Blog. 「キネマ旬報 1995年2月下旬号 No.1154」 久石譲インタビュー内容

Posted on 2018/03/01

映画情報誌「キネマ旬報 1995年2月下旬号 No.1154」に掲載された久石譲インタビューです。当時発表したアルバム「Melody Blvd.」の話や映画業界の話、なぜこの時この作品を発表したのか。貴重な足跡が紐解ける内容になっています。

 

 

サントラ・ハウス・スペシャル
久石譲インタビュー

「もう僕らの時代は終わった」
それを早く認め、今は学ぶべき時

取材・構成 賀来卓人

映画音楽家として最も脂の乗った時期にあるはずの久石譲の94年は、大林宣彦作品「女ざかり」の音楽監督のクレジットのみに終わった。ある種の選曲主体のアプローチを前に、新たな久石メロディの発掘に身構えたファンは、少なからず寂しさを覚えたはずだ。果たして動向が注目される95年初頭、彼のニューアルバムが発売された。いみじくも「メロディ・ブールバード」と題されたこの一枚は、過去彼が作曲した映画、TVの主題歌、主題曲を再アレンジ、これに英語詞を加えたユニークなボーカル・ナンバー集となっている。カバーアルバムと呼ぶにはあまりに遠いポップ感に満ちたここには、実はというかもちろんというか、聴き手のさまざまな憶測を補ってあまりある人気作曲家の情熱が隠されていたのだった。

 

10年分の区切りを付ける…作るべくして作ったアルバム

久石:
「このアルバムの前に「地上の楽園」というアルバムを作ったんですが、これが2、3年もかかった労作でして。もう一枚今年中に作らなきゃならないといったときに、とにかく軽いものにしおう、気が楽なものにしようと思って(笑)。で、今年はすごくボーカルに興味があったんですね。「地上…」もボーカル曲が多かったし、じゃこれまたボーカルでいこうと。ただ映画音楽をリアレンジした程度だと面白くない。映画で作ったメロディだけど全く違うものになるような、つまりインストゥルメンタルである映画音楽に英語の詞を付けることによって全く別の曲に仕上げるという……。映画のシーンが思い浮かばない、それでいてメロディだけが際立つような、そんなボーカル・アルバムに仕上げたかったんです。」

-ズバリ、タイトルが「メロディ・ブールバード」。いわゆるメロディ作家としての久石さんの自信作みたいなものがそこはかとなく感じられるんですが。

久石:
「これは後付けというか、結果論的な言い方になっちゃうんだけどね。94年というのは「風の谷のナウシカ」が公開されてちょうど11年目になるわけです。84年以前の僕は前衛的なことをやってまして、メロディ作家と言われたのはその後なんですね。そのメロディメイカーと言われた10年分の区切りを付けるというか……。作るべくして作ったアルバムですね。あとはやっぱり1994年スタイル。アップ・トゥ・デイトなものをやりたかったんです。単なる企画ものでなく、ソロ・アルバムの中に組み込みたかった94年の音がしていないと意味がない。それにはこだわりましたね。」

-その区切りとはメロディ作家としての集大成を指すものなのでしょうか、または今後の決意表明なのでしょうか。

久石:
「今までの集大成であって、また吐き出すことによって新たな出発となるということですね。それが同じ方向か分からないけど、区切りは付けようとね。」

-久石さんのボーカルものとなると少し前の『冬の旅人』(「illusion」内収録)が思い出されますが。

久石:
「マズイ……(笑)。」

-ご自身で歌われたあの曲は別にして、ミニマルからメロディ指向に来て、それで今回のボーカルへと至る久石さんの流れはどう受け取れば良いのでしょうか。

久石:
「やっぱり過渡期なんですね、今の僕は。2年前の「My Lost City」というアルバムのときはピアノと弦だけですごいシンプルなものを作ったんです。ところが掘り下げちゃったんです。あの方向でやると次はピアノ・コンチャルトをやるしかない。でも僕は本来ポップス・ミュージシャンなんだから、そうするとポップスの道から逸脱しちゃう気がしたのね。だからそれをもう一回戻す作業が必要だったんです。まだ全然過程ですけどね。次は全部書き下ろしでやらなきゃいけないですよ。ただ自分は同時にピアニストでもあるから、もう少しピアノの世界を煮詰めたいとも思ってます。6年前に「Piano Stories」というのを出したんですけど、あの第2弾をきちんと作りたいなと。一つ目は作るのに3年かかったんですよ。つまりシンプルにやるってのはすごく難しいんですよ。今はピアノの腕も上がっていて、よりエモーショナルになっていると思うんですが、それを一番シンプルなメロディを歌わせるという原点に戻ることで、いいアルバムに仕上げたいと思うんですね。」

ーそういう姿勢というのはどういう意識から?

久石:
「やっぱり40過ぎて日本アカデミー賞を3回いただいたりしちゃうと、巨匠の道を歩み出すんですよ。だけどそれは絶対に嫌だし興味がない。むしろ変に先生と呼ばれるよりは15歳の女の子が歌う曲を真剣に書いて「よくやるよ」と言われる方が絶対カッコイイと思うんだよね。20代のころを思えばもとはマイナーだったし、そこに戻るには当然だと思ってる。」

 

絶対にすごい形で映画の世界へ戻ってきたい

-94年はTV中心の年だったという印象が強いのですが。

久石:
「正直言うと、ちょっと映画に苛立ったというのがありますね。ここ数年間たくさんの映画をやらせていただいて、本当に頑張ってきたんですよ。はっきり言っちゃいますけど、僕としての最大のフェイバリット・ムービーは「ソナチネ」なんですね。宮崎さんのは別格としてね。ああいうシンプルで感情を移入させない音楽を書くというような、そういうのをやってすごく勉強になった。一方で大林さんの「水の旅人」では3分40秒のシーンで60ヵ所も動きに合わせたりね。技術的にある種のピークまで行ったんじゃないかと思ってますよ。もちろんまだまだ勉強しなければならないことはあるんだけれども、今の日本映画にこれ以上付けても、この技術って意味ないなって、少し思ったんですね。例えば5億10億で作る映画に85人編成をぶつけても音量を下げられるだけで、何も返ってこない。映画自体の批判ではなくて、そういう状況的な問題ですよね。現実に94年の日本映画のラインナップを見て、「本気?」って思ったね。これなら自分の出番はないし、自分のソロ・アルバムの活動をやる時期じゃないのかなと思ったわけです。やっぱり「ナウシカ」から10年やってきて、映画を冷静に見る必要があるなというそんな気がしましたね。そこへTVも自然に入ってきたんですよ。」

-94年は「パラダイスロスト」という小説も出版されてますね。そんな活字での姿を含めて、一見休んでいるかに見える映画の世界に久石譲が次に戻ってきたときに、一体どのような形になって戻ってくるのかという期待があるのですが。

久石:
「あのね、絶対すごい形で戻りたいと思う。実は来年の映画を一本断ったんです。それだけの覚悟があるんです。それくらい映画が好きなんですよ。好きだからこそ、中途半端にやらない方がいいという気が今すごくしてる。次は少なくとも音楽の分野でここまでやれるということをしたいんですね。」

-それは具体的にはどういうことですか。刺激する何か特別なこと、例えば外国映画をやったりするとか……。

久石:
「それもあります。あるいはもう一回本の方ができたら、今度は映像になるような原作を書きたいよね。技術的なことなら僕はまず環境ビデオを作りたい。カメラが動かない映像で、でもあまり前衛的にならないような。例えば「Piano Stories」に映像を付けるという話もありますし。映像というのは多分95%以上技術だと思うのね。美術、音楽といった技術のプロが集まって一つのものに向かうじゃないですか。それを把握していないとダメですよね。外の分野から来た監督が失敗するのはそのせいです。そういうのを死ぬほど見てきているから映画に関して安易に自分が撮りたいとか、そういうことは一切言う気はないけども、自分が考えることを音楽だけで関わっていても厳しいかなとは思うときがあるんですよ。」

-それはつまり映画監督を……

久石:
「やりたいね、機会があったら。」

-では、そこへ行くまでの久石譲の映画音楽家としての機能は?

久石:
「分からないね。本当にいいものであるならやりたいよね。燃えるものを。」

-ではそれだけのものが来ない限り、映画音楽家、久石譲はないと?

久石:
「いやいや、そんな大げさなものじゃないんですけどね。ただあえて言うなら、もう僕らの時代は終わったということですね。僕を含めた僕より上の人は全部終わったと思ってほしい。音楽もそうですが、もう自分たちがいいと思ったものがそのままウケてた時代は終わったんです。それは何で感じたかというと、やっぱりたけしさんがああいうことになって表立った活動をしなくなったときに、ダウンタウンやtrf、ミスター・チルドレンなんかが出てきた。それで自分の基準イコール大衆であるという考えはなくなったのね。それを早く認めちゃうことによって、今度は勉強するんです。なぜtrfはウケるんだ、とか(笑)。映画の人たちは15歳の子が何を望んでいるのか、家に帰って子供と会話してみるところから始めないと変わんないじゃないかって(笑)。冷たい言い方ですけど。」

-では久石ファンにはどう伝えればいいのでしょうか。「久石譲は生まれ変わって帰ってくる」ですか?

久石:
「(笑)。そうですね、ちょっと充電期に入ったから、休んだ分だけ次はとんでもないことをやりたいですね。「地上の楽園」を3年かけて作ったときはやっぱり自分の中で吹っ切れたしね。そんな「地上の楽園」に匹敵するような映画を次はやりたい。あるいはそれを超えるものをね。」

-そういう気持ちの出発点がこの「メロディ・ブールバード」になると?

久石:
「そういうことにもなりますね。だといいと思います。」

ポップス・アルバムの装いをした映画音楽の提言、といえば言い過ぎか。しかし軽やかなリズムの中には、我々の想像をはるかに超えてヒットメイカーの異端児の部分が脈打っているようだ。いつの日か、新たに出てくるであろうニュー久石譲を迎えるために、この新作アルバムをしかと耳に入れておいてほしい。

(「キネマ旬報 1995年2月下旬号 No.1154」より)

 

久石譲 『MELODY BLVD』

1. I Believe In You (映画「水の旅人」より / あたなになら)
2. Hush (映画「魔女の宅急便」より / 木洩れ陽の路地)
3. Lonely Dreamer (映画「この愛の物語」より / 鳥のように)
4. Two of Us (映画「ふたり」より / 草の想い)
5. I Stand Alone (映画「はるか、ノスタルジィ」より / 追憶のX.T.C.)
6. Girl (CX系ドラマ「時をかける少女」より / メインテーマ)
7. Rosso Adriatico (映画「紅の豚」より / 真紅の翼)
8. Piano(Re-Mix) (NHK連続テレビ小説「ぴあの」より / ぴあの)
9. Here We Are (映画「青春デンデケデケデケ」より / 青春のモニュメント)

 

 

 

Info. 2018/02/23 [ゲーム] 「二ノ国II レヴァナントキングダム」特別インタビュー映像 第4弾「ゲームシステム編」公開

レベルファイブは、PS4/PC用ソフト『二ノ国II レヴァナントキングダム』の公式サイトで、コアスタッフによる特別インタビュー映像を公開しました。

今回公開されたのは第4弾「ゲームシステム編」です。 “Info. 2018/02/23 [ゲーム] 「二ノ国II レヴァナントキングダム」特別インタビュー映像 第4弾「ゲームシステム編」公開” の続きを読む

Info. 2018/02/23 久石譲「吉祥天女 イメージアルバム」リイシュー アナログレコード発売

吉田秋生のベストセラー・コミック「吉祥天女」に、久石譲がコンピューター・サウンドを使って組曲仕立てに音楽化したイメージアルバムで、海外からの評価が高い1枚をLag Recordsがアナログ再発。オリジナルは1984年発表。 “Info. 2018/02/23 久石譲「吉祥天女 イメージアルバム」リイシュー アナログレコード発売” の続きを読む

Disc. 久石譲指揮 ナガノ・チェンバー・オーケストラ 『ベートーヴェン:交響曲 第2番&第5番「運命」』

2018年2月21日 CD発売 OVCL-00655

 

精鋭メンバーが集結した夢のオーケストラ! ベートーヴェンはロックだ!!

長野市芸術館を本拠地として結成したオーケストラ「ナガノ・チェンバー・オーケストラ」は、音楽監督久石譲の呼び掛けのもと、日本のトッププレーヤーが結集してスタートしました。当ベートーヴェン・ツィクルスは、”音楽史の頂点に位置する作品のひとつ”と久石がこよなく愛する「第九」に至るまで、2年で全集完成を目指します。第1弾アルバムでは、作曲家ならではの視点で分析し”例えればロックのように”という、かつてない現代的なアプローチが好評を博しました。今回も高い演奏技術とアンサンブルと、圧倒的な表現力で、さらに進化したベートーヴェンを聴かせます。

(CD帯より)

 

 

エネルギーと駆動力に充ちたベートーヴェン 柴田克彦

本作は、第1番&第3番「英雄」に続く、久石譲 指揮/ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)のベートーヴェン交響曲シリーズのCD第2弾。NCOは、2016年に開館した長野市芸術館を本拠とする楽団で、長野県出身の久石は、同ホールの芸術監督とNCOの音楽監督を務めている。メンバーは在京オーケストラの首席奏者を多く含む国内外の楽団やフリーの奏者など、若い世代を中心とした名手たち。彼らがホール開館直後から行っている「ベートーヴェン 交響曲全曲演奏会」(全7回)は、2016年7月の第1番に始まり、本作の第2番は2016年7月17日の第2回定期、第5番「運命」は2017年7月15日の第4回定期のライヴ録音である。

当シリーズにおける久石のコンセプトは、「作曲当時の小回りが効く編成で、現代的なリズムを活用した、ロックのようなベートーヴェン」、「往年のロマンティックな表現もピリオド楽器の演奏も、ロックやポップスも経た上で、さらに先へと向うベートーヴェン」であり、演奏もそれを具現している。そしてもう1つ見逃せないのが、NCOの表現意欲の強さだ。

コンサートマスターの近藤薫(東京フィルのコンサートマスターでもある)に話を聞いた際、彼は「クラシックは、伝統と確信が両立しなければいけないと思う。その点NCOは、ベテランから伝統を教わると同時に、少し何かが見えて次の展開に胸躍らせている30代が中心。それゆえ両方を併せもち、誰もがそうした立場を楽しんでいる。いわば演奏家ではなう音楽家の集合体。多様性があって、何にもでなれる。NCOの特徴は、この”皆が生きている”ところではないか」との旨を語っていた。

本作はまさに、久石のアプローチと、その意を自己表現に昇華させ得る”音楽家たち”のパフォーマンスが融合した、きわめて”Live”なベートーヴェンである。

ここでは番号順に特徴をみていこう。

第2番は、緩やかな序奏からリズムとアタックや細かな動きが鮮明に打ち出され、すでにムーヴしている。主部に入ると、弦楽器の生き生きとした刻みが推進力を倍加させ、絶え間なく前進を続ける。木管楽器の瑞々しい表現やティンパニの激しい打ち込みも効果的。これは本作の2曲全体に亘る特徴であり、前記の表現意欲の具体例でもある。第2楽章も緩徐楽章といえど動きが躍動し、それでいてしなやかな歌が流れていく、そのバランスが絶妙だ。第3楽章もリズムと音の動きが明確で、第4楽章は元々動的な音楽がより鮮烈に表出される。特に後半のダイナミズムは圧巻。この演奏を聴くと、まだ初期に属する第2番が、第3番に繋がる英雄様式と、第5番に通じる激しさを内包していることがよく分かる。

第5番は、第2番より熟達した中期の傑作であり、しかも1年後の演奏だ。にもかかわらず、ここで聴く両曲に質的な違和感が全くない。これは、当シリーズのコンセプトの揺るぎなさを証明している。

第5番は、当然のことながら前進性抜群で、テンポの速さが際立っている。だがそれは、メトロノームの指定に拠るものではなく、曲がもつ駆動力やエネルギーを表すための必然的な速さと言っていい。第1楽章は、動機の連鎖が生み出す活力や推進力が通常以上に強調される。第2楽章も速いテンポで弛緩なく進行。第3楽章がこれほど生気に富んでいるのも珍しい。そして第4楽章は圧倒的な勢いと力が横溢し、大管弦楽を凌ぐ迫力で突き進む音楽が、熱い感動を呼び起こす。久石は「巨大なオーケストラが戦艦やダンプカーだとすれば、NCOはモーターボートやスポーツカー」と語っていたが、この第5番は、まさしく強力なモーターボートで疾走するかのようだ。

ベートーヴェンの交響曲は1曲ごとに違った顔をもつ。それはむろん確かだが、当シリーズを聴くと、第1番や偶数番号の曲にも清新なパワーが通底し、どれもが”先へ先へと向っている”ことに気付かされる。やはりベートーヴェンは”ロックに通じる音楽”なのだ。

(しばた・かつひこ)

(CDライナーノーツより)

 

※諸石幸生氏による3ページにわたる曲目解説は割愛。詳細はCD盤にて。

 

 

 

 

 

[ベートーヴェン・ツィクルス第2弾]
ベートーヴェン:交響曲 第2番&第5番「運命」
久石譲(指揮)ナガノ・チェンバー・オーケストラ

ベートーヴェン
Ludwig Van Beethoven (1770 – 1827)

交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
Symphony No.5 in C minor Op.67
1. 1 Allegro con brio
2. 2 Andante con moto
3. 3 Allegro
4. 4 Allegro

交響曲 第2番 ニ長調 作品36
Symphony No.2 in D major Op.36
5. 1 Adagio molto – Allegro con brio
6. 2 Larghetto
7. 3 Scherzo. Allegro
8. 4 Allegro molto

久石譲(指揮)
Joe Hisaishi (conductor)
ナガノ・チェンバー・オーケストラ
Nagano Chamber Orchestra

2016年7月17日(5.-8.)、2017年7月15日(1.-4.)
長野市芸術館 メインホールにてライヴ録音
Live Recording at Nagano City Arts Center Main Hall, 17 Jul. 2016 (5-8), 15 Jul. 2017 (1-4)

 

Produced by Joe Hisaishi

Conducted by Joe Hisaishi
Performed by Nagano Chamber Orchestra
Concertmaster:Kaoru Kondo

Recording & Balance Engineer:Tomoyoshi Ezaki
Assistant Engineers:Takeshi Muramatsu, Masashi Minakawa
Mixed and Mastered at EXTON Studio, Tokyo

and more…

 

Info. 2018/05/4,5,6 久石譲特別公演「JOE HISAISHI IN CONCERT」(香港)開催決定! 【2/17 Update!!】

Posted on 2017/06/04

香港フィルハーモニー管弦楽団の2017-2018シーズン・コンサートプログラムにおいて、久石譲の特別公演が決定しました。

 

2018.2.17 Update!!
5月4日、5日(両日20時開演)と追加公演6日(15時開演)は、チケット完売しました。そしてなんと5日追加公演(15時開演)が新たに決定しました!チケット詳細は3月中旬に発表予定です。 “Info. 2018/05/4,5,6 久石譲特別公演「JOE HISAISHI IN CONCERT」(香港)開催決定! 【2/17 Update!!】” の続きを読む

Info. 2018/02/14 [ゲーム] 「二ノ国II レヴァナントキングダム」特別インタビュー映像 第3弾「音楽編」公開

レベルファイブは、PS4/PC用ソフト『二ノ国II レヴァナントキングダム』の公式サイトで、コアスタッフによる特別インタビュー映像を公開しました。

今回公開されたのは第3弾「音楽編」いよいよ久石譲の登場です。

第1弾「アニメーション編」(2017年12月公開)、第2弾「キャラクター編」(2018年1月公開」、今後は第4弾「ゲームシステム編」、第5弾「アート編」の公開が予定されています。 “Info. 2018/02/14 [ゲーム] 「二ノ国II レヴァナントキングダム」特別インタビュー映像 第3弾「音楽編」公開” の続きを読む

Info. 2018/02/13 【ナガノ・チェンバー・オーケストラ 第6回定期演奏会】公演風景(長野市芸術館公式Facebookより)

【ナガノ・チェンバー・オーケストラ第6回定期演奏会】

大熱狂の中、先ほど終演いたしました!チケットも完売!会場の熱気もすごかったです。アルヴォ・ペルトのカントゥス、ベートーヴェン交響曲第8番で盛り上がり、第2部のベートーヴェン交響曲第7番で会場のボルテージは最高潮!心なしか、お客様の「ブラヴォー!」の声もいつにも増して力がこもっていたように感じました!「残すことあと2回。僕とNCOは最大限の演奏をします」と久石芸術監督の言葉どおり、エネルギーあふれる「ロック・ザ・ベートーヴェン」を皆さん体感できたのでは! “Info. 2018/02/13 【ナガノ・チェンバー・オーケストラ 第6回定期演奏会】公演風景(長野市芸術館公式Facebookより)” の続きを読む

Info. 2018/02/11 【ナガノ・チェンバー・オーケストラ 第6回定期演奏会】直前情報!(長野市芸術館公式HPより)

いよいよ明日、本公演!チケットは、S席残りわずか。A・B・C席は完売となっております。

なお、明日は公演に合わせ、メインホールホワイエにてナガノ・チェンバー・オーケストラ第2回・4回定期演奏会で収録された、ベートーベン第2番・5番のCDを会場限定先行発売します。ご購入された方には、終演後に久石譲とNCOメンバーによるサイン会付きです! “Info. 2018/02/11 【ナガノ・チェンバー・オーケストラ 第6回定期演奏会】直前情報!(長野市芸術館公式HPより)” の続きを読む

Info. 2018/02/11 【ナガノ・チェンバー・オーケストラ 第6回定期演奏会】公開リハーサル(長野市芸術館公式HPより)

Posted on 2018/02/11

昨日は、長野市内の介護施設を利用されている方々(引率含め100人)と、本公演のチケットをご購入いただいて公開リハーサルの鑑賞をご希望のお子様と保護者様をご招待しての公開リハーサルをしました。ベートーヴェン交響曲第8番の第4楽章、第7番の第1楽章のリハーサル。お越しいただいた皆さんもリハーサルの臨場感や音をつくっていく過程を楽しんでいただけたようでした。

本公演は、いよいよ明後日!本日もリハーサルが続いています。 “Info. 2018/02/11 【ナガノ・チェンバー・オーケストラ 第6回定期演奏会】公開リハーサル(長野市芸術館公式HPより)” の続きを読む

Info. 2018/04/27,28 「久石譲 シンフォニック・コンサート スタジオジブリ宮崎駿作品演奏会」(メルボルン) 開催決定!!

Posted on 2018/02/07

2018年4月27日、28日、久石譲によるスタジオジブリ宮崎駿監督作品演奏会がオーストラリア・メルボルンにて開催決定!

2017年6月パリ世界初演、「久石譲 in パリ -「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで 宮崎駿監督作品演奏会-」(NHK BS)としてTV放送されたことでも話題になりました。

1984年公開の「風の谷のナウシカ」から2013年公開の「風立ちぬ」まで、宮崎駿監督と久石譲コンビが手がけた全10作品の音楽を演奏するスペシャルなジブリフィルムコンサート。巨大スクリーンに映し出される映画の名シーンと共に奏でられるオーケストラの迫力の音楽。指揮はもちろん久石譲、そして今回共演するのはメルボルン交響楽団。 “Info. 2018/04/27,28 「久石譲 シンフォニック・コンサート スタジオジブリ宮崎駿作品演奏会」(メルボルン) 開催決定!!” の続きを読む