Posted on 2020/12/15
【速報】 新日本フィルハーモニー交響楽団 〈2021/2022 シーズン〉定期演奏会プログラム
◎いよいよ「新日本フィル創立50周年」期間がスタート!
プレ50周年となる2021/2022シーズンは 2021年9月~2022年3月までの7カ月間とし、演奏会の各シリーズも新たに生まれ変わります。新日本フィルに縁(ゆかり)のある指揮者たちを迎え、それぞれの思いを込めたプログラムをお届けします。
◎シーズンの始まりは、新日本フィル Composer in Residence and Music Partner 久石譲の新曲を初演。コロナ禍で来日が叶わなかったシャルル・デュトワによるフランス&ロシアのプログラム、新日本フィル創設期に深く関わりのあった小泉和裕によるフランクの交響曲等など、魅力あふれるプログラムを予定しています。
公式サイト:新日本フィルハーモニー交響楽団|News
https://www.njp.or.jp/news/21033?utm_source=twitter&utm_medium=social
出典:PDF
https://www.njp.or.jp/wp-content/uploads/2020/12/NJP_newseason2021-2022.pdf
新日本フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会 #637
[公演期間]
2021/09/11,12
[公演回数]
2回 (開演:14:00)
9/11 すみだトリフォニーホール
9/12 サントリーホール
[編成]
指揮:久石譲
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
[曲目](予定)
久石譲:新作
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
チケット発売に関しては公式サイトの追加情報をご参照ください。同時に追ってご案内します。
2021.01 追記
「新日本フィルはオーケストラとしてとても品のよい音がします。僕は、新日本フィルの育ちの良い、温かい音がすごく好きなのです。彼らとは現代的なアプローチもずいぶんいっしょに行ってきましたが、新日本フィルは、時代の先端を走るオーケストラであったし、これからもそうあると思います」
そして、新日本フィルが音楽監督不在となる来季、久石は、2021/2022シーズン開幕となる9月定期演奏会の指揮を担い、マーラー「交響曲第1番《巨人》」を振るとともに、みずからの新作初演で楽団創立プレ50周年記念シリーズのオープニングを祝する。
「新作は、マーラー『交響曲第1番』と一つの世界が作れるような音楽にしたいと思っています。マーラー『第1番』とバランスがとれるような20~30分の曲を考えています。創立50周年ということで、バルトークの『管弦楽のための協奏曲』のようにオーケストラの機能を最大限に発揮でき、いつでも演奏されるような、オーケストラ作品にしたいですね」
2022年4月のすみだ名曲シリーズも指揮し、再来年度からは久石ならではの新たなコンサート・シリーズも企画している。
「新しいコンサート・シリーズでは、現代の音楽と古典の音楽を同じプログラムで演奏し、クラシックの名曲を現代の視点からコンテンポラリーなアプローチでリクリエイトしたいと思っています。状況が許されるなら、新日本フィルとは、マーラーやブルックナー、《春の祭典》のような大きな編成のものをきちんと形にしたいですね」
(Blog. 「音楽の友 2021年1月号」 特集:オーケストラの定期会員になろう2021 久石譲インタビュー 内容 より抜粋)