Overtone.第72回 「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2022」コンサート・レポート by ふじかさん

Posted on 2022/08/03

7月23~29日開催「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2022」です。今年は国内5都市5公演&国内海外ライブ配信です。予定どおりに開催できることが決して当たり前じゃない今の状況下、出演者も観客も会場に集まることができた。まだまだ足を運べなかった人もいます。昨年に引き続きの開催&ライブ配信に喜んだファンはいっぱいです。今年も熱い夏!

今回ご紹介するのは、おなじみふじかさんです。ご紹介するバリエーションが尽きてしまうくらい、いつもありがとうございます!さすが多彩な久石譲コンサートに足を運びつづけている、体感するものや感想がよりパーソナルなものになっていると感じてきます。ぐっと深く広がりをもった宝物の音楽体験。初めての久石譲コンサートから13年か、こちら26年くらい。ポテンシャルの差を感じてしまう(苦笑)こんなにたくさんのこと聴けないと思っている人も大丈夫ですよ。これから少しずつ一歩ずつ触れていけば、きっと音楽は豊かに響いてくれます。

 

 

久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ 2022

[公演期間]  
2022/07/23 – 2022/07/29

[公演回数]
5公演
7/23 東京・すみだトリフォニーホール 大ホール
7/25 広島・広島文化学園HBGホール
7/26 愛知・愛知県芸術劇場 コンサートホール
7/28 静岡・アクトシティ浜松 大ホール
7/29 大阪・フェスティバルホール

[編成]
指揮・ピアノ:久石 譲
管弦楽:新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ
バンドネオン:三浦一馬
ソロ・コンサートマスター:豊嶋泰嗣

[曲目]
久石譲:水の旅人
久石譲:FOR YOU

久石譲:My Lost City for Bandoneon and Chamber Orchestra
Original Orchestration by Joe Hisaishi
Orchestration by Chad Cannon

—-intermission—-

久石譲:MKWAJU
久石譲:DA・MA・SHI・絵

久石譲:交響組曲「紅の豚」
Symphonic Suite Porco Rosso
Original Orchestration by Joe Hisaishi
Orchestration by Chad Cannon

—-encore—-
One Summer’s Day (for Bandoneon and Piano)
World Dreams 

[参考作品]

My Lost City 久石譲 『紅の豚 サウンドトラック』 Dream Songs: The Essential Joe Hisaishi Songs of Hope: The Essential Joe Hisaishi Vol. 2

 

 

WDO2022浜松公演の様子をレポートさせて頂きます。

2022年7月28日 アクトシティ浜松 大ホール 18:30開演

 

今年のWDOは『My Lost City』と『紅の豚組曲』の2本柱を軸にプログラムされました。4月にコンサート情報が発表になった際は、久石さんファン界隈の中では驚きと喜びに溢れました。そしてようやく待ちに待った公演の7月。

今回は初日の東京公演の様子が配信されました。そのため、7月23日の東京公演の様子を配信でじっくりとチェックした後、7月28日の浜松公演を実際に行って公演を観るといういままでにない楽しみ方もすることができました。

久石さんの長年のキャリアの中で、音楽の街である静岡県浜松市でのコンサートは初だったのではないでしょうか? 新日本フィルとしては、5月に50周年記念ツアーにて、同じくアクトシティ浜松での演奏会が実施されていたようです。

 

チケットもぎりを通過し、会場内へ入るとステージにはすでにピアノがセッティング済み。いままでのコンサートは指揮台すぐ横のやや上手よりに鍵盤が来るように置かれることが多かったですが、今回はステージのほぼ中央にピアノが置かれていた印象があります。

座席につくと、ピアノの高橋さん用のピアノの調律中でした。調律が終わり、しばらくするとオーボエの神農さんがステージで練習されており、『漂流者』のメロディが時折聴こえてきて、その時点で期待でワクワクが止まりませんでした。

18:30すぎに続々と楽団メンバーも集結し、いよいよチューニングがスタート。暫しの静寂ののちに、久石さんが登場しました。ちなみにアクトシティ浜松の大ホールの下手には扉が二つあり、奥側の扉はコントラバス群で通り抜けが難しいこともあってか、久石さんは、客席に近い扉から出入りをする形なり、そちらの扉にはスポットライトも当たっていました。

 

 

Joe Hisaishi『Watar Traveller』

ピアノとハープのイントロのち、フルートが加わり、その後炸裂する大迫力のオーケストラの音色。コンサートの1曲目には相応しい祝典序曲のような力強さもある大迫力の楽曲からスタートです。WDOでは2014年以来、8年振りに披露されました。

テンポは少し速めで、全体的にキレがあり、とてもカッコいい演奏に仕上がっていました。サビの主旋律のメロディももちろん、同時に流れるホルンの副旋律も壮大で本当に好きな楽曲の一つです。中間部での野津さんによる美しいフルートソロには本当にうっとり。弦楽のパートでは、各パートに「さあここだよ!」という感じに次々と指示を飛ばす久石さんの姿もありました。終盤では銅鑼が加わり壮大に元気よくフィニッシュ!

この曲、私が初めて久石さんのコンサートに行った時の「ミニマリズムツアー2009」の時も演奏されていました。その時は、音源を持っていなくて(※メロディフォニーもまだ出ていません)まったく知らない曲でしたが、その力強さに圧倒されたのを今でも覚えています。その当時は導入のピアノソロを久石さんが演奏していた時代でもありました。初めての久石さんのコンサートに参加したときの楽曲を13年経て、再び堪能できるということも感慨深かったです。

 

Joe Hisaishi『FOR YOU』

前曲と同じく映画『水の旅人』より選曲。ホルンの導入からフルートの美しいメロディ、そしてチェロがそのメロディをさらに紡いでいきます。冒頭のフルートソロは、野津さんではなく渡辺さんが演奏されるところも見どころの一つだと思います。サビではヴァイオリンのメロディが花開き、本当に美しい久石さんのメロディを堪能できます。音色の使い方から、なんとなく印象派的な感じも受けるこの楽曲。今年4月に行われた新日本フィルとの「すみだクラシックへの扉」での印象派クラシックの指揮の成果も出ているような、本当に彩豊かな演奏でした。

浜松公演では拍手が鳴りやまず、ここで久石さんは再度袖から登場。普段とは違う出入り口から登場する久石さんも少し照れたのか、頭をポリポリと掻きながら再度ステージに登場されていました。

 

次の楽曲へしばし舞台替えとなります。

 

 

Joe Hisaishi『My Lost City』

いよいよ今回の2本柱のひとつ、『My Lost City』の始まりです。拍手喝采の中、バンドネオンの三浦さんと久石さんが登場しました。

『Prologue』
朧げなストリングの音色で一気に『My Lost City』の世界へと誘います。ヴァイオリンの乾いたような高い音色から、渦巻くような弦の旋律。スーッと伸びていく和音の先に響く音色は…

『漂流者~Drifting in the City』
バンドネオンのソロが、寂し気なメロディを紡いでいきます。もう本当に美しかった。原曲ではピアノの音色が印象的で、個人的にはどこかピアノの音色は俯瞰するような形で聴こえていました。それが今回はバンドネオンに置き換わることによって、リアルで、その物語の主人公が鼻歌で歌っているような雰囲気も感じました。それにしてもピアノの旋律しか似合わないと思い込んでいたこのメロディが、こんなにバンドネオンがはまることも衝撃的でした。

『Jealousy』
ここでまさかのこの曲!確かに原曲でもバンドネオンがフィーチャーされてましたが、まさか生で聴けるとは!!ピアノの高橋さんによるジャージーなメロディも堪能できました。バンドネオンの三浦さんはうっとりとした表情で時折笑顔で演奏されていたのも印象的でした。クラリネットのマルコスさんの音色も色っぽくてとっても素敵でした。曲の終わる部分では久石さんの指揮台を降り、ピアノの前で指揮をしていました。

『TWO OF US』
久石さんのピアノの伴奏に合わせ、バンドネオンの三浦さんがメロディを奏でていきます。続いてはコンマスの豊嶋さんによるヴァイオリンソロ。どちらも甲乙つけがたい美しさ。そして、バンドネオンとヴァイオリンが絡みつつ演奏していくシーンでは、豊嶋さんと三浦さんがアイコンタクトで息を合わていました。まるで「すみだクラシックの扉」でのコンマスのチェさんとソリストのリーウェイさんがアイコンタクトを取っているのを彷彿とさせる瞬間でした。

『Madness』
こちらもバンドネオンがメインメロディへと進化をした『Madness』。武道館や世界ツアーでの構成を元にしたショートバージョンのアレンジでしたが、より濃密な構成になっていました。

『冬の夢』
まさかこの曲も聴けるなんて思っていませんでした。原曲ではチェロがフィーチャーされているので、構成から外れるのではないかと予想していましたが、どんどん予想を裏切っていきます。中盤のバンドネオンソロになる箇所では、2ndVnかピアノはわかりませんが、音量を抑えて抑えて!と二度ほど指示する久石さん。その後の盛り上がりでは大きく!新たに指示もされていました。

『Tango X.T.C.』
もともとバンドネオンがフィーチャーされているので、力強さ、色気に圧倒されました。ここでも三浦さんが笑顔で演奏されているのも印象的でした。中間部でのピアノの高橋さんによるスケール的なピアノ伴奏も美しくて、カッコ良かったです。終盤ではパーカッションも入り、ジャージーなパートへ。

『My Lost City』
組曲の最後の曲は、原曲CDでも最後を飾るこの楽曲。東京公演では久石さんのピアノで始まっていましたが、浜松公演では豊嶋さんソロヴァイオリンに差し替えられていました。その後、冒頭の『Prologue』と同じパートを回想し、バンドネオンが音色を加えながら、静かに楽曲が終わりました。

 

改めて8曲で構成された今回の組曲の完成度は本当に高くて、本当に感動しました。なんとも贅沢な時間で、体感時間は本当に数分だった気がします。今回、このような形で改めて作品として残されたことにより、今後のコンサートでの演奏機会が増えることを期待するとともに、この感じでいけば、『Etude』もソリストを迎えて、新たな久石流ピアノコンチェルト作品も再現可能では?と妄想も膨らみました。

 

 

ー休憩ー

 

 

Joe Hisaishi『MKWAJU 1981-2009』

国内演奏ではこちらもかなりお久しぶりになる楽曲。2010年のアジアツアー以来でしょうか? 2台のマリンバの導入のちに、マルコスさんによるバスクラの音色。そこから始まるズレてズレて、たまに合って、またズレにズレまくる同じ旋律がぐるぐると円を描いてくような演奏。もう本当に聴いていて楽しい!ヴァイオリンの掛け合いになるパートも対向配置になっているため、右、左とヴァイオリンの音色が行ったり来たりするのも楽しいです。各パートもどんどん折り重なっていき、最後はダンッ!とフィニッシュです!

 

Joe Hisaishi『DA・MA・SHI・絵』

ここ数年、よくプログラムに組まれることが多くなったこの楽曲。新日本フィルとは3月4月の演奏会でもセットリスト入りしていました。今回は座席が3列目だっとこともあり、久石さんの指示が細かく各パートへ手の先から飛んでいくのもしっかりとみることができました。3月4月でも演奏してきた甲斐があってか、今回の完成度もさらにグッと高まっている気がしました。テンポは3月に比べて速かった感じがします。

個人的な話になりますが、先日「Just ear」というソニーのオーダーメイドイヤホンを購入しました。耳の型を取る前にどういう音の構成にするかを決める段階があるのですが、そこでの視聴をこの『DA・MA・SHI・絵』をチョイスしてみました。コンサートで実際にこの曲を聴くと、ステージのあちらこちらからそれぞれの音色が、立体的に渦を巻くように聴こえてきます。その生で聴いた感じが近い音のプリセットを選ぶのにこの曲を試しに聴いてみた…というこぼれ話です。

 

Joe Hisaishi『Symphonic Suite Porco Rosso』

2本柱のうちのもうひとつ。いよいよ『紅の豚組曲』の登場です。

『帰らざる日々(イントロピアノソロ)』
次の曲の『時代の風』から楽曲がスタートするかと思いきや、久石さんのピアノソロからの導入でびっくりしました。ノスタルジーを感じる印象的なピアノソロで『紅の豚』の世界へと誘います。

『時代の風~人が人でいられた時~』
ピアノを弾き終わって、ミニマルを感じさせる弦楽の音色に、力強い低弦の刻み。木管の愉快なメロディ。サントラでしか聴いてこなかった曲がどっと、目の前に押し寄せてきました。生で聴くと、体に伝わってくるドンドンドンドンという音色に圧倒されました。

『Flying Boatment』
チューバの佐藤さんによる力強い前奏に続き、トランペットのメロディが、あの少し間抜けな空賊の様子をいきいきと表現しています。途中の渡辺さんによるピッコロのソロも美しく、楽しげです。

『Fio-Seventeen』
フルートの野津さんによる導入から始まります。原曲ではここにマンドリン的なメロディが入っていましたが、今回の組曲ではその音色をなんとハープで表現。ハープでこんな再現の仕方ができるんだとびっくりしました。中盤のホルンとストリングが絡む部分は久石さんの雄大で伸びやかなメロディを堪能できます。終盤はテンポアップし、少しスリリング若干タンゴを感じさせるような雰囲気で終わります。

『セリビア行進曲』
こちらも賑やかな行進曲。大股でずんずんと歩くような2拍子に金管やパーカッションの音色が彩りを添え、愉快な一曲です。

『Doom~雲の罠~』
前曲の雰囲気とは一変、暗い雰囲気の導入から始まります。その後はハバネラを感じさせるような舞曲のような雰囲気。二ノ国のサントラの『水の都』に近い雰囲気があります。

『アドリアの海へ』
マルコスさんの伸びやなかなクラリネット音色に終始うっとり。日常を感じさせるようなさわやかで明るい雰囲気のこの曲も組曲に取り込まれたこともうれしく思いました。ワルツ調の3拍子の曲ですが、浜松公演では明らかに伴奏の3拍目を弱く演奏しているような感じでした。なにかの意図があるのでしょうか?

『Friend(後半)』
ハープから始まってストリングスが入り、少し暗い雰囲気を感じさせるこの曲は、『風立ちぬ』のサントラより、『菜穂子(会いたくて)』を連想してしまいます。

『Madness』
前半の『My Lost City』内ではバンドネオンメロディで演奏されていたものが、こちらでは満を持して久石さんのピアノにて披露されてました。東京公演の配信時では、若干オケとのズレもあり心配な箇所もありましたが、浜松公演ではピタリと演奏されていてとてもカッコよかったです。中盤のピッコロとオケとの掛け合いの部分も聴いていて楽しいんですよね。後半では再度久石さんがピアノに戻り、オケとの掛け合いへ。

『帰らざる日々』
冒頭のイントロ同様に久石さんのピアノがメインに、今回は優しくストリングスが包み込むようなアレンジに。浜松公演では久石さんのソロパートに、金管・木管メンバーによるフィンガースナップが追加されていました。前半の構成はWDO2015の際のものと類似していたと思います。

久石さんが指揮台へ戻ると、今度は転調し、ジャズパートへ。こちらは『Piano StoriesⅢ』の『il Porco Rosso』の後半を元にアレンジされていたと思います。フリューゲルホルンやトランペットがジャージーなメロディを次々とバトンをつなぐように演奏していました。盛り上がりのピークを迎えたのちに、再度『帰らざる日々』のメロディが顔を出し、久石さんが再度ピアノへ。

アウトロを久石さんが演奏するとともに、ピアノを包み込むように、まるでポルコの魔法が解けるかのような繊細なストリングスが浜松公演では追加されていました。

 

 

演奏が終わると拍手喝采。ここで何度かのカーテンコールのちに、恒例となった各楽器担当への拍手タイム。そして、Encoreへと移ります。

再度バンドネオン演奏用の椅子と譜面台が用意されたのち、三浦さんと久石さんが登場。久石さんが長く息を吐きながら、ピアノへ向かい譜面を用意しているのが印象的でした。

 

 

Encore1『One Summer’s Day』

アンコール1曲目は、バンドネオンとピアノによるスペシャルバージョンな『One Summer’s Day』。イントロからしばらくは久石さんのソロが続きますが、そこから三浦さんバンドネオンが入り、ピアノとバンドネオンが代わる代わる音色を紡いでいきます。中間部ではテレビ放送内で披露された「ラミレラーミレミ」というメロディがこちらでもしっかりと継承。

2番では久石さんは伴奏に徹し、三浦さんがソロのメロディを奏でていきました。終盤では再度久石さんによるアウトロのピアノソロ。最後はバンドネオンがスーッと息の長い音色とピアノが絡んでとても美しかったです。

 

Encore2『World Dreams』

WDOコンサートに来たら、この曲は絶対外せません。今回も最後のアンコールに披露。もう何回も何回もコンサートで聴いてきたのに、毎年変わる世の中の情勢に合わせて、この曲の聴こえ方もまったく変わってきます。

今年の演奏はより「世界の夢」を表現しているような感じがして、よりグッとくるものがありました。最後のチューブラーベルズの音が、より希望へ、平和へと歩みを照らす鐘の音に響いたように聴こえたのは私だけではないはずです。来年もこの曲が聴けますように。

 

 

演奏が終わると拍手喝采。その後の恒例の弦楽の皆様との腕合わせは、浜松公演では豊嶋さんと1st Vnの方のみで省略バージョンで終わりました。割と早めに楽団の皆様も退場しましたが、その後久石さんが再度豊嶋さんと三浦さんの三人で再登壇。

会場は一気に盛り上がり、スタンディングオベーションへ。ここのホールは4階席までありますが、すべて総立ちになるととても迫力がありました。お三方が深々と礼をしたのちに、ステージを後にしました。

大盛り上がりの浜松公演も無事に終了しました。

 

2022年8月1日 ふじか

 

曲ごとに丁寧でわかりやすい感想はすでに周知のとおりですね。WDO2022は初日から最終日に進むなかで修正が加えられている珍しいパターンです。ライブ配信では聴けなかった箇所があります。大きくは3つ、『My lost City』終曲のピアノからヴァイオリンへの変更、『Porco Rosso』終曲のピアノソロでのフィンガースナップ追加と、同曲アウトロでの弦楽追加です。そのあたりにも注目しながらもう一度読み返してみるとおもしろいですよ。

それから。

『漂流者』”その物語の主人公が鼻歌で歌っているような雰囲気”!なるほどとても新鮮でした。そんな発想のセンスなかったから、ぐっと物語が立ち上がってきますね。『アドリアの海へ』そうでしたね、テンポもゆっくりになって抑揚がついていましたし、後ろ髪をひかれるような、後ろにもたれかかった3拍子になっていました。軽快にワルツのリズムをキープしていた東京公演とは変わっていたと思います。カーテンコールの肘タッチはどの公演もコンマスとだけだったかもしれません。プログラム2時間いっぱいいっぱいでしたもんね。スタオベになる瞬間は肘タッチのときかご三人再登壇のときか、このあたりは総立ちタイミングが会場ごとに違ったかも。僕も肘タッチコーナーがつづくと思ってたから立ち上がるタイミング出遅れ組になってしまった。イヤホンうらやましいです。新しいオーディオ装置を買ったとき、初めての車を運転するとき、ここぞと選んでしまう曲のエピソードよくわかります。スマホを替えたときとかはもうそんな儀式的なことしなくなったけど。パーソナルなお返事のように書いてしまいました。みなさんもリプでどうぞ(笑)

 

 

静岡公演

 

 

こちらは、いつものコンサート・レポートをしています。

 

 

 

「行った人の数だけ、感想があり感動がある」

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みんなのコンサート・レポート、ぜひお楽しみください。

 

 

reverb.
コンサートレポートはいつでも大歓迎です!書いてみようかなと思ったらお待ちしています!

 

 

*「Overtone」は直接的には久石譲情報ではないけれど、《関連する・つながる》かもしれない、もっと広い範囲のお話をしたいと、別部屋で掲載しています。Overtone [back number] 

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