Info. 2022/11/15 舞台『千と千尋の神隠し』帝国劇場公演のネット配信が決定(SPICEより)

Posted on 2022/11/15

舞台『千と千尋の神隠し』帝国劇場公演のネット配信が決定 橋本環奈Ver.は初、上白石萌音Ver.は再編集版を初配信

東宝創立90周年の2022年3月に東京・帝国劇場にて幕を開け、大阪・福岡・北海道・名古屋と5大劇場計102回でいずれも即日完売を達成し、公演中の5月には、上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝くなど、観る者の心に残る舞台として歴史を刻んだ、舞台『千と千尋の神隠し』(原作:宮﨑駿 演出:ジョン・ケアード 製作:東宝)。この度、帝国劇場公演のインターネット配信(TVOD(レンタル型配信))が決定した。 “Info. 2022/11/15 舞台『千と千尋の神隠し』帝国劇場公演のネット配信が決定(SPICEより)” の続きを読む

Info. 2022/11/14 対談 西村朗×久石譲 日本を代表する作曲家の“いま”を聴く(ぶらあぼONLINEより)

Posted on 2022/11/14

対談 西村朗 × 久石譲
日本を代表する作曲家の“いま”を聴く

 全音楽譜出版社が主催する「四人組とその仲間たち」の第28回目のコンサートが12月に開催される。「四人組」は、池辺晋一郎、新実徳英、西村朗、金子仁美という日本を代表する作曲家たち。今回はゲストで久石譲が加わる。そこで、同公演に因んで行われた西村朗、久石譲両氏の対談の席上でお二人に話をうかがった。(対談の模様は記事下の動画をご覧ください) “Info. 2022/11/14 対談 西村朗×久石譲 日本を代表する作曲家の“いま”を聴く(ぶらあぼONLINEより)” の続きを読む

Info. 2022/11/12 「Honor of Kings」2022共創之夜 「久石譲:光之奇旅 (The Road to Glory) 」他 動画公開

Posted on 2022/11/12

2022年6月中国ゲーム「王者栄耀(おうじゃえいよう) Honor of Kings」、久石譲が主人公をテーマにした新曲「光之奇旅 (The Road to Glory)」を書き下ろしています。このたび中国で開催されたイベント「2022共創之夜」にてオーケストラパフォーマンスされました。同ゲーム音楽から3曲披露されたうちの1曲目になります。ぜひご覧ください。 “Info. 2022/11/12 「Honor of Kings」2022共創之夜 「久石譲:光之奇旅 (The Road to Glory) 」他 動画公開” の続きを読む

Info. 2022/11/12 久石譲の新作、ミニマル・ミュージックの癒し…「コロナ禍で痛んだ人々に届く音楽を」(読売新聞)

Posted on 2022/11/12

久石譲の新作、ミニマル・ミュージックの癒し…「コロナ禍で痛んだ人々に届く音楽を」

作曲家・指揮者の久石譲(71)が、自ら企画する現代音楽のシリーズ公演「ミュージック・フューチャー」で新作を披露した。同じく委嘱新作を手がけた米国の作曲家ニコ・ミューリー(41)と共に現代作品の楽しみ方について聞いた。(松本良一) “Info. 2022/11/12 久石譲の新作、ミニマル・ミュージックの癒し…「コロナ禍で痛んだ人々に届く音楽を」(読売新聞)” の続きを読む

Info. 2022/11/11 特別対談企画【久石譲×西村朗】第1回:作曲家の真意と現代音楽(全音楽譜出版社)動画公開

Posted on 2022/11/11

2022年12月9日開催「第28回 四人組とその仲間たち」コンサートです。今回のゲスト作曲家として久石譲出演予定です。その連動企画として貴重な作曲家対談が実現しています。ぜひご覧ください。 “Info. 2022/11/11 特別対談企画【久石譲×西村朗】第1回:作曲家の真意と現代音楽(全音楽譜出版社)動画公開” の続きを読む

Info. 2022/11/11 スタジオジブリ監修『ジブリパーク』プレイリスト Apple Music 独占公開

Posted on 2022/11/11

ユーミン、久石譲らの楽曲も紹介 スタジオジブリ監修のプレイリスト『ジブリパーク』をApple Musicが独占公開

Apple Musicが、スタジオジブリ監修(監修: 宮崎吾朗、構成: 岩崎太整)の2つのプレイリスト『ジブリパーク:行き』『ジブリパーク:帰り』を独占公開した。 “Info. 2022/11/11 スタジオジブリ監修『ジブリパーク』プレイリスト Apple Music 独占公開” の続きを読む

Overtone.第83回 「久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.9」コンサート・レポート by tendoさん

Posted on 2022/11/08

10月26,27日開催「久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.9」コンサートです。春の開催発表から7月には追加公演(10/26)決定、そして公演前日にライブ配信の発表、なんとも直前まで目が離せない。2日間を完売にできる現代音楽のコンサート。日本国内だけでなく世界各地からも視聴できるコンサート。シリーズを重ねるごとにリスナーの好奇心をつかみ、さらにその少し先をいってみせてくれるコンサートです。

今回ご紹介するのは、韓国からライブ・ストリーミング・レポートです。ライブ配信レポートの皆勤賞じゃないかな、忙しいときもあるでしょう、いつもありがとうございます。どうぞお楽しみください!

 

 

久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.9

[公演期間]  
2022/10/26,27 and 2022/11/05

[公演回数]
3公演
10/26,27 東京・紀尾井ホール
11/05 ニューヨーク・カーネギーホール(ザンケルホール)

[編成]
指揮:久石 譲
作曲・ピアノ:ニコ・ミューリー
ヴィオラ:ナディア・シロタ
室内楽:Music Future Band

[曲目]
久石譲:室内交響曲 for Electric Violin and Chamber Orchestra
ニコ・ミューリー:Selections from the Drones and Viola
久石譲:Viola Saga (世界初演)
ニコ・ミューリー:Roots, Pulses (世界初演)

 

 

久石譲のMUSIC FUTUREコンサートは、ミニマル曲をはじめとした様々な現代音楽を紹介するコンサートです。WDO、FOC、MFと久石譲の3大コンサートです。MFではWDO、FOCと同じく久石譲の新曲がよく初演されます。WDOからジブリアニメの交響組曲シリーズとしてアルバムが発売され、FOCでベートーベン、ブラームスの交響曲がアルバムとして発売されたように、MFでは久石譲 presents MUSIC FUTUREアルバムシリーズも一緒に進行しています。

今回も久石譲 presents MUSIC FUTURE VIが発売決定しました。

コンサート会場では先行発売になったそうですが、とても羨ましいです!今回のアルバムは異例に前回のコンサートの全曲が収録されました。韓国では海外配送なので、アルバムが届くのにも時間がかかる上、値段もはるかに高いんです。ファン層がさらに強くなって、韓国にたくさん輸入されたらいいですね。

 

今度のコンサートはNico Muhlyとヴィオラ奏者Nadia Shirotaを招待して共演します。それにニューヨーク公演も決まりました!これはデヴィット・ラングさんと一緒にしたMFコンサートのパターンと同じですね。

 

 

はじめに

実はMFコンサートの前に久石譲とテリー・ライリーの合同公演が予定されていました。公演直前に久石譲の体調の問題で公演が中止になったのですが、それから時間があまり経っていないMFコンサートなので心配でした。しかもストリーミングは以前と違って数日前まで告知されなかったので自暴自棄していたのですが。予期せぬストリーミングのニュースが聞こえてきました。 聴くことができて本当に良かったです!

今回のコンサートは、いつもと違って長さの長い数曲で選曲されました。インターミッションの前に久石譲とニコ・ミューリーの1曲ずつ、そしてインターミッションの後に久石譲とニコ・ミューリーの世界初演曲1曲ずつですね。プログラムも事前に公開されましたが、今回は予習せずにコンサートを聴いてみました。

 

 

Joe Hisaishi:Chamber Symphony for Electric Violin and Chamber Orchestra

Chamber SymphonyはMFvol.2で演奏され、Joe Hisaishi Presents Music Future 2015のアルバムにも収録されたことがある曲です。

 

vol.1でエレクトリック・ヴァイオリンでニコ・ミューリー作品を演奏する様子

 

この曲の最大の特徴はエレクトリック・ヴァイオリンがメインになるということですが、実はMFvol.1で演奏されたニコ・ミューリーの作品から、自身もエレクトリック・ヴァイオリンで曲を書くのはどうかというアイデアを得て書いた曲です。ニコ・ミューリーとのコラボ公演にふさわしい選曲といえます。

さらに、久石譲さんの公式チャンネルに8分間抜粋で数シーンを選んで演奏される様子が公開されましたが、全曲が演奏される場面を見るのは初めてです。

 

vol.2での演奏シーン

 

過去に演奏された姿と比べると、今はみんな立って演奏するなど、舞台セッティングの変化も目立つのですね。

 

 

ステージを始める前に、エレクトリック・ヴァイオリンをアンプにつなぐシーンも見られました。特に前にあるペダルを使ってループステーションを利用するシーンがありますが、アルバムで聴くのとは違った発見でした。アルバムで聴くときは、何が起こっているのかよく分からないのです。

第3楽章はBorderの第3楽章の原曲になる曲なのでお互いによく似ています。お互いに比べて聴く楽しさがありました。

最後に、サックスの組み合わせが目立ちました。かつては日本武道館コンサートにもサックスが登場するなど、よく登場する楽器でしたが、最近は何らかの理由でサックスをあまり編成していません。 サックスを演奏される方はいつも同じ方のようです!

 

 

Nico Muhly:Selections from the Drones and Viola

 

ニコ・ミューリーが奏でるピアノと、ナディア・シロタさんが奏でるヴィオラによる作品です。今回のコンサートは特に予習していなかったので初めて聴く曲でした。舞台を始める前に携帯電話をつなげて神秘的な雰囲気の音源を再生しながら始まるんですね。

作曲家はやっぱりピアノが上手ですね!ピアノは和音を連打する姿を見せてくれますが、タイトルにある「ドローン」の感じを生かしたのではないかと思います。

時には静寂としたり緊張感がある部分もありますが、全体的にリラックスして静かな感じの曲でした。vol.8で演奏されたアルヴォ・ペルトのFratres for Violin and Pianoという作品も思い浮かびました。MFコンサートは久石譲だけでなく、現代の各作曲家の個性をよく知ることができるコンサートのようです。

 

 

Joe Hisaishi:Viola Saga

 

この曲は、ナディア・シロタさんの演奏を想定して作曲されたヴィオラ協奏曲です。すでに2年前に演奏予定だった曲ですが、COVID-19によってキャンセルされ、ようやく世の中に現れた曲···ということですが、意外に作曲完了の時点はすごく最近だったそうですね。

とにかく、このコンサートが終わり、私が恋に落ちた曲です!

第1楽章はまるでいろんな場面とストーリーがある曲のようです。そういう面で二ノ国の感じもしたし、vol.8で演奏されたMurder Ballades for Chamber Ensemble(ブライス・デスナー)の感じもしました。雰囲気が何度も変わりますが、ボンゴが加わって軽快になる短い瞬間も印象深かったです。途中でジャーン、ジャーン、ジャーン!とポイントを与えたりもしたのですが、結局ジャーン、ジャーン、ジャーン!で締めくくられます。面白い曲でした。

第2楽章は真剣な曲でした。感情を起こす曲です。全体的に静かな感じでもあり、オーケストラはおおむね静かにヴィオラの演奏を支えてくれる程度でした。ヴィオラは演奏を通して休んでおらず、同様のフレーズを繰り返し演奏します。そういう面で典型的なミニマル曲のようですが、ずっと少しずつ静かに変奏しながら感情を引き出します。

そしてインスタグラムでちょっと出た部分で泣きました。思わず涙がこぼれました。どんな感情だったんでしょうかね。まだ説明されません。たぶん曲がとても美しいという感じたようです。私の他の感情も刺激したのかもしれません。本当に魅力的な曲です。演奏時間が本当に短く感じました。

 

 

Nico Muhly:Roots, Pulses

 

MFの委嘱作品であり、世界初演となるニコ・ミューリーの作品です。しかもニコ・ミューリー本人による指揮です。ピアノ演奏に続いて指揮だなんて。ニコ・ミューリーも久石譲も万能音楽家として通じる面があるようです。

この曲はすごい夢幻的な雰囲気です。神秘的な感じもしました。よくわからないけれど、聴きながら音楽的想像力がすごいと感じました。とてもオーケストラが出す音のようには思えないほどでした。

 

 

特にトランペットの演奏も印象的でした!

現代音楽の魅力をたっぷり感じることができました。久石譲とニコ・ミューリー、二人の作曲家のそれぞれの魅力もわかった気がします。久石譲とニコ・ミューリーの世界初演曲を同時に聴けるものすごいコンサートだ。まだ信じられません。

 

 

おわりに

久石譲のスニーカー姿での公演は初めて見るようです。どうぞ末永くお元気でいらっしゃるといいですね。インスタグラムを見ると、テリー・ライリーもMFコンサートの楽屋に寄って久石譲さんと会っていました。テリー・ライリーはMFコンサートも聴いたんじゃないかな?Viola Sagaをどう聴いたんだろう。MFに少し関心ができただろうか。いつかテリー・ライリーのMF委嘱作品とともに合同公演を実現できるのではないでしょうか。想像するだけでもワクワクします。

 

2022年11月7日 tendo

 

出典:TENDOWORK|久石譲 presents MUSIC FUTURE Vol.9 콘서트 리뷰
https://tendowork.tistory.com/91

 

そうか、久石譲:室内交響曲がフルサイズで映像になるのは初めてでしたね。ルーパーを駆使する様子がよく見れてCDだけで聴くよりも楽しくわかりやすかったですね。Viola Sagaはほんと感動ものでしたね!同じタイミングで一緒に聴けてよかったです。ライブ配信がないと、コンサートに行った熱い感動をつらつら書いてもなあ…温度差ハンパないしなあ…と思うこと近頃あったので、こうやって同じタイミングで感想を言いあったりSNSだったり共感できるのは、ほんとうれしいです。簡単なことじゃないですねこういうシチュエーションが提供されてるのって。CDになった1年後に初めて共感できるのとは…えらい違いです…未知との遭遇は冷めちゃってますから。ほんとライブ配信ありがとうございます!!

 

tendo(テンドウ)さんのサイト「TENDOWORKS」には久石譲カテゴリーがあります。そこに、直近の久石譲CD作品・ライブ配信・公式チャンネル特別配信をレビューしたものがたくさんあります。ぜひご覧ください。

https://tendowork.tistory.com/category/JoeHisaishi/page=1

 

 

こちらは、いつものコンサート・レポートをしています。

 

 

 

「行った人の数だけ、感想があり感動がある」

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みんなのコンサート・レポート、ぜひお楽しみください。

 

 

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以前に、久石譲オフィシャルYouTubeより14日公演(東京)の同作品が特別配信されています。今回は、16日公演(長野)のコンサート映像になります。 “Info. 2022/11/04 久石譲「2 Dances for Orchestra」FOC Vol.5(長野公演)より 動画配信” の続きを読む