Disc. 久石譲 『天空に夢輝き ~手塚治虫の夏休み~』 *Unreleased

1995年8月2日 TV放送

 

NHK大阪開局70周年記念ハイビジョンドラマとして制作された作品。マンガ界の巨人・故手塚治虫氏の少年時代のひと夏の出来事を鮮やかに描く。学業を理由に父により絵を描くことを禁止されてしまった手塚少年は、風来坊の時計修理士・中田と出会う。彼に虫取りを教わる手塚少年はやがて、昆虫の世界に引き込まれていく。数々の賞を受賞し、手塚治虫氏の少年時代の思い出を綴った青春ドラマ。

 

国際ワイドスクリーンフェスティバル「ル・ノンブルドール賞」 ベストサウンド賞受賞作品

第10回ハイビジョン国際映像祭 グランプリ・アストロラビウム賞/ユネスコ賞受賞作品

 

1995年8月2日 NHK BS-hi ハイビジョン版
1995年8月19日 21:00-22:30 NHK総合
NHKハイビジョンドラマ「天空に夢輝く~手塚治虫の夏休み」

<キャスト>
三浦友和、田中邦衛、松原千明、吉澤拓真、杜けあき、 塩見三省

<スタッフ>
作:下川博
音楽:久石譲
演出:大森青児

制作:NHK大阪放送局

 

 

メインテーマ曲をはじめ、本編BGMとして数曲書き下ろされている。メインテーマは、なんとも幻想的で神秘的な楽曲である。手塚治虫の少年期を題材にした作品であるが、曲の核になっているのは、手塚治虫が描く世界観を表現したようである。それは例えば、「火の鳥」の作品に曲をつけたなら、というほど久石譲らしい旋律ながらも、いつもの久石譲音楽とは違う趣ものぞかせる。これが幻の作品となるには非常にもったいない楽曲である。

本編BGMはメインテーマをモチーフにしたものもふくめ、各場面に聴くことができる。全体的にはシンセサイザーを貴重としたサウンドではあるが、リズムプログラミングなどもおさえて、シンプルな作風となっている。

 

ぜひなにかの節目に蔵出ししてほしい名曲である。

2008年11月3日待望のDVD化となったが、久石譲作品としては未音源化作品である。

 

 

 

Disc. KOUJI 『友よ』

KOUJI 友よ

1995年5月19日 CDS発売 MRDA-00050

 

音楽がボクに生きていく勇気をくれた
14才 KOUJI デビュー

久石譲プロデュース作品

 

 

友よ KOJI sc 1

1.友よ
2.とまどいの中で
3.冬

全楽曲 作詞・作曲:KOUJI 編曲:久石譲

Produced by 久石譲

All songs Arranged & Performed by 久石譲

Guest Musicians:
吉川忠英(A.Guitar) Track-1
角田淳(E.Guitar) Track-2
斎藤有太(A.Piano) Track-3

Recorded at
Wonder Station
ON AIR AZABU
音のメルヘン屋

 

Disc. 久石譲 『MELODY Blvd.』

久石譲 『MELODY BLVD』

1995年1月25日 CD発売 PICL-1088

 

久石譲の代表作を自らのプロデュースでセルフ・カバー
L.A.のトップ・ミュージシャンのサポートによるベスト・テイク・コレクション
歌詞がすべて英語に差し替えられたAOR的サウンド

参加ミュージシャン:
マイケル・ランドウ(Gu)/ブランドン・フィールズ(Sax)/トミー・ファンダーバーク(Vo)
ウォーレン・ウェイブ(Vo)/ジョーゼフ・ウィリアムズ(BGVo) …etc

 

 

「このアルバムの前に「地上の楽園」というアルバムを作ったんですが、これが2、3年もかかった労作でして。もう一枚今年中に作らなきゃならないといったときに、とにかく軽いものにしおう、気が楽なものにしようと思って(笑)。で、今年はすごくボーカルに興味があったんですね。「地上…」もボーカル曲が多かったし、じゃこれまたボーカルでいこうと。ただ映画音楽をリアレンジした程度だと面白くない。映画で作ったメロディだけど全く違うものになるような、つまりインストゥルメンタルである映画音楽に英語の詞を付けることによって全く別の曲に仕上げるという……。映画のシーンが思い浮かばない、それでいてメロディだけが際立つような、そんなボーカル・アルバムに仕上げたかったんです。」

「これは後付けというか、結果論的な言い方になっちゃうんだけどね。94年というのは「風の谷のナウシカ」が公開されてちょうど11年目になるわけです。84年以前の僕は前衛的なことをやってまして、メロディ作家と言われたのはその後なんですね。そのメロディメイカーと言われた10年分の区切りを付けるというか……。作るべくして作ったアルバムですね。あとはやっぱり1994年スタイル。アップ・トゥ・デイトなものをやりたかったんです。単なる企画ものでなく、ソロ・アルバムの中に組み込みたかった94年の音がしていないと意味がない。それにはこだわりましたね。」

Blog. 「キネマ旬報 1995年2月下旬号 No.1154」 久石譲インタビュー内容 より抜粋)

 

 

「今回は自分のピアノをフィーチャーしていないし、自分で歌っているわけでもないでしょ?そういう意味で言うと、スタンスとしてはクインシー・ジョーンズとかデヴィッド・フォスター、アラン・パーソンズ・プロジェクトみたいな、そういうプロデュース・ワーク…つまりサウンドからコンセプトとか全部を含めたプロデュース・ワークがメインになって、なおかつそれで自分の個性をどこまで出せるんだろうかというのを、ちょっと実験したかったんです。今までの自分のソロ・アルバムの中では、とてもめずらしい形態ですよね。」

「要するに「久石譲とは何か?」という時、やっぱり「メロディ」だっていう部分があるわけですよね。だあら、そのメロディを1回きちんと切り取ってみて提出したらどうなるかな、みたいなところがあって…。現にLAでも、圧倒的にみんな「メロディがすごく好きだ」と言ってくれたので、僕はすごくうれしかったんですけどね。…誰も日本発売だって思っていなかったということも、笑えるんだけども(笑)。」

Blog. 「キーボードスペシャル 1995年3月号」 久石譲インタビュー内容 より抜粋)

 

 

久石譲 『MELODY BLVD』

1. I Believe In You (映画「水の旅人」より / あたなになら)
2. Hush (映画「魔女の宅急便」より / 木洩れ陽の路地)
3. Lonely Dreamer (映画「この愛の物語」より / 鳥のように)
4. Two of Us (映画「ふたり」より / 草の想い)
5. I Stand Alone (映画「はるか、ノスタルジィ」より / 追憶のX.T.C.)
6. Girl (CX系ドラマ「時をかける少女」より / メインテーマ)
7. Rosso Adriatico (映画「紅の豚」より / 真紅の翼)
8. Piano(Re-Mix) (NHK連続テレビ小説「ぴあの」より / ぴあの)
9. Here We Are (映画「青春デンデケデケデケ」より / 青春のモニュメント)

Produced by Joe Hisaishi

All Composed & Arranged by Joe Hisaishi

Musicians:
Curt Bisquera , Marilyn Droman , Sally Dworsky , Brandon Fields
Tommy Funderburk , Joe Hisaishi , Bunny Hull , Eri Kawai , Tom Keane
Michael Landau , Kevin McCormick , Tollak Ollestad , Lou Pardini
Vonda Shepard , Jackie Sheridan , Kenji Takamizu , Terry Trotter
Warren Weibe , Joseph Williams , Jai Winding

Recorded at Westlake Studios (L.A.), Comway Studios (L.A.)
Light house Studios (L.A.), Pacifique Studios (L.A.), Wonder Station (Tokyo)
Pre-produced at Jai Winding’s Studio, Tom Keane’s Studio
Mixing & Recording Engineers:
Daren Klein, Alan Abrahamson, Suminobu Hamada (Wonder Station)
Tohru Okitsu (Wonder Station), Eiichi Tanaka (Wonder Station)
Kazuyuki Masumoto (Humble Heart Music)
Mastering Engineer: Bobby Hata for DISC LAB (at ON AIR Azabu Studio)
Assistant Engineers:
Doug Michael (Conway Studio), Eddie Sexton (Light house Studio)
Chris Brooke (Westlake Studio)
Tomonori Yamada (Wonder Station), Tomoyuki Morikawa (Humble Heart Music)
Production Co-ordinator (L.A.): Chie Masumoto & SUsanne Marie Edgren
For Humble Heart Music, Hitomi Takemori (Assistant to Chie Masumoto)

 

Disc. 久石譲 『宇宙へのドア』歌/井上あずみ ※非売品

1994年 CDS ND94-1216A 非売品

 

デンソー社会
日本電装株式会社 創立45周年記念 社歌

「宇宙へのドア」
作詞:中尾陽子
補作詞:伊藤アキラ
作曲:久石譲
歌:井上あずみ

 

宇宙へのドア 久石譲 井上あずみ 1

宇宙へのドア 久石譲 井上あずみ 2

宇宙へのドア 久石譲 井上あずみ 3

宇宙へのドア 久石譲 井上あずみ 4

 

1.歌入り
2.カラオケ
3.BGM
4.オルゴール
5.創立10周年記念 社歌「若きいのち」 作詞:西条八十 作曲:古関裕而 歌:コロムビア合唱団

 

※クレジットがないため不明だが、聴いたかぎりでは、3.4.の編曲は他者だと思われる。

 

 

非売品だった同作品は、2009年社歌コンピレーション・アルバムに収録されている。

 

●日本企業の優れた社歌を集めた、本邦初のCDが登場!門外不出の歌が多数初CD化!!
●一流企業は、社歌も超一流!著名な作家による歌がずらり。社歌に対するイメージが大きく変わる珠玉の1枚!!
●鉄道ファンには幻の名曲として知られ、朝日新聞でも大きく取り上げられたJR九州社歌「浪漫鉄道」をなんと初CD化で収録!歌唱は勿論ハイ・ファイ・セット。フルコーラスで堪能して下さい!!
●さらに日本で大ブレイクしたMR.BIGが株式会社マキタに捧げた「I Love You Japan」を始めママとキッズに絶大な人気を誇る井上あずみが歌うデンソー社歌「宇宙へのドア」やB.B.クイーンズでミリオン・ヒットを飛ばした坪倉唯子の歌声が冴える大鵬薬品工業社歌「スマイル・フォー・ミー」なども収録し、話題のコンピなること間違いなし!
●監修は著書『社歌』(文芸春秋社刊)が話題となった弓狩匡純氏。200社以上への取材から得られた社歌にまつわる知られざるエピソードも楽しめる解説付き。

(メーカーインフォメーションより)

 

社歌

2009年1月21日 CD発売 KICS-1424

社歌

≪収録楽曲≫
*キヤノン株式会社
1.キヤノン社歌「共生のハーモニー」
作詞・山川啓介 作曲・前田憲男 編曲・前田憲男 歌・東京混声合唱団

*九州旅客鉄道株式会社(JR九州)
2.「浪漫鉄道」
作詞・永富正廣 作曲・鈴木キサブロー 歌・ハイ・ファイ・セット

*株式会社資生堂
3.「資生堂社歌」
作詞・土岐善麿 作曲・橋本國彦 歌・資生堂コーラス部

*シャープ株式会社
4.コーポレートソング「ひかりを超えて」
作詞・伊藤アキラ 作曲・タケカワユキヒデ 歌・ハイ・ファイ・セット

5.イメージソング「地球にひとつの」
作詞・伊藤アキラ 作曲・タケカワユキヒデ 歌・ハイ・ファイ・セット

*大同生命保険相互会社
6.大同生命キックオフソング「夢直行便」
作詞・松浦康介 補作詞・伊藤アキラ 作曲・服部克久 編曲・服部克久

*大鵬薬品工業株式会社
7.コーポレート ソング「スマイル・フォー・ミー」
作詞・猿田潤一 補作詞・伊藤アキラ 作曲・井上大輔 歌・坪倉唯子

*株式会社デンソー
8.「宇宙へのドア」
作詞・中尾陽子 補作詞・伊藤アキラ 作曲・久石譲 歌・井上あずみ

*TOTO株式会社
9.「ととべんきのうた」
作詞・不明 作曲・不明 編曲・赤坂東児 歌・坂田おさむ コーラス・こすもすダンスファミリー

*東宝株式会社
10.「東宝株式会社社歌」 – ※モノラル録音
作詞・佐原文吾 補作詞・岩谷時子 作曲・古関裕而 歌・高島忠夫、草笛光子

*日産自動車株式会社
11.「世界の恋人」 – ※モノラル録音
作詞・野上彰 作曲・芥川也寸志 編曲・大野雄二 歌・シンガーズ・スリー

*株式会社日本ブレイク工業
12.日本ブレイク工業「社歌」2007
作詞・manzo 作曲・manzo 編曲・manzo 歌・萬Z(量産型)

*北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)
13.「北の大地」
作詞・山上路夫 作曲・森田公一 編曲・森田公一 歌・ダーク・ダックス

*株式会社マキタ
14.「I Love You Japan / アイ・ラヴ・ユー・ジャパン (SONG FOR MAKITA & JAPANESE FANS)」 – ※ライブ録音
作詞・Paul Gilbert 作曲・Paul Gilbert 歌・MR.BIG

*ユニ・チャーム株式会社
15.「ユニ・チャームグループ社歌」
作詞・羽柴秀彦 作曲・小林亜星 編曲・佐々木康綱 歌・沖野グループ

*ロート製薬株式会社
16.ロート製薬企業キャラクターソング「Happy Surprise! ~よろこビックリの唄~」
作詞・遠野向詩+ロート社員 作曲・小杉保夫 歌・鳥山あかね

*株式会社ワコール
17.新ワコール社歌「限りなき飛翔」 – ※モノラル録音
作詞・山崎辰巳 作曲・吉田正 編曲・吉田正 歌・友竹正則

*キングレコード株式会社
18.「キングレコード株式会社社歌」 – ※モノラル録音
作詞・高橋掬太郎 作曲・細川潤一 編曲・細川潤一 歌・林伊佐緒、井口小夜子

 

 

このアルバムにも収録されている。

 

「井上あずみ ベスト セレブレーション」

2013年10月9日 CD発売 FRCA-1252

ディスク1
1. 君をのせて
2. さんぽ
3. おかあさん
4. まいご
5. となりのトトロ
6. めぐる季節
7. キミが大好き
8. Little Flower
9. 夢はるか
10. 風標
11. ヒカリの種
12. やったね♪マーチ
13. 宇宙へのドア
14. テレシーズと歩こう
15. Bye-Bye! (with ゆーゆ)

ディスク2
1. たくさんのゆめ (with ゆーゆ)
2. しあわせのうた~風とおさんぽ~
3. ちいさなあなたへ
4. 花みずきの詩
5. ままどおる
6. てのひらに風の色
7. 恋するこの星~ちいさないのちを愛するきみがすき~
8. ななかまどの秋
9. ハロー! エムっとスマイル
10. 夢・自由が丘
11. ビリーブ
12. 夢きらめいて
13. ハーモニー
14. 旅立ちの日に
15. はばたけ、未来へ
16. 愛の本当のこと

 

Score. 『久石譲 サントラ・ベスト・アルバム』

1994年12月30日 発行

久石譲監修によるピアノ曲集。編曲は他者によるもの。久石譲が手がけた映画音楽から主題歌・メインテーマ曲など主要楽曲がセレクトされたピアノ譜。

 

【補足】

当時は公式スコア[オリジナル・エディション]という位置づけがまだなかった。久石譲監修ではあるが他者の編曲による(当時はそれが主流だった)。ただし、CD作品のマッチングとして同時期に楽譜出版されたもの、また楽譜表紙(装丁)がCDジャケットデザインに準ずるもの、制作協力クレジットされ公式コンサートパンフレットや媒体でも紹介されていたもの、これらを監修・公認(準公式)楽譜として紹介している。

 

 

久石譲 / サントラ・ベスト・アルバム

◆Album 『B+1』(Original Movie’s Sound Track Theme)より
As Time Passes 映画「NASA -未来から落ちてきた男-」
Against Love 映画「極道渡世の素敵な面々」
New Win 映画「カンバック」
Spring Powder 映画「春の鐘」
Remorse Wind 映画「春の鐘」
Dairy 映画「釣りバカ日誌2」
Dear Friends 映画「福沢諭吉」
The Fatal Day 映画「福沢諭吉」

◆Album 『ふたり』(Sound Theater Library)より
草の想い ~ふたり・愛のテーマ~
少女のままで
揺れるボタン

◆Original Sound Track 『水の旅人 -侍KIDS-』より
夢を叶えて
少名彦の願い
あなたになら… (Original Sound Track Versionをピアノ・ソロに編曲)
水の旅人 ~メイン・テーマ~

◆Album 『I am』より
Deer’s Wind 映画「仔鹿物語」
Tasmania Story 映画「タスマニア物語」

◆Album 『地上の楽園』より
The Waltz (For World’s End) 映画「女ざかり」

◆Album 『あの夏、いちばん静かな海」より
Silent Love (Main Theme)
Clifside Waltz I

 

監修:久石譲
協力:株式会社ワンダーシティ
編曲:青山しおり 他
定価:1,500円+税
発行:株式会社ドレミ楽譜出版社

 

Score. 『久石譲 サウンド・トラック〈人体〉セレクション』

1994年12月30日 発行

久石譲監修によるピアノ曲集。編曲は他者によるもの。NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体」「驚異の小宇宙・人体II/脳と心」よりセレクトされたピアノ譜。

 

【補足】

当時は公式スコア[オリジナル・エディション]という位置づけがまだなかった。久石譲監修ではあるが他者の編曲による(当時はそれが主流だった)。ただし、CD作品のマッチングとして同時期に楽譜出版されたもの、また楽譜表紙(装丁)がCDジャケットデザインに準ずるもの、制作協力クレジットされ公式コンサートパンフレットや媒体でも紹介されていたもの、これらを監修・公認(準公式)楽譜として紹介している。

 

 

久石譲 / サウンド・トラック〈人体〉セレクション

◆ 『NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体 THE UNIVERSE WITHIN サウンドトラック Vol.1』より
THE INNERS ~遥かなる時間(とき)の彼方へ~ (Opening Theme-Synthesizer Version)
TOUR IN CELL ~ミクロの戦士たち~
FANTASY ~かくも壮大なる小宇宙~
MYSTERIOUS LOVE ~ひと・そして・愛~
TRANSIENT LIFE ~うたかたの夢~
BIRTH ~生命(いのち)の歓び~
THE INNERS ~遥かなる時間(とき)の彼方へ~ (Ending Theme-Orchestra Version)
THE ORIGIN OF SPECIES ~35億年の結晶~

◆ 『NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体 MORE THE UNIVERSE WITHIN サウンドトラック Vol.2』より
STRANGER ~かくも果てしなき未知の世界へ~
DÉJÀVU ~わればかりかく思うにや~
ONE NIGHT DREAM ~千億光年の夢物語~
THE INNERS ~遥かなる時間(とき)の彼方へ~ (Violin Version) [ヴァイオリン・ソロ+ピアノ伴奏]

◆ 『NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体II 脳と心/BRAIN&MIND サウンドトラック Vol.1』より
PRINCIPLE OF LOVE ~やさしさの芽生え~
IMAGINATION FACTORY ~魔術師たちの部屋~
BRAIN&MIND ~未知の秘境へのいざない~ [ピアノ弾き語り]
EMOTION ~永遠の春~

◆ 『NHKスペシャル 驚異の小宇宙・人体II 脳と心/BRAIN&MIND サウンドトラック Vol.2』より
COMPASSION ~はぐくまれた命~
DREAM OF GAEA ~懐かしき時夢~
FLASHOVER ~この一瞬にこめた想い~
PROCESS OF EVOLUTION ~運命の万華鏡~

 

監修:久石譲
協力:株式会社ワンダーシティ/日本放送出版協会
編曲・採譜:青山しおり
定価:1,400円+税
発行:株式会社ドレミ楽譜出版社

 

Score. 『久石譲 地上の楽園』

1994年12月30日 発行

久石譲監修によるピアノ曲集。編曲は他者によるもの。オリジナルアルバム『地上の楽園』とのマッチング・ピアノ譜。ヴォーカル曲はピアノ弾き語り、インスト曲はピアノ・ソロとなっている。

 

【補足】

当時は公式スコア[オリジナル・エディション]という位置づけがまだなかった。久石譲監修ではあるが他者の編曲による(当時はそれが主流だった)。ただし、CD作品のマッチングとして同時期に楽譜出版されたもの、また楽譜表紙(装丁)がCDジャケットデザインに準ずるもの、制作協力クレジットされ公式コンサートパンフレットや媒体でも紹介されていたもの、これらを監修・公認(準公式)楽譜として紹介している。

 

 

久石譲 / 地上の楽園

1. The Dawn
2. She’s Dead
3. さくらが咲いたよ
4. HOPE
5. MIRAGE
6. 季節風 (Mistral)
7. GRANADA
8. THE WALTZ (For World’s End)
9. Lost Paradise
10. Labyrinth of Eden
11. ぴあの (English Version)

監修:久石譲
協力:株式会社ワンダーシティ/パイオニアLDC株式会社
編曲・採譜:青山しおり
定価:1,500円+税
発行:株式会社ドレミ楽譜出版社

 

Score. 『久石譲 テレビ・ドラマ・アルバム』

1994年12月30日 発行

久石譲監修によるピアノ曲集。編曲は他者によるもの。久石譲が手がけたテレビドラマからのセレクト。ピアノ弾き語り、ピアノソロ、ヴァイオリン+ピアノなど、バラエティに富んだピアノスタイルで収載。

 

【補足】

当時は公式スコア[オリジナル・エディション]という位置づけがまだなかった。久石譲監修ではあるが他者の編曲による(当時はそれが主流だった)。ただし、CD作品のマッチングとして同時期に楽譜出版されたもの、また楽譜表紙(装丁)がCDジャケットデザインに準ずるもの、制作協力クレジットされ公式コンサートパンフレットや媒体でも紹介されていたもの、これらを監修・公認(準公式)楽譜として紹介している。

 

 

久石譲/テレビ・ドラマ・アルバム

Original Sound Track 『ぴあの Vol.1』より
ぴあの “Joe’s Project” [ピアノ弾き語り]
Ripply Mind ~さざめく心~ [ピアノ・ソロ]
The Bonds Of Love ~愛情の絆~ [ピアノ・ソロ]
Fortepiano ~心の動機~ [ピアノ・ソロ]
From Pianissimo ~小さな決心~ [ピアノ・ソロ]
Path To The Lights ~希望への道~ [ピアノ・ソロ]
White Lie ~罪のない嘘~ [ピアノ・ソロ]
Twitter ~姉妹の喜び~ [ピアノ・ソロ]
Behind Backs ~ひそかな裏切り~ [ピアノ・ソロ]
Instrumental ~ぴあの~ [ピアノ・ソロ]

Original Sound Track 『ぴあの Vol.2』より
Regrets ~夕焼け~ [ピアノ・ソロ]
She Calls ~おむかえ~ [ピアノ・ソロ]
Tears ~夜~ [ピアノ・ソロ]
No Answer [ピアノ・ソロ]
ぴあの “純名里沙&Joe’s Project” [ピアノ弾き語り]
ぴあの ~Instrumental~ [ヴァイオリン・ソロ+ピアノ伴奏]
へんなまち ~Introduction~ (※) [ピアノ・ソロ]
へんなまち “純名里沙” [ピアノ弾き語り]
ぴーかぴか “純名里沙” [ピアノ弾き語り]
Broken Whistle ~拾いもの~ [ピアノ・ソロ]

Album 『地上の楽園』より ☆特別収載
ぴあの “English Version” [ピアノ弾き語り]

フジテレビ系全国ネット・ドラマ 『大人は判ってくれない』より
君だけを見ていた ~オープニング・テーマ~ [ピアノ・ソロ]

(※)CD『ぴあの Vol.2』に収録されている11曲目「へんなまち」と12曲目「ぴーかぴか」の前後に本楽譜のインストの曲が収録されています。

監修:久石譲
協力:株式会社ワンダーシティ/パイオニアLDC株式会社
編曲・採譜:青山しおり
定価:1,500円+税
発行:株式会社ドレミ楽譜出版社

 

Book. 久石譲 「パラダイス・ロスト」

1994年10月3日 刊行 パロル舎

 

「風の谷のナウシカ」「ぴあの」の作曲家・久石譲が言葉で奏でる繊細壮大、新たな世界。楽園にいながらも、決して楽園を歌わない人を描いた、「失われた楽園」の物語。

(ブック・インフォメーションより)

 

 

パラダイス・ロスト

【目次】

1あらかじめプログラムされていたマイヤ。

2デジタル表記の0と1の間にはミクロの世界が存在する。

3夏子はまるで少女のように危険な摩天楼と友達になった。

4僕の中の一つのロンドンは終わったのかもしれない。

5あんたは偶然という奴を信じますか?
そして冴恵はサウスイーストの季節風に乗って現われた。

6女はひとつ恋する度に前へ進み、男は振り出しに戻る。

7僕はいまパリにいる。だがそんなことは誰もしらない。
そして、サティは無造作に僕の前の椅子に腰かけ足を組んだ。

8ザクロのように真っ赤な血の滴る。

9楽園にいる人は楽園を歌うことはない。

 

 

この作品は1993年10月より1994年9月まで12回にわたって、『エスクァイア』誌上に連載された同名小説に、大幅に加筆訂正されたものである。なお本文中ゴシック部分は、アンヌ・レエ著 村松潔訳 『エリック・サティ』(白水社刊)より引用した。

(本書巻末より)

 

単行本: 229ページ
出版社: パロル舎
言語: 日本語
ISBN-10: 4894191156
ISBN-13: 978-4894191150
寸法: 19 x 13.4 x 2.4 cm

 

Disc. 久石譲 『ぴあの オリジナル・サウンドトラック Volume 2』

1994年8月25日 CD発売 PICL-1084

 

1994年放送 NHK連続テレビ小説「ぴあの」
音楽:久石譲 出演:純名里沙 他

 

NHK連続テレビ小説「ぴあの」テーマ・ソング「ぴあの」(純名里沙&JOE’S PROJECT)、挿入歌「ぴーかぴか」、「へんなまち」(唄:純名里沙)を含む全15曲収録。

 

 

NHK連続テレビ小説「ぴあの」挿入歌
「ぴーかぴか/へんなまち」 純名里沙

1994年8月21日 CDS発売 CODA-467

ぴーかぴか 純名里沙

1. ぴーかぴか 作詞:富永元文 作曲:久石譲 編曲:青木望 歌:純名里沙(桜井ぴあの)
2. へんなまち 作詞:嶋田陽子 作曲:久石譲 編曲:青木望 歌:純名里沙
3. ふしぎなポケット 作詞:まどみちお 作曲:渡辺茂 編曲:小森昭宏 歌:濱松清香
4. ぴーかぴか 作曲:久石譲 編曲:青木望 (オリジナル・カラオケ)

 

同作品収録のTrack.15「ぴーかぴか」とはバージョンが異なる。編曲者が違うためである。

 

 

 

「(映画などの)メイン・テーマやNHKのドキュメンタリー番組「人体」とか、作品として残る仕事以外は断っていたので、テレビの劇伴は10年ぶりなんです。ずっと映画だけやってきているから、テーマをもとに適当にセレクトしてやればいいところを、映画のようにきちんと合わせて作っちゃった(笑)。NHK側が思いっきり恐縮していましたけど(笑)。15分番組だと約5曲入れてるから、週に6本で30曲でしょ? 10週書くと300曲。もちろん決まったテーマはあるから全部新しいわけじゃないけれども、途中でハッと気づいたら、とんでもない量を作ってたんです(笑)。『オリジナル・サウンドトラック ぴあの Vol.2』(8月発売予定)と合わせてもその中の抜粋でしかなくて、5枚ぐらい出せるんじゃないかっていう(笑)。でも、しかたがないですね。流れ作業的なテレビのやり方が、僕はあまり好きじゃないから。」

「ええ。テレビのスタイルに合わせて小編成にしたんですが、基本的にシンセサイザーが中心で、最後に全部まとめて録った生と混ぜてます。全体的なことで言えば、今回は半年間、毎朝流れるので何度聴いても飽きがこないように配慮してました。」

Blog. 「KB SPECiAL キーボード・スペシャル 1994年9月号 No.116」 久石譲インタビュー内容 より抜粋)

 

 

ぴあの オリジナルサウンドトラック volume 2

1. ぴあの (純名里沙&JOE’S PROJECT)
2. South WInd ~南風
3. Regrets ~夕焼け
4. Music Box ~lost
5. Searching Time ~探しもの
6. Broken Whistle ~拾いもの
7. She Calls ~おむかえ
8. Side Wals ~草笛
9. Piano
10. Music Box ~found
11. Tears ~夜
12. No answer
13. ぴあの ~Instrumental
14. へんなまち (純名里沙)
15. ぴーかぴか (純名里沙)

Produced by Joe Hisaishi

Musicians
Keboards:Joe Hisaishi
Additional Keyboards:Haruki Mino
Drums:Yasushi Ichihara
Bass:Chiharu Mikuzuki , Makoto Saito
Guitar:Jun Sumida , Shuji Nakamura
Accoustic Guitar:Hironori Miyano
Strings:Shinozaki Group