Posted on 2017/02/06
ふらいすとーんです。
今日は、いただいたメッセージをご紹介します。
「ジルベスターコンサート2016」について、「行きました!よかったです!」というメッセージをいくつかいただいています。わざわざコンタクトページから気持ちの込もった文章をありがとうございます。僕は読みながらひとりうれしくニンマリしているのですが、同時に僕だけの胸にとめておくのはもったいない!と思うものばかりです。そのなかからお便りのひとつです。
いろいろ悩み考え、それでも紹介したい!と思ったわけは、ただひとつ。「行った人の数だけ、感想があり感動がある」。僕のコンサート・レポートは、ひとつの感想にすぎません。ペタンとした薄いものです。でも、いろいろな感想が織り重なることで、ぐっと厚みもましますし立体的にもなり、久石さんファンによるパノラマなコンサート・レポートとして至極の景観になります。
Teporingoさんからのメッセージは、とりわけ長文で時間と気持ちを込めていただいたものです。ほぼ原文そのままに載せることを、快く承諾してもらいました。ありがとうございます。ひとりひとりの日常生活があって、コンサートに行きたい想いがあって、我慢や葛藤もあって、そして念願叶ったときのこみあげる喜び。
ぜひ、あなたの好きな曲を聴きながら、ゆっくり読んでくださいね。
久石譲 ジルベスターコンサート 2016 in festival hall
[公演期間]
2016/12/31
[公演回数]
1公演
大阪・フェスティバルホール
[編成]
指揮・ピアノ:久石譲
管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:安井陽子
[曲目]
TRI-AD for Large Orchestra
Deep Ocean *世界初演
1.the deep ocean
2.mystic zone
3.radiation
4.evolution
5.accession
6.the deep ocean again
7.innumerable stars in the ocean
—-intermission—-
~Hope~
View of Silence
Two of Us
Asian Dream Song
Symphonic Suite PRINCESS MONONOKE
—-encore—-
Dream More
My Neighbor TOTORO
ジルベスターコンサート2016
いつも楽しく、大変興味深く拝見しております♪
昨年末のジルベスターコンサート2016、初めて久石さんのコンサートに足を運びました。昨年は勉強の一年で、その間は全ての楽しみを断ち切っていたので、この年末のコンサートが念願叶っての初コンサートになりました!
夏、秋のコンサートもすごく行きたかったし、行こうと思えば行けたかもしれないけれど、何となく罪悪感と試験に落ちたらその言い訳材料になるのが嫌だったので…(^^;) 試験が終わったら!!!という思いでぐっと我慢しました。
感想とか「とても良かった。とても感動した」とか言うと、「それだけ?もっと色々ないの?」っていう感じですが、何ていうか表現下手なんですよね。(どんなところがどんなふうに良かったとか…)
今回のコンサートも、本当に素晴らしく、とても感動しました!もし、感情を波形で表す装置を装着したらきっと針が振り切れるほどであろうし、感情を色彩で表す装置を装着したらきっととても色鮮やかで美しい絵が映し出されるだろうな…と。
ブログに書かれていた、久石さんのピアノの音色を「魔法」って表現するの、とても素敵ですね♪私もそう思います!心踊らせる魔法、琴線に触れる魔法…、そんな魔法の音色に気持ちがとても満たされました( *¯ ¯*)
久石さんは世界で活躍されているbigなお方なのに、何ていうか腰が低いというか御自身からファンの人たちの所に歩み寄られてにこやかに対応されていて、なんかそういうのをとても大切にされているのかな…という印象を持ちました。そんな素敵なお人柄にも触れることができて、とても心温まりました( *¯ ¯*)
いつもいつもレポートで、作品の一つ一つをとても丁寧に考察されていて、大変興味を持って拝読しております。私は割りと感覚的に聴いちゃっているので(あ、だから感じることも感覚的になってしまうのか…。まだまだ深く掘り下げるほど自分自身のキャパが足りていないというのもあるのですが)、このようなレポートを読むのは自分が気づかなかったことなどを多く知ることができてとても楽しいです♪(自分ではたいした感想も書けないくせに、他人様の感想などを読むのは大好きなのです(^^;))
以前に書かれていた記事の中で、強く心に響き、大変印象に残っているフレーズがあります。
『あの日の大切な思い出に、次回は行きたいという想いに、そして未来の人たちがきっとうらやましがる音楽遺産に。『久石譲のコンサートを体感できる同じ時代に生きる喜び幸せ』は現代聴衆の特権です。』
この言葉をかみ締めながら味わった年末のひと時は、それはそれは大きな喜び幸せを感じた素晴らしい時間でした。何度読み返しても、心揺さぶるフレーズです。(大袈裟な表現とかではなく、本当に涙が出るレベルです(;∇;))偶然出会って心惹かれた時の思い、胸を焦がす思いでいた昨夏、その思いが成就した大晦日の感動の時間…、その時の気持ちを思い出すというか、そんな気持ちがすごくよく表されたフレーズなのかもしれません。何ていうか、今を生きる喜びの一つがここから見出せた気がするし、これからもそんな思いを大切にしていきたいと思いました。
私はまだまだ、久石さんの音楽を半分も知らないと思います。昔の作品も私にとっては新しい出会いであり、こちらのサイトは道標となってくれる大変ありがたい存在です。是非これからも、私を含め多くの方々の道標になっていただけると嬉しいです♪
自分の思いをこうやって文字にしてみると、なんか薄っぺらい表現しかできないなぁ…(支離滅裂ですし、やっぱり表現下手ですね(^^;))と思いますが、少しスッキリしました。
これからももっともっと久石さんの素敵な音楽に出会っていきたいと思います♪
(2017.1. written by Teporingoさん)
素敵なコンサート・レポートです。じんわり心温まります。
僕のは、いつも解説チックな無表情なところもあるんですけど、Teporingoさんの感想はとてもストレートで、人柄や客席で聴いている姿が浮かんでくるほどです。やっぱりいいですよね、いろんな人のコンサート感想がみれるのって。
いつもサイトやブログをチェックしてもらっている、それがわかっただけでも僕にとってはうれしいの一言に尽きます。────印象に残っているフレーズなんて、恥ずかしい。「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ2016」のコンサートレポートに書いたと記憶しています。たしかあのときは、貴重な全国10公演というのもあって、各地からコンサート感想がたくさん集まるツイッターのつぶやきを、まとめさせてもらいました。コンサート直後の感動を瞬間的に封じ込めたかったんですね。今そのツイートの封をあけても、うるっときます。
ちょっと手をのばせば掴むことができる、最高の幸せ。久石さんのコンサートに行くことや久石さんの音楽を聴くことは、僕のなかでそんな感じです。Teporingoさんのなかでも、なにか共感するところがあって、少しでも響いてくれるものがあったなら、こんなにうれしいことはありません。当たり前を当たり前と思わずに、そんな幸せや喜びをかみしめたからこそ、Teporingoさんは、大晦日のあの日、素晴らしい時間を過ごすことができたんだろうなあと思います。
載せることを迷い悩んだ理由。
あくまでも、対ふらいすとーん、一対一のやりとり(コンタクトフォームからのお便り)だからこそ、ここまで純粋に素直に書いてもらったんだと思うんです。だから、はたしてこれを載せていいものか、載せていいですか?と聞いていいものか、正直悩んだ日々でした。
でもやっぱり紹介したい気持ちのほうが強かった。感動や共感を分かち合える場所って大切だな、と思ったからです。掲示板やBBSでもない場所、コミュニケーションが縦横無尽に飛び交う場所ではないけれど、「想いが刻み残される場所」がある。僕だけのものじゃなくて、久石さんファンによって積み重ねられる記憶の場所となっていけたらいいなあ、そう今思っています。
どうぞご安心ください。
いただいたメッセージを勝手に載せることはありません。シンプルに僕とあなたとの一対一のコミュニケーションです。メッセージを送ることも気軽に、ちゃんとしたこと書かなきゃとか力まず気負わずに、フランクにドアをノックしてください。
ぶつぶつ……コンタクトフォームの、メッセージ本文の記入枠って小さいんですよね。あれ、右下角の // をビーっとドラッグ伸ばしてもらったら大きく広がります。ブラウザによって?スマホは?できないかもしれません、むむっ。ちょっとでもストレスフリーに書きたいことを書いてもらえたらいいなあ……ぶつぶつ。
最初から掲載OKの心意気なら、そう書いてもらっても大歓迎です!まずは、気軽にコメント欄からひと言ふた言でも。あ、こっちは自動的に掲載されますのであしからず(^^)
もちろんコンサート感想だけじゃなくて、最近の久石さんの活動についてとか、特別な想いのある作品とか、久石さんにまつわる思い出とか、ぜひ一度立ち止まって想い馳せてみませんか?あなたも知らなかったあなたのなかの新しい響きが聴こえてくるかもしれませんよ。
Teporingoさん、最後のほうに「少しスッキリしました」と書いてくれていました。これもまた大切なことだと思うんです。たぶん、書くことで心や頭を整理して自分と向き合って、自分はこんなことを思ってたんだと新鮮な驚きもあるなか書いてくれたと思います。こういう作業?儀式って、一連のコンサートイベントをさらに膨らませる、そして幸せな余韻を満たしてくれる、観客の観客による観客のための価値創造。そんなふうに思っています。
僕のなかで「久石譲ジルベスターコンサート2016」の感動がひとつ大きくなった、喜びのおすそわけをいただいた、そんな大切なメッセージのひとつです。Teporingoさんにとっても、より記憶にも心にも深く刻まれたコンサートになったんじゃないかなあと思います。そしてこれから先、久石さんのコンサートにどんどん足を運べるとしたら。数年後に「初コンサートの感想」を振り返れるって、とても素敵なことですね☆彡
それではまた。
reverb.
メッセージにはすべてお返事しています、ぜひちょっとでもお話しましょう(^^)♪
reverb2.
照れくさくも勇気のいったTeporingoさんにぜひ温かい拍手を(^-^) コメントメッセージなんかももらえたらうれしいな~♪やっぱりいいですよね~、いろんな人の久石さんへの想い♪僕は心から知りたい。
*「Overtone」は直接的には久石譲情報ではないけれど、《関連する・つながる》かもしれない、もっと広い範囲のお話をしたいと、別部屋で掲載しています。Overtone [back number]
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