の授業で習うことですけど、音楽の中には”メロディー”と”ハーモニー”と”リズム”という三要素があるんです。僕らが音楽を作る上でも重要なのはこの三要素なんですよ。今回、メインテーマの”メロディー”が非常にシンプルで分かりやすいので、”リズム”や”ハーモニー”が相当複雑な構成になっても成立するんです。そこは良かったところですね。この曲の良さは、”ポ~ニョポ~ニョポニョさかなのこ”という最初の部分のメロディーですべて分かってしまうところ。そのメロディーを認識させるために4小節とか8小節とか必要としないですから。1フレーズだけで分かるので、どんな場面でも使えるんです。すごく悲しい感じにもできるし、すごく快活にもできるから、いくつでもバリエーションが作れるんです。メインテーマのアレンジを変えて使うという方法は、前作の『ハウルの動く城』の経験が生きましたね。今回、『崖の上のポニョ』でも徹底的にアレンジを変えました。使い回しは一つもありませんよ」

「音楽を入れるのに楽なところは一つもありません。その中でも悩んだところは、宗介が”リサ!リサ!”って叫ぶ場面と、その後のおばあちゃんたちがいる”ひまわりの家”が水没している場面ですね。ひまわりの家の場面には音楽が必要だと思ったんですが、そうすると宗介のシーンには音楽が入れられないなって。2つの連続する場面のどちらにも音楽が入っていたら”音楽ベッタリ”な感じになってしまいますからね。僕も宮崎さんも悩んだんですけど、宗介のシーンには音楽は要らないという話になりました。ところが、作っていくうちに、”やっぱりこれだとおかしい”っていうふうに思えてきたので、宗介のところにも音楽を入れることにしたんです。でも、ひまわりの家の部分がフルオーケストラなので、違いが出せるように宗介のところはピアノ一本で入れることに。いやぁ、うまくいきましたね。惜しいのは、僕のピアノがちょっと強かったことかな。オケの録音の後にとったので、ちょっと力が入り過ぎたみたいです(笑)」

「そうなんですよ。トータルバランスを考えて作るということが大切です。この映画の上映時間は1時間41分ですから、音楽も1時間41分の長さのシンフォニー(交響曲)を書くつもりで取り掛からないといけません。ずっとフルテンションの分厚い音楽だったら飽きちゃいますよね。厚い部分があれば薄い部分もあって、速い部分があれば遅い部分もある。その音楽がトータルで何を表現したいのかを考えないと作品として成立しないんです。音楽が入ってない場面も出てきますよね。”この場面には音楽を入れない”と決めるのも、僕の仕事なんです」

Blog. 「別冊カドカワ 総力特集 崖の上のポニョ featuring スタジオジブリ」(2008) 久石譲インタビュー内容 より抜粋)

 

 

 

今作の作曲は、物語のはじめから終わりに向かって順番通りに書き下ろされている。久石譲曰く「通常とらない方法」とのこと。録音はホールにてオーケストラと総勢約70名のコーラスを別録りではなく同時録音する方法が採用されている。日本に4個しかないホルンのミュートも集め使用されている。

本格的にコーラスを取り入れた本作品、「深海牧場」などに聴かれるコーラスはラテン語から「mare(海)」「aqua(水)」「amor(愛)」「mater(母」「navigo(航海する)」「vita(生命)」等、映画に関連する単語を組み合わせてはめ込まれている。

 

 

 

 

書籍「折り返し点 1997~2008」/宮崎駿・著に、『久石譲さんへの音楽メモ』、作品についての説明とあわせて「ポニョ来る」「子守歌」「さんご塔」「ひまわりの家のロンド」「水魚」「発光信号」「いもうと達」といった詩やメモが収載されている。これは監督から久石譲へ作品イメージを伝えるために書いたもの。イメージアルバムの曲および曲名・歌詞として生かされている。

 

 

 

2021.4 Update

2021年発売LP盤には、新しく書き下ろされたライナーノーツが封入された。時間を経てとても具体的で貴重な解説になっている。

 

 

 

 

久石譲 『崖の上のポニョ サウンドトラック』

01. 深海牧場
02. 海のおかあさん 歌:林正子
03. 出会い
04. 浦の町
05. クミコちゃん
06. ポニョと宗介
07. からっぽのバケツ
08. 発光信号
09. 人間になる!
10. フジモト
11. いもうと達
12. ポニョの飛行
13. 嵐のひまわりの家
14. 波の魚のポニョ
15. ポニョと宗介 II
16. リサの家
17. 新しい家族
18. ポニョの子守唄
19. リサの決意
20. グランマンマーレ
21. 流れ星の夜
22. ポンポン船
23. ディプノリンクスの海へ
24. 船団マーチ
25. 赤ちゃんとポニョ
26. 船団マーチ II
27. 宗介の航海
28. 宗介のなみだ
29. 水中の町
30. 母の愛
31. トンネル
32. トキさん
33. いもうと達の活躍
34. 母と海の讃歌
35. フィナーレ
36. 崖の上のポニョ (映画バージョン) 歌:藤岡藤巻と大橋のぞみ

音楽:久石譲
指揮・ピアノ:久石譲
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団 ソロ・コンサートマスター:崔文洙
合唱:栗友会合唱団
ヴォイス:麻衣

音楽収録:すみだトリフォニーホール 2008年5月
ミキシングスタジオ:ON AIR 麻布スタジオ

16面パノラマブックレット封入

 

Ponyo on the Cliff by the Sea (Original Soundtrack)

1.Deep Sea Pastures
2.Mother Sea
3.The First Meeting
4.Town by a Cove
5.Kumiko
6.Ponyo and Sosuke
7.The Empty Bucket
8.Night Signals
9.I Want to Be a Girl!
10.Fujimoto
11.Ponyo’s Sisters
12.Ponyo Flies
13.The Sunflower House Caught in the Storm
14.Ponyo Rides a Sea of Fish
15.Ponyo and Sosuke II
16.Lisa’s House
17.A New Family Member
18.Ponyo’s Lullaby
19.Lisa’s Resolve
20.Gran Mamare
21.A Night of Shooting Stars
22.The Toy Boat
23.Towards the Sea of the Dipnorhynchus
24.March of the Boats
25.The Baby and Ponyo
26.March of the Boats II
27.Sosuke’s Voyage
28.Sosuke’s Tears
29.Underwater Town
30.A Mother’s Love
31.The Tunnel
32.Toki
33.Ponyo’s Sisters Lend a Hand
34.A Song for Mothers and the Sea
35.The Grand Finale
36.Ponyo on the Cliff by the Sea (Movie Version)

 

벼랑 위의 포뇨 Original Soundtrack
(South Korea, 2008) PCKD 20203

01 심해 목장
02 바다의 엄마
03 만남
04 포구의 마을
05 쿠미코
06 포뇨와 소스케
07 텅빈 양동이
08 발광신호
09 사람이 될래!
10 후지모토
11 포뇨 여동생들
12 포뇨의 비행
13 폭풍 속의 해바라기 집
14 파도 타는 물고기 포뇨
15 포뇨와 소스케Ⅱ
16 리사의 집
17 새로운 가족
18 포뇨의 자장가
19 리사의 결의
20 그란만마레
21 유성이 떨어지는 밤
22 통통배
23 디프노링크스의 바다로
24 호위함의 행진곡
25 아기와 포뇨
26 호위함의 행진곡Ⅱ
27 소스케의 항해
28 소스케의 눈물
29 수중 마을
30 엄마의 사랑
31 터널
32 토키
33 포뇨 여동생들의 활약
34 엄마와 바다의 찬가
35 피날레
36 벼랑 위의 포뇨(영화버전)

 

Disc. 東京ブラススタイル 『ブラスタジブリ』

ブラスタジブリ 東京ブラススタイル

2008年7月9日 CD発売 UCCY-10002

 

女性11人組ブラス・ユニット、東京ブラススタイル

『となりのトトロ』の「さんぽ」から『崖の上のポニョ』までおなじみのナンバーを色鮮やかなアレンジで披露。

これぞブアスタの真骨頂!ジブリの名作をずらりとカヴァー!ブラスタならではのオシャレで小粋なブラス・アレンジ!その名もずばり、『ブラスタジブリ』!

 

 

ブラスタジブリ 東京ブラススタイル

1. さんぽ ~オープニング・ジングル~ 『となりのトトロ』より
2. ハトと少年 『天空の城ラピュタ』より
3. 崖の上のポニョ 『崖の上のポニョ』より
4. 風の谷のナウシカ ~オープニング~ 『風の谷のナウシカ』より
5. さんぽ 『となりのトトロ』より
6. 風の丘 『魔女の宅急便』より
7. もののけ姫 『もののけ姫』より
8. いつも何度でも 『千と千尋の神隠し』より
9. 人生のメリーゴーランド 『ハウルの動く城』より
10. カントリー・ロード 『耳をすませば』より

全作曲:久石譲 except. M-8,10

 

Disc. DAISHI DANCE 『the ジブリ set』

DAISHI DANCE the ジブリ set

2008年7月2日 CD発売  XNAE-10016

 

スタジオジブリの名曲をハウスアレンジ・カヴァー
久石譲の娘 麻衣が参加した「君をのせて」 (英語歌詞) 他
一度は聴いたことのあるナンバーが上品なハウスアレンジに

 

 

DAISHI DANCE the ジブリ set

1. 天空の城ラピュタ:君をのせて feat. 麻衣
2. 千と千尋の神隠し:あの夏へ
3. となりのトトロ:風のとおり道
4. おもひでぽろぽろ:The Rose feat. Lori Fine (COLDFEET)
5. 魔女の宅急便:海の見える街
6. ハウルの動く城:人生のメリーゴーランド
7. 風の谷のナウシカ:ナウシカ・レクイエム
8. 風の谷のナウシカ:風の伝説
9. もののけ姫:もののけ姫
10. 千と千尋の神隠し:いつも何度でも feat. Chieko Kinbara
11. 耳をすませば:Take Me Home Country Roads feat. arvin homa aya
12. となりのトトロ:となりのトトロ