Overtone.第102回 「久石譲スタジオジブリ フィルムコンサート ツアーファイナル」コンサート・レポート by ふじかさん

Posted on 2025/07/24

7月16,17日開催「久石譲スタジオジブリ フィルムコンサート ツアーファイナル at 東京ドーム」です。武道館コンサートから17年ぶりとなったジブリフィルムコンサートは久石譲×ロイヤル・フィルという豪華な日本公演で実現しました。2017年から始まった世界ツアーの集大成であり世紀の凱旋公演です。

今回ご紹介するのは、ふじかさんです。久石譲と共に歩んだ14回目のレポート!さすが過去コンサートの記憶と思い出もたっぷり詰まったレポートに脱帽です。しかも一筆書きしたような勢いは、ライブの余韻どころかライブ直後に鮮やかすぎてただただ楽しい。ぜひお楽しみください。

 

 

Joe Hisaishi Royal Philharmonic Orchestra Special Tour 2025
Studio Ghibli Film Concert Tour Final at Tokyo Dome

[公演期間]  
2025/07/16,17

[公演回数]
7/16 1公演
7/17 2公演
東京・東京ドーム

[編成]
指揮:久石譲
管弦楽:ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:東京混声合唱団/ブルックリン・ユース・コーラス/リトルキャロル
ソプラノ : エラ・テイラー
ヴォーカル:麻衣
マンドリン:マリー・ビュルー
マーチング:陸上自衛隊東部方面音楽隊
      陸上自衛隊第1音楽隊
      海上自衛隊東京音楽隊
      航空自衛隊航空中央音楽隊
      航空自衛隊中部航空音楽隊

[曲目]
風の谷のナウシカ
1. “NAUSICAÄ OF THE VALLEY OF THE WIND”

魔女の宅急便
2. “KIKI’S DELIVERY SERVICE”

もののけ姫
3. “PRINCESS MONONOKE”

風立ちぬ
4. “THE WIND RISES”

崖の上のポニョ
5. “PONYO ON THE CLIFF BY THE SEA”

天空の城ラピュタ
6. “CASTLE IN THE SKY”

紅の豚
7. “PORCO ROSSO”

ハウルの動く城
8. “HOWL’S MOVING CASTLE”

千と千尋の神隠し
9. “SPIRITED AWAY”

となりのトトロ
10. “MY NEIGHBOR TOTORO”

—–encore—-
Ask me why (for Piano and Orchestra)(映画『君たちはどう生きるか』より)
Madness(映画『紅の豚』より)
Ashitaka and San(映画『もののけ姫』より)

[参考作品]

久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~ DVD A Symphonic Celebration

 

*プログラムの楽曲リストは、コンサートページや上のDVD/CD作品ページをご参照ください

 

 

Joe Hisaishi Royal Philharmonic Special Tour 2025 Studio Ghibli Film Concert Tour Final at Tokyo Domeコンサートレポート

 

初日7月16日公演の模様をレポートさせて頂きます。

2025年7月16日 東京ドーム 19:00開演

3月、コンサート情報発表を知り、衝撃が走りました。今年の夏は豪華コンサート3本立て。ジブリフィルムコンサート、ロイヤルフィルとのスペシャルコンサート、祈りのツアー、どれも甲乙付け難い特別なコンサートたち。その中でも特に人気の集中したジブリフィルムコンサートに、幸運にも行くことが出来ました。

前回2008年の武道館公演は行くことが出来ませんでしたが、行けたフィルムコンサートとしては、2011年の大阪城ホールでのチャリティーコンサート公演ぶりとなりました。

 

 

当日、東京の天候は雨が降ったり、強風が吹いたりの悪天候。ですが、入場時間周辺は少し穏やかになり、青空が垣間見えたりする中、会場へ入ることが出来ました。

会場外は、今までにないレベルの人、人、人!!!世の中にはこんなにも久石さんが好きな人がたくさんいるんだなぁ・・・と改めて驚きました。入り口周辺にはコンサートの大型掲示物がたくさん。いつものコンサートとはスケールが違いすぎて、動揺してしまいました笑

手荷物検査、チケットもぎりをすぎて、回転扉を通過すると、そこには大きな「Joe Hisaishi Studio Ghibli Film Concert Tour Final」と書かれた液晶パネルが掲示されていました。

ドーム内に入ると、ものすごい座席の数!大阪城ホールではキャパシティが16,000人くらいでしたが、今回は40,000人収容とのことで、2倍以上!改めて規模の大きさに驚きました。

開演の10分くらい前にスクリーン映像とBGMが流れ始め、特別な時間の始まり。聴いたことのないピアノ曲、『感-feel-』のようなアルペジオが印象的なゆったりとした曲とともに、スクリーンには樹々の絵が映し出されていました。(ふらいすとーんさんに確認したところ、曲名は『Musica del Museo』との事でした)

19時くらいからオーケストラ奏者、合唱隊が次々にステージに登壇。チューニングののちに、笑顔で久石さんがステージへ登場。いよいよコンサートが始まります。

 

 

『NAUSICAA OF THE VALLEY OF THE WIND』

ティンパニの轟音とともに、ナウシカからスタートです。2011年チャリティー公演もこの曲から始まっています。前奏に続き、久石さんがピアノへ移動。近年のコンサートでは中々聴けなかったピアノソロがもう冒頭から始まるという超贅沢な構成。

ここのピアノソロも年代ごとによって若干の違いがあるんですよね。2011年くらいはメロディーに装飾音がついていたり、2014年くらいからはシ♭ードーレーと続くところで左手の伴奏がなくなり両手でメロディのみに。今回は2015年のSymphonic Poem版を継承した感じがしますが、少しリズムが変わっていたりと発見がありました。

合唱が加わり、『ナウシカレクイエム』、『メーヴェとコルベットの戦い』『遠き日々』と次々と名曲が畳み掛けます。大型スクリーンに映し出される映画のシーンとステージ上の生演奏。視覚情報が多すぎて、どこを追って聴けばいいのか若干混乱気味であっという間にフィナーレの『鳥の人』へ。終盤、『風の伝説』へのメロディへと繋ぎ、転調する部分のアルペジオはこのツアーから追加された気がします。

 

『KIKI’S DELIVERY SERVICE』

武道館公演以来、この楽曲は細かく改訂されていて、今回のフィルムコンサートツアーではそれらの集大成なアレンジになっていると思っています。

『海の見える町』ではピチカートから始まり、メロディフォニー版から採用されたメロディの装飾音とターン、伴奏のピアノ、2014年版から採用された木管や弦楽でのメロディの追いかけっこ、2018年版から採用された副旋律や華やかな打楽器パート。各アレンジから良いところがそれぞれ合わさって聴いていてとても楽しい構成に進化しています。

『傷心のキキ』ではスクリーンの映像と曲の悲しさが相まって泣きそうになりました。『母さんのホウキ』は2019年の交響組曲版とほぼ同じと思われ、最後の最後までソロヴァイオリンの技巧的でも美しく響き渡る音色に酔いしれました。

 

『PRINCESS MONONOKE』

武道館から採用されたコーラス入りの豪華アレンジ版。久石さんの右から大きく腕を振るような仕草とともに太鼓の打撃音。『アシタカせっき』からスタートです。コーラスが入る部分から音量もグッと上がり、ステージからの迫力が凄く鳥肌が立ちました。

続く、『タタリ神』では和太鼓の力強い音ともにおどろおどろしい弦楽や木管のうねり、迫り来るような旋律。

『もののけ姫』ではソプラノのエラ・テイラーさんが登場し、日本詞で歌われていました。ワンコーラス後に続く、転調とソプラノが副旋律に回る構成は、久石さんのコンサートでしか聴けない特別なアレンジ。最終盤でのハイツェーでのロングトーンは収録音源よりも長く、圧倒されました。

 

『THE WIND RISES』

世界ツアーからソロ楽器がバラライカからマンドリンへ置き換わりました。今回は青いスーツを着たマリー・ビュルーさんが務め、久石さんのピアノのエスコートともに楽曲が始まりました。何気にこの曲を個人的にコンサートで聴けたのは2014年の長野公演以来だったと思います。

続く『菜穂子』のテーマでは主旋律が久石さんのピアノソロからマンドリンへ変わっています。組曲から採用された副旋律を木管が彩りを添えます。

再び『旅路』へ。スクリーン映像は二郎と菜穂子の2人のシーンを中心に描かれ、繊細で美しいメロディがより際立って聴こえてきました。映画のキャッチコピー“生きねば”というメッセージが改めて心に強く響きました。

 

『PONYO ON THE CLIFF BY THE SEA』

『深海牧場』の導入から始まり『海のおかあさん』へ。再びソプラノのエラ・テイラーさんが歌い上げます。2023年に披露された交響組曲版では合唱バージョンになりましたが、改めてソプラノソロが映える曲だなぁと思いました。こちらも終盤のロングトーンの箇所は音源よりも長かったと思います。

『いもうと達の活躍』で合唱で現れる宗介のテーマも忘れないように。『母と海の賛歌』波の魚に乗って宗介に会いに来るポニョの映像が印象に残ります。

『崖の上のポニョ』は英語詞バージョンで。1番が終わり、2番への間奏で転調していく様子が個人的にはとても気に入っています。2番のピアノソロパートでは2011年時は久石さんがピアノを弾いていましたが、ワールドツアーからは指揮のみになっています。

最終盤、楽曲の終わりとともに、スクリーン映像も映画のラストシーンへと変わり、曲が鳴り止むとともに、映像もしっかり終わるとという演出に心を打たれました。会場も圧倒されたようで、拍手が一際大きかった気がします。

余談ですが、2011年のチャリティーコンサートでは『THE GENERAL』組曲の1楽章と1楽章が取り上げられ、5楽章では爆破のシーンと楽曲がぴたりと合う演出もしていたことも思い出しました。

 

『CASTLE IN THE SKY』

アリーナ内に登場した自衛隊のマーチングバンドの演奏によって『ハトと少年』から始まります。マーチング版の演奏は2017年の交響組曲版ではなく、トランペットとオーケストラのためのWDO版のリズムが元になっています。

続く、『君をのせて』はコーラスのみからスタートして、徐々にマーチングバンドも伴奏に混ざってくる構成に。スクリーン映像は映画本編のオープニングのシーンとなっていました。

最後の『大樹』ではアレンジは違えど、交響組曲版を元にし、さらに合唱が加わる豪華版。コーダ部も一度静かに消えそうになったところから突如駆け上がり、バン!と終わる展開に。

会場内で聞くと、広すぎる会場故に若干の音ズレがあった印象でしたが、改めて配信版は音ズレもなくぴたりハマった演奏になっていました。

 

『PORCO ROSSO』

ここでは1曲まるまる久石さんがピアノを演奏するとても貴重な時間。

ピアノソロも演奏される度に少しずつ変化がありますよね。さらに途中からは音源にも収録されていない、指パッチン付き。やがて金管木管が入ってきてメインメロディーは引き継がれていきます。クラリネットのアドリブ的なパートが終わると、楽曲は終盤へ。最後の部分はピアノの音だけで終わらずに、他のパートも和音を重ねてフィナーレへ。

こちらも余談ですが、2022年の交響組曲のアウトロでの弦楽パートも素敵だったんですが、いまだに収録されず・・・笑 早くこちらも再び聴きたいところです。

曲が終わるとオーケストラのスタンバイのため、久石さんは一旦ステージからはけますが、準備完了し、チューニングが終わるとすぐにステージへ。休憩なしのノンストップ公演です。

 

『HOWL’S MOVING CASTLE』

再びオーケストラ編成での演奏に戻りました。『Symphonic variation ”Merry -Go-Round”』に『Cave of Mind』が加わったアレンジで武道館より演奏されてきていますが、改めて聴くと、このアレンジによってより”ハウルの動く城”の音楽世界観がより完成されたなぁと思います。

『Symphonic variation ”Merry -Go-Round”』の方は序盤に『空中散歩』のシーンで一度完全版のワルツのパートが出てきますが、『Symphonic variation ”Merry -Go-Round”』+『Cave of Mind』ですと、本当に最後まで完全版ワルツが姿を表しません。なおかつ映画本編の内容に沿って楽曲が展開されてきていて、映画そのものも追体験できる交響組曲的な要素も加わっています。

『Cave of Mind』が奏でられると、久石さんがピアノへ・・・そう最後に『人生のメリーゴーランド』の完全ワルツが締めくくりに演奏されます。

この日の公演は久石さんのピアノソロのアレンジが変わりました。メロディのスタートが通常の「レーソーシ♭ー」ではなく、「レーミ♭レド♯レソシ♭レー」という感じで出だしにターンの装飾音がついたお洒落なアレンジでした。『小さいおうち』のワルツを彷彿させるような、少しジャジーな印象を与えるような、そんな演奏でした。

個人的には結構気に入りましたが、配信の最終公演では通常の演奏に戻っていたようです。そこから大団円のワルツが優雅に奏でられて、楽曲はフィニッシュです。

 

『SPIRITED AWAY』

麻衣さんがステージに登場して、前半の『One Summer’s Day』からスタートです。

2017年の世界ツアーが始まった頃はピアノソロのみでしたが、公演を重ねいていくうちにこちらも変化してきて、最終的には麻衣さんのボーカルと久石さんのピアノが入れ替わりながら進む前半、『いのちの名前』の歌詞が歌われる後半の構成となりました。

ちなみにこの久石さんの伴奏で2022年のWDOは三浦さんのバンドネオンをフィーチャーして演奏されていたのも記憶に新しいですよね。

こちらも久石さんが最初から最後までピアノで麻衣さんをエスコート。アウトロには、麻衣さんの高音でのスキャットも新たに加わり、こんなに広大な東京ドームの空間、久石さんのピアノと麻衣さんの歌声のみが響き渡るという贅沢な時間が流れていました。

ここで久石さんがマイクを取って短めですが、MCがありました。

「海外で娘ですとここで紹介するとウケるんです」と言った後、麻衣さんの紹介へ。会場からは温かい拍手に包まれました。そして「皆さん楽しんでますか?」と問いかけた後の拍手を聞き取った後、再び演奏へ戻りました。

後半は『ふたたび』のボーカルバージョン。このアレンジはジブリフィルムコンサートでしか聴くことのできない貴重な楽曲。間奏で聴くことのできる壮大なオーケストレーションも個人的には好きなポイントです。

 

『MY NEIGHBOR TOTORO』

チェレスタやマリンバ、グロッケンが可愛らしく奏でる『風のとおり道』が短く流れた後、明るく快活な『さんぽ』へ。楽器紹介付きの『オーケストラストーリーズ』のアレンジと合唱が融合したバージョンです。冒頭の歌だし、コーラスが通常より早く入ってしまうトラブルのありました。後半は麻衣さんとエラ・テイラーさんが登場し、二人での美しいハモリも聴かせて下さいました。

その後はメインテーマの『MY NEIGHBOR TOTORO』が本編のトリを飾ります。シンプルなメロディを際立たせるための緻密なオーケストレーションが本当に印象的で、曲中3回転調を繰り返していきます。後半の久石さんのピアノソロを際立てるヴァイオリンの副旋律が個人的には本当に好きなポイントです。

In CからIn Bへ半音下がる転調を過ぎて、楽曲はクライマックスへ。トトロのメロディが次々と畳みかけるように壮大なフィナーレでバン!という音でフィニッシュです!個人的には2017年のWDO川崎公演で聴いた以来でしたので、かなり久しぶりな印象でした。

 

ここで本編は終了で、割れんばかりの大きな拍手。その中でいつものコンサートで恒例なオーケストラメンバー、合唱団への紹介&拍手タイム。何度か久石さんの出入りがあったのちに、僕にも拍手して!のような仕草ののちに、久石さんはピアノへ向かいます。

 

 

ENCORE

『Ask me why』

聴き慣れない弦の刻みが始まり、「なんだこの曲は!?」と思った瞬間、馴染みのあるコードGの和音が・・・そうです ”君たちはどう生きるか”よりメインテーマの『Ask me why』のピアノとオーケストラによる新アレンジです。

久石さんのピアノに寄り添うように、弦楽や木管、金管が静かに折り重なっていくとても美しいオーケストレーションで、聞いている瞬間は本当に衝撃で鳥肌が立ち続きました。中間部の間奏では、リズムの波紋の広がりが印象的で、『Sense of the Light』のような雰囲気も感じました。

昨今の”Single Track Music”の要素も取り入れられてようなアレンジに進化したこの楽曲。今後も生で聴ける機会がたくさんあると嬉しい限りです。

終盤のサビでは今までの演奏とは少しリズムが異なる箇所もあり、弦楽の波が広がっていくような副旋律もかっこよく、その後は静かに新たな和音が追加されてフィニッシュでした。

 

『MADNESS』

アンコールは2曲だと思うから、『MADNESS』はやらないだろうな・・・と思っていたら、この曲の演奏が始まりました。久石さんが2度ほど楽曲中にピアノと指揮台を行ったり来たり、国内での演奏は2022年のWDO以来だったと思います。

構成は武道館でのアンコール、交響組曲版と同じ少し短めの構成で、あっという間にフィナーレでした。最後のバン!という音に続け、会場内は爆音とともに、金銀のテープが炸裂。会場内も「あっ!!」という驚きの声で包まれました。

 

『Ashitaka and San』

アンコール最終曲はこちらの楽曲で。武道館の際も演奏されていましたが、世界ツアーからは前半の久石さんのピアノ演奏にオーケストラの伴奏がつき、サントラバージョンに近いアレンジとなりました。最後の一音まで久石さんのピアノを堪能し、後半は指揮台へ、オーボエ、弦楽の間奏に続き、コーラスが加わります。

間奏の間に久石さんからのメッセージがスクリーンに投影されました。

今回は英詞での合唱で、日本詞がそのまま英詞になった印象でした。最後は合唱の美しいハーモニーが希望の音色を奏でて、静かに消えゆくように演奏が終わりました。

 

 

再び会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。久石さんは何度か舞台袖とステージは行き来したのち、弦楽パートの奏者の方々と握手を交わし、会場に大きく手を振ってステージから去っていきました。

あっという間でしたが、とても濃密だった2時間の公演。近年のコンサートではなかなか見ることができなかった、久石さんのピアノ演奏も堪能でき、大満足なコンサートとなりました。たくさんピアノを弾いていたコンサートで直近で印象に残っているのはWDOツアーの2015年、2017年、2022年でしたが、それらのコンサートよりもピアノを弾いていた印象です。

コンサート後半、ピアノと指揮を行ったり来たりする姿は2010年のアジアツアー、2011年のフィルムチャリティーコンサートあたりも彷彿とさせてくれました。

夏の大きなコンサートはあと2本ほど大きなツアーが控えています。次回は久石さんの最新作が堪能できるサントリー公演。こちらも本当に楽しみです。

2025年7月22日 ふじか

 

photos by ふじか

https://x.com/fujica_30k

 

これから先いつ読んでも瞬時にフラッシュ=バックしそうなレポートありがとうございます。その公演でしか書けない感想、ライブ配信でしか書けない感想がありますね。ふじかさんの鮮やかな16日公演の感想はおそらく大変貴重な記録になるでしょう。みんなが期待する円盤化もどの公演が選ばれるかはわかりません。そうは言っても17日夜の最終公演だろうという予想は誰しもありますよね。そうだからこそ16日公演のレポートは未来への財産です。

僕はふじかさんとコンサート会場でご一緒できたときには、終演後に喫茶しながらお話できる機会もあります。今回はこのコンサート・レポートを読みながらしっかりたっぷりコンサート談話できた気分です。皆さんもそんな気分を味わうことができたならうれしいです。

 

 

 

 

みんなのコンサート・レポート

 

 

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コンサートについて語りたいそう願うのは、ほかならぬ私もまた誰かにコンサートや音楽の魅力を教えてもらった一人だからです。

 

 

みんなのコンサート・レポート、ぜひお楽しみください。

 

 

reverb.
ジブリコンサートの感想を語れるなんて、今しかできないギフトですよ~!いつでもウェルカムしています。

 

 

*「Overtone」は直接的には久石譲情報ではないけれど、《関連する・つながる》かもしれない、もっと広い範囲のお話をしたいと、別部屋で掲載しています。Overtone [back number] 

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