Blog. 「久石譲 FUTURE ORCHESTRA CLASSICS Vol.3」コンサート・レポート

Posted on 2021/07/12

7月8,10日開催「久石譲 FUTURE ORCHESTRA CLASSICS Vol.3」コンサートです。当初予定からの延期公演です。プログラムも新たにアップデートされ、長野は3年ぶりの凱旋公演(FOC前身のNCO誕生の地)ともなり、たくさんのお客さんがつめかけた熱い公演になりました。また東京公演はライブ配信もあり国内外からリアルタイムで楽しめる機会にも恵まれました。

 

先にまとめみたいなもの。

久石譲コンサートがあるたびに、「初めてのオーケストラ」「初めてのクラシック」というSNS書き込みを、ひとつふたつとは言わない数で目にします。ということは、実際には同じような人が数十人はいる。若い人を中心に。そのとき会場で体感して感動するのは、オーケストラの迫力、生楽器の音の良さ、目と耳では追いつかない情報量の多さ。

きっとまた行きたいと思いますよね。そこに、コンサートの瞬間ではわからなかったことの好奇心、知ることの喜びへつながっていったら。僕もそんな思いの連続です。コンサートごとに、なにかひとつ学ぶことができたらいいな、小さくレベルアップできたらうれしいなと思っています。

 

 

久石譲 FUTURE ORCHESTRA CLASSICS Vol.3

[公演期間]  
2021/07/08,10

[公演回数]
2公演
東京・東京オペラシティ コンサートホール
長野・長野市芸術館 メインホール

[編成]
指揮:久石譲
管弦楽:Future Orchestra Classics
コンサートマスター:近藤薫

[曲目] 
レポ・スメラ:交響曲 第2番
久石譲:I Want to Talk to You ~for string quartet, percussion and strings~

—-intermission—-

ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 Op. 73

—-encore—-
ブラームス:ハンガリー舞曲 第17番

 

 

 

まずは会場で配られたコンサート・パンフレットからご紹介します。

 

 

ご挨拶

FUTURE ORCHESTRA CLASSICSの第3回目が2度の順延を経てやっと実現しました。東京も世界も依然として先の見えない不安定な状況が続いていますが、FOCはクラシック音楽の将来を見据えて一歩一歩前に進む覚悟です。本日のプログラムは1年半かけて練り上げたもので、自信を持ってお勧めできます。どうぞ、お楽しみください。

 

FOC 本日の曲目についての私的コメント

Lepo Sumera: Symphony No.2

Lepo Sumeraは1950年生まれのエストニアの作曲家だ。エストニアにはArvo Pärtという世界的な作曲家がいるが、彼が静かならSumeraは動である。とてもエモーショナルで激しい。おそらく彼のこの作品が日本で演奏されるのは初めてだと思われる。なにぶん資料が少ないのではっきりと言えない。が、その分スコアのまちがい、あるいは不明なところも相当あり、エストニアのオーケストラに確認をしてもらったが完全にクリアになっていない。現代の音楽を演奏する場合はいつもこういう問題が起こる。だが曲は素晴らしい。強力なエナジーが最大の魅力である。僕は今年の秋にも日本センチュリー交響楽団の定期で彼のチェロ協奏曲の日本初演、MUSIC FUTURE Vol.8でピアノ曲など演奏していく予定だ。皆さんにもこの名前を覚えておいていただきたい。交響曲第2番は3つの楽章からできており、続けて演奏される。

 

Joe Hisaishi: I Want to Talk to You  ~for string quartet, percussion and strings~

2020年5月に行われる予定だった山形合唱連盟の記念コンサートで演奏するために委嘱されて、2019年10月から2020年3月にかけて作曲した。

作品自体は 1. I Want to Talk to You  2. Cellphone の2曲からなる約20分の作品になったが、作曲の過程で弦楽四重奏と弦楽オーケストラの作品にするアイデアが浮かび、比較的短期間でそれも完成した。

街中を歩いていても、店の中でも人々は携帯電話しか見ていない。人と人とのコミュニケーションが希薄になっていくこの現状に警鐘を鳴らすつもりでこのテーマを選んだが、世界はCovid-19によって大きく変容した。人と人とのディスタンスを取らざるを得ないという状況では携帯電話がむしろコミュニケーションの重要なツールになった。この時期にこの曲を書いたことに何か運命的なものを僕は感じている。

日本センチュリー交響楽団によって今年の3月大阪で世界初演した。本日はその第1曲目を演奏する。

 

Brahms: Symphony No.2 in D major Op.73

どうアプローチするか目下思案中!

最もBrahms的な作品。

ロマン派的エモーショナルと古典派的フォームの重視をどう融合するか? スーパーオーケストラFOCならではの最速、感動のBrahmsをお届けしたい。

乞うご期待!

2021年7月 久石譲

(「久石譲 FUTURE ORCHESTRA CLASSICS Vol.3」コンサート・パンフレットより)

 

 

 

コンサート・カウントダウンに入った開催9日前からは、公式ツイッターにて「一言インタビュー動画」も公開されました。上のコンサート・パンフレットの内容を補強する点でも、とても貴重な内容です。あらためてぜひご覧ください。そして公式SNSはぜひチェックしてくださいね。

 

[日本語テロップ/書き起こし]

もともと長野市芸術館で芸術監督をやっていて、そこでキチンとした演奏団体が欲しいとNCO(ナガノ・チェンバー・オーケストラ)を作りました。それが前身で、今度は東京に活動を移してやりたい。それでFOC(フューチャー・オーケストラ・クラシックス)という名前でやっている。今更そういうことを聞く?

 

”現代”であるということを一番意識したプログラムを作りたいんです。古い作品ばかりやっていると古典芸能になっちゃう。古典を古典らしくやるんじゃなくて、リスペクトはしますが、もう一回洗い直すことで新しい可能性あるんじゃないか。それをやりたいから「FUTURE ORCHESTRA CLASSICS」なんですね。

 

(石川:)久石さんのストイックなところいろんなところに共感して集まってきている仲間だと思うので。FOCは機動力ありますよね。

(福川:)例えば僕が「こうしたい!」と言ったら「いいよ!やってみようよ」みたいな。

(久石:)普通のオーケストラはダンプカーや大型バスの感じなんですよ。ハンドル切ってもグ~ッと回っていく感じ。うちはスポーツカーなんですよ。ハンドル切るとギュイッと曲がるっていうかね。その機動性がめちゃくちゃ快感なんですよ。

(福川:)上手い!

 

歌う。インテンポ(一定の速度)で歌う。そこを駆使しないと少しブラームスに対応するのが厳しくなる。ちょっといろいろ秘策を練っているところ。それをできたら怖いものないんじゃないかな、たぶん、うん。

 

今回のプログラムはいいよ。「I. レポ・スメラ:交響曲 第2番」から始まって「II. I Want to Talk to You」やって、最後に「III. ブラームス:交響曲 第2番」。すごい個人的には大好きなプログラムになったね。チャレンジがいがある。あっ、ついでに言っとくけどもうじきCDと譜面が出る。石川さんにはContrabass Conertoを彼のために書いた。福川さんにはHorn Concerto (“The Border”) を書いて…買ってください。

 

レポ・スメラという人は知らなかった。すごく仲の良いデニス・ラッセル・デイヴィスという指揮者がいて、彼が推薦してきたのが「レポ・スメラ:交響曲 第2番」だった。レポ・スメラはエストニア出身で1950年生まれ。ものすごい情熱的ですよ。日本ではほとんど演奏されていないから、しばらくレポ・スメラの主な曲を日本に紹介したい。

 

山形のコーラス団体から委嘱されて作った曲。こういうパンデミックが起こる前にもう作っていたけど。I Want to Talk to You = あなたと話したい、この時期に書けてよかった。ほんとにこの時期の曲だったんだって。FOCできっちり演奏して、きっちりレコーディングする。そう思っている曲です。

 

第2番は、僕はブラームのなかで一番難しい。ちょっと要素が多すぎる。だからリズムからのアプローチを新しくやる。それと”歌う”ことで、考えていることを全部クリアにできるかもしれない。

 

 

東京

 

長野

 

公演風景

会場の熱気が伝わってきます。

久石譲「また帰ってこれて本当にうれしいです。また会いましょう」

from 久石譲コンサート@WDO/FOC/MF
@joehisaishi2019

 

 

 

 

ここからはレビューになります。

 

とは言いながら、当日の急なアクシデントで会場へ向かえませんでした(ほんとう残念)。ライブストリーミングのおかげでコンサート楽しむことができました。ありがとうございます。

 

レポ・スメラ:交響曲 第2番

予習で聴いていたときに、モチーフのくり返しにこだわった作品だとは思っていたのですが、まさかハープが2台も使われているとは思いませんでした。ステージ上のハープ2台は、いつもの奥端ではなく指揮者と向き合うように中央前面に配置されています。第1楽章冒頭から第3楽章終部まで。全体をとおして軸となりよく聴こえる音像からも重要性がわかります。

久石譲作品とも親和性のある現代作品です。FOCのためにプログラミングする作品としてもうなずけます。リズムやソリッドなアプローチを追求してきたFOC、相性も抜群と言えます。

ついついこういう作品を聴くと、反面教師じゃないんですけれども、久石譲作品との違いってなんだろうと考えてしまうクセがあります。レポ・スメラは映画音楽も手がけているようで、音楽による劇性や聴かせどころがしっかり出ています。スリリングで緊張感をキープした作品です。でも、僕はというと…(個人の感想です)ごにょごにょしててよくわからん、みたいなパートがあったりします。楽器たちがわりと狭い音域でひしめき合っている感じがあって見通しがあまりよくない。久石譲音楽の場合はどうだろう? と考えるクセがでる。たとえばひとつ、ピッコロやグロッケンといった高音域楽器がこの作品にはない、チューバやコントラバスの低音域楽器にどういう旋律を与えているか、こういったオーケストレーションの差異が見え隠れしだすと、とてもおもしろくなってきます。僕はちょっと変わった聴き方をしているのかもしれません。音楽が見通しよく立体的というのがどういうことなのか、何回でも聴きたい衝動はどこからきているのか、、などなど。他作品と並べることで、優劣ではない、違いを見つけられる。そこからそれぞれの良さがくっきりしてきたり、久石譲作品の魅力が跳ね返ってきたり。プラスな反面教師思考みたいなものでしょうか。

世界を見渡せばこういった現代作品を書いている作曲家がいること、その作品を知れること体感できること。久石譲が注目しているものに触れることができる機会はコンサートあってこそです。久石譲コメントにもあるとおり、レポ・スメラ作品は交響曲・チェロ協奏曲・ピアノ曲と今後も演奏予定とあります。この交響曲第2番は、海外公演も予定されています。

 

 

 

久石譲:I Want to Talk to You ~for string quartet, percussion and strings~

作品については、久石譲コメントにあるとおりです。とても惹きつけられる作品です。ただ、いかんせん何回聴いても、わかるとっかかりもない。ただただ、無防備に浴びているだけでも満足してしまう。今は、それでいい作品なのかなとも思っています。たぶん、Covid-19に覆われた今聴くのと、これから3~5年後に聴くのとでは、印象も変化してくる作品なのかもしれません。複合的や重層的な受け止めかたしたりと、時間の流れとともに、歴史のなかでこれから起こることともに見つめていきたい作品です。いつの日か、久石譲本人や専門家によって楽想的なことについても大いに語ってもらいたい作品です。

3月初演時の感想は、わからないということを、わからないなりに、もっとたくさん書いています。よかったらご覧ください。

 

 

 

ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 Op. 73

すごい迫力でした。こんなにエネルギッシュな作品だったんだと新鮮でした。ブラームスは交響曲第1番を発表したあと、とても解放的になったのか、この作品は伸びやかで快活です。でも、個人的には(一般的にも?!)第1番と第4番の影に隠れてしまうのが第2番と第3番です。

久石譲コメント(パンフレット/動画)にあるとおり、いろいろなことが探求され具現化されているんだと思います。第1楽章のくり返し含む演奏で通常45分くらいとして、久石譲FOC版は40分を切っています。たしかに速い。聴いていて退屈しない、とてもみずみずしい、スピーディーな躍動に快感! クラシックに馴染みの少ない人でも、ありきたりじゃない攻めの姿勢はびしびしと伝わってくるはずです。これはきっと凄い演奏なんだと直感するくらい。そして、ただ速ければいいってもんじゃない。速いだけを売りにしているつもりもない。ですよね。

「歌う」ことにこだわったアプローチとは、どういうものだったんでしょう。歌おうとすればするほど、気持ちも入りテンポは揺れ、遅れがちにもなります。今回、「インテンポ(一定の速度)を保って歌う」というのがコンセプトでありクリアしたいことでもあったとあります。

メロディの一音一音を区切り気味に演奏している箇所が多かったように思います。そして音価(一音ごとの長さ)をそろえる。こうすることでリズムは遅れないようにキープできます。管楽器などでは実現しやすい奏法かもしれません。

もうひとつ、弦楽器などで見られたのが、一音ごとにふっと力を抜くような奏法。なるべく同じ強さで音を伸ばさない。一音一音を区切り気味に演奏しようとしたときに、同じ強さで伸ばした状態で次の音に移るときに区切ろうとすると、ブツブツ切れた感じになって、たぶん歌っているようには聴こえなくなります。パッと音が立ち上がってスッと消えていく。管楽器であれば息で調整するものを、弦楽器は柔らかい筋肉でしなやかに。言うは易く行うは難し、けっこう大変な筋力と集中力をこめる必要があるように思います。

通常 タ

FOC ター,ター,ター,ター

メロディの4つの音をなめらかにつなげて演奏する、伸ばしている間も音の強さは太いまま(通常)と、一音ごとに区切りを入れながらも、自然な切れ目となるように一音ごとの立ち上がりかたと消えかたを駆使する(FOC)。

風通し奏法、と勝手に呼びました。通常は、おおらかな弧を描くようにスラーで歌わせるとテンポが遅くなる。速いテンポをキープしながらこれをやると、たぶん走り急いでいるだけの印象になる。また音の密度や密集具合でかなり圧迫される。要は、息苦しいし窮屈な感じがするイメージです。ゆえに解! 音と音のすき間をつくって、フレーズごとの風通しをよくすることで、軽やかに駆け抜けるようなスポーティな推進力が得られる。…かな? 的外れだったらごめんなさい。それもあるかな、となったとしても、FOCがアプローチしていることの1/10も言えていないのはしかりです。ぜひCDになるときにでも、たっぷり秘技について語ってほしいですね。

第2楽章や第1楽章で気づきやすかったように思います。そういえば、扇子を広げたときって、小さな山谷があって(一音一音)、きれいな大きな弧を描いていますよね(メロディを歌うようにスラー)。

第4楽章に照準をあてたようなピークのもっていきかた爆発力もすごかったですね。どちらかというと小ぶりな作品というイメージのあった第2番に、ここまでのエネルギーが潜んでいたなんて。ちょっと好きがあがっちゃった。久石譲FOCは、速さを追求しながら駆動が空回りしてスピンしてしまうようなスポーツカーではなかったです。メリハリよく、フォルムが崩れることもなく。《古典を古典芸能にしない》という久石譲の言葉に多くが込められています。今このブラームスを聴いて、骨董品のような古びた印象をもったリスナーはいないと思います。

 

 

ここで終わらない。

プチお勉強しました。

 

FOCは立奏スタイルをとっているのは、もう久石譲ファンでは定着してきたでしょうか。また、FOCに限らずどの共演楽団でも、久石譲が古典作品を演奏するときはバロックティンパニが登場します。近年演奏されているベートーヴェン、ブラームス、モーツァルトの交響曲。小気味いい乾いた音でパンパンッと炸裂します。通常のオーケストラで使われているモダンティンパニは、ドンドンと重量感があるので、聴いた印象もずいぶん変わります。本公演でもレポ・スメラ作品とブラームス作品は、異なるティンパニが用意されています。棒(マレット)も使い分けているのでご注目。

 

 

よくティンパニとセットで扱われるのがトランペットです。…なんでかは聞かないでください…勉強が足りていない。実は、ティンパニが変われば、トランペットも変わるんです。変わっていました!

コルネットという楽器ではないみたい。ロータリートランペットかな、と調べている現時点での回答です。トランペットよりも音が柔らかく、音が大きくなりすぎない、弦楽器や木管楽器とも溶けこみやすい、とありました。ティンパニとトランペットは同じ音符の動きをすることがあります。旋律ではない、パン・ドン・ジャンのリズム的アクセントとして、とりわけ古典作品にはその役割が多いようです。重量級のドンから軽量級のパンに変わったティンパニ。だからトランペットも変わる。そして、この組み合わせのとき、ふたつの楽器は隣同士に配置されています。(レポ・スメラ作品のときは右側と左側に大きく離れています)。…ということだと思います。添削アドバイスお願いします。また勉強して帰ってきたいと思っています。

 

 

 

ブラームス:ハンガリー舞曲 第17番

アンコールです。全21曲ある「ハンガリー舞曲」から、どうして第17番なんだろう? と思って調べてみました。

ブラームスが4手のピアノ連弾用として作曲し、ドヴォルザークや自らのオーケストラ編曲版によってより広く親しまれるようになった「ハンガリー舞曲集」。ブラームスは3曲のみ管弦楽用に編曲をしていて、残り18曲はさまざまな音楽家によってオーケストレーションされている、という作品です。そして、第17番から第21番までの管弦楽編曲がドヴォルザークの手によるものなんですね。また「交響曲第2番」と「ハンガリー舞曲」は作曲時期も近いんですね。なるほど。

 

 

最後にプロフィール。

 

フューチャー・オーケストラ・クラシックス
Future Orchestra Classics(FOC)

2019年に久石譲の呼び掛けのもと新たな名称で再スタートを切ったオーケストラ。2016年から長野市芸術館を本拠地として活動していた元ナガノ・チェンバー・オーケストラ(NCO)を母体とし、国内外で活躍する若手トップクラスの演奏家たちが集結。作曲家・久石譲ならではの視点で分析したリズムを重視した演奏は、推進力と活力に溢れ、革新的なアプローチでクラシック音楽を現代に蘇らせる。久石作品を含む「現代の音楽」を織り交ぜたプログラムが好評を博している。2016年から3年をかけ、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏に取り組み、2019年7月発売の『ベートーヴェン:交響曲全集』が第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞した。現在はブラームスの交響曲ツィクルスを行いながら、日本から世界へ発信するオーケストラとしての展開を目指している。

 

 

本公演は、まさにこのプロフィールとおりですね。あらためてゆっくり読みながらそう思います。【日本から世界へ発信するオーケストラとしての展開を目指している】、いつの日か海外公演も実現するのかもしれません。そして今のFOCは、日本国内はもちろん海外でもリアルタイムでコンサートを楽しめる発信、ライブ・ストリーミングを実現しています。

これからのFOCは「Vol.4」(2022年2月)、「Vol.5」(2022年夏)と予定されています。残るブラームス交響曲 第3番と第4番もそれぞれ振り分けわれ、そこへ魅力的な現代作品もプログラムされるだろうと思います。もちろん久石譲作品も。楽しみが予定されていることはうれしいかぎりです。

 

 

まだ間に合うライブ配信のアーカイブ配信!

アーカイブ配信期間
7月15日(木)23:59まで

チケット価格
1,980円(税込)
※Streaming+、ローチケLIVE STREAMING、neo bridge、LINE LIVE-VIEWINGにて配信

チケット販売期間
2021年6月30日(水)12:00~7月15日(木)19:00

 

公式サイト:フューチャー・オーケストラ・クラシックス Vol.3 ライブ配信
https://joehisaishi-concert.com/foc-jp/foc-vol3-online/

Official Website for Oversea: FUTURE ORCHESTRA CLASSICS Vol.3 LIVE STREAMING
https://joehisaishi-concert.com/foc-jp/foc-vol3-en-online/

 

 

 

2021.07.14 追記

 

 

2021.07.27 追記

プログラムから久石譲の新曲「I Want to Talk to You ~for string quartet, percussion and strings~」が特別配信されました。

 

 

2021.10.01 追記

 

 

 

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