1月6日・13日に放送されたNHK FM「現代の音楽」の久石ゲスト回が再放送されることになりました。ナビゲーションを務める作曲家の西村朗さんと久石の軽妙なトークもお楽しみください。
NHK-FM「現代の音楽」~久石譲を迎えて~
再放送予定 “Info. 2019/03/03,10 [ラジオ] NHK FM「現代の音楽」久石譲ゲスト出演 再放送決定” の続きを読む
1月6日・13日に放送されたNHK FM「現代の音楽」の久石ゲスト回が再放送されることになりました。ナビゲーションを務める作曲家の西村朗さんと久石の軽妙なトークもお楽しみください。
NHK-FM「現代の音楽」~久石譲を迎えて~
再放送予定 “Info. 2019/03/03,10 [ラジオ] NHK FM「現代の音楽」久石譲ゲスト出演 再放送決定” の続きを読む
QQ Musicが2018年末のチャートを発表、J-popの世界的な影響力が急上昇を続ける
【成都(中国)2019年1月31日PR Newswire=共同通信JBN】中国の大手デジタルミュージック・プラットフォームであるQQ Musicが発表したQQ Music Year End Charts(QQ Music年末チャート)は、これらの問いへの答えかもしれない。日本のアルバムトップ10、そしてトップの日本の歌手たちは、ACG(日本のアニメ、漫画、ゲーム)が中国のファンに深く愛されていることを示している。GARNiDELiAと初音ミクのニューアルバムは、両方とも何週にわたってリストの首位にあった。「桃源恋歌」と「Remember」は中国で極めて人気が高い。 “Info. 2019/01/31 QQ Music 2018年末チャート発表 久石譲2曲が1位に” の続きを読む
8K映像は「海底1,300mに潜ったような体験」。NHK『深海の大絶景』試写会レポート
NHKは、8Kで深海を撮影した番組「深海の大絶景 世界初! 8Kが見た海底1300mの秘境」を、2月10日の19:30〜19:39にBS8Kにて放送する。それに先立ち、本日メディア向けの試写会が開催された。
試聴会の冒頭では、NHK 8K制作事務局長の落合 淳氏が挨拶。番組の見どころとして「通常は無人探査機にハイビジョンカメラを取り付けるが、今回はその16倍の解像度を持つ8Kカメラを使用した。それにより、研究者でも見たことのない映像を撮影することができた。あたかも無人探査機に乗り込んで、そこから深海を眺めるようなゴージャスな体験ができるコンテンツに仕上がっている。ぜひご覧いただきたい」とコメント。 “Info. 2019/01/30 8K映像は「海底1,300mに潜ったような体験」。NHK『深海の大絶景』試写会レポート(PHILE WEBより)” の続きを読む
Posted on 2018/12/22
2019年2月17日、18日、久石譲によるスタジオジブリ宮崎駿監督作品演奏会がフランス・リヨンにて開催決定!
2017年6月パリ世界初演、「久石譲 in パリ -「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで 宮崎駿監督作品演奏会-」(NHK BS)TV放送されたことでも話題になりました。
1984年公開の「風の谷のナウシカ」から2013年公開の「風立ちぬ」まで、宮崎駿監督と久石譲コンビが手がけた全10作品の音楽を演奏するスペシャルなフィルム・コンサート。巨大スクリーンに映し出される映画の名シーンと共に奏でられるオーケストラの迫力の音楽。指揮・ピアノはもちろん久石譲、共演オーケストラは…。 “Info. 2019/02/16,17,18 「久石譲 シンフォニック・コンサート スタジオジブリ宮崎駿作品演奏会」(リヨン) 開催決定!! 【1/27 Update!!】” の続きを読む
2019年1月23日 CD発売 OVCL-00699
精鋭メンバーが集結した夢のオーケストラ!ベートーヴェンはロックだ!!
音楽監督久石譲の呼び掛けのもと、長野市芸術館を本拠地として結成したオーケストラ「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」は、日本の若手トッププレーヤーが結集し、ダイナミックで溌剌としてサウンドが魅力です。作曲家ならではの視点で分析した、”例えればロックのように”という、かつてない現代的なアプローチが話題となったベートーヴェン・ツィクルスの最後を飾った「第九」。さまざまな異なる個性が融合し、推進力と活力に溢れたベートーヴェンをどうぞお楽しみください。
(CD帯より)
自然に流れながら
未来へと向かう音楽 柴田克彦
2018年7月の第7回定期をもって、久石譲指揮/ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)のベートーヴェン交響曲全曲演奏会が完結した。久石が音楽監督を務めるNCOは、長野市芸術館を本拠とする室内オーケストラ。首席奏者を多数含む国内外の楽団のメンバーなど、30代をコアとする腕利きの精鋭が揃っている。彼らがホール開館直後の2016年7月から行ってきたシリーズの最後を飾ったのが、この第9番「合唱」(第九)。併せて録音されたライヴCDの中で本作は、第1番&第3番「英雄」、第2番&第5番「運命」、第7番&第8番に続く4作目となる。
当シリーズにおける久石のコンセプトは、「作曲当時の小回りが効く編成で、現代的なリズムを活用した、ロックのようなベートーヴェン」、「往年のロマンティックな表現もピリオド楽器の演奏もロックやポップスも経た上で、さらに先へと向かうベートーヴェン」である。既出のCD解説との重複を承知の上でこれを記したのは、第1~8番の交響曲とは別次元の重厚な大作とみられている「第九」では、より強い意味を放つからだ。
本作の弦楽器の編成は、ヴァイオリンが全体で16名、ヴィオラが6名、チェロが5名、コントラバスが4名。前作より低弦が増えてはいるが、「第九」としてはかなり小さい。久石とNCOは今回も、それを生かした引き締まった響きで、細かな動きを浮き彫りにしながら、推進力と活力に溢れた演奏を展開している。アーティキュレーションの揃い方は変わらず見事。当シリーズに一貫したリズムの強調はここでも効力を発揮し、ベートーヴェンの交響曲は「第九」といえどもリズムが重要な要素であることを知らしめる。そして何より、従来の小編成演奏と大きく異なるのは、のびやかに呼吸しながら川の流れのように推移していく、自然で瑞々しい音楽である。テンポは速いが音楽はしなやか……。つまりこれは(今回も)、重厚長大な往年のアプローチでは無論なく、それに対するアンチでさえもない、「すべてを咀嚼した上で先へと向かう」ベートーヴェンなのだ。
第1楽章冒頭の弦の刻みからすでに歯切れよく、あらゆるフレーズやリズムが明瞭に現れる。木管楽器の動きやティンパニの強打もいつになく鮮明。特にティンパニが第2楽章だけでなく全編で重要な働きをしていることを実感させる。そしてあたかも第5番「運命」の第1楽章のような推進力をもって終結に至る。
第2楽章は「タンタタ」のリズムが明示されつつ快適に運ばれ、そのリズムの積み重ねは第7番を、急速なトリオの軽やかさは第8番を想起させる。通常突出するティンパニも、ここでは逆にリズムを担う一員となり、自然な流れを生み出している。
第3楽章は、各声部が明瞭に絡み合い、柔らかく呼吸しながら、淀みなく流れていく。緩徐楽章であってもリズムが浮き彫りにされ、ホルンのソロ付近のピッツィカートも新鮮だ。
第4楽章もひと続きの音楽としてスムーズに表現される。前3楽章を否定する場面はインテンポで進み、それゆえか間合いの後の「歓喜の歌」の提示がすこぶる美しい。声楽部分では、まず最初のバリトンのソロと、そこに絡む木管楽器が豊かな表情を作り出す。ソロの四重唱、合唱とオーケストラとのバランスも絶妙だ。次の場面での管弦楽の鮮やかなフーガはNCOの真骨頂。以下の各場面の清々しいテンポ感、最後のごく自然な大団円も特筆される。
久石の要求以上とも思えるNCOメンバーの積極的な表現も快演に大きく貢献。ちなみに本作のコンサートマスターは近藤薫(東京フィル・コンサートマスター)、ソロで活躍するオーボエは荒絵理子(東響首席)、ホルンは福川伸陽(N響首席)、ティンパニは岡田全弘(読響首席)が受け持っている。
「第九」は、突然変異の大作ではなく、第1~8番と同じ作者が、その延長線上で創作した「交響曲第9番」であり、それでいてやはり「未来へ向かう清新な音楽」である。本作を聴いているとそう思えてならない。
(しばた・かつひこ)
(CDライナーノーツより)
※諸石幸生氏による3ページにわたる曲目解説は割愛。詳細はCD盤にて。
※原詩/日本語訳詞 掲載。ナガノ・チェンバー・オーケストラ メンバーリスト掲載。
こんなに爽快で清々しい「第九」は聴いたことがない。リズムをベースにアプローチした久石譲&NCOの集大成。きびきびとタイトで引き締まった演奏は、精神性を追求したものとは一線を画する解放された突き抜け感がある。
第1楽章冒頭弦の刻みから顕著で、最小限の音型という小さい要素たちが集合体となって大きな有機物を創りあげるようなイメージ。ベートーヴェン特有のリズム動機やモチーフが、まるで細胞分裂をくり返しながら意思をもつ生命となり、最後には巨大な生き物がその姿を現す。ミニマル・ミュージックをはじめ現代の音楽を作曲・演奏する久石譲だからこそ、同じアプローチで挑み具現化できる手法。感情表現やエモーショナルに横揺れするフレーズ表現(弧を描くような)とは対極にある、リズムを重視した音符や音幅や強弱といったものをきっちりとそろえるアプローチ。
CDライナーノーツ寄稿、柴田克彦さんによる第1楽章から第4楽章までの本演奏の聴きどころや解説もピンポイントでわかりやすい。実際に道しるべとしながら聴くとすっと入ってくる。そして、コンサートレポートで記していたことが感覚的に間違っていなかったことや、そのアンサー解説のようにもなっていてとてもうれしくありがたい。(その時に書いていたのはティンパニの役割や第3楽章のテンポ設定について思ったことなど)
本作録音のコンサートを体感した感想や、久石譲がこれまでベートーヴェンについて語ってきたこと、ナガノ・チェンバー・オーケストラ定期演奏会の全プログラムリスト。
もし「第九とはかくあるべきだ」という愛聴家が聴いたなら、なかなか刺激的で受け入れがたいものもあるかもしれない。でも、ここにこそ久石譲の狙いがあり、久石譲が表現したい「第九」があると思う。約58分という1時間を切る快演。ただ速ければいいというものではない、快速を競っているわけでもない。速いテンポ設定が必然だった。スコアの細部まで明瞭に聴かせることで構造がはっきりと見える。聴かせたいフレーズだけを前面に出したりニュアンスに偏ることのない、整然とした数式的な「第九」はこのテンポ設定じゃないと実現しなかったと思う。これほどまでに知的な「第九」は潔い、フレッシュみずみずしい音楽そのものを聴かせてくれているように僕は受け取った。圧巻の集中力と気迫で駆け抜ける久石譲&NCO版、純度と燃焼度はすこぶる高い。第4楽章クライマックスの木管楽器の上昇音形の炸裂も素晴らしい。リズムをベースとした快速「第九」は、密度を高めれば高めるほど鮮明に浮かび上がってくることを証明してくれている。
「第九」の平均演奏時間は約65~70分。とすれば、本作はひとつの楽章が抜け落ちるくらい、たとえば第1楽章・第2楽章の次が第4楽章に飛んでしまうくらいの時間差がある。けれども、久石譲版はスコア忠実にすべてのコーダ(くり返し)も演奏してのタイム58分35秒。決して息切れしそうなほどせっかちに急いでいるわけでもないし、決して足がもつれて転びそうなほど心と身体が分離しているわけでもない。快速であることは快感、アドレナリンが湧きあがる喜び。エネルギーに満ち溢れた塊となって聴き手を揺さぶり迫ってくる、鼓動する「第九」。
作品に込める精神性を表現するヨーロッパ的アプローチと真逆に位置する、作曲家視点・譜面重視・リズムに軸を置いた久石譲の《第九》。そこにはベートーヴェン作曲当時(歴史が「第九」という作品を肉づけしていく前)の純粋無垢な透明感がある。スコアはベーレンライター版。
[ベートーヴェン・ツィクルス第4弾]
ベートーヴェン:交響曲 第9番「合唱」
久石譲(指揮)ナガノ・チェンバー・オーケストラ
ベートーヴェン
Ludwig Van Beethoven (1770 – 1827)
交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」
Symphony No.9 in D minor Op.125 “Choral”
1. 1 Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2. 2 Molto vivace
3. 3 Adagio molto e cantabile
4. 4 Finale, Presto
久石譲(指揮)
Joe Hisaishi (conductor)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ
Nagano Chamber Orchestra
安井陽子(ソプラノ)
Yoko Yasui (soprano)
山下牧子(メゾ・ソプラノ)
Makiko Yamashita (mezzo soprano)
福井敬(テノール)
Kei Fukui (tenor)
山下浩司(バリトン)
Koji Yamashita (baritone)
栗友会合唱団
Ritsuyukai Choir
信州大学混声合唱団
Shinshu University Chorus
市民合唱団
Special Chorus
2018年7月16日 長野市芸術館 メインホールにてライヴ録音
Live Recording at Nagano City Arts Center Main Hall, 16 July 2018
Produced by Joe Hisaishi, Tomiyoshi Ezaki
Recording & Balance Engineer:Tomoyoshi Ezaki
Recording Engineers:Masashi Minakawa
Mixed and Mastered at EXTON Studio, Tokyo
and more…
Posted on 2018/05/25
2019年2月9日、10日、久石譲パリ公演が決定しました。
このコンサートは、2019年2月6日から10日までパリ管弦楽団の本拠地フィルハーモニー・ド・パリで開催される「ジャパン・ウィークエンド」という日本文化イベントに含まれています。能、狂言劇場、和太鼓 、日本ワークショップなどの多彩なイベントのほか久石譲シンフォニーコンサート2回と、久石譲とのカンファレンス(10日15時、入場無料)がプログラムされています。 “Info. 2019/02/09,10 「久石譲 シンフォニック・コンサート」(パリ)開催決定!! 【1/23 Update!!】” の続きを読む
久石芸術監督後任置かず 長野市芸術館
季節ごとに音楽家招く
長野市芸術館を運営する市文化芸術振興財団は21日、新年度から2023年度までの運営体制を発表した。3月で芸術監督を退任する作曲家・久石譲さんの後任は置かず、季節ごとに外部の音楽家をプロデューサーに招き、特色ある催しを企画。市民とともに、日常的に音楽や芸術に触れられる活動を展開する。 “Info. 2019/01/22 久石芸術監督後任置かず 長野市芸術館(YOMIURI ONLINEより)” の続きを読む
昨年のレコードの日(11月3日)に「風の谷のナウシカ」・「天空の城ラピュタ」・「となりのトトロ」に関するアナログレコード9作品が完全復刻されたことを記念して、各作品をその場で試聴・購入出来るイベント「スタジオジブリレコードコンサート」が原宿「ペニーレイン」にて2/15(金)・16(土)の2日間限定で開催される。
「ペニーレイン」は、吉田拓郎や南こうせつなど、70年代当時人気を集めていたフォークシンガーやファッション関係者などの若者が頻繁に訪れる伝説のBARとして知られており、イベント当日はBARの雰囲気の中でお酒を呑みながら、店舗に設置されているアクセサリからスピーカーまでこだわった純国産ハイエンドオーディオ機器でアナログレコードを楽しむことが出来る。 “Info. 2019/02/15,16 「スタジオジブリ レコードコンサート in HARAJUKU」開催決定” の続きを読む
NCO、来年度活動断念 長野市文化芸術振興財団
長野市芸術館を運営する市文化芸術振興財団が、3月に退任する久石譲芸術監督がプロデュースしてきた同館特別編成の室内管弦楽団「ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)」について、2019年度のコンサートなどの活動を断念する方針を固めたことが18日、分かった。活動の継続を模索したが、予算面などから従来のような事業展開は難しいと判断した。 “Info. 2019/01/19 ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)来年度活動断念 長野市文化芸術振興財団 (信毎Webより)” の続きを読む
NHKは、深海1,300mの海底を世界で初めて8K撮影した番組「深海の大絶景」をNHK BS8Kで放送する。
8Kカメラで深海を撮影した世界初の試みを8K番組化。NHKと国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共同プロジェクトで、2018年7月に伊豆小笠原諸島でのダイブに挑んだ。撮影に使われた深海用8Kカメラシステムは、4年がかりで完成させたという。 “Info. 2019/02/10 [TV] NHK BS8K「深海の大絶景 世界初!8Kが見た海底1300mの秘境」放送決定” の続きを読む