Info. 2023/02/03 デヴィッド・ラング新作オペラ『note to a friend』トークイベント 久石譲ゲスト出演 【2/5 update!!】

Posted on 2022/11/24

2023年2月4,5日開催オペラ『note to a friend』です。東京文化会館とジャパン・ソサエティー(ニューヨーク)の共同制作によるもので、来年1月にジャパン・ソサエティーで世界初演した後、2月に東京文化会館で日本初演されます。その作曲・台本を担当しているのはデヴィット・ラングです。このたび久石譲とのゆかりのある作曲家、トークイベントゲスト出演が決定しています。

 

 

2022.02.05 update
トークイベント写真とバックステージ写真です。

 

ほか

from 久石譲本人公式インスタグラム
https://www.instagram.com/joehisaishi_composer/

 

from 東京文化会館公式ツイッター
https://twitter.com/tbunka_official

(up to here, updated on 2022.02.25)

 

 

『note to a friend』

アメリカで注目を浴びる作曲家デヴィッド・ラングと演出家笈田ヨシが初タッグを組み、芥川龍之介の『或旧友へ送る手記』『点鬼簿』がベースとなった新作オペラを日本初演します。

2023年2月4日(土)15:00開演(14:30開場)
2023年2月5日(日)15:00開演(14:30開場)

東京文化会館 小ホール

S席6,600円 A席4,400円 B席2,200円

チケット発売中

公式サイト:東京文化会館|note to a friend
https://www.t-bunka.jp/stage/16395/

※下部に掲載しているチラシのPDFもあります

 

 

Message

デヴィッドが新しいオペラを書いた。日本の芥川龍之介を題材にして日本で上演する。常に前衛であり続ける彼を僕は心から尊敬している。実は前に新しいオペラの構想を彼から聞いていた。それがどう実現するか、早く観たい!

久石譲(作曲家)

(公演チラシより)

 

 

関連イベント

デヴィッド・ラングが語る現代音楽

デヴィッド・ラングが新作の解説を行います。また、ゲストに久石譲を迎えて、二人の音楽トークをお楽しみいただきます。

日程:2023年2月3日(金)19:00開演

会場:東京文化会館 小ホール

 

第1部 新作オペラ『note to a friend』の作品解説

〈出演〉
デヴィッド・ラング(作曲家)
聞き手:調整中

第2部 デヴィッド・ラング×久石譲 対談

〈出演〉
デヴィッド・ラング(作曲家)
ゲスト出演:久石譲(作曲家)
聞き手:調整中

※日本語通訳付

 

チケット:指定1,650円、25歳以下1,100円

11月26日(土)発売開始

 

公式サイト:東京文化会館|デヴィッド・ラングが語る現代音楽
https://www.t-bunka.jp/stage/17026/

 

 

 

公演について

同プロジェクト第1弾は、夏目漱石の『夢十夜』が原作、長田原が作曲と台本を担当したオペラ《Four Nights of Dream》で、2017年9月〜10月にニューヨークおよび東京で上演された。台本・作曲が日本人、演出家がアメリカ人という前回の組み合わせを逆転させ、今回はデヴィッド・ラングが作品・台本を、笈田ヨシが演出を手がけ、歌手と弦楽四重奏のための約60分の新作が仕上がった。

ニューヨーク在住のラングは、ソロ・アンサンブル作品にとどまらず、新作オペラや声楽作品など幅広く手がけることで知られる。2007年、バッハの「マタイ受難曲」をベースとした代表作「マッチ売りの少女の受難曲」は、2008年にピューリッツァー音楽賞、2010年にグラミー賞の『Best Small Ensemble Performance』部門を受賞した。

10代の頃に芥川龍之介作品に出会ったというラングは、芥川による死の手記の要素と晩年の作品を基に書き上げた今作について以下のように語った。

「15歳の時に『羅生門』を読んで以来、芥川作品のファンでした。《note to a friend》では、自分にとって衝撃を受けた『或旧友へ送る手記』と、『点鬼簿』『藪の中』、これら3つの異なる物語を題材にして、自分の言葉で、自分の視点を持って、“死との対話”を描きたいと考えました。また、今回の企画は、アメリカと日本をつなぐプロジェクトです。私はアメリカの大学で教鞭をとっていますが、若い音楽家が参加することは非常に意義深いと思っています」

笈田は、演出家および俳優として、パリを拠点に世界各地の劇場で活躍。1990年代末から、ヨーロッパでオペラ演出に携わり、パリ・オペラ・コミック座、リヨン歌劇場、英国国立オペラ、トロント歌劇場、ルクセンブルグ歌劇場等で新演出の委嘱作品を手がけてきた。日本では、2017年《蝶々夫人》が初めてのオペラ演出となり、2019年には新国立劇場の新作オペラ《紫苑物語》(西村朗作曲、大野和士指揮)も演出している。

「デヴィッドと一緒に仕事をできることが、大変楽しみです。私の目的は、音楽や台本を通して、どうやって人生を語ることができるか、人間を語ることができるかというところです。人間の美しさ、悲しさ、寂しさ、面白さ…人間であることのドラマを音楽を通じて表現したいと考えています。日本人だけが理解するようなオペラではなく、ニューヨークに限らず、パリに限らず、人間がどう生きるかということを考えられる作品になればと思っています」

出典:ぶらあぼONLINE|芥川龍之介作品を題材にした新作オペラ《note to a friend》が2023年1月上演 デヴィッド・ラング、笈田ヨシらが作品を語る より一部抜粋
https://ebravo.jp/archives/125473

 

 

 

 

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